『HARRY POTTER AND THE ORDER OF THE PHOENIX/ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』を劇場で観て、たった今帰ってきたYO!(眠いです)
うまいね、デヴィッド・イェーツ(David Yates)は、省き方っちゅーか、短くすんのが。登場人物が多くなりすぎるのを防ぐため、マリエッタを省略してチョウに裏切らせたり、ロンはすでにハーとラブラブとか、RoRをネビルがみっけたり、他にもいろいろ。
チョウが裏切り者になったっちゅーことは、『DH』ではもうチョウはあまり重要ではないと、そーゆーことっすね。
ロンとハーがラブラブなのは、オレは次の『HBP』でもメガホンとるぞと(笑)、そーゆーことだしな。
トリオの関係は急にオトナになりましたね。ロンがハーを見つめる眼差しが優しいっす。
取り巻くネビル、ルナも、それぞれに深いことを言っている。ジニーちゃん嫉妬してるし。
いやぁー、青春でござる。おもしろかったな。
バトルがあっさりだったですけど、しょーがない。戦況は本とずいぶん違ったし、「渡すな」と殺されそーなのに抵抗したのはネビルで、割ったのがまるほいぱぱ。
知らんうちにポッター戦隊ロクレンジャーの話になってましたが、もうしょーがねーっす。
本を読んでない観客に特にわかりづらかったのは、突然通りかかって裁判で証人になったあのおばちゃんは何なんだと、そんくらいでしょーか。あとはせいぜい、あの可愛い不思議ちゃんは重要なのかな、とか。
後の2作の伏線になる"大事なセリフ"もとてもわかりやすくしゃべらせてると思いました。
本だと、シリウスがベラ姐さんの何の呪文に当たったのか厳密にはわからないですけど、映画ではAK。これもまぁ、マニアたちよ、"生きてるんじゃないか"とか言っちゃって騒ぐなかれと(笑)、とってもシンプルにわかりやすくしたなーと思う。
ぜんぜんさりげなくないために気になったシーンがひとつ。校長とヘビ男のバトルですが、本と違って、きっぱりと、"ヘビ男は火を、校長は水を"使ってました。
みなさんご存知のように、校長は炎の使い手です。で、『HBP』読んだらわかるとおり、ヘビ男は水の使い手です。
それをきっちりと、とてもわかりやすく逆に見せている。なんでかな。
さるおは勝手に、イェーツは映画『DH』まで監督務めるんだなーと思いましたよ。『DH』はもうわかってて、『OotP』で準備を始めてるんだなーと。つまりあれは伏線なんじゃないか?(いつもの妄想癖)
ヘビ男はなんだかだんだんと気安い感じになってきて、軽いんですが(笑)。
それから、シリウスから写真しかもらってないけど、えっと、他のモノはあんまり大事じゃないんでしょーかね。
ブラック家の家系図はずいぶんかっこええです。気に入った。
誰かを守り、誰かに守られる。それが強さ。
友達がいる。愛しいと思う人がいる。それが強さ。
素晴らしいっす。
心ゆくまでさるお、もんち!