『MIAMI VICE/マイアミ・バイス』を観たよ。
監督は、80年代TVシリーズ『MIAMI VICE/マイアミ・バイス』の製作総指揮マイケル・マン(Michael Mann)、自ら。
出演は、ソニー・クロケット役にコリン・ファレル(Colin Farrell)、"リコ"ことリカルド・タブス役にジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)。イザベラはコン・リー(Gong Li)、おっかないイエロはジョン・オーティス(John Ortiz)。
あの『マイアミ・バイス』だぜ!ひゃっほーい!
太陽が燦々と降り注ぐ楽園都市マイアミ。
中南米と北米を結ぶ密輸の中継地マイアミ。
国際犯罪組織が巣くう街マイアミ。
ド派手なクルマだ!ド派手な衣装だ!かっこつけて一気に踏み込んで叫べ「マイアミ・バイス!」、ひゃっほーい!
ほら、こんなにかっこいい。
ということで、昔のバイスを愛してやまないさるおとしてはもう、期待に胸が高鳴って、もう観る前から大コーフンなわけですよ、ね。
ところが、マイケル・マンの周りでも、月日は流れていたのでありました。『COLLATERAL/コラテラル』とかご覧になった方はおわかりだと思いますが、もう、ヤツには、"昼のマイアミ"でロケする気、ありませんから、くれぐれも(涙)。
夜また夜、いつも夜。今日も夜、明日も夜。とにかく画面ずっと真っ暗です。ずっと(大粒の涙)。ド派手なクルマもド派手な衣装も、もうなんにも見えません。
そして、マイアミ・バイスっつったらマイアミ警察の特捜課のことです。踏み込んで「マイアミ・バイス!」って叫ぶのは「マイアミ警察特捜課だぞ!」ということです。
ところが、FBIとDEAと司法機関の合同捜査の極秘情報がドラッグ密輸コネクションに漏れてるぞ、っちゅーことになり、漏洩ルートを突き止めろと、キケンな潜入捜査だぞと、つまり話が始まった瞬間に、「おまえたちはたった今からマイアミ・バイスではない。DEA直属だ。」
ぐわぁーーーっ!マイアミ・バイスじゃなくなってるぅーっ!
まさかの展開。(号泣)
当然、どこぞに踏み込んで「マイアミ・バイス!」と叫ぶこともなく、ドラッグ・ディーラーになりすましてドラッグをせっせと運びつつ、運び屋(手筈がどうとか、金の話とか、あと運んだり)以外のシゴト、つまり本業の捜査なはずですが、やらないやらない、ソニー遊びっぱなし。組織で働く女子1名をかたぎの世界に戻すという、まさに衝撃の、小さな成果(涙)。
とめどなく溢れるこの涙を、止める方法がわかりません。もう、どうしたらいいのやら。『マイアミ・バイス』が、観たかったです。(倒れそうになりながら)
心ゆくまでさるお、もんち!