花粉症です。ひどいです。
くしゃみは止まらないし目はかゆいし、なんとなく、タリオンだけではどーにもならんよーな鼻タレ(っぱなし)になっているので、ま、基本的にはタリオンをもらいに、他に何を組み合わせようかと考えながら、医者様に行ってきたぞ。
2005年春ほどではないけれど、今年も花粉がいっぱい飛んでおる。テレビだと、今年は花粉があんまり多くないような感じのことを言っていますが、残念ながら、んなこたぁない。たしかに去年は特に花粉飛散量の多い年でした。それに比べりゃ2006年はちょろいもんずら。でも、少ないかというと、"普通"から"やや多い"に相当する飛散量になるそうっすよ。現に、2005年2月と2006年2月、2月同士で比較すれば、今年の方が多かったんだってよー(泣)。今年は花粉が飛び始める時期が遅かったのに、このありさま。
去年は、2月より3月、4月の方が花粉が多かった、つまり、だんだんと飛ぶ量が増えていったわけです。ほんで今年は、始まるのは遅かったけど2月にどっかーんと飛んで、3月や4月に向かって増えるわけではない、そーゆーこってすね。
せっかく早くからタリオンを飲んでここまできたんだ。今さら杉の木に負けてレミカットにしたくない。あれはさ、強力に効くんだけど、ハンパなく眠い。昔飲んで、ただものではない眠さに降参してしまったクスリである。
前はレミカットとバイナスの合わせ技でしのいでいたが、バイナスは"飲み続けて鼻詰まりを軽減するクスリ"なので、これまた今欲しいクスリではない。バイナスは、鼻が詰まって窒息しかけて目が覚める、ってゆー命がけの時に、時間をかけて呼吸を確保するまったく別のクスリなんである(笑)。
クラリチンも昔飲んだけど、タリオンと似たクスリだし、さるおには弱すぎて効かない。新しいクスリも出ていない。
どうしよう。
さるおが欲しいのは、ぶっちゃけ、頓服薬である。で、頓服薬といえば、やっぱりセレスタミンである。
セレスタミンは素晴らしいクスリです。よく効く。新しいものではなくて、一般的で、いろんなアレルギーに使われるクスリです。
ただ、副腎皮質ホルモン(ステロイド)が配合してあるクスリでね、いつまでもだらだらと思う存分飲んでいると副作用がある。だるくなったりふらふらしたり、イライラしたり、あと、高コレステロールとか、太っちゃったり、むくんだりね。重い副作用だと、うつ状態、不眠、喉が渇く、肥満とか、骨がもろくなって足腰が痛いとか、胃潰瘍とか、とんでもないことになります。思う存分飲み続けて、副腎の働きが弱くなったころにセレスタミンを飲むのはもう止めようと思っても、頭痛や発熱、吐き気、脱力感、筋肉痛などなどおそろしいことになって、今度は止められなくなる。だから気をつけないといけないんでござるよ。
さるおはずいぶん昔、セレスタミンを飲んでいました。だらだらと長期にわたり思う存分飲んでいた。思いっきりドーピング(笑)。幸運なことに、哀しい気分にはならなかったし、胃も痛くなかった。今と変わらず元気で、飯は美味いしよく眠れたけどね、もしかしたら少しはイライラしていたかもしれないし、太っていたかもしれない(セレスタミンのせいかどうかあやしいもんですよ、今でも痩せてねーじゃねーか)。あぶないあぶない飲んでちゃだめだ、とは思ってた。なので、ある意味、さるおにとってな悪魔のクスリと紙一重の存在っす。
しかーし、これだけうだうだ考えていたわりに、2月で比較すると今年の方が花粉が多かったんだって聞いたらショックでね、瞬時にドーピングの決意をしましたよ。
「先生、頓服薬ってないのか?」
「さるお君の嫌いなセレスタミンしかないよ」
がんばっても飛んでるもんからは逃げられんし、頓服薬として飲ませていただきたい、(さるおにとっては)悪魔の薬セレスタミンを。
さるおがセレスタミンにどっぷりと使っていたときの"セレスタミンたれ流しクリニック"と違って、今さるおがかかっている先生は、さるおに何錠セレスタミンをくれたのかちゃんとおぼえていてくれるし(あたりまえ)、さるおも今は、花粉症の時期はタリオンで乗りきろうと決めているので、頓服薬としてしかセレスタミンは飲みません。これならだいじょーぶだ。
っちゅーわけで日々のタリオンに加え、セレスタミンも10錠だけ処方してもらいました。
目がかゆいのは、比較的気に入っているザジテン点眼薬でなんとかする。ちょっとしみるんだよね、痛くて気持ちいい(だいじょうぶか)からさ、かゆいの忘れるし。
心ゆくまでさるお、もんち!