2007年07月08日

兄弟杖はなぜ生まれたか -2

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、兄弟杖ついて考えてみたいです。
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

ダンブルドアの飼い鳥、フォークス。不死鳥は飼い慣らすのが難しく、"ペット"として人間のそばにいるなんて激レア中の激レアです。
深紅と黄金の羽を持つ美しいその鳥は、自然発火のように自ら炎に包まれ、そして灰から再生します。
飼い主のアルバス・ダンブルドアは、青い目と、銀のメガネ、銀の髭。シルバーとブルーの印象があります。そして同時に、グリフィンドールの赤とゴールドのイメージもある。若い頃は赤毛だったダンブルドア、フォークスにように、あるとき自然発火して、嬉しそうに旅立って行きました
ダンブルドアとフォークス、フォークスとグリフィンドール、グリフィンドールとダンブルドア、この赤毛の3者の関係は、ものすごーくニアリーイコールな感じがします。

さて、フォークスは2本の杖を世に生み出しました。
不死の杖と、聖なる癒しの杖。
それはなぜなのか。

ゴドリック・グリフィンドールサラザール・スリザリンは親友でした。1000年の昔、共にホグワーツを創設し、一緒に仲良く教鞭を振るってたわけです。ところが、大ゲンカ。スリザリンは純血のみに価値を見出し、グリフィンドールは、友人のヘルガ・ハッフルパフとロウェナ・レイヴンクロウと、これに反対した。思想としてスリザリンと真っ向から対立しているのはヘルガ・ハッフルパフです。だけど彼女は争うタイプではなかった。だから、戦士であるグリフィンドールがリーダーとして指揮を執った。
4人は壮絶なバトルを繰り広げます。おそらく、『Harry Potter and the Deathly Hallows』の表紙に描かれている、ヘビのエンボスになった甲冑や、ドラゴンの飾りとルビーのついたヘルメットや、楯を使って戦った。そしてもちろん、ロウェナが造ったRoom of Requirmentに保管されているa heavy blood stained axe(血のこびりついた重い斧)を使って戦った。
戦い方がマグル的な気もしますが(笑)、とにかくこれらを用いて死闘を繰り広げた。
そしてスリザリンは、"いつの日にか私の子孫が私の意志を継ぐだろう"とChamber of Secretsを造りバシリスクを遺し、ホグワーツを去るわけです。

そうです、スリザリンは、将来自分の子孫が自分の純血主義を継ぐだろう、そう考え、予言し、この世界を呪った。
ならば、グリフィンドールだって同じように考えたはずです。"いつの日にか現れるスリザリンの野心を継承した子孫とはまた戦わなければならない"と。つまり、1000年の時を経て、グリフィンドールとスリザリンは、決着をつけなければならない。ホグワーツ創設時の戦いは、まだ終わってないわけです。
ダンブルドアやハグリッドのように純血主義の価値を否定したからなのか、それともこの世界にはかつての親友スリザリンが抱いたような"夢(志)"が必要だと知っていたからなのか、それはわかりません。前者であれば、魔法界の存続のために、後者であれば、この世界のバランスのために、グリフィンドールは準備した。(さるお的には後者ですね)
いつか現れるスリザリンの末裔を、必ず捕らえ、決着をつける(さるお的には"連れ戻す")、その準備。それがフォークスの生み出した2本の杖なのではないかと思います。

フォークスは、グリフィンドールのペットではなかった。そうJoが言ってます。
ならば、グリフィンドール自身がフォークスになったのかもしれない。不死鳥となり、スリザリンの子孫をいつまでも待とうと考えたのかもしれません。
あるいは、組み分け帽子にそうしたように、フォークスに自分の一部を移したのかもしれません。
そして、2本の杖を作った。スリザリンの継承者がそれを使い不死を手に入れようとする、とても強力な運命の杖。そして、スリザリンの継承者と決着をつけることになる、もう1本の運命の杖。
つまり、スリザリンの"野心"を継承する者が、必ず手に入れるであろう杖。スリザリンの継承者をおびき寄せる罠のようなものです。

グリフィンドールにはこうなることがわかっていた。わかっていたというよりも、自分が仕組んだ1000年越しの罠です。
オリバンダーさんはハリーがその杖を購入した直後に、「あの杖の持ち主が決まった」とダンブルドアに報告しています。そう、たぶん、"もう1本の運命の杖"の重要度はオリバンダーさんにもわかっていた。グリフィンドールの忘れ形見フォークスとともに過ごしたダンブルドアにもわかっていた。
当然、1本目の杖の持ち主が決まったときも、オリバンダーさんはダンブルドアに知らせたと思います。ダンブルドアは、スリザリンの血を引くトム・マーヴォロ・リドルを見守るために、最初の出会いから自ら孤児院に出かけて行ってトムを観察した。そして、あの強力な杖を手に入れたと知り、在学中目を離さなかった。トムがヴォルデモート卿になってからも、ヴォルディの運命の敵となる"杖に選ばれし者"を待ち続けた。そして予言を聞き、その者は、ヴォルディに対抗し得る血と守護を持った"The Boy Who Lived"だと知り、守り続けた。
ヴォルディに対抗し得る血とは、こんな意味かもしれないし、あるいは3人分か4人分混ざっているかもしれませんが。
"The Boy Who Lived(生き残った少年)"はグリフィンドール対スリザリンというバトルの運命を決するその杖の持ち主になりました。それは、1人欠けた千年紀の終わりを意味するんじゃないかと思います。グリフィンドールとスリザリンが死闘の果てに定めた運命の1000年なのではないかと思います。
1本の杖はトム・リドルに、もう1本はハリー・ポッターに、定められたとおり所有され、Priori Incantatemのように、トレローニー先生の予言のように、2本同時には存在できない。1本だけが残ることになります。

心ゆくまでさるお、もんち!


posted by さるお at 23:47| Comment(6) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月07日

兄弟杖はなぜ生まれたか -1

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、兄弟杖ついて考えてみたいです。
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

"Every Ollivander wand has a core of a powerful magical substance, Mr. Potter. We use unicorn hairs, phoenix tail feathers, and the heartstrings of dragons. No two Ollivander wands are the same, just as no two unicorns, dragons, or phoenixes are quite the same."
すべてのオリバンダー製品は強力な魔法の核を持っている。私たち(オリバンダー)はユニコーンのたてがみと、フェニックスの尾羽と、ドラゴンの心臓のを使う。まったく同じユニコーンが2頭いないように、ふたつとして同じオリバンダー製品は存在しない。

ふたつとして同じオリバンダー製品は存在しない。
これはどういう意味かな?
天然素材だしハンドメイドだから、同じに作ろうと思ったところで同じにはならない。そーゆー意味でしょうか?
それとも、人が十人十色なように、杖も十本十色であるべきで、同じ素材の組み合わせのものは作らない。そーゆー意味でしょうか?
前者はあまりにマグル職人的な発想なので(笑)、後者で考えてみます。

同じ素材の組み合わせのものは作らない。
それはたとえば、"ユニコーンとオークという組み合わせ"のことを指すのか、あるいは"このユニコーンの尾っぽとそのオーク"を指すのか?
これまた後者のはずですね。
オリバンダーさんはフェニックス、ユニコーン、ドラゴンしか使いません。そして木材はおそらく誕生木の13種類。もしも前者だとすると、39通りの組み合わせしかないです。ユニコーンの場合は尾髪を使ったりたてがみを使ったり、使える部位がいくつかありそうだけど、それにしたって足りない。だから後者です。
ある1頭のユニコーンの尾髪と、このオークの木、この組み合わせでは1本しか作らないよと、そーゆーことです。

では次に、1頭のユニコーンが尾髪とたてがみの両方を杖職人に提供することはあるのか?
これはYESだと思います。魔法界広しと言えどもそうそうユニコーンがうろついているとは思えないので、手に入れるのは容易ではないはずだから、1頭の生物が一生を通じて1本しか杖を生み出せないとすると、これでもやっぱり足りません。

ならば、1頭のユニコーンが、尾髪複数本やたてがみ複数本をひとりの杖職人に提供することはあるのか?
Priori Incantatem(詳しくはこちら)という現象がある以上、答えはYESです。ただ、兄弟杖が敵としてぶつかり合うことは非常に珍しいはず。シリウスはPriori Incantatemについて多くを知らず驚いてました。ダンブルドアも"... a very rare effect will take place."と言ってます、この現象は非常にレアだと。

さてさて、オリバンダーが使用する杖のコア素材となる生物は、おそらく、捕獲しやすい順に、ドラゴン、ユニコーン、フェニックスだと思います。
ドラゴン・チェイサーなる職業がある以上、ドラゴンの捕獲は可能。
通常はユニコーンに近寄れるのは女子のみなので、ドラゴンより難しそうです。
ただし、ドラゴンに心臓は1つしかないわけで、これが手に入るときというのはドラゴンが死んだときということになる。一方で、たとえば1頭のユニコーンから尾髪13本とたてがみ13本を採取するという効率のいい仕入れ、これは可能かもしれません。
ところがフェニックスは捕獲が非常に難しい。ほとんど不可能と言っていい。それに、たとえ捕まえたとしても、フェニックスは瞬時に姿を消すことができるので、無理矢理に羽をむしろうとしたら逃げるに決まってる。
いや、もちろん、先ほどの例えのユニコーンだって、1度に尾髪13本とたてがみ13本を引っこ抜かれるのはムカつくだろうと思うので、そんなに自由に採らせてくれないとは思いますが(笑)。
となると、そもそもの疑問は、魔法生物は自ら杖の材料を提供してくれるのか、それとも魔法使い(杖職人か猟師か)が無理矢理奪うものなのか、あるいは、その生物が死んだときに初めて手に入るものなのか、ということです。
ドラゴンの場合はともかくとしても、ユニコーンについてはまぁ無理強いが可能だとしても、少なくともフェニックスは自ら杖の材料を提供してくれた場合にだけしか材料は手に入らない。つまり、その杖の存在は、フェニックスの意志(同意)だということになります。

フォークス(Fawkes)は、オリバンダーさんに、杖2本分の尾羽を提供した。なぜか?
オリバンダーさんは、毒を持った不死の象徴イチイで1本、そして邪悪を祓う神聖の象徴ヒイラギでもう1本を作ります。なぜか?

ここで、誕生木を思い出してみます。樺、ななかまど、トネリコ、ハンノキ、柳、サンザシ、オーク、ヒイラギ、ハシバミ/ヘーゼル、ぶどう、ツタ、葦、ニワトコ
!!!
ぶわぁーっ、イチイなんてないじゃないの。
ヴォルディの誕生木なら樺です。
オリバンダーさんはハリーの杖の材質の組み合わせを"unusual"だと言ったけれど、ヴォルディの杖のほうがもっとレア品じゃんかYO!

不死の鳥の羽を、不死の象徴のイチイに入れる。杖もヴォルディも不死に向かってまっしぐら。つまり、もしかしたらHorcruxに向かってまっしぐらな杖です。どうしてオリバンダーさんはこんなキケンな杖を作ったんでしょう。

そして同時に、癒しの鳥の羽を、邪悪を祓うヒイラギに入れた。不死の杖がもし邪悪な存在になるのならば、まるで、あらかじめ、それを片づけようとしたかのように。

あまりに長くなりそうなので、えっと、続きはまた次回書きますね。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

オリバンダーさんはなぜヴォルディを"great"だと言ったのか

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、オリバンダーさんについて考えてみたいです。
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

"Ah yes... yes, yes. I thought I'd be seeing you soon. Harry Potter."
ハリー・ポッター、あなたが来るころだと思ってましたよ。
"You have your mother's eyes. It seems only yesterday she was in here herself, buying her first wand."
あなたはママさんの目をしている。彼女が杖(10と1/4インチ、ヤナギ、Charm向きのよい杖)を買いに来たのが昨日のようだ。
Mr. Ollivander moved closer to Harry. Harry wished he would blink. Those silvery eyes were a bit creepy.
オリバンダーさんはハリーに近づいた。ハリーはまばたきができなかった。オリバンダーさんの目はちょっと不気味だった。

これがオリバンダーさんとの出会いです。
ハリーが来ることを知っていたオリバンダーさん、驚異の記憶力で顧客全員を覚えている人だけど、それでもやっぱりリリーの目は、とても"特別"だったんだな。
そのリリーが来店した日のことを、ざっと20年以上の昔なのに、"昨日のようだ"と言ってます。オリバンダーさん、おいくつなんでしょうか?まさかあんたも長生きしてるんじゃ、とさるおは少し疑っています。どことなく、creepy(不気味)なオリバンダーさんを。

そしてジェームズの杖の話(マホガニー、11インチ、しなやかで、力強い、Transfiguration向きの杖。それがジェームズにはぴったりだった)から、"杖が魔法使いを選ぶ"という話へ。

Mr. Ollivander had come so close that he and Harry were almost nose to nose. Harry could see himself reflected in those misty eyes.
オリバンダーさんはもっとハリーに近づいた、鼻と鼻がぶつかるくらいに。ハリーは、自分がオリバンダーさんの瞳に映っているのが見えた。
じーさん、近づきすぎ(爆)。

"And that's where..." Mr. Ollivander touched the lightning scar on Harry's forehead with a long, white finger.
「それは・・・」オリバンダーさんは白く長い指でハリーの額の稲妻型の傷跡に触れた。

!!!
これとそっくりな場面が後々出てくるんですが。

Voldemort raised one of his long white fingers, and put it very close to Harry’s cheek. “His mother left upon him the traces of her sacrifice … this is old magic, I should have remembered it, I was foolish to overlook it … but no matter. I can touch him now”
Harry felt the cold tip of the long white finger touch him, and thought his head would burst with the pain.
ヴォルディは、白く長い指を、ハリーの頬すれすれのところまで上げた。
彼の母親は犠牲の跡を残した。いにしえの魔法、そんなことはを覚えているべきだったのに、私は愚かにもそれを見落としてしまった。でももういい、私はもう彼に触れることができる。
ハリーは、白く長い指の冷たい指先が触れるのを感じた。頭が痛みでいっぱいになった。

例の墓場で、ヴォルディも同じように、ハリーにものすごく近づいて、そして白く長い指でハリーに触れた。

何か変だなぁ。
なんだかやたらと近づいて来て、そして大事なことを言い、白く長い指で傷に触れる。

ハリーは、なぜか鼻の穴を巻き尺で測られて(笑)、いろんな杖を試しますね。
"Tricky customer, eh? Not to worry, we'll find the perfect match here somewhere -- I wonder, now - - yes, why not -- unusual combination -- holly and phoenix feather, eleven inches, nice and supple."
Harry took the wand. He felt a sudden warmth in his fingers. He raised the wand above his head, brought it swishing down through the dusty air and a stream of red and gold sparks shot from the end like a firework, throwing dancing spots of light on to the walls. Hagrid whooped and clapped and Mr. Ollivander cried, "Oh, bravo! Yes, indeed, oh, very good. Well,
well, well... how curious... how very curious... "
難しいお客さんだな。でもだいじょうぶ、あなたの杖は必ず見つかる。これはどうか、そうだ、これかもしれない、めずらしい組み合わせの杖、ヒイラギとフェニックスの尾羽、11インチのしなやかなよい杖ですよ。
ハリーがその杖を手に取ると指があたたかく、振るとゴールドと赤のスパークが花火のようにほとばしり壁を照らした。ハグリッドは声を上げて手を叩き、オリバンダーさんも叫んだ。
ブラボー!そうだ、これだ、たしかにこれだ。なんと、なんと興味深い。とても興味深い。

何がそんなに興味深いのかというと。
"It so happens that the phoenix whose tail feather is in your wand, gave another feather -- just one other. It is very curious indeed that you should be destined for this wand when its brother why, its brother gave you that scar."
"Yes, thirteen-and-a-half inches. Yew. Curious indeed how these things happen. The wand chooses the wizard, remember.... I think we must expect great things from you, Mr. Potter.... After all, He-Who-Must-Not-Be-Named did great things -- terrible, yes, but great."
Harry shivered. He wasn't sure he liked Mr. Ollivander too much.
あなたの杖にはフェニックスの尾羽が入っている、そしてもう1本だけ、その不死鳥の尾羽が使われた杖がある。その兄弟杖があなたにその傷を負わせたときに、あなたはこの杖を持つように運命づけられた。13と1/2インチ。イチイ。こんなことが起こり得るとは。
杖が魔法使いを選ぶ。あなたは偉大なことを成し遂げるでしょう。"名前で呼ぶことができない彼"は偉大なことをした・・・たしかに恐ろしいけれども、偉大なことを。
ハリーは身震いした。オリバンダーさんのことはあまり好きじゃないと思った。

"great"の意味は、"でかい"ということの他によい意味があります。素晴らしいとか。通常はグレートだっつったら褒め言葉です。
オリバンダーさん、なんでヴォルディを褒めるんだ。
大量虐殺のことだとしたら、恐ろしいだけでグレートだとは言えません。ということは、"不死に至る方法をみつけた"という意味だと思います。方法は恐ろしいけれども、"不死"というのは偉大なことだと、誰にもマネできないようなすごい状態に辿り着いたと、そーゆー見解かもしれません。
ただやっぱり、"白く長い指"以外にも、オリバンダーさんとヴォルディに共通点があることは否めません。"不死"というものはグレートだと思っている。

オリバンダーさんは、(『HBP』のネタばれ→)最後の顧客ネビル・ロングボトム(Neville Longbottom)に杖を売り、1996年7月31日、奇しくもハリーの誕生日に行方不明になります。それと時を同じくしてデス・イーターのみなさんは活動を活発化します。
オリバンダーさんは、"ショーケースに飾られていた紫色のクッションの上のあの杖のヒミツを知って、もしもネビル(ロングボトム家)に"返したのでないならば、杖とともにどこかに消えたんじゃないかと思う。
行く先は、2つに1つ。ハリーの元か、あるいはヴォルディの元へ。
オリバンダーさんはこう言ってます。
"in the wrong hands... well, if I'd known what that wand was going out into the world to do...."
持ってはならない者が持つことになった、もしどうなるかわかっていたら・・・
そしてハリーに、"great things"を期待するとも言ってます。
ならば、この言葉を信じて、オリバンダーさんはデス・イーターのみなさんから逃げているんだと思います。ヴォルディから、あの杖を守ろうとしているんじゃないか。そしていつか杖を持って、ハリーの元に現れるんじゃないかな。

さて、オリバンダーさんは、ある2本の杖を作りました。杖は自らオーナーを選び、1本は悪用された。月日が経って、今、兄弟杖がその”尻拭い"をしようとしています。
ここまで考えてくると、そもそも、なぜ兄弟杖が存在するのか、気になります。

オリバンダーさんの、自分とこの商品説明をもとに、なぜ兄弟杖を作ったのか、次の記事で考えてみようと思います、かなり壮大な妄想ですが(爆)。
"Every Ollivander wand has a core of a powerful magical substance, Mr. Potter. We use unicorn hairs, phoenix tail feathers, and the heartstrings of dragons. No two Ollivander wands are the same, just as no two unicorns, dragons, or phoenixes are quite the same."
すべてのオリバンダー製品は強力な魔法の核を持っている。私たち(オリバンダー)はユニコーンのたてがみと、フェニックスの尾羽と、ドラゴンの心臓のを使う。まったく同じユニコーンが2頭いないように、ふたつとして同じオリバンダー製品は存在しない。

なるほどー。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:34| Comment(4) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月04日

"sex, drugs, and rock 'n' roll"な映画『HBP』が早くも楽しみ

さるおです。
デヴィッド・イェーツ(David Yates)曰く、『HBP』は"It's more sex, drugs, and rock 'n' roll."だそうで、そ、そんなふりょうのえいがじゃコドモには観せられないなと、まさかのR15再びでどうせコドモは観られないなと、日本でも『GoF』みたいにまさかのPG-12とかになって、セックスとドラッグとロケンローなムービーをペアレンツとウォッチしてどーしろってゆーんだか、そーゆーことで、もしかしたらわたくしはルー大柴みたいになっているかもな、と思いつつ、オトナとして、今から非常に楽しみです。
R指定やPG指定についてはこちらに詳しく書きました。

ところで、ベラ姐さんの脱獄シーンはこんなですね。
アズカバンビルの一角を見事にふっ飛ばしての大脱獄。すげーな。

心ゆくまでさるお、もんち!

2007年07月03日

さるおのハリポタ辞典[魔法生物] Thestrals

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、セストラル(Thestral)を紹介します。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

【紹介】
毎年入学する1年生を乗せたキャリッジを、ホグスミード(Hogsmeade)の駅から学校まで運んでくれている翼のある馬。
ホグワーツは、Forbidden Forestにセストラルの群を持っています。
人間ほど大きな生物は挑発されない限り襲わないけれど、優れた嗅覚で死肉や新鮮な血を嗅ぎ分ける肉食のセストラルは、いわば"掃除屋"。ときどき鳥を狩りますが、ホグワーツのセストラルは"ふくろう便"を攻撃しないように調教されてます。

【特徴】
セストラル(Thestral)は、"dragonish face"(ドラゴンっぽい顔)で"blank, white, shining eyes"(空っぽの白く光る目)を持ち、"long, black manes"(黒く長いたてがみ)と"great leathery wings"(大きな革のような翼)の"skeletal body of a great, black, winged horse"(骨格だけで筋肉がない、黒くてでっかい翼馬)です。牙もあります。
"死"というものを目撃し、そして受け入れた人にだけ、その姿が見えます。このためセストラルを見ることは"不吉な前兆"だと思われている。

【特殊技能】
普段は地上で過ごしているけれど、ものすごいスピードで数時間飛び続けることができ、抜群の方向感覚を持っている。空を飛ぶ姿は、巨大なコウモリか、竜(または翼手竜)のよう。

【その他】
現在わかっている"セストラルが見える人"はハリーの他に、ハグリッド(Rubeus Hagrid)ネビル・ロングボトム(Neville Longbottom)ルナ・ラブグッド(Luna Lovegood)、そして、セオドア・ノット(Theodore Nott)のみ。
デス・イーターの子セオドア・ノットは、スリザリン生だけれどもドラコと友達じゃないし、他のスリザリン生とも仲良くしません。ハリーがノットの父ちゃんデス・イーターだと、"The Quibbler"にバラした時にはモーレツに怒ってました。セオドア・ノットは、スリザリンの中ではなんだかちょっと異質です。まるで、グリフィンドールのピーター・ペティグリュー(Peter Pettigrew)の反対みたいで。
そして、ハグリッドにはなぜセストラルが見えるのか。これがものすごく気になりますねー。ハグリッド、あなたはいったい誰を失ったんだ?

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:34| Comment(8) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月02日

The Shrieking Shack で決戦の勝敗を予測する

さるおです。
『DH』に関する7つの質問を2週間に1問ずつ投票・討論するscholasticさんの『7 Questions of Harry Potter campaign』も6問目っす。あと1問で、そして『DH』発売。ドキドキします。
さるおの『DH』大予想も終わらねーんじゃねーかっちゅーくらいにそうとう切羽詰まってきているよNE!(涙目)

"Will Voldemort be defeated?"
ヴォルちゃん退治か?
またしても究極の命題。

vote6.jpg

撃退されるだけじゃなく死ぬ
撃退されるけど死なない
無傷
休戦

純粋な"悪"として描かれているであろうヴォルディには死んでもらわにゃならんと思います。これが"スリザリン"だったらさるおが選ぶのは2番目のになるけどなー。
休戦っちゅーのもいろいろ難しくなりすぎるので、ないんじゃないかな。
結果をみると死ぬと思ってる人が圧倒的に多いっすね、やっぱ。

で、さるおの『DH』大予想がほんとに涙目なので、なんとなく、7番目のquestionでも予想してみようかと思います、まずは、とりあえず、苦し紛れに。

1: Who Will Live? Who Will Die?
 誰が生きて誰が死ぬか
2: Is Snape Good or Evil?
 スネイプさんはいいもんかわるもんか
3: Will Hogwarts Reopen?
 新学期は始まるか
4: Who Winds Up With Whom?
 誰と誰がくっつくか
5: Where are the Horcruxes?
 ホークラックスはどこか
6: Will Voldemort Be Defeated?
 ヴォルディは撃退されるか

と来て、最後のquestionは・・・ズバリ!

7: Will Harry's Scar Vanish?
 ハリーの額の傷は消えるか

じゃないかと思いますね。
(何もかも外れてたらどーしようかなと、少し怯えつつ)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

映画鑑賞感想文『トランスアメリカ』

さるおです。
『TRANSAMERICA/トランスアメリカ』を観たよ。
監督・脚本は、2000年の初監督作品『The Mountain King』以来となるダンカン・タッカー(Duncan Tucker)。
出演は、ブリー役にフェリシティ・ハフマン(Felicity Huffman)、彼女はこれでゴールデン・グローブ賞女優賞を獲得、さらにアカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。それだけのことはある。すごいっすよ!性転換手術の途中(最後の手術がまだ残っている)で女子になりかけの中年(まだ)男性という主人公を、不思議な声で、不思議な仕草で、不思議な哀しさと不思議な情熱で、本当にきっちり演じ切りました。
ブリーの息子トビーは『WRONG TURN/クライモリ』『DAWN OF THE DEAD/ドン・オブ・ザ・デッド』のケヴィン・ゼガーズ(Kevin Zegers)、23歳でエロいくらいにセクシーな美形さんっす。

トランスセクシュアル(性同一性障害)で女子になりかけのおとうちゃんと、愛を知らずに育った息子。擦れ違い、ぶつかり合い、傷つけ合いながら、アメリカ大陸を横断するロードムービーっす。
おとうちゃんの名前はスタンリー。でも今はもう、女性として、ロスで慎ましい一人暮らしをしている、ブリーという名の女子っす。あとはもうおちんちんをとるだけで、その手術の許可が下りた矢先、ニューヨークの拘置所にいるトビーという少年から電話が掛かってくる。トビーはまだ見ぬ"スタンリー"を探しているわけです。しょーがないから身元引受人になるわけですが、おとうちゃんはなかなか本当のことが言えない。で、ずるずると、トビーにひっぱりまわされて、アメリカ大陸横断おとうちゃん探しの旅に出る。
途中でさまざまな、心を引っかき回されるようなできごとに遭遇します。そして傷つき、それでも長い旅の果てに、性別なんか超えた"親子"になる。
ええ話だ。トランスセクシュアルの人が、どう社会と関わっていくか、どう家族と関わっていくか、あるいは社会が彼らをどう認めていくか、そーゆーことはたしかにテーマのひとつだと思うけれど、それ以前に、これは親子の物語です。親子が、理解し合い、赦し合い、親子になるまでの心のロードムービー。
おもしろかったっす。微笑ましいシーンもたくさん。泣けて笑えて幸せな感じがする、いい作品だな。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:21| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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