2007年02月01日

Harry Potter and the Deathly Hallows について考える(4)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、Harry Potter and the Deathly Hallows について考える(2)をより具体的にしながら、ハリポタ7について考えてみたいです。
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

●かつてシリウスとジェームズが使い、シリウスがハリーに渡したtwo-way mirrorが役に立つ

The mirror that Harry got from Sirius might not have helped as much as you think but, on the other hand, will help more than you think.
携帯テレビ電話みたいなもんっすよね。2つあって、それぞれが持ってて、相手を呼び出して話ができる。
(『OotP』のネタばれ→)シリウスは死んでしまって生き返れないということで、ハリーが期待する使い方(シリウスを呼び出して話す)はできません。代わりに、意外な活躍をするわけですが、問題は、もう1つの端末(鏡)を今誰が持っているかです。ハリーがもらったのはかつてジェームズが使った端末で、シリウス用のはどこにあるのか?
もしもシリウスが、一方の端末を携帯したままあのベールを落ちていってしまったなら、ハリーがコンタクトする相手はベールの向こう側ということになり、ルナが言っていた"ささやき声"状態のシリウスということになりそうです。

またあるいは、シリウスが端末を家に置いたまま魔法省に駆けつけたのなら、その後誰かが回収している可能性がある。そうなるとこれはクリーチャーか、騎士団のメンバーというよりも限りなく"どろぼう"に近い(笑)マンダンガス・フレッチャー(Mundungus Fletcher)のどちらかが回収したかもしれず、後者だとすれば、ハリーの話し相手はHog's Headのバーマンかもしれーん!

●シリウスがなぜ死ななければならなかったかがわかる

(『OotP』のネタばれ→)シリウスが死ななければならなかった理由、可能性がふたつあるような気がします。
その前に思い出さなければいけないのは、シリウスの死はバトルの結果であって、決して自殺ではないけれど、それでも遺書があったということです。遺書は用意されていた。もちろん自分の死を予測したわけではないかもしれないけれど、それでも、シリウスは"もしもの時"のことを考えていた。ダンブルドアは"遺書がみつかった"と言っています。
そして読者は、未だその遺書を目撃していない。つまり、そこには何が書いてあったのか、知りません。ダンブルドアが、「持ち物全部くれるってさ」と言うから、ただそれだけを信じている。
ブラック邸と、ブラック邸に付随するすべての物、シリウスの所持品のすべて、財産もクリーチャーも、全部がハリーの物になりました。この中に何かあるはず。シリウスが持たないならばハリーが持たなければならない、何かがある。ベラに渡してはいけない、他の誰が所有しても意味のない、何かがある。"ブラック邸を不死鳥の騎士団が使っているからDE(ベラ)に知られたくない"ということの他に、まだ何かあるかもしれません。
もうひとつの可能性は、レグルス・ブラック。遺書が、または相続品が、物語をレグルス・ブラックに導くはずじゃないのかな。

これはもう少し具体的にしてみたいです、また今度。

●死んでゴーストになる人とならない人の違いがわかる(I can say that the happiest people do not become ghosts.)

ハリポタには"あの世"という世界観があります。そして、"あの世"と"この世"の"はざま"もある。
the happiest people do not become ghosts.
たとえば、サー・ニコラスは、地球に縛られてまだ成仏できません。それは思い残したことがあるから。
(『HBP』のネタばれ→)対照的にダンブルドアは、シゴトが途中だったにも関わらず、不死鳥が嬉しそう(joyful)に大空に羽ばたいちゃうわけで、Mirror of Erisedに映る姿からもわかるように"幸せ"だったわけですね。だからゴーストにはならない。"シゴトが途中だったにも関わらず"です。鬼退治は勝ち戦であって、必ずうまくいく、そう確信していた感じがします。
さるおがハリポタ6冊の中でいちばん泣いたシーンを思い出します。ダンブルドアの葬儀の日、その日は"It was the most beautiful summer's day."だった。
"It was the most beautiful summer's day."
この1文で一気に泣けたもんですわー。
鬼退治は勝ち戦だよな、うまくいくよな、校長。

(『OotP』のネタばれ→)では、たとえば、シリウスはどうか。彼は"幸せ"で、思い残すことがないほどにすべてをやり切って死んだのか?
これはすごくNOだと思う。"あの世"ではなく"はざま"に落ちたこと自体が象徴的です。では何をやり残したのかというと、親友ジェームズを失った以上こりゃもうハリーを守ることだろうと、そう思います。そして、"はざま"に落ちてなお、シリウスはハリーを守ろうとふんばっているかもしれん。シリウスは今、ハリーを守るための絶好のポジションにいるかもしれんです。こうなると、シリウスが死ななければならなかった理由の3つ目っすね。


●シリウスが再登場するかもしれない(どんな形態かは不明)

これはもしかすると、シリウスが端末(鏡)を携帯したままあのベールを落ちていってしまった場合で、"ささやき声"状態のシリウス、という意味かもしれません。そして、ベールの向こう側からでなければできない特殊な方法で、ハリーをたすけるかもしれません。
あるいは、映画『PoA』に登場する『DH』の予告映像の場面その8、Shrieking Shackからの帰り道。シリウスのこのセリフが伏線かもしれません。
In fact, more than once, James suggested that I make the change permanent.
さるお訳:ジェームズに「ずっと犬でいればいいのに」って言われたYO!
そう、あの黒い大きな犬になって、たすけにくるかもしれません。

●シリウスのflying motorbikeに何が起きたか、今どこにあるかがわかる。

1981年ハロウィン、シリウスはこのバイクでGodoric's Hollowにやってきた、そしてハグリッドと鉢合わせて、ハリーを取り合った後、ハリーもバイクもハグリッドに渡している。ハグリッドはハリーを抱いてバイクに乗ると、プリベット通りで待ち合わせしたダンブルドアに届けます。この後、ハグリッドはバイクを返すと言ってますが、実際はどうなったんでしょう。森で仲良くしてるかも、空飛ぶターコイズのFord Angliaと一緒に。
そうそう、1981年ハロウィンの夜、ポッター家の隠れ家Godoric's Hollowでいったい何が起きたのか。これについても近日中に書いてみるねー。

心ゆくまでさるお、もんち!


posted by さるお at 21:59| Comment(27) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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