クリスマスイブです。
クリスマスイブに、このロマンチックなさるおが(読者全員スルー)、何をやっているかというと、必死こいてほとんど泣きながら年賀状を作っています。
で、いのししの絵を描こうと、じつに懸命に、涙ぐましい努力で、まさに写実的な大傑作を描こうと、素晴らしい意気込みで、描いている絵がこれですよね。(絶望)
でた。ブタっ鼻の熊。
なんかもう、死んでも死にきれない感じが漂ってきますよね。(泣き崩れ)
えーっと、さるお、デザイナーですから。つまり、絵描きですから。くれぐれも。(動揺)
描く前から枯れているこの才能。しぼり出しようのない、この才能。
夏休みの宿題を、9月1日になってほとんど泣きながら判別できない文字らしきものを並べて、おそらくこれは読書感想文を読ませない作戦だと思われますが、とりえあず片づけた気になりたい、小学生のときのあの気持ちとまったく同じ気持ちで、泣きながらやっている
小学生のころ、よく叔母に言われたなぁ、「さるおは絵がうまいんだねぇ、絵描くの好きなら、芸大いきなさいよ、おまえなら合格する」。
嘘だ。と今では思いますね。
それでも描いているうちに、上達してきたなと。
す、すごい。いのししに見える。
上のなんだかわからないブタっ鼻の熊を思えば、まるでミラクル。
そうだよ、毎年こうやって、ほとんど泣きながら底辺のらくがきから這い上がって来たんじゃないか。
まるでいのしし。たぶんいのしし。さるお絶好調。
これでいくか。例の名機"B6"で、1750回もがっちゃんがっちゃんと。
しかーしここで、また別のもいいかなと、いのししじゃないけど、獅子舞の絵でも描いてみるかとか、いろいろ思いつつ、今夜から刷りはじめます。ということは、このロマンチックなさるおが(全員スルーまさかの2度目)、クリスマス当日も何をやっているかといえば、もう考えただけで涙が止まりません。
もっと早く始めればいいのに。もっと絵がうまければいいのに。(号泣)
心ゆくまでさるお、もんち!