2006年08月11日

映画鑑賞感想文『エミリー・ローズ』

さるおです。
『THE EXORCISM OF EMILY ROSE/エミリー・ローズ』を観たよ。
監督は『HELLRAISER: INFERNO/ヘルレイザー -ゲート・オブ・インフェルノ-』『URBAN LEGENDS: FINAL CUT/ルール2』スコット・デリクソン(Scott Derrickson)。
出演は、敏腕弁護士エリン・ブルナー役にローラ・リニー(Laura Linney)、被告ムーア神父役にトム・ウィルキンソン(Tom Wilkinson)、検察側の弁護人イーサン・トマス役にキャンベル・スコット(Campbell Scott)。
そしてなんつっても見事な気狂いようでさるおをすっかり魅了したジェニファー・カーペンター(Jennifer Carpenter)、来たぁーっ!『D.E.B.S./恋のミニスカウェポン』とか『WHITE CHICKS/最凶女装計画』とか、がんばっても『Lethal Eviction/シャッフル』とか、未公開作品で遊んでる場合じゃねーぞ、おまえ。

実話がもとになった作品で、悪魔に取り憑かれた女子がね、悪魔祓いも失敗して死んじゃって、悪魔払いした神父が投薬やめろって言ったのが過失なんじゃないかって法廷に立たされる。で、神も悪魔も信じない敏腕弁護士の女子が弁護側になって悪魔の存在を証明していく。
見えないもの、証明できないもの、説明できないもの、それをリアリストの弁護士が法廷で証明するわけで、法廷ドラマっすね。で、最後には、悪魔ではなく神によるどんでん返しが待っている。
"教会側の思惑"なる企みをもっと大袈裟にしてもよかった気はしますが、まぁまぁおもしろいっすよ。

J.C..jpg

さるおはジェニファー・カーペンターの熱演にすっかり取り憑かれたんだYO!

心ゆくまでさるお、もんち!


posted by さるお at 08:11| Comment(4) | TrackBack(1) | 映画の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月10日

映画鑑賞感想文『悪魔の棲む家』

さるおです。
『THE AMITYVILLE HORROR/悪魔の棲む家』を観たよ。
スチュアート・ローゼンバーグ(Stuart Rosenberg)の1979年作品も観たけど、今回は2005年版です。
監督は『SEARCHING FOR THE WRONG-EYED JESUS/ロング・アイド・ジーザスを探して』のアンドリュー・ダグラス(Andrew Douglas)。製作は『THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE/テキサス・チェーンソー』のマイケル・ベイ(Michael Bay)。
出演は『BLADE: TRINITY/ブレイド3』のライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)、『MULHOLLAND DR./マルホランド・ドライブ』にちょっと出ているのメリッサ・ジョージ(Melissa George)、あんたの名前はスゴすぎるとついつい思ってしまう1989年生まれのジェシー・ジェームズ(Jesse James)、最近稼ぎまくりの1996年生まれジミー・ベネット(Jimmy Bennett)、オバケ役はイザベル・コナー(Isabel Conner)。そしてチラ出演でもものすごい怪演を見せる名優フィリップ・ベイカー・ホール(Philip Baker Hall)。

リメイク以外まるでできない最近のハリウッド、"こわい映画"の名作もじゃんじゃんリメイク中っすね(涙)。激しいずっこけっぷりがプンプン匂うので恐ろしさのあまり観に行けてない『THE OMEN/オーメン』ほどではないにしろ、今回の『悪魔の棲む家』もまぁ、なんつーか、えーっと、つまんなくはない(汗)。

太り過ぎで可愛いジェシーが、すごいモノを着ている。

kissT1.jpg

出たぁーっ!キツネT。なんじゃそりゃ。(号泣)
と思ったら、キツネじゃなかった。(安堵)

kissT2.jpg

キッスでした。(心拍上昇)
ジーンの舌、偽物だって。(心拍急上昇)
ぐわぁー、それ着たい。
とりあえず、さるおも悪魔に負けずに、売ってなかったら作ってでも、このTシャツを着たいなと思いますね。(不整脈)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 02:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月09日

『SAW III』2006年10月27日全米公開!プレーヤー2名は穴開けられて鎖でつながれてしまいましたが、そこから逃げても続きがあった!

さるおです。
今度はちゃんと(ちゃんとって何だ)鎖でつながれてるらしくて初心に戻った雰囲気だし、タイマーが"0"になる前に逃げないとゲームオーバーっちゅーことで、おめでたいかぎりです。よかった、本当によかった!
しかも鎖は、手錠とか足かせじゃなくて、ピアス形式。プレーヤーに穴開けちゃったぞ。よかった、本当によかった!母さん、やったよ!(さるお異常)

しかもジグソウさんが生きている(涙)。ものすごいギリギリっすけど、生きてます。こうなったら、死ぬなジグソウ!

今度のポスターはこれ。

saw3.jpg(クリックして拡大)

足1本ポスターの次は指2本、今度は歯3本。ス・テ・キ!(さるお異常)

愛弟子アマンダとともに姿を消したジグソウ。捜査が続く中、次のターゲット、リン・デンロン医師(Doctor Lynn Denlon(Bahar Soomekh))が拉致られる。
ある夜、シフトを終えたリンちゃんが病院から出て帰ろうとすると拉致られて、きったねー倉庫に連れて行かれて、ヨボヨボと死にそうんなってるジグソウ(Tobin Bell)に会います。リンちゃんはそこで、「ジェフ(Jeff (Angus Macfayden))も拉致ってゲームやる予定なんだから、それまでおまえはこの狂った男を生かしておかなければならん。むっはっはー」と言われる。ほんでまぁ、リンちゃんはジグソウの治療(延命)をしながら、ジェフくんも連れてこられて、体中穴ぼこ開けられて鎖でつながれちゃった。しょーがないから体をぶちぶち引きちぎりつつ、タイマーはカチカチと"0"に向かってて、最後の鎖は唇だけだけど間に合うか!しかーし、二人は気づいていなかった、二人を巻き込む、もっとはるかに恐ろしいゲームのプランが進行していることを・・・。
というような話らしい。

鎖につながれたプレーヤー2名。血を流さないと鎖から逃げられない。ほんと、1作目『SAW』のようだ!よかった、本当によかった!父さん、やったよ!
しかもその"小ゲーム"後に"大ゲーム"が待っているなんて、ス・テ・キ!(さるお異常)
『SAW』の純粋なパワーアップ作品のようで、楽しみっす。

インタビューとかはこちら。
http://movies.about.com/od/saw3/a/saw3db072306.htm
あらすじ風のものはこちら。
http://www.upcominghorrormovies.com/movies/saw3.php

監督は前作に引き続きダーレン・リン・バウズマン(Darren Lynn Bousma)。原案と脚本はジェームズ・ワン(James Wan)とリー・ワネル(Leigh Whannell)です。

『SAW III』オフィシャルサイト(英語)はこちらだぞー。
http://www.saw3.com/

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posted by さるお at 18:02| Comment(6) | TrackBack(1) | SAWについての情報あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月08日

06-07バルサのよい子のみんな!この背番号でがんばって今季はまさかの6冠よろしくお願いします

さるおです。
06-07バルサのよい子たち、背番号が決まりましたね。
グッディさんはヘンケの7番、チュラムはルイス・エンリケ以来の21番、ザンブロッタはマクシ・ロペスの11番。エスケーロは14番からガブリちゃんの18番へ。心配なうさこちゃん(ハビエル・サビオラ)は22番。
詳しくはこちらをご覧ください。

1. VALDE´S
2. BELLETTI
3. MOTTA
4. MA´RQUEZ
5. PUYOL
6. XAVI
7. GUDJOHNSEN
8. GIULY
9. ETO'O
10. RONALDINHO
11. ZAMBROTTA
12. GIO VAN BRONCKHORST
15. EDMI´LSON
16. SYLVINHO
17. VAN BOMMEL
18. EZQUERRO
19. MESSI
20. DECO
21. THURAM
22. SAVIOLA
23. OLEGUER
24. INIESTA
25. JORQUERA
28. RUBEN

ヘンケの7番はまぁグッディにふんばっていただくのでええとして、ルイス・エンリケ以来の21番もいつか誰かが使うのはしかたないとしてチュラムならええかなぁと思うのですが、11番がなんだかせつない。ザンブロッタさんに文句はねーずら。ただ、マクシにはいずれ帰ってきてほしいなと心から思うわけで、今季のさるおはマジョルカを死に物狂いで応援してしまうんでしょうか。とにかく元気でがんばってください。
いつものことですけど、移籍マーケットはせつないっす。
うさこちゃん、ライカーは使う気ないだろうしな、今チームにおるのは暫定的なんだろうしな、つくづく心配です。
ジオバンニ・ドス・サントスくんは元気に凱旋してがんばってるようで頼もしい限りっすね。
で、エスケーロはなんで18番に変えるのかな。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 09:31| Comment(6) | TrackBack(6) | FCバルセロナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月07日

偉大なあの人の死亡確認(涙) & シリーズ第5弾でハリーさんとダドリーさんがプリベット通りを走っている

さるおです。
(『HBP』のネタばれ→)Joが、断言しちゃいました。あの偉大な方は死んじまったと。さようなら、おじいさーん!(泣きながら)
詳細はこちらです。
(You shouldn't expect Dumbledore to pull a Gandalf. I need to be more explicit: Dumbledore is definitely dead. I know there's an entire site out there called DumbledoreIsNotDead.com, and I'm sorry they're not going to like this answer.)


で、上記のサイトはhttp://www.beyondhogwarts.com/に変わったYO!

もういいです。いいもん。いいもん、それでも。(拗ねてるのか)
そんなことより、こっちが気になるもん。
She also suggested there were to be plot twists in book 7 that she didn't think anyone has already or could possibly guess about.
(『HP7』には、まだ誰も気づいてないだろうし、予測できないような意外な進展(twists)がある)
意外な進展ですか、サプライズですか、すごい秘密がこれから暴れるんですか。ちくしょう。スーパー・ポッタリアンさるおが先に暴いてやる。ふんがー。(そんなにムキにならなくても)

ところで、ハリーさんとダドリーさんがプリベット通りらしきセット(ほんとかよ)を走ってます。
映画『OotP』が順調みたいっす。詳細はこちら、写真集はこちらこちらです。ここにもあるよ。

この青い謎のプリンスも2008年11月28日に公開されるっぽいです。

青い顔.jpg

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 21:32| Comment(9) | TrackBack(0) | 心ゆくまでさるお | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月06日

さるおのハリポタ辞典[人物] レグルス(レギュラス)・ブラックとブラック家の人々

さるおです。
シリウス・ブラック(Sirius Black)のことは昨日すでに書いたけどね、スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、ブラック家の人々(特にシリウスの弟さん)についてもう1度考えてみます。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
まるでわからない人のことですが、基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

ブラック家の紋章は黒い猟犬。
ブラック邸のドアノッカーは蛇。
グリフィンドール家の象徴はライオン・赤
スリザリン家の象徴は蛇・水。
これらのことを踏まえてブラック家を眺めると、なんだか奇妙な感じがします。特に気になるのはこの4人の名前の意味。前の記事で書かなかったことがいくつかあります。

【シリウス・ブラック】
オリオンの猟犬。ブラック家の家紋は黒い猟犬で、シリウスそのもののようです。
夜空全天でもっとも明るく輝く炎(burning)の人シリウス。黒い羊の群に生まれた、1匹の白い羊。
この"犬の星(dog's star)"、エジプトではバジリスクの卵を抱いて孵す星なんだそうである。バジリスク?蛇じゃねーか!
もちろん諸説あるバジリスクの生まれ方のうちのひとつにすぎないんだけど、なんとなく因縁めいた雰囲気があるなぁ。

【レグルス・ブラック(Regulus Black)】
1961年生まれで、ホグワーツ在学中の16歳でデスイーターとなり、19歳でデスイーター(ヴォルディの可能性も有り)に殺害されたとされるシリウスの弟。
レグルスは獅子座の心臓と呼ばれる赤い星。
ラテン語では"小さな"の意味で、なんとバジリスクのラテン名。
!!!
バジリスクまた出たぁーっ!レグルスがバジリスクで、レグルスを孵化させるのがシリウス?
だけど獅子はグリフィンドールの象徴だし、赤い色もグリフィンドールの象徴。
すごくグリフィンドール的にも見えるこの弟さん、ブラック家の伝統通り、ホグワーツ時代はスリザリン寮に入って16歳でデスイーターになっちゃう。
ハリーがグリフィンドールとスリザリン両方の資質を持っているのと、なんだか似ています。レグルスの場合はとりあえず名前が、ライオンにも蛇にも通じている。内面がどうだったのかはまだわかりませんが、グリフィンドールの赤とスリザリンの緑、両方を混ぜると黒(black)です
"獅子座"の他にもうひとつ手がかりがあります。Marcus Atilius Regulus、ローマの有名な殉教者です。彼の物語の1場面、ローマのために遅効性の毒を飲んだはずがじつは嘘だったというくだりがある。ありゃりゃりゃ?
!!!
やっぱりアレかな。R.A.B.かな。思いっきり深入りしておいてからなぜか命を懸けて反撃に転じたR.A.B.、洞窟内で彼は毒を飲まずに目的を達した?そしてその後殉教者として死んだ?
しかも、レグルスは堕落した天使(a fallen angel)の名前でもあります。
かなーり意味深な名前です。"小さな王"なのか、堕ちた天使なのか、それともほんとは獅子の心臓なのかな。
Joはこう言ってます。
"Regulus got in a little too deep. Like Draco, he was attracted to it. But the reality of what it meant was way too much to handle,"
(レグルスは深入りしすぎた。ドラコみたいにはりきってがんばった。でも手に負えるようなことじゃなかった。)

【アルファード・ブラック(Alphard Black)】
母方のおじアルファードはうみへび座の心臓。意味は、孤独なる者。
蛇型ドアノッカーの家の蛇(海蛇で9つ頭のヒドラだけど)の心臓が、"blood traitors"の1人だなんてちょっと意外ですが、家系図から削除されるほどの異端という意味で、アンドロメダやシリウス同様、孤独なる者です。つまりこの人はいい人。シリウスにお金をくれてね、家から出て行ってもいいよって言ってくれた。
もしレグルスがアルファードをミドルネームにもらったのなら、レグルスは獅子的な気がするし、アルファードのおかげで目が覚めてあのメモを遺すに至ったのかもしれません。

【ナルシッサ・マルフォイ(Narcissa (nee Black) Malfoy)】
あれ?この人の名前は星の名前じゃないぞ
ギリシャ神話の"ナルキッソス"からとったナルシッサ(Narcissa (nee Black) Malfoy)。そしてもちろん花の名前です。クチベニズイセン、またの名を雪中花。花言葉は自己愛、自尊、神秘。つまりナルシズムです。
花の名前はエヴァンス(Evans)家の姉妹リリーペチュニアなはずなのに。なんかおかしいぞ。

【R.A.B.】
R.A.B.のエントリーに書いたように、もしレグルスがR.A.B.ならば、フルネームは本当にレグルス・アルファード・ブラック(Regulus Alphard Black)だったのか。
もう1度この家系図をよく読んでみます。すると、アルクトゥルス(Arcturus Black)さんが2回登場してます。これはうしかい座の星の名前で、アルクトウロス(ギリシャ語)のラテン読みです。意味は"熊の番人"で、北斗七星(大熊座のしっぽ)のそばに見えるから。
ギリシャでは、アルクトウロスが明け方に昇る時期に地中海が荒れて多くの船乗りが死んだ。だから海で死んだ人々の墓石には"Arcturus"と刻まれているというのである。
海で死んだ?
!!!
スリザリンの象徴は蛇と水。うーん、レグルスのフルネームはレグルス・アルクトゥルス・ブラック(Regulus Arcturus Black)かもしれません。
とにかくレグルスがR.A.B.だとして、ロケットを取りに洞窟に入ったとして、彼は毒を飲まずに目的を達したとして・・・いったい洞窟内で何があったのか。
ダンブルドアは言ってました、1人じゃ無理だと。でもあのボートに2人は乗れない。魔力として、成人2人分が乗らないわけです。
とすると、ハウスエルフのクリーチャー(Kreacher)だ!毒を飲んだ(レグルスが自分の代わりに飲ませた)のもクリーチャー?それでオカシクなっちゃったのかな。

クリーチャーについてもちゃんと考えないといかんですね。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 05:35| Comment(16) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月05日

さるおのハリポタ辞典[人物] シリウス・ブラック

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、登場人物を紹介します。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

【人物紹介】
シリウス・ブラック(Sirius Black)はハリーのゴッドファーザー。
ホグワーツ時代はジェイムズ・ポッター(James Potter)レムス・ルーピン(Remus Lupin)とピーター・ペティグリュー(Peter Pettigrew)の大親友。セヴルス・スネイプとは(オトナになっても)犬猿の仲。
友達のため正義のため、あらゆるリスクをその肩に背負い、自分の命を懸けてでも大切なものを守るろうと、無謀なほどに戦う孤独なシリウスは、ダンブルドアやハリーよりかっこええ登場人物かもしれません。シリウスの孤立無援で悲壮な生き様には泣けます。
ピーター・ペティグリューの裏切りのせいで大量殺戮の犯人としてアズカバン刑務所の囚人となり、12年後に大脱走。不死鳥の騎士団(Order of the Phoenix)のメンバーです。

【名前の意味】
シリウス(Sirius)は全天でもっとも明るく輝くおおいぬ座の星。語源はギリシャ語のセイリオスで、"burning"という意味。
ブラック(Black)はもちろん""です。つまり黒いおおいぬ。
黒い家系に生まれた、明るく輝く1つの星。黒い羊(black sheep)の群に生まれた、1匹の白い羊(white sheep)。
"burning"か。黒いおおいぬに姿を変え、勇敢で正義溢れる友情篤いこの戦うグリフィンドール生の、気持ちの強さにぴったりの命名です。
そしてもちろんブラックは、彼の悲劇的な運命そのものの色ですねー。
ニックネームはパッドフット(Padfoot)。
逃亡中のコードネームはスナッフルズ(Snuffles)。
ちなみに"シリウス"さんは、このシリウスの3世代前にもいますね。

【特徴】
黒い髪にグレーの瞳。学生時代は超ハンサムな悪い子でした。
長い刑務所生活のせいで、痩せてます。ということは、疲れてなければオトナになってもハンサムです。
ヴォルデモート卿(Lord Voldemort)を名前で呼ぶことを怖れていない!

【杖】
不明

【パトロナス(守護)】
不明

【好きなもの/趣味】
不明

【こわいもの(ボガートが姿を変えるもの)】
不明

【持ち物】
空飛ぶモーターバイク(ハグリッド使用後は行方不明)
会いたい時はこれを使えとハリーに遺した鏡(two-way mirror)
どんな鍵でも開けることができるナイフ(魔法省ではうまくいきませんでしたが)
ハウスエルフのクリーチャー(Kreacher)とブラック邸
(『HBP』のネタばれ→)全ての遺産が、シリウスの遺志により死後ハリーに相続される。
バックビーク(Buckbeak, a hippogriff)は後に名前をウィザーウィングス(Witherwings)に変え、オーナーはハリーだけどハグリッドにあずけられる。

【功績】
Prongs(James Potter, a stag)、Moony(Remus Lupin, a werewolf)、Wormtail(Peter Pettigrew, a rat)らと、いたずら(mischief-making)の最高傑作"The Marauder's Map"を作製。

【特殊技能】
未登録アニメーガス(Animagus)で、大きな黒い犬になれる。

【家族/血筋】
スリザリン家同様、極端な純血思想を代々貫く、最も高貴で最もダークで最も歴史ある由緒正しい純血の家系(The Noble and Most Ancient House of Black)、ブラック(Black)家の最後のひとり。もちろん純血。家訓は"Toujours pur (always pure)".
パパのオリオン(Orion)とママWalburga(ワルプルギュス(Walpurgis)の騎士にちなんだ名前でWalpurgis Night(5月1日)は魔女のお祭り)ははとこ同士なので、両親ふたりともブラック家の出です。おおいぬ座はオリオンの猟犬だからね、親ばっかり威張ってる感じはしますが、すごく親子らしい名前です。
弟さんはレグルス(またはレギュラス)・ブラック(Regulus Black)で、レグルスは獅子座の心臓と呼ばれる赤い星。意味は"小さな王"です。
ブラック家の伝統で、ほとんどのみなさんのファーストネームは星の名前。
シリウスには母方におじが2人(アルファード(Alphard Black)うみへび座の心臓にあたる星/キグヌスまたはシグナス(Cygnus Black)は白鳥座)、父方にはおば(ルクレティアまたはルクリーシア(Lucretia (nee Black) Prewett)は天文学者William Herschelの妹の名で小惑星にその名がつけられた)がいます。
そして年上のいとこが3人。"Warrior"の意をもつオリオン座のベラ(Bellatrix (nee Black) Lestrange)、"女王"の意をもつアンドロメダ(Andromeda)(=ニンファドーラ(Nymphadora Tonks)のママ)、ギリシャ神話の"ナルキッソス"からとったナルシッサ(Narcissa (nee Black) Malfoy)。
純血至上主義に背き、家族内で近年異端扱いされたのは、シリウス、アンドロメダ、アルファードの3名。"blood traitors"として家系図から抹消されている。
シリウスの大伯母ドレア(Dorea Black)はポッター家に嫁いでます。父方のおばルクレティアもプルウェット家に嫁いだということは、モリー・ウィーズリー(Molly (nee Prewett) Weasley)の実家に嫁入りだな。
ブラック家の紋章は黒い猟犬。
そしてブラック邸の玄関のドアノッカーは蛇(the black painted door with a serpent knocker that's shabby and scratched with no keyhole nor letterbox)。

【経歴/これまでの人生】
1958年生まれで、ジェームズ・ポッター、リマス・ルーピン、ピーター・ペティグリューの同級生。代々のブラック家の人々が学生時代はホグワーツのスリザリン寮に所属してきたのに対し、シリウスはグリフィンドール生となる。
4人の仲間"the Marauders"を何よりも大切に思うシリウスは、親友レムス・ルーピンがwerewolfだとわかると自分も練習してアニメーガス(Animagus)になりました。ジェイムズ・ポッターといつも一緒で、まるでフレッド&ジョージのようないたずら常習犯。すごくかっこよくてすごく賢くて、大胆で無鉄砲で大ばか者の不良、校内の人気者でした。セヴルス・スネイプが大嫌いなのもジェイムズと一緒で、5年生のときにはふたりして、セヴルス少年を逆さ吊りにしたりしていじめてます。でもまぁシリウスに言わせると、セヴルス少年は"innocent victim"ではなくて、ダーク・アーツが趣味の嫌なヤツだと、そーゆーこってす。
16歳になると純血至上主義の親と大ゲンカ、家出して家系図からも消されてしまった。夏休みには帰る場所がないのでポッター家で面倒みてもらってます。そんなシリウスがかわいそうでアルファードおじさんが莫大な遺産を彼に遺します。
卒業後まもなくジェイムズとリリーが結婚するときには花婿付添人となり、その後生まれるハリーのゴッドファーザーになる。
シリウスは卒業と同時に不死鳥の騎士団の先鋒メンバーになります。熱血っすね。
シリウスを除くブラック家のみなさんはヴォルディの"浄化"(魔法界から純血以外を抹殺する)に大賛成で、弟のレグルスもデス・イーターになります。
ポッター一家がヴォルディから逃れて隠遁生活に入ろうとしたときは、シリウスがシークレット・キーパーになるはずでしたが、明らかにヴォルディに対抗していて狙われやすい自分より地味な子がいいだろうと、なんと土壇場になってシリウス自身がピーター・ペティグリューを代わりに推薦。ところが、あっという間にピーターが裏切り、ポッター一家をヴォルディに売っちゃった。裏切り者ピーターは、怒って追ってくるシリウスと対峙すると、なんと12人のマグルを爆殺、自分の指1本だけを残して逃げちゃったぞ。その場でびっくらこけていたシリウスは大量殺戮の罪を着せられ、裁判もなく問答無用で刑務所送り。22歳です。
12年後、裏切り者ピーター・ペティグリューの生存を知ったシリウスは、リベンジを誓い悲壮な覚悟で脱獄を決行。痩せ細った犬の姿でディメンターをすり抜け、たったひとり、ボロボロになりながら走り続けたのであーる。(不落のアズカバン刑務所がついに破られた!つっても本当は、ジュニア(Barty Crouch, Jr.)が初の脱獄囚ですが。)
で、逃げるシリウスは『PoA』のなんだかんだを経て、バックビーク(Buckbeak, a hippogriff)とともにヨーロッパ各地を転々としつつ、容疑の晴れないまま不死鳥の騎士団にカムバック。戦いたいのに幽閉されて、フラストレーション溜めまくりです。
ゴッドサンのハリーと会い、休息の無いシリウスの人生が少しずつ癒されていきます。ハリーとの関係は、父と子のようであり、兄弟のよう。何としてもハリーを守りたい一心で、自分の命がどれほどの危険にさらされようとおかまいなしに、ハリーのもとへ駆けつける。
ついに戦う日がくるのは『OotP』。(『OotP』のネタばれ→)魔法省内でシリウスがヴォルディに拷問されていると思ったハリーが駆けつけ、じつはそれはヴォルディの罠で、シリウスもダンブルドアも駆けつけ、ヴォルディとその仲間達もやってきていて一大バトル勃発。いとこのベラ(Bellatrix Lestrange)に攻撃され、The Death Chamber内の、死を見た者には死者のささやき声が聞こえるというa veiled archwayの中に落ちていきました。そこは、that separates between the world of the living and that of the dead.つまり生と死の狭間の"奈落"で、それはterrible than deathな"死"なわけです。1996年6月、帰らぬ人となり、容疑が晴れるのは死亡後のことです。かわいそうだ。

【その他】
セリフによるハリポタ初登場は『PS』のオープニングで、ハリーをレスキューしたハグリッドがflying motorcycleを借りた相手がシリウスでした。

Joによれば、(『OotP』のネタばれ→)ベールを墜ちていったシリウスは"死んでいる"。しかーし、シリウスは生前、「自分が必要になったらこの鏡を使え」というメモとともに、不思議な鏡をハリーに残しています。ハリーは『HP7』でシリウスに会えるのかな?
Joはこう言ってます。
"The mirror might not have helped as much as you think, but on the other hand, will help more than you think. You’ll have to read the final book[s] to understand that!"
(あの鏡はみんなが思ってるほどには使えない。でも別の見方をすると、みんなが思ってる以上の力がある。ま、続き読んでよ)
そしてこうも言ってます。
"I didn't want to do it, but there was a reason."
(シリウスが死んだのには理由がある)
気になるね。


さて、ブラック家の人々のことはもう少し考えてみる必要がありそうです。とりあえず、ブラック家の家系図がこちらにあるので、ご覧ください。
こっちのがおもしろいかな。
http://www.mugglenet.com/viewer/?image_location=jkrtelegraph/telegraph_jkrbookaidclose.jpg

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2006年08月04日

友人Kよ、オレの話を聞け

さるおです。

「Cはなんだっけー?青いやつ・・・アジェンタ!」
「シアンだよ」
「そうか、それだな」
「それに、マ、だよ、マゼンタ」
「そうそう、アジェンタ」

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2006年08月03日

映画鑑賞感想文『シリアナ』

さるおです。
『SYRIANA/シリアナ』を観たよ。
監督・脚本は『I STILL KNOW WHAT YOU DID LAST SUMMER/ラストサマー2』『TRAFFIC/トラフィック』『RULES OF ENGAGEMENT/英雄の条件』『THE ALAMO/アラモ』の脚本家スティーブン・ギャガン(Stephen Gaghan)。原作はロバート・ベア(Robert Baer)の衝撃作『SEE NO EVIL:The True Story of a Ground Soldier in the Cia's War on Terrorism/CIAは何をしていた?』。
出演
ボブ・バーンズ / ジョージ・クルーニー(George Clooney)
ブライアン・ウッドマン / マット・デイモン(Matt Damon)
ジュリー・ウッドマン / アマンダ・ピート(Amanda Peet)
ジミー・ポープ / クリス・クーパー(Chris Cooper)
ベネット・ホリデイ / ジェフリー・ライト(Jeffrey Wright)
ディーン・ホワイティング / クリストファー・プラマー(Christopher Plummer)
スターン・ゴフ / ウィリアム・ハート(William Hurt)
ワシーム / マザール・ムニール(Mazhar Munir)
ナシール王子 / アレクサンダー・シディグ(Alexander Siddig)
メシャール王子 / アクバール・クルサ(Akbar Kurtha)
ワニー・ドルトン / ティム・ブレイク・ネルソン(Tim Blake Nelson)
テリー・ジョージ / ジェイミー・シェリダン(Jamey Sheridan)
ロビー・バーンズ / マックス・ミンゲラ(Max Minghella)
ベネット・ホリデイ・Sr. / ウィリアム・C・ミッチェル(William C. Mitchell)
ほか。
これでアカデミー助演男優賞を獲ったジョージ・クルーニーはスティーブン・ソダーバーグ(Steven Soderbergh)らとともに制作総指揮。

http://syrianamovie.warnerbros.com/  (英語)
http://www.syriana.jp/  (日本語)

この作品は観る価値ありだNE!(断言)
ただし、条件がある。人の世界がどうなっているのか、つまり世界を動かす"大物"たちのパワーゲームに、興味すらない人は観てもおもしろくないっすね。ストーリーが複雑で、登場人物を把握するのも大変、うかうかしてると置き去りになります。
しかし価値ある作品なので、感想文というよりガイドを書きます。

まずタイトルの"SYRIANA"とは何かというと、国の名前です。イラン、イラク、シリアをひとまとめにした民族国家を想定した仮想国家の名前(コードネーム)です。ワシントンのシンクタンクで実際に使われているコード。つまりアメ〜リカの勝手な中東再建コンセプトのもと、アメ〜リカが勝手に名付けた名前です。これは極めつけのマニアでなくても、中東問題にある程度の興味を持っている人ならばおそらく誰でも知っている、有名な国名です。
ということは、冷たいようですが(泣)、この作品はそもそも、何も知らない(中東問題に興味のない)人向けには作ってない。タイトルを観た途端に「アレのことだな!」とわかる人だけが観ればよろしい。そーゆー姿勢で作られた作品です。つくづく、オカシナ邦題がつかなくてよかったっすね(涙)。
ほんで、"アレのことだな!とわかる"ということは必然的に、告発映画ではないわけで、新事実は何も出てこないし、驚くようなこともない。ドキュメンタリーとして今までに何度も取り上げられてきた既知の中東問題、既知の世界情勢を、今度は映画にしてみたというだけなんでござる。
つまり、シリアナという国を知っている人が作って、シリアナという国を知っている人に観せて、お互いに「うんうん」と頷ければいい。そーゆー作品です。
でもね、この映画をスタートにして世界を眺め始めてもいいんじゃないか。さるおはそう思うので、ここからガイド風になるわけっす。

凄腕諜報員で中東のスペシャリストだった実在のCIAエージェント、ロバート・ベアが、長年にわたり数々のインポッシブルな極秘ミッションをやり遂げてリタイアして、『CIAは何をしていた?』ちゅー本を出してるんですが、この本はCIAの告発本であり、全米が大ショックで慌てた問題作なわけです。内容はこうです。
冷戦が終わって、敵国ソ連をある意味失ってしまったアメリカ中央情報局は、やることが無くなっちゃってやる気も無くなっちゃって、ダラダラになっちゃった。さらに、人工衛星から地上が丸見えの今、電子情報の価値が上がったかわりに、人を頼らなくなっちゃって、これまたやる気無し。上層部は、中央政府とつながった官僚的な人たちで椅子が埋まり、世界に誇る諜報機関CIAはもうグズグズですよ。おかげで9.11テロもわかっていながら止めることができませんでしたね。
とまぁこんな感じです。この『CIAは何をしていた?』をベースに、報道されないアメリカと中東の産油国をめぐるドロドロの関係を暴く、これがこの作品です。

低予算映画ですけど、有名どころのリベラルな俳優さんたちがこぞって出たがったっちゅーことで、業界でも市場でも話題作。俳優陣は豪華だぞ。

舞台はアラブの某石油産出国、この国には王様(ハマド)と、2人の王子様がいます。
王位を継承する第1王子(ナシール)は、米国石油メジャーの不当な支配から脱却して自由競争による石油ビジネスで儲けたら国を再建しようと考えているカリスマ的な人気者。エネルギー専門家とタッグを組んで王位継承後の政策をいろいろ考えてがんばってます。
米国石油メジャーにとってはナシールの政策は大迷惑。弁護士事務所と組んで作戦を立てたり、米国政府を経由してCIAによるナシール暗殺を企てたりしている。んで第2王子(メシャール)を王様にして丸め込めばいいや、ちゅー魂胆。
物語は、数人の機軸となる人物について、はじめはそれぞれに語られます。それが最後の最後に急速に収束していくわけですけど、ちょっと機軸となる人物それぞれについて書いてみます。

米国CIA諜報員ボブ・バーンズ(ジョージ・クルーニー)
並々ならぬ実績を持つ中東のスペシャリスト。ワイフも諜報員。家庭を顧みず母国のために働いてきたボブは、息子ロビーも大学生になるし、そろそろ現場は引退してデスクワークでもやろうと決めている。最後のミッションはテヘランでの武器商人暗殺。ところが、ターゲットは爆殺したものの、"青い目の男"にスティンガー・ミサイル1機を奪われてしまう。半成功のままワシントンへ戻ると、紛失したミサイルが気になってしょーがないボブにCIAは「そのことは忘れろ」と言い、もう1つだけ、本当に最後の重大極秘ミッションが待っていた。アラブ某国の王位継承者ナシールがテロ組織に資金を流している悪者だから、殺せと言う。ベイルートに乗り込んで暗殺計画を実行しようとしたら現地の仲間に裏切られて捕まり拷問されるわ、母国に戻れば済んだはずの武器商人暗殺事件でFBIに追われるわで、ついに自分が置かれた絶望的な立場を知る。石油ビジネスの大物が邪魔なナシールの暗殺を企て、その任務で白羽の矢が立ってすべてを見てきた自分が別件を口実に消される番じゃねーか。母国のためと信じて命がけで働いてきたのに、母国が自分を消そうとしている。自分と家族を守る唯一の方法は、王子の暗殺を阻止すること。

弁護士ベネット・ホリデイ(ジェフリー・ライト)
ナシールの政策で採油権を打ち切られた米国の巨大石油企業コネックス社が抱える弁護士。先輩の主任弁護士シドニー・ヒューイットとは違って現場担当。上司のディーン・ホワイティングは、米国司法省より先に、キリーン社の採油権獲得の裏にある疑惑を調べろと言ってきた。小さい会社のくせに仕事なんか獲っちゃって、汚い手を使ったな、というわけです。弱みを握っておいてから、カザフスタンの採油権を獲得したテキサスの小さな石油会社キリーン社との合併計画を有利に進めるのがコネックスからの指令。
日本と違って、米国の弁護士事務所は強い。代理人などではなく、人脈と陰謀の中心にどっかり座って権力を握っている。ディーン・ホワイティングは、ナシールじゃなくて米国の言いなりなメシャールに王様を継がせるようハマド王に圧力をかけたりなんかして怖い人です。
アル中パパとの確執、野心、弁護士としてのビッグチャンス、これで自分も大物になりたいからはりきるベネット。
しかーし、ヒエラルキーを理解し駒として捨てられる立場に気づき、自らのために反撃に出る。
結果、お互いに叩けば埃の出るキリーンとコネックスは1名ずつ"大物"を犠牲にしてめでたく合弁。

エネルギー専門家ブライアン・ウッドマン(マット・デイモン)
ジュネーブのエネルギー商社勤務。新進気鋭のエネルギー専門家。アラブ某国の王様主催のパーティに招待されて出かけていったら事故で息子が溺死。責任を感じた王子ナシールに、相談役に取り立てられる。妻は「あんた死んだ息子で商売すんのやめてよ」なんつって傷心のまま帰国。
王位を約束されたナシールは、米国の巨大石油企業コネックス社との契約を打ち切って、中国へ採油権を売ろうかな、などなど改革路線を打ち出して準備している。自国で採掘したほうがいいよ、と提案するブライアンは、すっかり王子の片腕になって片時も離れない。暗殺の瞬間も離れませんよ。

パキスタンの青年ワシーム(マズハール・ムニール)
おとうちゃんと2人でアラブ某国で働くパキスタン人出稼ぎ労働者。職場はコネックス社の採油場。ナシールが採油権を中国へ渡してしまったために、突然解雇で路頭に迷う。働いてお金貯めて、おかあちゃんも呼ぼうと思ってたのに、いきなりの失業はきついっす。仕事は見つかないし、仕事探しのための滞在猶予すら認められない。ナシールは、あちら側から見ればカリスマだけど、しかしこちら側から見れば出稼ぎ労働者に対して冷酷なわけです。困り果てて絶望したワシームたちに救いの手を差し伸べたのが地元のイスラム神学校。飯食わせてくれっぞ、と言ってお友達もみんなイスラム神学校に行くわけです。
そこで紹介されたのは"青い目の男"。青い目の男が語る過激なイスラム教原理主義にいつしか導かれ、運命が大きくシフトする。穏やかな優しい若者は、いかにしてテロリストに変貌するのか。

恐ろしく、複雑で、愚かしい現実がここにある。
権力者の都合、労働者の都合、カリスマ王子の生み出す多面体、越えられないヒエラルキー、偏重な合理主義、忠誠より重い陰謀、洗脳、そして、貧しい人々に食事や教育を提供しつつテロリストを養成するイスラム神学校。
EVERYTHING IS CONNECTED. すべてがとぐろを巻いている。
お金ってこわいですね。石油ってこわいですね。欲張りな人ってこわいですね。

あんたライスだなーっ!ほんであんたはオルブライト!こっちはラムズフェルドか?
!!!
出たぁーっ!オサマ!
などという見どころもあります(爆)。

脚本は素晴らしいっすね。みなさんの"事情"と"思惑"が幾重にも折り重なったシナリオです。
『TRAFFIC/トラフィック』みたいなカタルシスは無いよ。ヒーローもいないし解決もしない。そこがこの作品の良さです。"楽しい普通の映画"だと思って観てはいかん。それはタイトルですでにこちらが要求されていることです。うかうかしてっと置いてかれっからな、1回観て終われる映画じゃなくて、何度も観て、すごくおもしろくなる作品じゃないかな。

いや〜、ケツの穴は観る価値ありだYO!

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 01:59| Comment(6) | TrackBack(28) | 映画の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

本能か名誉か!一昔前のリプリーとそっくりのこっぴどい目に遭う僕らのともだちプレデターのその後 & ジョージ・クルーニーinペット・セメタリー

さるおです。
最近リメイク三昧のハリウッド、もうダメっすね。ちゃんとシゴトしろ。
とは思いつつ、少しだけ気になる噂がこちらのリメイク『PET SEMATARY/ペット・セメタリー』
え?ジョージ・クルーニー(George Clooney)が出るの?それは素晴らしいぞ。実現してくれ。
【8月6日追記】
↑という話はジョージさんに完全否定されました(涙)。


そしてもっと素晴らしいのが『AVP 2』で、タイトルが『ALIEN VS. PREDATOR:SURVIVAL OF THE FITTEST』に決まったのかもしれんです。
ス・テ・キ
『AVP』はバカ映画(感想はこちら)ですが、それははじめっからわかりきったことであって、指摘するようなもんじゃないです。人によってはね、とってもつまらん映画だろうな。しかーし!プレデターがかっこええんだぞ!(さるお夢中)
プレデターと人間が、run together, die together. 戦えぼくらのプレデター!プレデターはともだちだ!(さるお感動)
2007年8月10日に全米公開とか言ってましたけど、結局は2007年のクリスマス映画らしいYO(笑)!

心ゆくまでさるお、もんち!

2006年08月01日

夏休みの自由研究を乗りきるネタ

さるおです。
本家"ヨタばなし★スターメンバー"(メルマガのほうね)をさっきいつものように泣きながら発行しました。
今回は、モッくんにいさんにそっくりの伊右衛門さん、あの夢中んなってお茶作ってる人ね、あの人の名前がオカシイなっちゅーことを、いっしょけんめーに考えました。
伊右衛門に読みがなをふると伊(い)右(?)衛(え)門(もん)。
ぶわぁーっ、右があまってるぅーっ!
ということは、ほんとは「いうえもん」さんなのかなと。

ニセもん.jpg

で、そーいえば、このさるお画伯のゆるーい絵を見て「ド○えもんだぁー!」と決して言ってはいけないことを言ってしまったスタメンのよい子たちへ、未来の世界のネコ型ロボットどんなもんだいぼーく、ド○えもん、奇妙キテレツ摩訶不思議奇想天外四捨五入出前迅速落書き無用なこのロボがいったい何者なのかという答えなくてよろしい疑問に答えるべく、またあらぬ方向に話がとっ散らかりながらも、日本史やら国語やらをアカデミックにまじえつつ本当にどーでもいい文章を綴ってみたわけです(涙)。
これはそのうちバックナンバーに載せるんだけど、今は登録してくださっているスタメンのよい子しか読めませんのですみません。登録はこちらです。

ちなみに、この絵がド○えもんさんだなどということは絶対にありません。隣のマウスさんも、決してデ○ズニーのミ○キーさんなどではありません。くれぐれも。(大泣きしながら)

で、夏休みなわけです。(唐突)
夏休みということは、宿題があるわけです。"休み"と言いつつ、ほれ宿題だなどとふざけたことを言いやがって、これはもう夏に対する冒涜としか思えませんが、出てしまったものはしょーがねーです。
さるおはね、"夏休みの宿題は9月に入ったらやる"という、自分では自信を持って"自粛"と呼んでいたまさかの暴挙で小中学校時代を乗り越えてきたわけで、まー、9月1日にすべてが間に合ってないわけですが、初日はひたすら「持ってくるの忘れました」と言って生き延びて、1日の夜は泣きながら読めないくらいぶっとんだ筆跡で漢字ドリルを一心不乱に汚く汚す。そーゆーたくましいコドモでした。
しかーし、世の中には夏休みの宿題を夏休みにやろうという、エライそれが普通よい子もいらっしゃるわけで、あるいは"夏休みの宿題は9月に入ったらやる"という戦略を"自粛"だとは考えてくれないそれが普通よい子のパパママもいらっしゃるわけです。
だいたい今どきの夏休みの宿題に"自由研究"なるものが存在するのかどうかもよくわかりませんが、自由テーマの宿題があるなら、さるおとしては理科をおすすめしたいわけですね。ほんでまぁ、相対性理論はいいテーマだなと思うんでござる。宇宙って想像力を掻き立てるテーマだからね。
というわけで、宿題に困っているスタメンのよい子はこちらを読んでみてください。読んだらたぶん、想像できると思うんだ。相対性理論は難しいけど、おもしろいんだよ。
ちなみに、この記事の続きももうバックナンバーに載ってます。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:44| Comment(14) | TrackBack(0) | 心ゆくまでさるお | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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