2006年05月08日

Horcruxes(ホークラックス)を探せ!

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、Horcruxesを探してみます。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

反転色にしておきますが、『HBP』のネタばれな上に『HP7』大予想に直結する内容です。気をつけてね。

えーっとまず、探すも何も(笑)、『HBP』の中で校長がしゃべってるね。Horcruxesは何かっちゅー記事にも書きましたけど。
ヴォルディは、マジカルナンバーだと考えられる"7"つに、自らの魂を分割しようとした。自分を入れて7つだから、Horcruxesは6つっす。
トム・リドルの日記、マーヴォロの指輪。この二つは破壊済み。
残る4つのうち確実なのは、謎の人物R.A.B.の手に渡りその後行方不明な(12 Grimmauld Placeに"a heavy locket that none of them could open"があります)スリザリン(Slytherin)のロケット、ただひとつです。
あとは、ペンシーヴ(Pensieve)に保存された記憶から推理してたどりつくハッフルパフ(Hufflepuff)のカップと、ヴォルディのペットの蛇(ナギニちゃん←雌です、女のコ)。これは校長の推理です。
最後のひとつは不明。グリフィンドール(Gryffindor)レイヴンクロウ(Ravenclaw)の所持品だったモノじゃねーかと、これも校長の推理です。
ここまでが『HBP』です。ここから先を考えます。

賢者の石とホグワーツ創設者4人のダイナミクスに書いた通り、ハリポタワールドは、4人が象徴する4つの要素と中心に位置する永遠の城ホグワーツ、というダイナミクスの上に成り立っている。つまり、この4人の登場は無意味ではないはずだし、ホグワーツの歴史が度々説明されるのも無意味ではない。そう思います。
西の荒野から来たグリフィンドール、紋章は赤地に黄金のライオン。
北の峡谷から来たレイヴンクロウ、紋章は青地にブロンズの鷲。
南の広い谷から来たハッフルパフ、紋章は黄色地に黒いアナグマ。
東の湿原から来たスリザリン、紋章は緑地に銀色の蛇。
んで、グリフィンドールは火、レイブンクローは風、ハッフルパフは大地、スリザリンは水を、それぞれ象徴しています。

ここで、トレローニー先生(Sybill Patricia Trelawney)が予言のためにカードを使っていたことを思い出してみます。
あー、もちろん水晶玉も好きですね、彼女は。でも『HBP』最後のホグワーツでのバトル(の大悲劇)は、廊下を歩きながらカードを眺めてブツブツと(...the lightning-struck tower...Calamity. Disaster. Coming nearer all the time...)予言したんです。
よっしゃー、さるおもそのカードを使おう!
と思ったが、ぐわぁー、タロットなんて持ってない(笑)。
うっかり忘れてましたが、さるおね、タロットにまったく興味ないんだった。意味とかも何も知らないです。
が、見たことある気がします。塔があって、稲妻がビカビカッと描いてあって、人が落っこちてる、そーゆー"The Lightning-Struck Tower"の絵のカードがあったと思います。まさに『HBP』の衝撃のあのシーンです。で、トレローニー先生が見てたカードもそんな感じのやつじゃないかな、ということで、エセ占い師さるおのタロットワールドにようこそ(笑)。(できねーよ)

なんかね、タロットには火、風、地、水をそれぞれ象徴するものがあるみたいですね。
火を象徴するものは棒(wands)、風を象徴するものは剣(swords)、地を象徴するものは金貨(pentacles)、水を象徴するものは杯(cups)です。ええよ、ええ感じです。
しかーし。
!!!
ありゃー、おかしいずら!
書き直してみます。

[ハリポタでは]                  [タロットでは]
グリフィンドール(火)剣(ソーティングハット)   棒(wands)
レイヴンクロウ(風) ?              剣(swords)
ハッフルパフ(地)  カップ            金貨(pentacles)
スリザリン(水)   ロケット(マーヴォロの指輪) 杯(cups)

グリフィンドールの所持品は、帽子ではなくて剣ということでよさそうです。帽子は結局"4人の遺品"になったわけだから。でまぁ、帽子にしろ剣にしろ、校長室で安全に保管できていると校長が言うので、それ(Horcruxesではない)を信じることにしてよさそうです。
スリザリンの所持品については、"S"を蛇でかたどった装飾の銀のロケットなり、ヴォルディのじーさんの宝物の指輪を、"金貨(pentacles)"と読み替えてもいいかなってゆー感じがします。
しかしですよ、ハリポタとタロットでは象徴するものに食い違いがあんじゃねーかよ。まるで、カップルでとりかえっこしたみたい。

さて、とりあえずここまでに間違いがないとすると、Horcruxesにされた可能性のあるレイヴンクロウの所持品は"杖"だろうと予想できます。どこにあった杖かと言うと、オリバンダー杖店(Ollivander's)です。でないと、オリバンダーさんの失踪が説明できないから。
隠れてるのかな?拉致られたのかな?
何かありそうですが、これについては別途考えてみます。

トム・リドルの日記
マーヴォロの指輪
スリザリンのロケット
ハッフルパフのカップ
レイヴンクロウの杖
ナギニちゃん

これで6つ。数はそろいました。
ストーリーとしてはどうだろう。
16歳の時、マートルを(間接的に)殺害して日記に魂の一部を封じ込めて、その後おとうちゃんを含むマグルのリドル一家を皆殺しにして指輪をHorcruxにして、他にもいろいろ殺して、ロケット、カップ、杖に、次々と自分の魂を封入していった。あと1つで6つ目のHorcruxだ!ひゃっほーぅ!
手に入れてないのはグリフィンドールの物だけです。んじゃ、ゴドリックの谷(Godric's Hollow)に剣(sword)を盗りに行こうと、ポッター殺害のついでがあるし。用事2つ、いっぺんに片付くなー、いい天気だなー。というわけです。
ところが、おぎゃーおぎゃー言ってる赤ちゃんに予想外の返り討ち(涙)にあってヘロヘロんなってしまった。
しょーがねーなー、最後の1つはペットでいっかぁ〜。ということで庭師フランク・ブライス(Frank Bryce)(あるいはバーサ・ジョーキンズ(Bertha Jorkins))を殺害。ナギニちゃんに魂を封じ込めた。
まぁまぁなストーリーっすね。

ということで、当初の計画ではHorcruxesはこうなるはずでした。
自身を証明する"日記"、自身のルーツを証明する"マーヴォロの指輪"、そして、偉大な4人の所持品(ロケット、カップ、杖、剣)。グリフィンドールの遺品だけを取りこぼしたことになります。

あれれ?
ゴドリックの谷(Godric's Hollow)のポッター家に、グリフィンドールの剣があったことになります。
ポッター家の家宝がグリフィンドールの遺品?
でもハリーはグリフィンドール家の子孫ではない。Joがそう言っているし、たしかにハリーの髪は黒い(チョコレート・フロッグのおまけ(魔法使いカード)によれば、ゴドリック・グリフィンドールは赤毛、またはブロンド)です。
ではなぜポッター家にグリフィンドールの剣があったのか・・・。
気になるね、ハリーの両親が殺害された日、そこで何が起きたのか。
それから、グリフィンドールとレイヴンクロウが、ハッフルパフとスリザリンが、それぞれ持ち物交換してるのはなぜか?
今度は、このへんを考えつつ、『ハリポタ7 大予想』へとなだれ込んでみたいです。

ついでに、なぜダンブルドアが、生き物のナギニちゃんをHorcruxだと考えているのか。ナギニちゃんだと考える(もし当たってれば"衝撃の")理由を読み解いてみたいと思います。


心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 14:05| Comment(4) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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