2006年05月29日

さるおのハリポタ辞典[魔法生物] Fawkes, the Phoenix

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、Fawkes, the Phoenix(不死鳥フォークス)を紹介します。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

【紹介】
アルバス・ダンブルドアのペットのフェニックスです。雄です。

fawks.jpg

ヴォルディのペット"ナギニちゃん"の対極にいる存在です。

【名前の意味】
由来はガイ・フォークス(Guy Fawkes)ではないかと考えられています。
で、こりゃ誰かというと、1605年にイングランドで発覚した火薬陰謀事件の実行責任者として知られる人物。まずいな、あんまりステキな名前じゃないや(笑)。
当時イングランドでは、国王ジェームズ1世の国教会優遇政策で、カトリック教徒が弾圧を受けていた。で、ジェームズ1世を爆殺しちゃえという計画を実行してしまう、ま、犯人です(笑)。
彼の手法の爆殺にちなんで、11月5日はガイ・フォークス・ナイト(Guy Fawkes Night)、別名Fireworks Night/Bonfire Nightと称して花火を打ち上げたりなんかするわけです。
花火、ファイヤーワークス(Fireworks)か、これなら燃焼日に燃え上がる不死鳥フォークスっぽくてステキです。
そうそう、ガイ・フォークスさんは赤毛です。ますますステキです。
ついでに、ガイ・フォークスさんは映画『V FOR VENDETTA/Vフォー・ヴェンデッタ』のモデルですね。

【特徴】
赤ちゃんのときは鶏のヒナのようで、大人になると白鳥ぐらいの大きさになる、深紅と黄金の羽を持つ美しい鳥です。いかなる理由であっても死ぬときは(老衰だろうが殺されようが)自然発火のように自ら炎に包まれ、すぐに灰から赤ちゃんとして再生する。
不死っすよ、不死!
ちなみに草食です。
飼いならすのが難しく、"ペット"としてのフェニックスは激レア中の激レア。この子と飼い主(アルバス・ダンブルドア)だけの、特別な絆があるんだろうな。

【功績】
ハリポタシリーズで彼が持てる力を存分に発揮したのはやはり『CoS』です。バジリスクとの対決を余儀なくされて圧倒されっぱなしのハリーのもとに、歌いながら突然現れ、バジリスクの目をつついてから剣を届け、涙でハリーの命を救い、みんな連れて地上に戻る。大活躍っすね。
(『OotP』のネタばれ→)『OotP』でナギニちゃんにやっつけられてアーサー・ウィーズリー(Arthur Weasley)が瀕死の重傷を負った直後は、憎たらしいドロレス・アンブリッジ(Dolores Umbridge)の見張り役をたのまれたり、ハウスエルフ以外は瞬間移動(Apparation)ができないようになっているホグワーツ城内でダンブルドアの逃走経路を確保、そしてクライマックスの魔法省内大バトルではなんとヴォルディのAK丸飲みという荒技でダンブルドアを救っている!まさに大活躍っす。

【特殊技能】
重い荷を運び、鳴き声(歌)は人々を慰め、その涙には癒しの強い力がある。
突然消えて、意のままに突然現れる。

【過去】
フォークスの尾羽から、2本の杖が作られています。
邪悪を祓う聖なる木ヒイラギの杖と、ヒイラギとは対をなす死と再生の象徴にして毒を持つイチイの杖
なぜ、2本の杖が作られたのか?なぜその2本の杖は、一方は神聖であり、もう一方は邪悪なのか?このへんも深そうです。で、これもまた『ハリポタ7 大予想』へとつながっていくわけです。

【その他】
(『HBP』のネタばれ→)ダンブルドアの死後、フォークスは美しすぎる哀しみの歌を歌ったあと、ホグワーツを去ります。さて、どこに行ったのか?『HP7』では、最後にこんな大活躍をするかもしれません。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:16| Comment(7) | TrackBack(1) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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