2006年10月23日

ラ・リーガ06-07 第7節 ベルナベウでエル・クラシコ!マドリーさん、よかったですね、本当に(悔し涙)

さるおです。
また負けたYO!

そして【追記】ですが、エメルソンに踏んづけられまくりのレオ、右足首捻挫だそうです。

YO!って言ってる場合じゃない。
「死ぬ気でピッチに立つ!」とかっこいいことを叫んでいたくまごろう。死ぬ気と言うより勝つ気で行けよ、と心の中でつぶやきつつも、デコのことは愛しているのでそーゆーことはつっこまないさるおです。
そして試合前のインタビューで「わっかんなーい」と可愛く言っていたにっぽんのお坊さんみたいなファビオ・カンナバーロ。おまえのことも愛しているが、どうか手加減してください。

ということで、試合開始早々から死ぬ気まんまんのデコを筆頭に、バルサ・イレブン猛突進。気迫満点です。よっしゃー、ロニ子、なぜか昨シーズンから累積させていただいて(笑)、セルヒオ・ラモスから奪え3点目ぇーっ!うりゃぁーっ!おりゃぁーっ!ふんがー!
と、どうせいつまでもサッカーのルールがおぼえられないに決まってるセルヒオ・ラモスを思いっきり見くびりながら、鼻息を荒くしているうちに、先制されたYO(泣)!しかもラモスとラウールに(爆)!しかもわずか2分で!セルヒオ君、絶妙のクロス。そしてラウール、魂のゴール。
ラウールのことは愛しているし、こりゃガッツのある見事なゴールでかっこええし、えーっと、困りました(大泣)。いやもちろん、ガチンコ勝負な勢いのある気持ちのいいスタートは嬉しいんですが。

ここから憎たらしい白組は流れるようなフットボールを展開し、バルサはぜんぜんゴール前に近寄れず(涙)。
それこそ死ぬ気で前線突破を目指しているのは神童レオです。小さな体でカンナバーロとマッチアップ、ロベルト・カルロスをなぎ倒し、エメルソンに足を踏まれながらも、くじけないくじけない。
マドリーは14分、小学5年生になりそうな成長ぶりのロビーニョのパスをラウールがシュート!これはバーに当たり、18分には小学5年生になりそうな小学4年生がひとりで持ち込んでシュート!とまぁ絶好調。
バルサもロニーのFKをグッディがシュート!ロニーのパスをレオがシュート!続く24分にはマドリーゴールに向かって駆け上がるロニーが倒され、次の瞬間にはバルサゴール前でファン・ニステルローイが倒され、ほんでまた次の瞬間にはついにDFをかわしたレオが"蹴ってくれ"と言わんばかりの心優しいパスをグッディの足下へ!しかーし!ぶわぁー、グッディ外したぁーっ!おまえーっ!
この凄まじい攻防の果ての、あの絶妙なパスを、おまえ、おまえ、なぜに決めない。(大粒の涙)

27分には白いイニ坊がついにボール持って上がってきますが、レオのシュートはゴールバーのわずかに上。31分にはロニーが頭で落としたボールをまたまたレオが追いかける追いかける、そしてシュート!こぼれたところをデコがシュート!これまたゴールバーのわずかに上。
そうそう、死ぬ気のデコはがんばってます。あんまり上がってこないけど、前線に駆け上がるシウビーニョとすれ違い、最終ラインを守ったりしている。横の入れ替わりもちゃんとしてます。ロニーがレオを手伝いに、真ん中に来たり右に入ったり。あー、これはある意味、グッディ効果がなかなか出ないせいなんですが(爆)。いや、もちろんグッディだってがんばってうまく飛び出そうとしてますが、オフサイドにされちゃうんだなぁ。
前半が終わりに近づいてもレオ周辺のバトルは絶え間なく、セルヒオ・ラモスとぶつかり稽古、ロビーニョともなぎ倒し合い、ついでに再びエメルソンとガチンコ勝負で蹴られたのはレオですが自爆して足が痛いのはエメルソンさんです。レオの繰り広げる壮絶なバトルのどさくさに紛れて追いつきたいロスタイムですが、涙目になりつつ後半へ。

えーっと、前半パッとしなかった顔の長いルートが、後半ははりきってますね(笑)。開始1分でいきなりシュートに来やがった。
バルサだって、前半はあんまり動けなかったザンブロッタがついにオーバーラップ開始です。レオとザンブロッタの右サイド、ここから突破だ!うりゃぁーっ!ふんがー!追いつくぞ。
ところが、4分、またまたレオの心優しいパスを蹴り損なうグッディ(泣)。蹴れー、たのむから蹴ってくれー。(さるお土下座)
そして、土下座をしているさるおの目の前で、それは起きましたね。ピッチの中央で切り返して反転し、右前方を走るロビーニョの足下にピンポイントのパスを送るグティ。グティからのボールを前へ転がし、ゴール前中央にこれまたぴたりと放り込むと、そこにやって来たのは顔の長いおっさん。出たぁーっ、長い顔っ!しかし顔より足をぐーんと伸ばして触ったぁー!ゴール!ぐわぁー、まさかの2点目。ぶわぁー、ぶわぁー(さるお動揺)。キレイなカウンターでしたね(涙)。ミスドの人、最高。えーっと、グティのこともさるおは愛しているので、こーゆーグティの"天才っぷり"を観るのは大好きです。が、ちくしょう、おぼえてろ。
http://youtube.com/さんで"Guti is the Mister Donuts"をみせてもらってください(笑)。

続く9分にもノリノリのルートがループなんかも蹴っちゃって、バルサがかなーり困ってきた10分、まさかの交代はMFデコとFWジュリ。
うーん、さるおだったらFWグッディとFWコネホを代えるんだけどなーとか、まさか、4-2-4(これは昨シーズンのCL決勝でやってます)経由で、こないだの3バックに続く謎の布陣にベルナベウで挑む気じゃ?とか、ライカーを信じてますが、いろいろ心配ですね。
で、小学4年生を前線に残して徐々にがっちりと守備を固めはじめる白組ですわ。そのロビーニョがばんばん打ちまくるシュートにヒヤヒヤしつつ、シウビーニョのシュートの角度の無さに押し寄せる絶望感と戦いつつ、ふとベンチがテレビに映ると、カペッロ、ぶんぶん腕を振り回してベンチで大暴れ。あのね、さるおね、こーゆー人の隣には座りたくないです(笑)。飲み物こぼされますから。あぶなくてしょーがない。
18分にはグッディがゴール前に放り込んだボールにジュリが駆け込んで来て、惜しいな、蹴れず。で、20分にグッディとサビオラが交代です。

22分、さっそくコネホがドリブル股抜きロングランでゴール前のレオにパス。ぶはぁーっ、惜しい!
25分にはロニーからレオ、またロニーにボールが返って、最後に猛突進で飛び込んできたイニ坊がシュート!かと思ったらセルヒオ・ラモスが同時に突っ込んできました。ロニーのFKはバーの上。
こーやってる間にも、ロビーニョやエメルソンや顔の長い人が、じゃんじゃん襲いかかってきてるんですが、バルサだって懸命に襲いかかっているわけで、問題は、なぜかすべて枠外にぶっ飛んでいくという、えーっと、モウリーニョの呪いかな(爆)。あの緑色の砂がきっと呪いの砂で・・・(まだ言っている)
天才グティのFKを競ってセルヒオ・ラモスとプジョルが勝負しているところに出ていってしまうビクトリーなバルデスを観て嫌な予感がするころには、ロニ子も涙目、さるおは号泣。
絶対に90分続かずに足が止まると信じていた白組はまだまだ元気にカウンターを狙い、ラウールも得意げにループなんか蹴っちゃって、途中出場のレジェスもシュートしちゃったりして、もう、さるお、涙でかすんでテレビが見えません。
カンナバーロがコネホを倒したFKをロニーが決められず、イニ坊のド根性なドリブル突破もつながらず、コネホもついにうまくシュートが蹴れず、2-0で完敗(大粒の涙)。

バルサにコネホが戻って来たように、マドリーのエルゲラもすっかり戻って来たなーと、感動もしつつ、せめて負け惜しみだけは言っておこうと思います。
たしかによかったけどさ、ゲーム展開も、プレーも、思い通りにうまくいったんだろうけどさ、マドリーめ、カペッロのやり方でカウンターサッカーなんかやりやがって、ちっくしょう!

ところで、直前にやってたバレンシアvsオサスナですが、15分のゴール、すごかったっすね。右サイドのホアキンからウーゴ・ヴィアナ、ほんでモロの頭で、最後ビジャ。なんと美しい!
今のバレンシアはかなーり強いしな、競りたい相手です。GK(カニサレス)が口開いてないチームは知的に見えるんだNE!(他意はないです、他意は、ほんとに)
このゲーム観てたらウェボ(オサスナのカメルーン人FW)のこと、1トップで孤立してるからって、「アップにしたら目に涙浮かべてます」って想像力溢れすぎの解説がすごかったです。
昨日は「おめーに食わせるマニシェはねぇ」って言いながら、同じく競ってみたいアトレチコvsデポルティーボ観ましたが、バレンシアもアトレチコも、せっかく競れそうな仲間なのに怪我人がねー、きついっすねー。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 07:46| Comment(18) | TrackBack(23) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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