2006年09月22日

さるおのハリポタ辞典[組織] Dumbledore's Army

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、"組織(association)"を紹介します。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

Dumbledore's Army (D.A.)

army.jpg


【発足】
ハリーが5年生のときのDADAの先生にして"High Inquisitor(高等尋問官)"だと名乗る憎たらしいカエル女ドロレス・アンブリッジ(Dolores Umbridge)がDADAの授業を読書に費やしたことに業を煮やし、O.W.L'sで実技試験があるのに本ばっか読んだってできねっぺよ、と焦った5年生の中から「ヴォルディが復活した今、自分のことは自分で守る」と息巻いたハーが発足させた、生徒の、生徒による、生徒のためのDADA特訓秘密結社。
ハー、ハリー、ロンが中心となりThe Hog's Headにおいて第1回ミーティングが行われDA結成。しかし魔法省により傍迷惑な"Educational Decree Number Twenty-four"(教育条例第24条:部活動を含むホグワーツ校内のあらゆるグループは全て解散し、新たに3人以上のグループを結成する場合はHigh Inquisiterの許可を必要とする)が発動され違法となってしまったため、ハーの聡明な頭脳を駆使してバレないようにアングラで行動。(とは言ってもバレちゃうんですが)

【運営】
先生役のハリーをトップに、ハーとロンが補佐役(deputy)。
なんとヴォルディのデス・イーターへの連絡方法を応用した技術で、メンバー間の連絡のための偽硬貨(fake Galleons)を作製し、極秘裏に会を切り盛りするのは聡明なハーのシゴトです。この偽コインにはエッジの部分に次回ミーティング日時の刻印があります。で、ハリーのコインがいわゆる親機で、ハリーがその日時を変更するとみんなのコイン(子機)も変更される上、発熱して変更があったことを持ち主に知らせます。そう、デス・イーターの腕の印と同じです。

【入会方法】
メンバーリストにサインするだけです。前述のThe Hog's Headにおける第1回ミーティングにて、ハーがサインをさせた羊皮紙、たったあれだけ。しかーし、あの羊皮紙にはハーの魔法がかかっています。もし口外すると(裏切ると)"sneak(密告者)"の文字が紫色の膿になって顔に浮かび上がり、バレバレなんですわー。つまりサインすること自体がコントラクトになってるわけです。
入会希望者はこちらで入れますね。
http://joindumbledoresarmy.warnerbros.com/

【本部(headquarters)】
ドビー(Dobby)がおしえてくれた決してみつからないヒミツの場所、ホグワーツ城最上階(7階)のRoom of Requirement。誰かがそれを本当に必要としているときにだけ現れる部屋です。(設計者はロウェナ・レイヴンクロウ
ここでほぼ週1回のミーティングを行い、Patronusを含む数々のDADAを猛特訓(このシーンで何人かの生徒のパトローナスが何の形かわかります)。

【名称】
フレッドが提案したのは"Ministry of Magic are Morons Group"、アンジェリーナが提案したのは"The Anti-Umbridge League"、そしてチョウの"Defence Association"(略号はD.A.)を経て、最終的にジニーが提案した"Dumbledore's Army"(略号はD.A.)に決定。
後にアルバス・ダンブルドアはこの地下組織の名称を知り大感動してしまうのでありましたが、これはちょっとした事件に発展します。

【事件1】
ちょっとした事件です。組織の名称のために条例違反の罪をかぶった校長がまさかのタイーホ。アズカバン行きになるはずが、「どうせ逃げちゃうよ」という余裕ぶっこきまくりの強気の校長と魔法省側がもめてる間に、どさくさにまぎれて校長大脱走。というか、ホグワーツから追い出されてしまった。校長は難なく逃げて被害なしなので、ま、それについては心配要りません。その後DAは活動を停止しましたが、魔法省の定める標準レベルまで、みなさん上達してます。
ちなみにこのとき校長は、ホグワーツ城内では不可能なはずのApparationによく似た方法でFawkesとともに一瞬で姿を消しています。

【事件2】
ハリー、ロン、ハー、ネビル(Neville Longbottom)ジニー(Ginny Weasley)、ルナ(Luna Lovegood)、DAメンバー中6名が、prophecy(予言)をめぐる魔法省のDepartment of Mysteries(神秘部)でのデス・イーターとの大バトルに参戦。オトナの、しかもどちらかといえばスゴ腕揃いのデス・イーターたち相手に、コドモたちが勇敢に激闘を繰り広げ、なんと死者を出さずに戦い抜いた。ハリーとネビルは最後まで最前線で大勝負。この激闘で亡くなったのは(『OotP』のネタばれ→)シリウス・ブラックです。

【事件3】
(『HBP』のネタばれ→)ハリーと校長がHorcrux破壊の旅に出ている間に勃発したホグワーツ城での大バトルではロン、ハー、ジニー、ネビル、ルナが参戦。これはすでに"戦争"です。ここでもこの5名はよりスゴ腕の敵と激闘につぐ激闘をくぐり抜けました。

【敵(enemies)】
・魔法省(The Ministry of Magic)(『HP7』では敵ではないかもしれません)
・Inquisitorial Squad(スリザリン生を中心にした尋問官アンブリッジの部隊)
・カエル女ドロレス・アンブリッジ(Dolores Umbridge)
・ヴォルディとその仲間たち

【メンバー】
● グリフィンドール生
7年生:フレッド・ウィーズリー(Fred Weasley)、ジョージ・ウィーズリー(George Weasley)、リー・ジョーダン(Lee Jordan)、アンジェリーナ・ジョンソン(Angelina Johnson)、アリシア・スピネット(Alicia Spinnet)
6年生:ケイティ・ベル(Katie Bell)
5年生:ハリー・ポッター(Harry Potter)(指導役)、ロン・ウィーズリー(Ron Weasley)(副官)、ハーマイオニー・グレンジャー(Hermione Granger)(発案/副官)、ネビル・ロングボトム(Neville Longbottom)、ディーン・トーマス(Dean Thomas)、パーバティ・パティル(Parvati Patil)、ラベンダー・ブラウン(Lavender Brown)、シェーマス・フィニガン(Seamus Finnigan)(シェーマスは最終ミーティングのみ参加でサインなし)
4年生:ジニー・ウィーズリー(Ginny Weasley)、コリン・クリービー(Colin Creevey)
2年生:デニス・クリービー(Dennis Creevey)
● レイブンクロウ生
6年生:チョウ・チャン(Cho Chang)、マリエッタ・エッジコム(Marietta Edgecombe)(マリエッタは後に密告者となる)
5年生:アンソニー・ゴールドスタイン(Anthony Goldstein)、マイケル・コーナー(Michael Corner)、テリー・ブート(Terry Boot)、パドマ・パティル(Padma Patil)
4年生:ルナ・ラブグッド(Luna Lovegood)
● ハッフルパフ生
5年生:アーニー・マクミラン(Ernie Macmillan)、ジャスティン・フィンチ-フレッチリー(Justin Finch-Fletchley)、ザカリアス・スミス(Zacharias
Smith)、ハンナ・アボット(Hannah Abbott)、スーザン・ボーンズ(Susan Bones)
総勢29名

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 00:15| Comment(3) | TrackBack(1) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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