2007年02月28日

四次元かな

さるおです。

オレはね、昔ね、ずーっとね、新宿をずーっと歩いて勉強してたぞ
そんで大学が千葉

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:58| Comment(11) | TrackBack(0) | ある友人の語録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月27日

こえーじゃねーか

さるおです。

頭ここにあらず

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:56| Comment(10) | TrackBack(0) | ある友人の語録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月26日

ラ・リーガ06-07 第24節 We're not dead! なアスレティック・ビルバオ戦

さるおです。
リンゴ病のトーレスもついに苦手だったメレンゲが食えるようになって素晴らしいじゃないかと、最後の最後に追いついてくれたナスティックさんもかなーり劇的で素晴らしいじゃないかと、他力本願にいろいろと思いつつ、勝たねば。勝たねば。「勝たねば」と思っただけで泣きそうですが(笑)。勝って失望から這い上がる!勝ってロニ子デブ説を吹っ飛ばぁーす!
このまま平凡なチームになるなよ。
エトー、起爆剤はおまえなんだ。起爆剤どころか、爆発しろ。
ロニ子「でぶ」とか言われて黙ってるんじゃねーぞ。
うりゃぁーっ!

ビクトリーな守護神。プジョルと組むのはテュラム来たぁーっ!右にオレゲール、左にジオ来たぁーっ!
底にエジミウソン、イニ坊とシャビ。右にジュリ、左にロニー、そして黒豹エトー来たぁーっ!

ええです。ええですわー。こうでなくちゃ。1点獲ったら2点目獲りに行く。2点獲ったら3点目獲りに行く。4点目獲りに行く。5点目も、6点目も。いついつまでも、どこどこまでも、めざせコールドゲーム。ふんがー。鼻息荒くして、行けよバルサ。

4分にさっそくロニ子のシュートっす。さっそく輝いてます。涙のデブ説には、プレーで返事をすると、そーゆー気概に満ちている。(終了後は脱いでずぼんまで下げて腹さすってましたが(爆))
6分、エトーがオフサイド。さっそく輝いてます。バルサの窮地を冷静に確実に救おうと、そーゆー気概に満ちている。
8分にはおっさんもオフサイド。勝つ気まんまん。
勝つ気まんまんって、それはあたりまえのようですが、たとえばリバポ戦では違った。爆発的な気合いとプレーで1点目のド根性ゴールをデコが獲ったのに、2点目を獲りに行けず、後は時間とともに慌てまくり混乱しまくり、あれはバルサのフットボールではなかった。今日は違う。追いつめられたバルサ、小さいおっさんの大きいインターセプトや大きい守備も象徴的に(笑)、ガツガツ行ってます。
12分、ビルバオさんの初シュートとなったジェステの右からのシーン、左のウルサイスがものすごいフリーんなっててほんの1瞬やだなーと思ったけどね、一瞬でした。その後よく見てみれば、ジェステのこともウルサイスのことも、2人3人でガンガン囲んでます。それだよ、それ!
19分にはロニーからジオでシュート。そしてビルバオさんには悲劇の23分、抜け出したジュリのクロスに猛然と突っ込んでくるエトーがシュート!かと思いきや、まさかのOG。OGだけど、それでも、エトーのゴールに対する嗅覚が冴え渡ってるのがわかるね。ええですわ。こうでなくちゃ。
続く24分には中央のおっさんのスルーパスを右に張りだしたエトーがセンタリングしてシャビがシュート!さらに上がりまくるジオからエトーで追加点の匂いぷんぷんっすよね。
そして29分、エトーの絶妙なポストプレー!バルサが必要としていたものはこれなんだYO!すかさずシャビが巧すぎる跳び蹴りシュートで、ひゃっほーい!ゴールだZE!
2-0でやめるなよ。3点目行け。

ちゅらさんをかわしたウルサイスにここでシュートまで持ってかれたけど、結局ビルバオさんはこの後もほとんど攻撃らしい攻撃はできなかったっすねー。
正直、さるおはビルバオさんにはがんばってほしいっす。純血バスク主義を貫き続けるビルバオ。地元から選手集めて、地元で育てて、それでやりくりしてるチームです。それが、バルサ、マドリーと並んで、長い歴史の中にあって2部落ちしたことがただの1度もない。この3チームだけです。だから、おまえら絶対ふんばれと、そう思ってます。
が、うちもケツに火がついているので、勝たせてNE!

32分、ロニ子からのスルーパスをエトーがシュート!うーん、こりゃ惜しいな、ゴールわずか左。次はエトーのスルーパスをおっさんがシュート!
そして41分、ロニ子のパスに完璧すぎるタイミングで抜け出したエトーが1対1!うりゃぁーっ!冷静に、空いているゴール右隅めがけてシュート!決まったぁーっ!ふんがー。
前半終わって3-0!

後半に入ってもバルサは4点目を獲りに行く。バルサのパス回しは止まらなーい。上がりまくりなジオのオーバーラップからのクロスで後半開始っす。おっさんとエトーのパス交換から、おっさん自分でドリブル突破しようと大奮闘。7分にはイニ坊がドリブルからゲームメイクでおっさんと素早いコンビネーションプレーでシュート!ポストに当たって跳ねたところをなおも押し込もうとする。
ビルバオさんはちょっともうだめになっちゃった。ロニ子なんかもうフリーにしちゃってるし、プレスがまるで効いてない。すでに勝負あった感じがしちゃうなぁ。
13分にはエトーのスルーパスをロニ子がもうこれでもかと言わんばかりにキレキレで1人ずつ3人かわしてシュートはふんわりという、惚れ惚れするような個人技とアイデアですわー。あんた最高!
続けて、背後を駆け抜けるジオの足元にぴたりと吸い付くありえないよーなワンタッチのパスを出すロニ子。あんた最高!

12分にはエトーとレオが交代。
イニ坊から、右サイドで本当に本当にフリーになっているロニ子でシュート!25分にはシャビがまたまたシュート。ロニ子がCFWのように自由に抜け出し、FKはバー直撃。
33分、おっさんとサビオラ交代。その3分後にエジやんとシウビーニョが交代。シウビーニョは入って早々、ガンガン上がってますから!
40分にはシャビのスルーパスを受けてジオが鮮やかに切り返してシュート!41分、レオがボールを持って持って持ってDF全員集合したところでまたしてもフリーのロニ子にパス!んでシュート!レオがもらったFKがジェステの横っ面に当たってしまって、痛かったっすよね、ごめんよ、ジェステ。

後半は点が入らずに、結果3-0ですが、ええですよ、姿勢が。
イニ坊が頼もしすぎる巧みなプレーとセンスでゲームを組み立て、シャビは2点目決めてさらに守備もがっつり。
そして今日、ロニ子は走り回った。守備もやってみたYO!後半になると野放しで(笑)自由にさせてもらったけど、そーじゃなくてロニ子自身の眩いほどの輝きがね、すごかったっす。シュート精度も完璧でずべてが枠に飛んでいる。気迫と集中力が、プレーにあらわれている。デブじゃねーぞと(笑)。
4枚刃のデコ、ちゃんと勝ったぞ、安心しろ。(いや、安心はしないでください)
5枚刃も折れそうなオレゲール、さすがのちゅらさん、安定してふんばったよな。
エトーの嗅覚は健在だったです。あんたは大将だ!やっぱり、エトーはチームを救う。絶対、絶対勝とうな、勝って行こうな、とさるおもこぶしを握りしめ立ち上がり、こう叫んだのであった。「プジョルよ、バルサの明日はおまえの股関節にかかっている!」

ミッドウィークは国王杯でサラゴサ戦、来週末にはリーガでセビージャと頂上対決、続いてアンフィールドでリバポ戦、そしてカンプ・ノウでクラシコ。もうなにがなんだかわからない超過激なスケジュールですが、ついていきます、どこまでも。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 08:29| Comment(17) | TrackBack(17) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

映画鑑賞感想文『プライドと偏見』

さるおです。
『PRIDE & PREJUDICE/プライドと偏見』を観たよ。
監督はジョー・ライト(Joe Wright)。
出演はキーラ・ナイトレイ(Keira Knightley)、まだまだでっかい作品には出ていないけど押さえた演技が素晴らしかったマシュー・マクファディン(Matthew MacFadyen)、ブレンダ・ブレシン(Brenda Blethyn)、『THE LIBERTINE/リバティーン』のロザムンド・パイク(Rosamund Pike)、ドナルド・サザーランド(Donald Sutherland)、剽軽そうな演技で存在感のあったサイモン・ウッズ(Simon Woods)、オーランド・ブルームと区別のつかない『THE LIBERTINE/リバティーン』のルパート・フレンド(Rupert Friend)、あいかわらず小さいトム・ホランダー(Tom Hollander)、そして今日も怖かったジュディ・デンチ(Judi Dench)!

これは『若草物語』じゃないんだ!『若草物語』じゃないんだよ!しっかりしろ、さるお、ウィノナじゃないんだ、キーラなんだよぅーーーっ!
ちゃんとコメディ色が強くなってるじゃないか!
それに、ジェーン・オースティン(Jane Austen)の『高慢と偏見』です。文芸っすよ、文芸。
ですが、プライドと偏見が邪魔をして素直になれない男女の恋の行方ということで、なんというか、えっと、えっと、もうちょっと深く、なんとかしてくれるとよかったです(涙)。

『LITTLE WOMEN/若草物語』の方は素晴らしいですよね!

とりあえず、涙をふいて、オーランドとルパートの類似性をご堪能くださいNE!

オーランドブルーム.jpg たぶんこれはオーランド

ルパートフレンド.jpg きっとこっちがルパート

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 01:49| Comment(4) | TrackBack(13) | 映画の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

ボールポゼッションサッカーがカウンターサッカーに勝つ日 (2)

さるおです。
かつて、フットボールは、美しかった。
戦略に縛られることなく、ときに一瞬の隙をついて戦術としてのカウンターを仕掛け、ときに流れるようなパス回しで立ちはだかる壁を翻弄して崩す。広いピッチを隅々まで使い、ポジションをめまぐるしく入れ替わり、ボールを支配し、ゲームを支配し、楽しく壮絶に撃ち合う。技術があればあるほどに、チームは90分間常に意外性を求め、観客は、柔軟なアイデアと個人技とコンビネーションプレーに驚き酔いしれ、そして喝采する。失点してもいいんだよ、もっと点を獲りに行くから。
まさに自由闊達。それは極上の美しさだった。

続きを心ゆくまで(笑)読む
posted by さるお at 08:20| Comment(11) | TrackBack(2) | フットボールあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月22日

UCL06-07 決勝T First knockout round 1st.leg ぜんぜん負けてるんですけど(爆)バルサは今からが勝負だZE!マドリバイエルンとか、ポルトチェルシーとか

さるおです。
涙が止まりません。言葉もありません。
が、言葉もないわりに、今こそ書こうと思います。希望を。

ロニーのマンマークはきっつくないです。が、リバポのみなさん、寄せが速い。アウェイらしく、守って、蜂の一刺し。
バルサは2個所も刺されることになりました(泣)。
もうね、ラファエル・ベニテス、おまえって、憎らしい、昔から。「あぁ、バルサ?カンプ・ノウで?んなら、ちょろいちょろい。」ぐらい軽く思われてます(大泣)。ヤツには勝てない(爆)。

試合開始早々はちょっと様子みてましたね。バルサの1本目のシュートまで、じつに11分かかってます。コネホが抜け出して、ものすごいぎりぎりのオフサイドになっちゃったけど。
バルサにはひとり、ものすごい闘魂を攻撃力として爆発させる男がいます。今日もヒゲを剃り忘れたくまごろう。中央突破しようとするロニ子が3人がかりで倒されたとたん、一瞬でものすごいトップギアに入りました、くまごろうが。そしてバルサが。レオからのパスをくまごろうシュート!うりゃぁーっ!チーム全体がものすごい瞬発力を見せてます。
こうなると止まらない、バルサ。もう誰も止められない、デコ。14分、左サイドをがんがんオーバーラップしてくるザンビーから大きくクロス!くまごろうが右から駆け込んでリーセを振り切り頭でぼっかーん!ひゃっほう!早くも1-0だZE!
ま、ここはホームなので、事実上この瞬間に試合が始まった、そーゆーことです。
16分にはベレッチが右サイドをオーバーラップしてコネホがシュート!こりゃ惜しくもゴール右。18分にはレオのスルーパスにくまごろうが抜け出して今日3本目のシュート!はじかれたぁ!倒されたぁ!ほんでも寝そべりながら足だけはきちんと動いてシュート!シャビもミドルぼっかーん!CKにはモッタちゃんがおちんちんを犠牲に突っ込んでいく!
す、すごい!シュートの雨を降らせるぞ!カンプ・ノウで初めて、ベニテスのチームに勝ってやるぅーっ!ふんがー。

さるお、そう思いました。鼻息荒かったっす。
しかーし、バルサがバルサのフットボールをやったのは、20分間くらいかな(涙)。カイトとド派手に激突したプジョルが、じつは激突してねーよと、うまいなぁと、笑って観ていたのはそのへんくらいまでで、38分に、愛してやまないスティーブン・ジェラードのCKを、ベラミーがまったくのフリーで受けてから、バルサDFよ、ニアサイドもええがファーもよろしくと、怪しくなってきた(泣)。なんかものすごい嫌な膠着状態に突入。
前半終了間際にもくまごろうのスルーパスにレオが抜け出したり、小さなチャンスは作りつつも、そーいやロニ子は何してるんだと、そーいやコネホはどこにいるんだと、心配していたら、一刺し目来たぁーっ!43分、ベラミーさんです(大泣)。
見事っす。リバポのカウンターは見事っす。(号泣)
こうなるとスコアは1-1ですが、事実上の1-2ですから。負けてますから(爆)。しかもあんな時間帯に入れられると、まずいっすよね、気持ち的に。

後半はリバポのFKからはじまり、あー、やっぱり、前半のあの20分間のような、ガツガツ行く感じがしません。53分にはモッタちゃんとイニ坊が交代。さるお的には、めずらしくモッタちゃんはそのままにしておいてほしかったですが。
64分にはシャビとジュリが交代。
ここで最近ビクトリーに成長したうちの守護神様が、ジュリの右足インサイドのバックパスを、ぐわぁーっ!手でつかんだぁーっ!でもFKは止めました。またしてもキャッチではなくはじいてますから、こぼれ球はカイトに押し込まれそうで絶体絶命と思ったけど、外してくれて、擦るほどギリギリにクロスバーの上。あぶねーあぶねー。しかしまぁ、ここから先、ものすごい動揺っす(涙)。
そして、くまごろうの先制点を除けば、なんと唯一のチャンスだったんじゃないかという決定機は71分。レオのパスをコネホがシュート!こぼれ球をレオがシュート!ぶわぁー、だめだぁー。
ここで決めなきゃ引き分けちゃうぞ!と焦るさるお。ところが、引き分けどころか、まさかの二刺し目だYO!(号泣)
74分、カイトがフリーでシュート!こぼれたところによくつめてたな、リーセもフリーでシュート!決してあってはならない1-2。本当に本当に涙が止まりません。
コネホはグッディと交代。ほほ毛をなびかせて、決めろグッディ!と悲壮な気持ちで思ったけれど、なんと3人目の交代が済んだとたんにベレッチ様捻挫。もう、踏んだり蹴ったり。泣き崩れ。
グッディも懸命にFKなんかもらってくれたけど、もうね、魔のバックパスキャッチあたりから、バルサは闇の中っす。泣きそうだよ、焦りすぎて。半べそだよ、絶望して。
どんなときでも闘魂丸出しで凄まじいガッツをみせるのはやっぱりくまごろうとプジョルです。87分、くまごろう、FK直接狙って、GKが絶対届かない右上隅に、ぐわぁーんと曲がって、さるおも「うりゃぁーっ!」と叫びましたが、なんとポスト!すごかったけどな。
最後はザンブロッタのシュートで試合終了。
1-2ってことは、まずい。バルサ、崖っぷちから足踏み外して落っこちて、どーにか片手の小指でぶら下がったけど痺れてくるぞと、そんな感じです。ほんと、まずい。

90分間ずっと、速く寄せて、きっちり守って、黄札の出ない小さなファウルを無数に浴びせて、少ないチャンスで速攻で点を獲る、一貫した集中力で戦い抜いたリバポはすごかったっす。

ところで、泣きながらですが、さるおは今こそ、バルサを応援するときだと思っています。今こそ、希望を持っています。
バルサは強くなる。ここまで追いつめられてなお、大耳は獲りに行く。そう思います。
それをね、今こそ書こうと思ったけれど、なんだかもう疲れたので、明日また書こうかな(笑)。→"ボールポゼッションサッカーがカウンターサッカーに勝つ日 (2)"を書いたYO!

FCポルト(ポルトガル)対 チェルシーFC(イングランド)
今観てます。
ラウール・メイレレスがクリアボールをダイレクトボレーで決めてポルト先制!
あっという間に得意のロングフィードからロッベンがDFを引きつけてシェバが同点弾決めてますが、とにかく、チェルシーは、ポルトに沈めてもらおうと思います。
後半どーなるかな。

レアル・マドリーCF(スペイン)対 FCバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
すごかったっすね。マドリー3点目とか、すげー。しかし、後半のマドリーは、カペッロが、このチームはイタリアのチームだ、と勘違いしたことにより、失速。バイエルンの2点目はもっとすげー。FCBからFCBへ行ったボメル兄さんは大将だ!バイエルンの大将だ!

http://jp.uefa.com/competitions/ucl/index.html
全試合の結果はこちらをご覧下さい。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 08:23| Comment(20) | TrackBack(24) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月21日

UCL06-07 決勝T First knockout round 1st.leg 行け、すんすけぇーっ!と叫びましたが、ミラノに持って行きましょう

さるおです。
セルティックFC(スコットランド)対 ACミラン(イタリア)
さるおはものすごいガッちゃんが好きですが、もっとちゃんと言うとミランが好きですが、CL決勝Tに初進出のセルティックさんを応援します。セルティックだって優勝秒読みの王者っす、もっとでっかい敵に、挑んでけ。
しかーし、慎重な感じだったなー。お互い怪我人とか大変なんだけど、それでもミランはうまい。裏のスペースをうまく消して、ポジショニングの妙技です、すごいね、やっぱ。最後の最後はまぁセルティック猛攻だったけど。スコアレスです。
ミラーは惜しいシーンもいくつかあって、(ミランのがいっぱいありましたが)、こうなったら、サンシーロで、すんすけがさよならホームランということで、伝説を作ろうと思います。
むきたまごのようなトミーが本当に大好きです。
ガッツとは、いつか一緒に酒飲みたい。カラーゼとジラ、出てきたね。

LOSCリール・メトロポール(フランス)対 マンチェスター・ユナイテッドFC(イングランド)
ちょっと膠着した感じだったな。ギグスの決勝点で0-1ですが、リールがんばれ。オデムウィンギはがんばってましたねー、ヘアもおしゃれっす。
ねんど君もクリスチアーノも、マンUさんはみんな元気そうです。さるおは、ヘンケに会えればそれでいいです。愛してるので、本当に。

PSVアーセナルとマドリーバイエルンはこれから観ます。

http://jp.uefa.com/competitions/ucl/index.html
全試合の結果はこちらをご覧下さい。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 16:24| Comment(8) | TrackBack(4) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月20日

レッズについて思うこと

さるおです。
ついにね、欧州チャンピオンズリーグ、決勝トーナメント1回戦だYO!
ふんがー。
1st.legは左側のクラブがホームでやって、んで次は逆です。

20日(2nd.legは3月7日)
セルティックFC(スコットランド)対 ACミラン(イタリア)
PSVアイントホーフェン(オランダ)対 アーセナルFC(イングランド)
LOSCリール・メトロポール(フランス)対 マンチェスター・ユナイテッドFC(イングランド)
レアル・マドリーCF(スペイン)対 FCバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)

21日(2nd.legは3月6日)
FCインテル・ミラノ(イタリア)対 バレンシアCF(スペイン)
FCポルト(ポルトガル)対 チェルシーFC(イングランド)
ASローマ(イタリア)対 オリンピック・リヨン(フランス)
FCバルセロナ(スペイン)対 リバプールFC(イングランド)

さるおのバルサは、えーっと、さるお的には、ちょっと困る。
だってさるお、リバプールFCが大好きなんだもん。バルサと同様に、愛してます。だから心の中には、「バルサはでっかい敵だけど、負けるなよ、ふんばれよ」と思う、もうひとりのさるおがいます。
細かいことはまた今度書くとして、リバポへの思いを、今のうちに書いておいて、で、試合始まったら、もうこれはしかたがないので、バルサ行けと、バルサ勝てと、そーゆーことで乗り越えたいと思いますね。ま、どっちが勝っても負けても泣くんだけど。

リバプールFCは、フットボール史上最大の闇を抱えるチームです。
1985年5月29日、ブリュッセル。ヘイゼル・スタジアムでリバプール対ユベントスの試合がありました。UEFAチャンピオンズカップの決勝戦ね。そこでレッズサポは酔っぱらった勢いで、ユヴェンティーノを襲ってしまいました。死者19名。
ついこないだもイタリアでおまわりさん死なせちゃったけど、だめだ、だめだよ、そーゆーのは。

それから、こちらはまぁ事故ですが、1989年4月15日です。FAカップの準決勝で、リバプール対ノッティンガム・フォレストです。スタジアムはシェフィールド・ウェンズデーのホーム(中立地として)ヒルズボロ。試合開始から6分、観客が立ち見席に押し寄せてまさかの混乱状態。試合は中断です。んでそのまま、押し寄せる人やフェンスで、96人が押し潰されて死んじゃった。
リバプールFCの周りではじつに多くの人が亡くなっています。

1985年のは"事件"なので、サッチャーさんは"自粛"と呼んだけど、事実上、じつに5年間、イングランドは国際舞台から締め出されました。締め出されてる間に2度もリーグ優勝(プレミアリーグ)しちゃったエバートンは、"リバポのせいで"、勝ったのにチャンピオンズの出場権が得られないという、かわいそうなことになり、えーっと、本当にかわいそうです。おかげで仲悪いっすね、リバポとエバートン。しかもCLになって出場枠が増えて、エバートンだって出られそうなのに、またしても"最近強いリバポのせいで"出られないんだもん。そうとう仲悪いっすよね、リバポとエバートン。

さるおは、イングランドのフットボールの全体像で聞かれれば、じつはあんまり好きじゃないです。なんとなく、フットボールじゃない、別のぶつかり合いみたいでさ。
イングランドは、いつも光の中にあったわけではない。こうして歴史をふり返ると、特にリバプールは、暗闇そのもののようですらあります。
それでもなんで好きなのかというと、リバプールは闇から這い出して光の中にいると感じるから。そしてそれが、クラブの経営方針だとか哲学だとかよりも何よりも、プレースタイルにね、キラキラと(笑)、映っているからだと、そう思います。
現在のリバプールFCの、ありようが好きなんだ。

イングランドのサッカーといえば、フィジカル・フットボールです。そしてそれをさるおは少し、フットボールではない、と思っているところがある。
さるおにも、"フィジカル・フットボールをする好きなチーム"とか"カウンターサッカーをする好きなチーム"というのがあってね、もちろんフィジカル・フットボールのすべてを否定するわけではないです。どのスタイルにも、どの戦略にも、美しさと強さと脆さ、すべてが詰め込まれていると思います。
だけど、だけどね、どんどん突き詰めていけば、"芝の上で、体ではなくボールを使う"、そっちのほうが好きなんだ。

ラファエル・ベニテス率いるリバポ。
今の彼らはイングランドっぽくない。正確に言えば、イングランドっぽくなくなった。
もともと好きなクラブだけど、ここ数年でますます愛しているチームっす。
体を使うんじゃなくて、ボールをコントロールして、ゲームを支配して、スペクタクルを魅せる、そーゆー"ホンモノのフットボール"をやるチームになった。そう思う。だからますます愛してます。
リバプールが魅せるスペクタクルは美しい。
ワンタッチでパスをつないで攻撃を組み立てていくリバポは、ものすごい美しいです。
ま、さるおはスペインサッカーが大好きだから、リバプールにスペイン人の選手がどんどん入って(ぺぺ・レイナ、ルイス・ガルシア、シャビ・アロンソ、18歳のカタラン人ミキ・ロケ、そしてアルバロ・アルベロア(デポルティボ・ラ・コルーニャ)とフランシス・デュラン(マラガ))、スペインサッカーを知っているよい子たち(ファビオ・アウレリオ、モハメド・シソコ、マルク・ゴンサレス、ゼンデン)もたくさんになって、さるお好みになったと言ってしまえばそれまでなんだけど(爆)。

だからね、バルサと、スペクタクルなフットボールをしてくれるといいな。

そういえばCL抽選でバルサのクジ(ボール)が引かれる頃には、可能性のある対戦相手ってバイエルンとリバポだけだったよね。
グループできつかったチームはなぜか次の抽選であんまり強烈な相手と当たらないマジック、それがUEFAと言われておりますが(笑)、そしてさるおもついついその気になって、リヨンなりマンUなりはまだ先かーなどとクソ生意気なことを言っておりましたが、今のバルサさんはぶっちゃけどことやってもきついような気がいたします(涙)。
で、ボメルにーさんとも会いたいな、元気にしてるか、久しぶりに一緒にやろうぜと、一瞬思いましたが、結果はビートルズ。
ほんならリバポが"甘い"対戦相手かというと、これはもうぜんぜん違います。
プレミアについてだけ言えば、マンUとアーセナルの2強についにチェルシーが割り込み、(プレミアでは)無冠のリバポもがんばらねばと、追う立場だと思います。けれど、ヨーロッパ王者のタイトルの数を数えるならば、リバポ5回、バルサ2回、圧倒されているのはバルサです(爆)。前年度ヨーロッパ覇者バルサと、前々年度の覇者リバポ、まぎれもない王者同士の激突で、ある意味夢の対決。文句なしの好カードっす。
しかもバルサとリバポとはヨーロッパの舞台で過去3回(×2=6回)やってて(75-76UEFA杯、00-01UEFA杯、01-02CLグループステージ)、バルサはアンフィールドでは点獲れるのに、カンプノウでは1点も獲ったことがねーずら(爆)。
すんごい負けそう。
名門同士の激突。チャンピオン同士の決戦。
第1戦はカンプノウで、第2戦はアンフィールドで、"フットボールをやろうよ"と、すごく思います。リバプールとなら、それはこの上なく楽しい。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 05:16| Comment(15) | TrackBack(1) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月19日

ラ・リーガ06-07 第23節 バレンシア戦で、強すぎるセビージャと並んじゃって号泣、ついでに少しリバポを語ろうと思いましたが、次にします

さるおです。
エトーはバルセロナに残って、CLリバポ戦に向けてふんがー。さるおも一緒にふんがー。今はそう思うことにしてます。もしもこれが本当に"亀裂"ならば、行き着くところはエトー放出で、それは仕方がない。怪我で長期離脱で大変だったと思うけれど、留守番をした子たちの価値は絶対に輝いてるからな。でもとにかく今は、エトーもさるおも一緒にふんがー、そう思う。
で、グッディ決めろと(出してあげてね)、思うわけです。「バルサに負けたらやばいな」とか言いつつ、バルサと5回やって(含サラゴサ時代)6点も持っていった"相性のいい"ダビド・ビジャが、たとえ、「昨シーズンのバルサは超人的だったけど今シーズンは人間的」かなんか生意気なことをぬかしておるとしても(笑)、とにかく、グッディ決めろと(出してあげてね)、強く思うわけです。
さらに「決勝(CL)はできればチェルシーとやりたいな」と語るレオ様も、決めろと(30分でいから出してあげてね)、強く思うわけです。そしてレオもCLリバポ戦に向けてふんがー。さるおも一緒にふんがー。「リーガも、CLも、国王杯も、あと、アルゼンチン代表としてコパ・アメリカも獲りたい」。そうか。そうだよ。そうだよな、レオ。さるおも獲るよ、4冠。

ということで、じつはさるおはビジャは大好きです(爆)。じつはバレンシア大好きです(爆)。カニサレスさんの風邪も心配です。が、敵と言うことで、今日はぶちのめそうと思って、大声援だYO!(いつもの近所迷惑)

うちのGKは最近ビクトリーな守護神です。中央はプジョルとエジやん、左にザンブロッタ、右にいつものとーり顔が真っ黒なオレゲール。底はマルケス、その前にデコとシャビ。左にロニー、右に顔が真っ白なイニ坊、最前線にグッディ来たぁーっ!

前半のそのまた前半は勢いありました、主にバレンシアが、ですが
さるおがいつもほしいと思っているミゲルの見事なインターセプト。デコのCKがはじかれるとビジャが速攻。続けてビジャが裏をとる。さるおが愛するモリエンテスのスルーパスにまたまたビジャが裏をとって1対1!ビクトリーな守護神がとめてプジョルがどーんとクリア!
バルサだってデコのスルーパスにグッディが抜け出すぞ!イニ坊も中に切れ込んでドリブルからのパスをシャビがミドル!
速攻が得意なバレンシアですが、CKのチャンスも逃さずモロ飛んだぁーっ。
負けてられんのでグッディもドリブルでゴールへ突進。シャビももう1発ミドルぼっかーん。
うーん、インターセプトからカウンターという、バレンシアの美しいパターン、うまくやってます。雨で滑るようで、ビジャがよくずっこけてますが。
そしてバルサは、ちょっとうまくいってないような(泣)。
そんなときに、ビジャの足元のボールに向かってったエジやん、まさかの黄札っす。まだ20分なのに、早いんじゃね?
25分、オレゲールがサイドをドリブルで上がる上がる上がる上がる!どこまで行くんだ。運動場からはみでちゃうぞ。はみでる前に転がされちゃったけど。
30分にはロニ子からシャビ、イニ坊と、バルサらしいパスワークでグッディぼっかーん!惜しい。その後もいい飛び出しなんだけど、グッディ惜しい。
そしてザンブロッタもアングロを突き飛ばし黄札。ザンビーは5枚目かな(泣)。イトゥラルデ・ゴンサレスよ、なんでバルサにばっかりカードだすんだよ、こんにゃろー。
40分にもバルサらしくパス回しでつないでつないで、ザンビーがセンタリング、デコがフェイク入れてからシュート。しかしそれでも、バルサは、ちょっとうまくいってないような(泣)。
だんだんと小康状態に陥りつつも、バレンシアはアルベルダとアングロのコンビネーションでアルベルダが絶好機を逃してくださって(笑)、バルサもイニ坊とロニ子がコンビネーションを見せ、今日もイニ坊は巧いなと、しかしふと気がつけばロニ子がまた何もできてないなと、涙目になりつつ、0-0でハーフタイムっす(泣)。

後半はまたバレンシアさんの立ち上がりがね、とてもよろしい。さっそく忙しくなりそうなうちの守護神です。
そして7分、左のビジャがエジやんとオレゲールと引きつけといて中央へ。アングロ、まったくのフリーで、ゴール!ぐわぁー、やられたー。
バルサも負けじとデコのFKに、ロニ子とグッディが、これまたまったくのフリーなのはけっこうですが、ふたりとも、重なってますから〜。ということで触れず(涙)。
続く9分にはマルチェナからのパスをアングロがシュート!うちの守護神前出て働いたぁーっ!しかーし、ボールをキャッチしまくるGKビュテルと違いはじきまくるのがうちの守護神で、こぼれ球をシルバがゴール!あっという間にまさかの2-0(大泣)。
なんてこった・・・。
10分、ここでグッディとレオが交代っす。ライカールト的には、レオには30分くらいやってみてもらおうぐらいだったはずですが、2-0となるとね、どうかよろしくお願い致します。(ほとんど土下座)
ここからのレオはすごかったっすよ!ものすごかった!
11分にさっそくキレキレのドリブル披露、12分にデコが直接狙ったFKを拾ってご自由にドリブルしまくりシュートまでいっちゃった。すげー。行け行けレオ!怪我上がりなのにあてにして申し訳ありませんが、行け行けレオ!
モロも1対1の絶好機を作る。デコもドリブルで左サイドからどっかーんとシュート!あっと言う間に2-0にされて、火がついた感じです。(遅いんだってば)
ところが、さるおにも火がついたのは16分。アルベルダの野郎、怪我上がりのレオの足首めがけて、後ろから突っ込みやがった!
「ケンカだ、うりゃぁーっ!」と、オレらの弟に何すんだと、おまえただじゃおかねぇぞと、アルベルダに猛然と襲いかかる男デコ。す、すごい頼もしいお兄ちゃんがいますよね、レオ君。そしてアルベルダと、頼もしいお兄ちゃんが、赤札で退場(涙)。なんとなくついでに、プジョルも黄札。なんでそうなるんだよ!アルベルダ、おまえら2点リードしといて、なんでレオに後ろからスライディングしなくちゃいけないんだよ!
試合は一気に"ケンカ"の様相へ。なんか知らんけどビュテルも黄札。続けざまにレオ対シルバのケンカ勃発。1人目の頼もしいお兄ちゃんはもういないので、今度は2人目の頼もしいお兄ちゃんロニ子(お姉ちゃんか?)がレオを守る。そしてなんか知らんけど、ラファも黄札。ロニ子の肘にも黄札。そーいや後半始まってすぐにマルチェナも黄札もらってたので、えーっと、赤2枚、黄色7枚、すごい数んなってきましたYO!それにしても7枚のうち5枚がバルサって、イトゥラルデ・ゴンサレスよ、なんでバルサにばっかりカードだすんだよ、こんにゃろー。

残り20分でビジャとホアキンは交代、同時にエジやんとジュリも交代。
そろそろプジョルの闘魂も頂点というか、もう悲壮な感じすら漂わせて、ものすごい勢いで画面に入ってきたかと思うと体当たりのインターセプト!独走するアングロの素早い速攻を、おっそろしい速さでひとり追いかけて行くプジョル!かっこええ!
前線のほうももう、なにげにセットプレー狙いっす(泣)。中央突破しようと、ロニ子とレオが狭いところにぐんぐん行くわけです。当然転がされてセットプレー。あるいは、足にぴたりとボールを吸い付けて子犬のように中央を爆走するレオが倒されてセットプレー。
90分通して常にきっかけを作ろうとミドルを撃ちまくったシャビが、ジュリのクロスをぼっかーん!などという本来のプレーもしつつ、イニ坊に体当たりのマルチェナに黄札って2枚目じゃねーのかよ、という疑問もわきつつ、やっと、やっとだよ、ロスタイムになってから、ロニ子のFK"壁の下作戦"、ゴールの右隅に決まったぁーっ!

ということで、大変長くなりましたが(汗)、まさかの2-1、敗戦。
そして、3ポイントしか差がないセビージャさんに、勝てよ、アトレチコ!と藁にもすがる思いで、続けてテレビの前に正座していたら、セビージャ、また強くなってるぅーっ!(号泣)
速いのなんの、鋭いのなんの、すげーっすよ!
セビージャがやるのはカウンター。バルサはそれとは違う。それはわかっているけれど、それでも、バルサは"遅かった"と気がつきました。もっとガツガツ行けよ、バルサ。
セビージャ、あり得ないほど美しいパスワークで、カウンター決まりまくり。カヌーテもダニ・アウベスもヘスス・ナバスもルイス・ファビアーノも、来ませんか、バルサに。2点目のヘスス・ナバス折り返しに合わせたダニ・アウベスなんてもう、最高に美しい!
前半の早い時間帯に2-0にしておいて、こちらでも"勝ってるほう(マルティ)が相手(アグエロ)に後ろから足首めがけて突っ込む"という、意味のわからない過熱ぶりが見られましたが、うーん、コーフンするよな、バルサが負けたって知ってるんだろうし。
で、セビージャは10人になっても後半にカヌーテ2発目で追加点。
アトレチコはどうしても、左右の翼を失い傷ついている。バルサと同じようにセットプレーに賭けて、3-1っす。
並んじゃった、首位。さるお悲願の"セビージャのずっこけ待ち"、ならず。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 08:12| Comment(6) | TrackBack(13) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

1981年ハロウィンの夜、ゴドリック・ホロウにいた人物とは

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、ゴドリック・ホロウですべてを目撃したかもしれない人物について考えてみます。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。
追記はここにあるYO!

ジェームズ(ポッター夫妻)は、ある理由により、グリフィンドールの剣をゴドリックの谷(くぼみ)で守っていた。そして1981年のハロウィンの夜、ヴォルディは「おこんばんはー」とそこへ向かっていた、グリフィンドールの剣を奪い、それをHorcruxにするために。夫妻は急いで剣を透明マント(Invisibility cloak)にくるんでヴォルディから守った。
さるおはそう書きました。ポッター襲撃の晩にジェームズの透明マントをかぶっていたのは"人"ではない、"物"だと。

では、"ジェームズとリリーがGodric's Hollowで殺された夜、ヴォルディの横には誰かいたかがわかる"とはどーゆー意味でしょーか?
そうだ、たしかに、誰かがいたはず。
でなければ、なぜあの夜のことが詳しくわかっているのか?
そしてヴォルディのダウンフォール後、いったい誰が、ヴォルディが取り落としたヴォルディの杖を拾って消えたのか?
"someone at Godric's Hollow had the cloak during the time when Voldemort was there."(誰かがマントかぶってヴォルディの横にいたんだ)と多くの人が考えるのも無理はありません。

スネイプ説はけっこう説得力あります。自分が提供した情報でヴォルディが動き、見学しに行ってみたら、「殺されてるのは(仲は悪いけど)友人だった!」あるいは「殺されてるのは好きな子だった!」ということで、後悔のあまり改心してダンブルドア陣営にどっぷりと、これはあり得ます。
しかし、スネイプが予言の前半を立ち聞きしたのは1979年の夏、ホグワーツ就職は1981年9月、ポッター襲撃は10月31日です。ホグワーツ就職がターニングポイントだったとすれば、すでにダンブルドア陣営です。
ということは、ダンブルドアの命令で、ゴドリック・ホロウに行ったのかもしれません。これなら、ダンブルドアがなぜあの夜の詳細を知っているのか説明がつきます。
そして、ヴォルディの杖。誰かがヴォルディの落とし物(杖)を拾い、長いこと保管していたはずなんだ。それがダンブルドア陣営の人物であれば、杖はおそらくホグワーツ城内にあったはず。そうか、ヴォルディの杖に近づくために、ピーター・ペティグリューはウィーズリー家のペットになったのかもしれません!ハリーが"The Marauder's Map"で城内をうろつくピーターを見つけた夜、人知れず"ネズミでいることをやめようかと思っている"ピーター・ペティグリューは、杖を探していたのかもしれない、いずれヴォルディに返すために。
スネイプはダンブルドアからジェームズの透明マントを借りて、現場に赴き、杖を拾って、ダンブルドアももとに戻り、すべてを報告して、マントと杖を渡した。そうかもしれない。

ところがひとつ、問題があります。さるおの、"透明マントをかぶっていたのは"人"ではなく"物"だ"というのが正しければの話です。
透明マントは剣を隠すためにジェームズが使ったのだとすれば、スネイプはどうやって透明になったのか。透明マント以外の方法では、ヴォルディにバレてしまうんでないか。

ということで、急遽、衝撃の、"もうひとつの可能性"を書いてみます。
さて、「おこんばんはー」と鼻歌まじりのヴォルディが、ポッター家にやってくる。
同じ時、アルバス・ダンブルドアもそこに向かっていた、たとえばグリフィンドールの剣を守るために。そして、マントは使わずに透明になって、一部始終を見たかもしれません。
ヴォルディの横にいたのがダンブルドアだ、というのは想像したくないですが、ダンブルドアだけが、透明マントを透視できる上に、マントなしで自らも透明になれる。
もちろん、思います、見ていただけで何もしなかったとしたら、そりゃあんまりだ、と。あの心優しいじーさんが、ジェームズリリーを、そしてヴォルディの予定通りならハリーも、見殺しにするはずないもん。なぜ、ダンブルドアはそのとき戦わなかったのか。せめて、なぜ敵討ちをしなかったのか。自分は勇敢な"Heir of Gryffindor"で、剣もそこにある。なんだか勝てそうなのに。

さるお的解釈はこうです。
1981年ハロウィン、ゴドリック・ホロウには、ポッター一家の3人と、ヴォルディしかいなかった。スネイプもダンブルドアもいません。なぜなら、ゴドリック・ホロウのシークレット・キーパーはピーターだから。ピーターがあちこちでヴォルディ以外にしゃべらなければ、ヴォルディだけです、そこに行けるのは。
そして例えばジェームズ(とリリー)殺害後、ヴォルディはゴドリック・ホロウにダークマーク(Morsmordre)を上げます。そしてハリーにAK、思わぬ事故で自分はヨボヨボです。
そのダークマークを追えば、ダンブルドアもハグリッドもシリウスも、ゴドリック・ホロウに辿り着くことができます。
さて、襲撃時、ダンブルドアも"そこにいた"。でも"何もしなかった"。つまり、タイム・ターナーを使って、事件後から過去に戻り、透明になって現場を見たのではないかと思います。タイム・ターナーは危険だと、ハーが言ってました。いたずらに、過去を変えてはならない。だからダンブルドアは、起きてしまった悲劇の真相を知ろうと過去に戻ったけれど、何もしなかった。当然姿も見せなかった。ただ、見ていた。おそらくすべてを、一瞬で悟ったのではないかと思います。ヴォルディは死んでいない、いつか、戻ってくる。そしてそのとき、運命は、稲妻型の傷を負ったこの赤ちゃんに託されることになるのだと。

ダンブルドアはグリフィンドールの剣とグリンゴッツにあるポッター家の金庫の鍵を回収して校長室に運び、もしかしたらヴォルディの杖も回収して(これはピーターの可能性も高いですが)、デス・イーターに攻撃されても負けない強さで命に換えても信じているハグリッドにハリー救出を頼み、過去に戻りすべてを見て、ダーズリー家への手紙を書いて、プリベット通りへ向かった。これがダンブルドアのすごした"The Missing Day"の24時間だったんじゃないかな。

もしそうなら、ダンブルドアが『HBP』の洞窟内で毒を飲んで見た恐ろしい"何か"が何であるか、説明できるかもしれません。

この夜のできごとについては、あるいはその後の24時間については、実際にはわからないことだらけです。マクゴナガルがひたすら猫だった、ということだけは判明していますが(笑)。
ハグリッドはどうやってゴドリック・ホロウに辿り着いたのか。
シリウス・ブラックはどうやってゴドリック・ホロウに辿り着いたのか。
ふたりの間にどんな会話があったのか。ハグリッドはバイクを返すと言ったけれど、その後どうなったのか。
スネイプの行動は?ピーター・ペティグリューの行動は?リーマスの行動は?

もっともっと、本からヒントを探して、ポッター襲撃から"The Missing Day"にかけて、何が起きていたのか、突き止めたいと思います、すごーく。

もちろん、その他の透明マント所有者の可能性も除外しないで。バーティ・クラウチ・Jr(Bartemius "Barty" Crouch Jr.)かマッドアイ('Mad-Eye' Moody)、あるいは、ヴォルディのHorcruxesのヒミツを暴いて阻止しようとしていた"it was I who discovered your secret"のレグルス・ブラック(Regulus Black)でないとも言い切れないしな。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:20| Comment(33) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月17日

水道の蛇口のかたちのピンク色の消しゴムがやっぱりいちばんの宝物だと(泣き崩れ)

さるおです。
90歳になるころには近所のコドモに「ゴム!ゴム!」とか言われるくらいビッグになりたいさるおです。
さるお家にあふれんばかりのゴムの中から、厳選したくだらない素晴らしいゴムを紹介しようと思います。消しゴムです。もったいなから消してみたことないですが、消しゴムだと書いてあるので消しゴムだと思います。

けしごむ全体.JPG

ピンクの、なぜか水道。

けしごむて.JPG

ちゃんとまわる。ネジんなってて。

けしごむ分解.JPG

当然こっちもネジ。
すごい。これはすごいと思います。サンスターさんはエライ!
36年の長きにわたる人生をふり返り、どう考えても、もしかしたら、さるおのいちばんの宝物はこの素晴らしい消しゴムだと強く思いますね。(いいのか)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 20:42| Comment(22) | TrackBack(0) | 心ゆくまでさるお | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月16日

おたんじょうびだYO!(泣きじゃくりながら)

さるおです。
そーいえばなぜか今まで忙しいフリをして2月16日に記事書いたことないっすけど、さるおの誕生日です。オダギリ・ジョーとも一緒ですが、将軍様とも一緒です(爆)。ジョーさんのほうが好きですが、体重の増加が止められないメタボリックなさるおとしては、どちらかというと将軍様に近くて、涙が出ます。

趣味は料理で、気がつけばいつも『越冬つばめ』を歌って泣きながら、見たこともないような不思議料理ができあがっています。いちばん最近作ったのは"ほっけパスタ"です。

コドモのころからなぜか集めていた消しゴムとスーパーボールが、今でも山ほどあります。たぶんゴムでできた物が好きなんだろうと思います。これからもどんどんゴムを集めようと思います。

泣きたくなるのでここにあえて年齢は書きませんが、いのしし年生まれです、よくわかりませんが、もしかしたら3周目かもしれません。(号泣)

これでいいのか、さるおの人生。

ぜんぜんよくない可能性大ですが、このまま90歳くらいまでいこうぜと、強く思います。そのころにはもう、ハンパないほどの大量のゴムが、さるお家にあふれていると思われ、近所のコドモに「ゴム!ゴム!」とか言われるくらいの大物になりたいですよね。(人に見せるな)

心優しいスターメンバーのよい子のみなさん、数々のお祝いのお言葉、どうもありがとうございます。このまま90歳くらいまでいきます。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 02:47| Comment(45) | TrackBack(0) | 心ゆくまでさるお | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月15日

もうひとりのDDのヒミツ

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、ダッダちゃんについて考えてみたいです。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

The best that can be said is that he has at least escaped the appalling damage you have inflicted upon the unfortunate boy sitting between you.
これは『HBP』の第3章"Will and Won't"に出てくるダンブルドアの言葉です。
ダンブルドアはダドリーのことを"不運な子"と言ってます。"そのかわいそうなダドリーにあなた方が与え続けているひどいダメージ"をハリーはかろうじて免れている。そーゆー意味だよね。
邦訳ではその"ひどいダメージ"が"虐待"と訳されているらしい。
しかーし、実際のダーズリー家はマージおばさんも含めて、ダッダちゃんを甘やかしまくって虐待なんかしてません。いじめられてたのはハリーのほうだ。
なぜダンブルドアはダドリーを"不運な子"だというのか。
おもちゃいっぱい買ってもらって、ぜいたく病だから?
いつも食いすぎで、太っちゃったから?

思い出してください。自分が魔法使いだと知る前のハリーの身の回りで、どんなときに不思議なことが起きたのか?
ハグリッドがこう聞いています。"Not a wizard, eh? Never made things happen when you was scared or angry?"
"scared or angry(恐怖を感じたとき、または怒りを感じたとき)"、つまり、自衛するときや攻撃するときに、おかしなことが起きなかったかと聞いてます。身の危険を感じたときや激高したとき、究極的には(主に)自分の命を守ろうとするときに、人は潜在能力を発揮する。魔法に限らず、人の本質だろうと思います。
これは自分が魔法使いだと知る前のヴォルディでも同じこと。コーフンすると(ヴォルディ的には"集中すると"かな)魔力が出て、人にはできないことが、自分にはできる、だから自分は特別だと考えるようになるわけです。

では逆に、毎日平穏で、満足で、怖いこともなければ怒るようなこともない、そんなストレスフリーな生活をしているとどうなるか?
能力を発揮する必要がなくなるわけです。そしていつかは、そんな能力が自分にあったことも知らぬまま、その能力は眠ってしまう。

ということで、The best that can be said is that he has at least escaped the appalling damage you have inflicted upon the unfortunate boy sitting between you.のひとつの考え方は、単刀直入に言ってしまうと"ダドリー魔法使い説"だと思います。
あぁ、たしかに、ダーズリー家の人々は、特にペチュニアは、ダドリーを怒らせないように気を遣っているように見える!ダドリーのゴキゲンとりに余念がないです。
ダドリーの魔法の能力が開花するのをおそれて、ダドリーが怒ることのないように、あんなに甘やかしている。それは、ダドリーが持っている魔法の能力を表面化させないための工夫であり、ダンブルドアは、せっかく使える魔法を知ることなく(能力を開花させることなく)大きくなってしまったダドリーを"かわいそうだ"と言っているのではないか。
よかれと思ってコドモを甘やかし、厳しくすることをおそれ、才能の芽を摘んでしまう。それは大きな損失(appalling damage)なんだよとおしえてくれているのかもしれませんねー。

ハリーについて"We swore when we took him in we’d put a stop to all that rubbish, said Uncle Vernon, swore we’d stamp it out of him!"(この子を拾ったときに決めたんだ、バカはやめるって。ばかげた魔法なんてものは、子のこの中から追い出すことに決めたんだ)という言葉にバーノンの気持ちが溢れています。

"None of the Dursleys said anything. Dudley was frowning slightly, as though he was still trying to work out when he had ever been mistreated. Uncle Vernon looked as though he had something stuck in his throat; Aunt Petunia, however, was oddly flushed."
さて、この"虐待"に心当たりがあるのは、特にペチュニアです。
エヴァンス家がリリーを授かって、ペチュニアはつらい思いをしたから、劣等感かもしれず、寂しかったのかもしれず、"魔法"そのものを恨んでいるのかもしれません。
自分が築く家庭には、ダーズリー家には、魔力などというアンバランスはあってはならない。危険に近づいてはならない。
なのに、ダドリーの誕生とともに、11年後のホグワーツ入学生リストにダドリーは載ってしまった。そうだ、うちの子はホグワーツにはやらないぞ。そのためには、魔力を開花させてはならない。よし、去勢だ、甘やかして、結果として去勢だ。甘やかすぞー!

Remember my last.
おそらく、「ハリーをよろしくNE!」というあの手紙はそれほど単純なものではない。ダンブルドアがペチュニアをもっと"脅迫"している感じです。
ダンブルドアはあの手紙の中で"何が起きたか、これからどうなるのか"を説明しています。ハリーをあずける以前に、あるいはハリーをあずけると同時に、おそらくダンブルドアとペチュニアの間で交わされた約束がある。ダドリーのホグワーツ入学免除か、もっと言えばダドリーの安全保障、そういう、状況が生んだ取引条件があったんじゃないかと思います。ダーズリー家に、ハリーにとっての家(home)になることを約束させるために。


となると、ダドリーです。
"There is a character who does manage, in desperate circumstances, to do magic quite late in life, but that is very rare..."
絶望的な状況に追いつめられて、これはとってもめずらしいことだけど、ある人物が、(魔法が使えるようになるにはしてはとっても遅い年齢になってから)魔法を使う。
そしてもちろん、ディメンターがチューをしようと向かって来たのも、ある意味、見えていたかもしれません。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 00:34| Comment(10) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月14日

映画鑑賞感想文『マイアミ・バイス』

さるおです。
『MIAMI VICE/マイアミ・バイス』を観たよ。
監督は、80年代TVシリーズ『MIAMI VICE/マイアミ・バイス』の製作総指揮マイケル・マン(Michael Mann)、自ら。
出演は、ソニー・クロケット役にコリン・ファレル(Colin Farrell)、"リコ"ことリカルド・タブス役にジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)。イザベラはコン・リー(Gong Li)、おっかないイエロはジョン・オーティス(John Ortiz)。

あの『マイアミ・バイス』だぜ!ひゃっほーい!
太陽が燦々と降り注ぐ楽園都市マイアミ。
中南米と北米を結ぶ密輸の中継地マイアミ。
国際犯罪組織が巣くう街マイアミ。
ド派手なクルマだ!ド派手な衣装だ!かっこつけて一気に踏み込んで叫べ「マイアミ・バイス!」、ひゃっほーい!
ほら、こんなにかっこいい

ということで、昔のバイスを愛してやまないさるおとしてはもう、期待に胸が高鳴って、もう観る前から大コーフンなわけですよ、ね。

ところが、マイケル・マンの周りでも、月日は流れていたのでありました。『COLLATERAL/コラテラル』とかご覧になった方はおわかりだと思いますが、もう、ヤツには、"昼のマイアミ"でロケする気、ありませんから、くれぐれも(涙)。
夜また夜、いつも夜。今日も夜、明日も夜。とにかく画面ずっと真っ暗です。ずっと(大粒の涙)。ド派手なクルマもド派手な衣装も、もうなんにも見えません。

そして、マイアミ・バイスっつったらマイアミ警察の特捜課のことです。踏み込んで「マイアミ・バイス!」って叫ぶのは「マイアミ警察特捜課だぞ!」ということです。
ところが、FBIとDEAと司法機関の合同捜査の極秘情報がドラッグ密輸コネクションに漏れてるぞ、っちゅーことになり、漏洩ルートを突き止めろと、キケンな潜入捜査だぞと、つまり話が始まった瞬間に、「おまえたちはたった今からマイアミ・バイスではない。DEA直属だ。」
ぐわぁーーーっ!マイアミ・バイスじゃなくなってるぅーっ!
まさかの展開。(号泣)

当然、どこぞに踏み込んで「マイアミ・バイス!」と叫ぶこともなく、ドラッグ・ディーラーになりすましてドラッグをせっせと運びつつ、運び屋(手筈がどうとか、金の話とか、あと運んだり)以外のシゴト、つまり本業の捜査なはずですが、やらないやらない、ソニー遊びっぱなし。組織で働く女子1名をかたぎの世界に戻すという、まさに衝撃の、小さな成果(涙)。

とめどなく溢れるこの涙を、止める方法がわかりません。もう、どうしたらいいのやら。『マイアミ・バイス』が、観たかったです。(倒れそうになりながら)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 03:43| Comment(2) | TrackBack(7) | 映画の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月12日

ラ・リーガ06-07 第22節 ラシン戦でレオ復活!ロニー2発!もう負けねぇ、もう引き分けねぇ

さるおです。
"ぜんぜん負ける気が(引き分ける気も)しないゲーム"を、今シーズン初めて観たYO!
っつってもよい子のみなさんは3度目でしょーが。えぇ、えぇ、さるおはどうせ初めてですとも(涙)。

サビオラ中央、ロニ子左、右のウィングは白い悪魔イニエスタ。デコちんとシャビの下は、マルケスです。こないだとおんなじね。ということはCBはエジやんとプジョルで。左サイドはザンブロッタ、これもこないだとおんなじ、んで右にベレッチ、最近本当に守護神になってきたなーと惚れ惚れするバルデス。

両SBの上がりがすごい!こーゆーのを待ってたんだよ。こーゆーのが好きなんだよ。
ラインも高い。そしてプジョルがすごい。こーゆーのを愛してるんだよ。
デコ、ハビ、シャビ、ロニ子もザンブロッタも、じゃんじゃんゴールに襲いかかる。ベレッチもミドルぼっかーん、イニ坊もクロスぼっかーん。最高!バルサ最高!
ハビエル・サビオラが握った寿司を、いつか食いたいさるおです。大コーフン。

前半25分、エセキエル・ガライのPKを、右にばーんと飛んでってがっつり止めた炎の守護神ビクトリーな男バルデス!すごかったっすね、ヤツは、止めた直後はめちゃめちゃカメラ意識してました、「今映ってる!今映ってる!」と、心の中で。うつむき加減に前睨んじゃって、「俺の名前はぶいぶい!」とか言って(言ってません)怖い顔しちゃったりしてね、かっこつけまくり。「あー、かっこよくなっちゃった」と思って、前半ずっと笑えました。愛しています、ビクトリーなおまえを。
勢いに乗ってデコもミドルぼっかーんと。かっこよかったなー、チーム全体が。
シャビからのスルーパスをデコがワンタッチ、ベレッチの胸トラップからロニ子シュート!惜しい!しかしかっこええなー、チーム全体が。
2列目からばんばん上がる、怒濤の波状攻撃で、イニ坊決めれーっ!ポストにどっかーん、惜しい!

後半は6分にロニ子がFKを、めずらしくゴール左隅に突き刺して先制だYO!ひゃっほーい!美しいシュートでしたねー。
続けて、ハビとのコンビネーションで1対1になったイニ坊もシュート!イニ坊、かっこええ。しかし惜しくも右に。今日のイニ坊はいつもと変わらぬキレキレぶりで、右からクロス上げまくり、自分でシュートも撃ちまくり、ゴールするまであとほんのわずか。すごかったっす。15分、ジュリと交代。
追加点は22分、左からデコのFKぼっかーん!みなさんの頭を越え、ロニ子の頭にどっかーん!うりゃぁーっ!入ったぁーっ!これまた美しい。そして抱き合う、ロニ子とデコ、美しい!さるおも入れてくれればいいのにぃ。
もうね、ピチーチ獲れよと、ロニ子行けと、そう思って涙出ました。
そして涙の乾かぬうちに、コネホと交代したのはレオ!来たぁーっ!
もうね、入っただけで涙出ました。
レオはまだそんな無理しないし、今日は余裕あるので無理することもないし、だんだん思い出してくれればいいです、さるおのことを。
しかーし、代わりに魅せまくっているのが小さいおっさん。鋭い切り返しでDFを抜き去り、おりゃぁーっ、シュート!"なぜか残っていた右足"で止められたりしてましたが、さるおね、ジュリの闘魂を心から愛しています。右に大きく張り出して、長い距離を、モーレツな勢いで走るこのおっさんは美しいっす。一瞬で、DF裏に必ず跳び出すこのおっさんは美しいっす。見とれるほどに美しいトラップをするこのおっさん、優雅に、しかしガツガツと、ゴールに向かっていくこのおっさん。メンタリティでいえば、デコに近いんじゃないか。勝者なんだなと、思いますね。たまらねぇっす。ロスタイムに、"小さい"人にしてはめずらしく、ロニ子のクロスに頭から突っ込んでって、ボールは上へ、自分はゴールへと。ジュリがボールだったらよかったのにと。そーゆーことで、とにかく愛しています。

今日のラシンさんはうまくいってなかった。ボールんとこに寄ってこないんだもん。
それで2-0、欲を言わせてもらえば、決定力がもちっとほしいので、バルサのみなさん、がんばってください。

肩が痛いベレッチと、今日は弱気なエトーが心配です。ふたりとも、必要なんだ。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 18:35| Comment(21) | TrackBack(18) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月10日

リリーの瞳の色に隠されたヒミツの真相

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、かなーりぶっとんだ衝撃的な予想を書いてみます。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

リリーの瞳の色についてはJoがあまりに思わせぶりで、しかーしヒントがありません。ハリポタ・ワールドに"色"というダイナミクスが存在するのは確かで、さるおも一所懸命に"ハリポタにおける赤と緑、その他の色に隠された真実!"というエントリーを書きました。が、具体的なヒントがね、本当にない。見逃してるのかもしれないけど。
なのでこれは当たっていない可能性のほうが断然高い、もしかしたらただの"暴言"ですが(笑)、書いてみます。

リリーの瞳が緑色だったから、ヴォルディはリリーを殺そうとしなかった
だとすれば、これは何を意味するのか。
どうせ妄想なのでズバリ行きましょう。
リリーは、“Heir of Slytherin”かもしれないYO!

緑色で思い当たるのは、まず、"スリザリン"しかありません。スリザリンは純血を重んじた。スリザリンの末裔ゴーント家も純血を重んじた。そして近親婚を重ね、あの家は悲劇を生みました。
同じように、直系じゃないとしても、あるスリザリン系の血筋では、いつしか魔法を使えるという遺伝子が潰えたかもしれません。いや、何世代も、潰えたと"思っていた"。魔法や魔法界のことも忘れ、封印し、自分たちはマグルとして暮らしてきたかもしれない。それがエヴァンス家だったら?
思えば、ヴォルディママのMeropeさんは、虐待に怯えるあまりスクイブ状態で、由緒ある純血の魔女であっても高ストレス下では魔法もままならない、という現象をかなりのインパクトでおしえてくれたもんです。"魔法の遺伝子が潰える"ということは充分にあり得る。そして、うひゃぁーっ!Meropeって、まさかの"花の名前"だYO!ミカン科です。柑橘系ね。女子に花の名前をつけるというのは、スリザリンの伝統かもしれん。もしかしたらエヴァンス家は、その伝統だけは守ってきたのかもしれません。
あるとき、眠っていた魔法使いの遺伝子が超ひさびさに発現したのが、リリー・エヴァンス。彼女は強い魔力と緑色の瞳を遠い先祖から受け継いだ。
ヴォルディは、「お!親戚じゃん!」と思ったから、殺そうとしなかった。
どうかな。はじけすぎですか。

ちなみにこの妄想は、もちろんJoのこの発言につながっていきます。
"There is a character who does manage, in desperate circumstances, to do magic quite late in life, but that is very rare..."
絶望的な状況に追いつめられて、これはとってもめずらしいことだけど、ある人物が、(魔法が使えるようになるにはしてはとっても遅い年齢になってから)魔法を使う。
ということは、ダーズリー家の誰かです。ネコ好きA.F.のどっちかだといいなって書いたけど。
ペチュニアかダドリーのどちらかっちゅーことになりますね。さるおはやっぱりペチュニアさんじゃないと思うんだけどな。
これについてはこちらに続きがあります。

さて、もしもですが、リリーがヴォルディの遠い親戚で、ジェームズが"Heir of Gryffindor"の場合、ハリーは混ざってますね。どちらの"Heir"でもあるわけです。
しかーし、今にして思えばダンブルドアは、透明マントはハリーに返したのに、グリフィンドールの剣は校長室に保管します。ということは、グリフィンドール家の家宝の剣は、(正統な継承者かもしれない)ダンブルドアの所有物。ポッター家最後のひとりは"Heir of Gryffindor"?とかいいかげんなこと言っといて堂々めぐりになって恐縮ですが、やっぱり"Heir of Gryffindor"はどちらかといえばアルバス・ダンブルドアだなぁ。

"Heir of Gryffindor"はアルバス・ダンブルドアで、ハリーはリリー経由で"Heir of Slytherin"(あるいは両家のHeir)だとする。これは暴言の可能性が高いですが、それでも、さるおの心の中では、否定できない理由があります。
もしさるおが作者だったら、読者がぶっ飛ぶ最大のどんでん返しは最終巻に持ってきます。『HBP』のあの事件にはかなーりびっくらこけて泣いたけど、この先のクライマックスで、あの衝撃を超えるショッキングなできごとが、起こらなければなりません。
そして、ハリポタは伏線に満ちている。無駄な描写がそうそうあるとは思えません。ならば、これまでの伏線は、すべて生きているかもしれない。ソーティングハットがハリーをスリザリン寮に入れようとしたり、ハリーがスリザリンの後継者で秘密の部屋を開けたんじゃねーかと疑われたり、それについてハーが「大昔の人だもん、ある得るよ」と言ったり、若かりし頃のヴォルディと今のハリーの言動がことごとく類似していたり、それら全部の伏線が、です。
サラザール・スリザリンは、邪悪な魔法使いではない。賢者でした。野心に溢れて夢を追うことを良しとした、偉大な魔法使いです。
さるおが思う、"悪としてのヴォルディが滅び、賢者としてのスリザリンがホグワーツの地に戻る"という展開では、ハリーに"Heir of Slytherin"であってほしい感じがします。
ソーティングハットがハリーを結局グリフィンドール寮に入れたことや、『HBP』の洞窟でダンブルドアが自分とハリーを比較して"Because I am much older, much cleverer, and much less valuable,"(さるお訳:私はキミより、年をとっていて、知恵があり、そして(私の血はキミの血ほど)価値がない)と言ったときの"valuable"について考えると、むしろ両家のHeirだと思えてきますが。

そうそう、この妄想に関連して、さるお的"読者がぶっ飛ぶ最大のどんでん返し"がもうひとつあったなー。
1981年ハロウィン、ゴドリック・ホロウですべてを目撃した人物は誰か、について、まずはこちらに書きました。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:12| Comment(19) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

さるおにおともだちができたYO!

さるおです。
仲間ができました。むははー。

さるおのおともだち.jpg

これを作ってくださったのは、すごくかわいいクレイドールがたっくさん見られるさるおの超お気に入りブログ、noe,の世界へようこそのSinobu Mさんです。この方は、さるおが闇スタメン1号と呼んでいる、クレイドール(樹脂粘土人形)作家さん。すんばらしい才能の持ち主で、絵本作家さんにもなる名アーチストだYO!

パンダ、あかちゃんみたいだな。
おっサルくんは、もっと頭が小さいはずだったらしいですが、こんなでっかい頭になって、で、さるお誰にも話したことないですが、じつはさるおは頭がでっかくて、まさかの62cmで(ありえねー)、小学生んときの紺色の帽子は57cmまでしかサイズがなかったから、もちろん57cmのを買ったけれども2年生ですでに頭の"上"に乗っかっててゴムがのびてて、本当にかぶれないからかぶるのやめたら毎朝先生に怒られたという、涙なくして語れないあの頃を思い出すということで、なんだかしらないうちに、我が身のようなおっサルくんをもうすでに愛しています。
ニードルって言って、フエルト(羊毛)を針でチョコチョコ突っついて作るんだってー。

いつか、Sinobu Mさんが作ったクレイドールをイベントで、つまり実物を見たいと思います。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:29| Comment(24) | TrackBack(0) | 心ゆくまでさるお | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月08日

ポッター家最後のひとりは"Heir of Gryffindor"?

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、ハリーが"Heir of Gryffindor"である可能性を考えてみます。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

ジェームズ(ポッター夫妻)は、ある理由により、グリフィンドールの剣をゴドリックの谷(くぼみ)で守っていたのではないかと書きました。そのことには意味があると思います。たとえば、ゴドリック・グリフィンドールの子孫だから、家宝を守っていた。たとえJoに否定されても(笑)、あり得ます。
"pot"という単語の意味を調べると、壺、急須、瓶。あるいは(スポーツ競技の)銀杯。あるいは(ビリヤードの)穴。あるいは"potter"(putter)で、だらだらする、ぶらつく。
ここにグリフィンドールらしさはとりあえずありません。
が、いろんな意味で、ジェームズを象徴してます。クィディッチの勝者で、校内を徘徊するジェームズらしい名前です。
しかし"穴"はどうかというと、これはゴドリックのくぼみのことかもしれないぞ。

ダンブルドアは『CoS』の中でグリフィンドールの剣についてこう言ってます。
"Only a true Gryffindor could have pulled that out of the hat."
Only a true Gryffindorは、真に勇敢な真のグリフィンドール生なのか、それとも"Heir of Gryffindor"なのか。
ハリーは7月31日生まれの獅子座(Leo the Lion)で獅子はグリフィンドールの紋章で、誕生石はルビーで、ハリーが初めて自分の杖に出会ったときのスパークは赤とゴールド。ヴォルディは問答無用でジェームズを殺害し、次はポッター家最後のひとりであるハリーを殺そうとした。
それらはすべて、"Heir of Gryffindor"だからかもしれない。

さらに決定的とも思えるのは、『HBP』の洞窟でダンブルドアが、自分の腕を選ぶ理由としてこう発言している点です。
"Because I am much older, much cleverer, and much less valuable,"
さるお訳:私はキミより、年をとっていて、知恵があり、そして(私の血はキミの血ほど)価値がない。
いやいや先生、何をおっしゃる!と思いますが、ダンブルドアが自分とハリーを比較して、ハリーは価値があると言ってるわけです。ハリーが"Heir of Gryffindor"である感じがしてきますよね。

こうなるとあやふやになるのは、1981年のハロウィンの夜、ヴォルディは本当はGodoric's Hollowに何しに来たのかっちゅーこと。
"予言された敵だから"ハリーを殺しに来たのか。
それとも"グリフィンドール最後のひとりだから"こそ敵はハリーだと決めつけ、殺したら最後のHorcruxとなるはずのグリフィンドールの剣を奪おうと計画して来たのか。
思えば、ヴォルディは完全主義者です。マグルの父親トム・リドル・Sr.を殺害し自身のルーツを抹消することで、"Heir of Slytherin"の証を封じ込めた日記をHorcruxにしたことを考えると、一石二鳥が好きです(笑)。予言の最大の敵ハリー・ポッターを殺害すると同時に、ご先祖の最大の敵(だと思っている)グリフィンドールの剣をHorcruxにしようとしたのかもしれません。となると、ヴォルディはそこに剣があると知っていた。グリフィンドールの子孫が、ゴドリック・グリフィンドールゆかりの場所Godoric's Hollowで、家宝を守って暮らしていると調査済みだったはずですね。

すごく、ハリーが"Heir of Gryffindor"である感じがしてきました。

が、事態はもっと複雑かもしれません。なぜなら、ポッター襲撃の夜、人殺し上等と思っているヴォルディにしてはきわめて不思議な行動もしているからです。
リリーのあねさん、おどきなせぇよ」←さるおよおまえも江戸バージョンか。(号泣)
そう、リリーをいきなり殺そうとはしなかった。
クラウチ家にしろブラック家にしろスミス(ハッフルパフ)家にしろ、純血んとこは"最後のひとり"がじゃんじゃん死んでってます。マルフォイ家もあぶなかった。子だくさんで安泰なのはウィーズリー家ぐらいのもんだ。ヴォルディは大量虐殺を"浄化"と称したくせに、もうなんだか"純血"に未練がないかのように、純血家系を根絶やしにして歩いている。
ほんとは自分だってハーフブラッドなんだもんな、"浄化"したいんじゃなくて、"征服"して威張りたいわけです。
だったら、逆らうリリーを危険分子としてあっさり殺しそうなのに。
リリーがあまりに可愛くって、たすけてあげちゃおうと思ったのかな(笑)。
いやいや、そんなに単純ではないはず。
答えは、もしかしたら、リリーの瞳が緑色だったからかもしれません!

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:37| Comment(16) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月07日

1981年ハロウィン、ゴドリック・ホロウで何が起きたのか、ゴドリック・ホロウに何があったのか、そしてなぜダンブルドアはジェームズの透明マントを持っていたのか

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、あの日ゴドリック・ホロウで何があったのかと、ダンブルドアがジェームズの透明マントを持っていたわけを考えてみます。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

Joのこんなコメントがあります。2006年9月13日のwww.jkrowling.comです。
Why did Dumbledore have James' invisibility cloak at the time of James' death, given that Dumbledore could make himself invisible without a cloak? There IS a significant - even crucial - answer.
さるお訳:ダンブルドアは透明マントを使わなくても透明になれるのに、どうしてジェームズが死んだときジェームズのマントを持っていたのか。これすんごい重要なんだけど。

ダンブルドアはたしかに、マントがなくても透明になれる。透明になってずいぶん校内をうろついてます(笑)。
そして明らかにダンブルドアには、透明マントに隠れているモノが見えてます。
(マッドアイの片目もそうですが)
だから、ダンブルドアに透明マントは必要ないし、通用しません。
そして長らく時間がたってから、ダンブルドアはジェームズの透明マントをハリーに返すんだよね、メモ付きで。
Your father left this in my possession before he died. It is time it was returned to you. Use it Well.

あのメモには"Your father left this in my possession before he died."と書いてある。ジェームズが死ぬ前にこのマントを私に残したと。leftです。手渡したのではなく、置いていった、残していった。
ジェームズは、マントをダンブルドアに手渡すことはできなかったと思います。なぜならすでに死亡していたから。
そして"それ"を見つけることができるのはダンブルドアしかいないと知っていた。だから必ずダンブルドアが回収すると信じて、置き去りに遺したんだ、あの夜、Godoric's Hollowに。
そしてダンブルドアも、"それ"が自分宛てだとわかっていたから、こう表現したんじゃないかと思います。
Joの"at the time"だけは気になりますが。

そしてもちろん、ゆくゆくはハリーの手に届けるためです。あの透明マントは、ポッター家で代々受け継がれてきたものだろうと思います。少なくともジェームズは、マントを親から託されています。それは、ある理由により、ポッター家に必要だからだろうな。

ということは、さるおの推理では、ポッター襲撃の晩にジェームズの透明マントをかぶっていたのは"人"ではない、"物"です
グリフィンドールの剣です。
ヴォルディが校長室を訪ねたのは2度で(1度目の時点では校長はアルマンド・ディペットです)、2度とも、"そこに剣があった"感じがしません。ヴォルディはヘプジバ・スミス(Hepzibah Smith)の小さな黄金のカップを見たときものすごいギラギラしてますから(笑)、少なくとも2度目の訪問時にもしも剣があれば見逃すはずないし、見たらもう口は半開きで目をらんらんと、ね、釘付けだろうと思われ、そう書いてないということは、そこに剣はなかったと理解していいと思います。

ジェームズ(ポッター夫妻)は、ある理由により、グリフィンドールの剣をゴドリックの谷(くぼみ)で守っていた。ところがヴォルディが「おこんばんはー」とやって来たので、剣を透明マントにくるんで守り抜き、それを見ることができるただひとりの人物に託した。
1981年のハロウィンの夜から、翌日ハグリッドが救出したハリーをプリベット通りに届けるまでの空白の24時間"The Missing Day"。剣はその24時間のうちに、ダンブルドアの手で校長室に運ばれたのではないか。
"ある理由"については今度詳しく書きます。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 17:29| Comment(10) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月06日

1月19日に続き、嬉し涙から急転直下の2007年 パート3

さるおです。
1月19日に続き、絶望に限りなく近い2007年の予感 3(涙)。

よっちゃん.jpg

原材料名の最初に書いてあるのは「いか」です。素晴らしい!ホンモノだ!
しかし2番目に書いてあるのは「たらすり身」ということで、どれがどれだか、食べてもよくわかりません。
13g入り、32円。た、たかい(爆)。

よっちゃんはずれ.jpg

高いうえに恒例の"はずれ"。

またしても同情してくれる人、大募集ですが、今回は例の"大吉"と違って非常にわかりやすいので、必死で立ち直ろうと思います。(涙をふいて)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:13| Comment(20) | TrackBack(0) | 心ゆくまでさるお | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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