2007年01月10日

映画『PoA』に登場する『DH』の予告映像

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、ハリポタ7について考えてみたいです。
ネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

しばらーく前の話ですが(笑)、映画『PoA』プレミアで、Joがこんなこと言ってましたね。
Alfonso [Cuaron] had very good intuition about what would and wouldn't work. He's put things in the film that, without knowing it, foreshadow things that are going to happen in the final two books. So, I really got goosebumps when I saw a couple of those things and I thought people are going to look back on the film and think those were put in deliberately as clues.
さるお訳:アルフォンソが『PoA』でね、自分でも気づかずに、"最後の2冊で起きること"の予知映像をいくつか撮っててびっくらこけたわー!後でわかることだけど、みんなもびっくらこけまくるわよー!

アルフォンソが"自分でも気づかずにその映像を入れた"ということは、もしかすると原作にはないシーンだということっすか?あるいは、Joにとっては意外な表現方法で俳優が演じているとかかな?
そしてそれらは『HBP』と『DH』の予言のようだということならば、こりゃ入念に映画観ないとな。
ということでさるお的に気になるシーンを探してみます。

場面その1
ボガートがディメンターの姿になった瞬間にリーマスが両手を広げてハリーの前に立つ。
本ではハリーのトライアウト直前にリーマスが遮る。

場面その2
リーマスとハリーが橋の上で話します。そして以下の話の最中は、リーマス、ハリー無視で思い出にどっぷり。
Oh, yes. I knew her. Your mother was there at a time for me when no one else was. Not only was she a singularly gifted witch, she was also an uncommonly kind woman. She had a way of seeing the beauty in others, even and, perhaps, most especially, when that person could not see it in themselves.
さるお訳:リリーは才能ある魔女なだけじゃなくて、優しくって、ほんで、本人ですら気づかない美点を見つけてくれるんだ。
そしてこうも言います。
You're more like them than you know, Harry. In time you'll come to see just how much.
さるお訳:どれほど両親に似てるか、いつかわかるよ。

場面その3
パトロナス呪文の練習中、ハリーがろうそくの火にさわる。
これはオープニングのダンブルドアのスピーチの場面によく似てますねー。

場面その4
ハーに杖を突きつけられて怖がっている表情をした後、ドラコちゃんはハーの強烈パンチを浴びて逃げるようにして校舎に走っていきます。
Not a word to anyone, understood? I'm gonna get that jumped up mudblood, mark my words.
さるお訳:誰にも言うなよー。穢れた血のあいつめー、仕返ししてやるー、ふんがー。
と言い残して。

場面その5
バックビークの処刑で、ハーはロンの肩で泣いている。

場面その6
Shrieking Shackでコドモトリオとシリウスが対峙したとき、まずハーが友達を守ろうと立ちふさがる。
本ではシリウスに3人分の杖を取り上げられ、一歩前に踏み出すハリーをハーが引き戻し、ロンのほうが勇ましくこう叫んでいます。
If you want to kill Harry, you'll have to kill us us, too!
さるお訳:ハリーを殺すんなら僕らも殺せーっ!

場面その7
Shrieking Shackにスネイプさんが到着したところで、リーマスとシリウスに不思議なセリフを言ってます。
Oh, listen to you two, quarelling like an old married couple.
さるお訳:おまえら、年寄り夫婦のケンカかよ

場面その8
Shrieking Shackからの帰り道。シリウスがこう言います。
In fact, more than once, James suggested that I make the change permanent.
さるお訳:ジェームズが「ずっと犬でいればいいのに」って言ってた。

場面その9
妙にヌーディな狼になったリーマスからコドモらを守ろうと、スネイプさんが立ちはだかる。

場面その10
ハーが遠吠えする。

場面その11
Dementor's Kissのシーンでシリウスの口から青い玉が出てくる。
本では、あのシーンにハーもいるし、最初にキスされるのはハリーです。

さてさて、"その5"が『HBP』に対する予告映像なのはあってるでしょう、たぶん。あー、このふたりがくっつくのかと。
では『DH』の予告映像はどのシーンか。よくよく見れば、映画『PoA』は"立ちはだかる"のオンパレードっす、あるいは自己犠牲のオンパレード。
もしも"1"が『DH』の予告映像ならばリーマス・ルーピンが、"6"ならハーが、"9"ならスネイプが、ハリー(たち)を守って死にそうです。
"2"ならば、リーマスとリリーは恋愛関係にあったっちゅー暴露があるかもしれません。これについてこちらをご覧下さい。
"3"は気になるけどむずかしいなぁ。ハリーがダンブルドアみたいに炎を扱えるようになるとか・・・
"4"だとすると、いつかドラコがハーにひどいことしそう。
"7"もむずかしい。ホグワーツ時代にもquarelling like an old married couple.だったエピソードがあるのかな。
"8"はある意味ステキっすね。シリウスが、(永遠に)犬の姿で登場するかもしれんよ。
"10"は、ハーが危険をかえりみずハリーを守る、と考えることもできますが、あるいは、ハーも噛まれて感染するのかもしれません。
"11"はちょっと意味あり気なんだけど、これもむずかしいっすね。生死の境目を表現しているはずなので、これに似たシーンがあるかもしれないな。

Joの言うとおり、主に本の『OotP』をたよりに、映画『PoA』もたよりに、『DH』大予想をするので、ポッタリアンなスタメンのよい子は何か気づいたらさるおにおしえてあげてください。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:55| Comment(14) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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