2006年05月10日

DDは生きている!証拠2

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、死ぬな!という祈りを込めて、第6巻『HBP』の"あの事件"についてまたまた検証してみたいと思います。ということはこのエントリーはおもっきりネタばれてますけど、とにかく、『HBP』の解釈から『HP7』の大予想へとつながる、大事なとこっす。ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。記事は反転色にしてあります。
訳本は読まないので日本語訳がたまにヘンだと思いますが、それは許してください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

アルバス・ダンブルドアは言いました、ダーズリー(the Dursleys)一家に。
Until we meet again.(また今度会うまで)
アルバス・ダンブルドアは言いました、ハリーに。
for future reference its raspberry jam.(今後(The Imperius Curseがかかっていないことを確認する時)のためにおしえとくけど、私が好きなジャムはラズベリージャムだよ)
この言葉を読んだ以上、やっぱアルバス・ダンブルドアはただ死んだと思えんのです。
今回は、あの事件の直前に交わされた会話と、あの事件の直前に"起きなかったこと"を検証してみます。

"I can help you, Draco."
"No, you can't," said Malfoy, his wand shaking very badly indeed. "Nobody can. He told me to do it or he'd kill me. I've got no choice."
"He cannot kill you if you are already dead. Come over to the right side Draco, and we can hide you more completely than you can possibly imagine. What is more, I can send members of the Order to your mother tonight to hide her likewise. Nobody would be surprised that you had died in your attempt to kill me -- forgive me, but Lord Voldemort probably expects it. Nor would the Death Eaters be surprised that we had captured and killed your mother -- it is what they would do themselves, after all. Your father is safe at the moment in Azkaban...When the time comes we can protect him too. Come over to the right side, Draco...you are not a killer..." Malfoy stared at Dumbledore.

これが事件の直前にドラコちゃんと校長の間で交わされた会話です。(もし、ちょっと内容が違うと思う方がいらしたら、こちらをご覧ください)

[さるお訳]
校長「キミをたすけるよ。」
ドラコ「無理だもん、誰にもたすけらんないもん。やらなければ殺すって言われたんだ。しょーがないんだ。」
校長「もしキミがすでに死んでいたとしたら、彼だってまたキミを殺すことはできない。こちら(正しい側)に来なさい、ドラコ。キミが考えるよりはるかにうまくキミを隠して絶対に彼から守ってあげるから。騎士団のメンバーを今夜お母さんのところに行かせよう、彼女も守るんだ。キミが私を殺そうとして死んだとしても、誰も驚いたりしない。こう言ってはなんだが、ヴォルデモード卿だってきっとそう思っている。それに、私たちがキミのお母さんをつかまえて殺したとして、Death Eatersたちも驚きはしない。そうだろう?彼らはどうせ、最後にはキミたちを殺す気でいる。キミのお父さんは今アズカバンで安全だ。時がきたら、お父さんも守る。こちら(正しい側)に来なさい、ドラコ。キミは殺人者じゃない。」

さて、これはなんでしょーかね。
もしキミがすでに死んでいたとしたら?
キミが考えるよりはるかにうまくキミを隠して?
これはもしかして、こう書き換えていいのでは?「死んだフリしようぜ」と。つまり、死んだことにできる、見破られずに。その方法を私は知っていると、そーゆーことではないですか!
もしそうなら、ホグワーツの天文塔で、あるいは事前に準備して、その方法を自分に適用すれば"死んだフリ"ができるわけです。

次は、事件の直前に"起きなかったこと"です。
『CoS』を思い出してください。

As Harry trembled, ready to close his eyes if it turned, he saw what had distracted the snake. Fawkes was soaring around its head, and the basilisk was snapping furiously at him with fangs long and thin as sabers -- Fawkes dived. His long golden beak sunk out of sight and a sudden shower of dark blood spattered the floor.

強敵バジリスクにやっつけられそうになって絶体絶命のハリーを、Fawkes(ダンブルドアのペットの不死鳥)がたすけに来たぁーっ!

もうひとつ、今度は『OotP』ね。

... one more jet of green light had flown at Dumbledore from Voldemort's wand and the snake had struck -- Fawkes swooped down in front of Dumbledore, opened his beak wide, and swallowed the jet of green light whole. He burst into flame and fell to the floor, small, wrinkled and flightless.

ダンブルドアとヴォルディの直接対決のシーンです。ヴォルディの杖から緑色の光が放たれたとき、Fawkesがダンブルドアの前に飛んできて、なんとその光線ごと飲み込んだぁーっ!

そうだよ、ピンチになるとFawkesがたすけてくれるんだ。
ところが、自分の飼い主が塔の上で孤立無援、も奪われて完全に無防備になって敵に囲まれているときに、不死鳥よ、おまえはどこで何して遊んでたんだ。
思えば、焼け焦げたようなダンブルドアの右手だって、フォークスったら治してあげてないじゃないか!
これには理由があったはずです。たぶんに明らかに、ダンブルドアが「たすけなくてよろしい」と思ってて、Fawkesも「たすけなくていいや」ってわかってた、そーゆーことではないっすか。つまり、ダンブルドアは死なない(あるいは死ぬことに決まっている)ということがあらかじめわかっていたということです。

っちゅーわけで、だんだんと衝撃の大事件が芝居がかってきました。アルバス・ダンブルドアが生きている(願望)という、さらなる証拠は(まだあんのかよ)また今度書きます。
ダンブルドアを死んだように見せかけるために使えそうな"The Draught of Living Death"についても別に書いてみるね。


心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 02:10| Comment(16) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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