2007年07月24日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 2 (2)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアーは第2章の続きです。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

新聞に掲載されたダンブルドアの写真。半月めがねの向こうの見慣れた瞳は、いつものようにハリーの心を見透かしているようです。
記事を読んでハリーは思います、ぼくは校長先生のことをぜんぜん知らなかったんだ。ふたりはいつでもハリーについて話していた。ハリーの過去、ハリーの未来、ハリーがしようとしていること、そればかり話していた。ハリーがダンブルドアに訪ねた唯一のプライベートな質問はこれだけです。
What do you see when you look in the mirror?
I? I see myself holding a pair of thick, woolen socks.

先生が鏡を見ると何が見えるのー?
私?私には自分が厚いウールの靴下を持ってるのが見えるよ。

ハリーはその新聞をたたんで『Practical Defensive Magic and Its Use Against the Dark Arts』の第1巻に挟みます。そして残りの新聞に目を通していきます。
すると次に目についたのは『DUMBLEDORE - THE TRUTH AT LAST』という、あのリタ・スキーターのインタビュー記事です。
なんと彼女は"The Life and Lies of Albus Dumbledore"(アルバス・ダンブルドアの生涯と嘘)というスキャンダラスな伝記本を発売するらしい。
エルファイアス・ドージさんがその伝記について「チョコレートフロッグのおまけカードより嘘だらけ」と評価したことについて、リタは、「マーピープルについて彼に取材したことあるけど、彼ってほんとおめでたいのよねー!」なんつって、自分の本のほうがすごいんだと自慢しているようです。

女史曰く、
私のほうが取材のプロだしー、みんながダンブルドアのことをよく思ってるわけでもないしー、ジャーナリストだったらたとえ杖と交換でも手に入れたくなるようなすごい情報源を私は持ってるの。ダンブルドアを聖人だと思ってる人もいるけど、彼の若い頃は汚点だらけで、Dark Artsも使ってたのよー。もう死んじゃったからあのだらしないアバフォースのことも黙らせておけないんだし、母親や妹なんて意地悪の巣窟よ、ほんと、おもしろいわー。
ダンブルドアの功績だって嘘だらけ。ドラゴンの血の用途だってIvor Dillonsbyがとっくに8つ発見してて、ダンブルドアが横取りよ。グリンデルバルトに勝ったっつったって、あれは相手が杖の先から鳩を出すくらいのことしかできないヤツだったからだしー。
ポッターと私は今でも連絡とりあってるわ、もう仲良くなったから。ダンブルドアはあの子をえこひいきしてた。ちょっと異常な可愛がりようよね。ポッターは、ダンブルドアを殺したのはスネイプだって言ってるけど、ホグワーツの塔から落ちたんだか、飛び降りたんだか、誰かに背中でも押されたのか・・・まー、読んでのお楽しみね。本買ってちょーだい。

なんじゃこりゃと、怒るハリー。新聞をびりびりにしてくずかごに放り込みます。思わず「嘘つきめー!」と叫んで窓を見ると隣人がびっくりしてこっちを見ている。超イライラ状態のハリーさん、ダンブルドアのことを考えながら鏡の破片を手に取り、ベッドに腰を下ろします。すると・・・
ピカッ!
突然の青く眩しい光。
あたりを見回すけれど、青いモノはありません。いったい何がこの鏡に反射したのか・・・
ハリーは思いました。他の説明なんて思いつかない。そう、たぶん、ダンブルドアのことを考えていたからなんだ。今の光は、もう二度とぼくを見ることのない、あの突き抜けるような明るく青い瞳なんだ。

【メモ】

さて、Ivor Dillonsby(イヴォール・ディロンスビー)さんっちゅーのは、うーんと、よくわかりません。誰かおせーてー。
18章に出てきます。

昆虫女リタ、、ハリーのトランクの底にあった乾燥カブトムシがリタでとうとう目だけんなっちゃったのかと(こわいです)、そう思ってたら無事でした。まさか"人間"として再登場するとは。
ところで、リタはドージさんに、マーピープルについて取材したことがあるんですね。ははーん、なんとなく、ドージさんはマーミッシュができるような気がします。そしてそれは、DDはなぜマーミッシュができるのかと関係ありそうな・・・

心ゆくまでさるお、もんち!

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