スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアーは"謎の答えと新たな伏線の宝庫"第8章について、勉強してみます。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。
8:The Wedding【メモ】
The Burrow(ウィーズリー家)はOttery St. Catchpoleのはずれに位置しています。
トンクスのお決まりの挨拶"Wotcher!"、これは訳本だとなんて書いてあるのかな?
"The Quibbler"の編集長ゼノ(Xenophilius Lovegood)さん。
"Xenophilius"はギリシャ語の"Xeno"と"Philia"をくっつけた造語っすね。意味は"xenos(奇妙な/未知の)"と"philia(philos)(愛)"で"奇妙な愛"。エキセントリックな仲良し親子にぴったりの名前です。
三角形の目のような不思議なシンボルといえばまず思い浮かべるのは左のやつ(Eye of Providence)ですが、例のこっちがそうなのかな。だとすれば、クラムさんの言うことは少し違うかもしれない。


ノーム(Gnomes)っちゅーのはドイツの童話(グリムとか)なんかによく登場する庭に住む小妖精です。名前の意味は"knowledge(知識)"です。ハリポタに登場するノームもじつは博識。言葉を覚えるんですね。で、誰かを噛むと、そのスキルが感染するわけだな。
アルバス・ダンブルドアはMermish(マーミッシュ)をしゃべります。ははーん、噛まれたんすね、ノームに。
Muriel PrewettのMurielはゲール語なら"bright sea(輝く海)"、ラテン語なら"angel of June(6月の天使)"、アラビア語なら"myrrh(没薬)"、ヘブライ語では"fragrance of God(神の芳香)"。すげー名前だ。かなり威張りんぼのおばさま、名前負けしてますが(笑)。
彼女のティアラは彼女の家に代々伝わる家宝です。ただのティアラなはずはありません。ムリエルはそれをフラーの頭に乗せました。天使(あるいは神)が、フラー・デラクール(fleur de la cour)という"王宮の花(flower of the court)"の名を持つ女性の頭に冠をのせたわけです。ウィーズリー家が"王家の血筋"を象徴していると考える理由のひとつはこれです。
うーん、やっぱりこちらと関係あるんじゃねーか。あんな思わせぶりな記述が伏線ではないはずがない!
ちなみに、フラーのミドルネームのイザベル(Isabelle)は英語では"Elizabeth(Elisabeth)"!"Isis(愛の女神)"と"bella(美)"でフラーそのものです。あるいは"誓い"という意味ですね。
"Odo the Hero"、この歌で、"魔法使いの葬儀のスタイル"がわかります。
アリアナ(Ariana)はギリシャ語なら"Holy one(聖なる者)"、ウェールズでは"silver(銀)"!ティーンエイジで亡くなってます。彼女が魔法を使えないこととパパさん(Percival Dumbledore)の逮捕、つまり3人のマグルの青年を攻撃したことは何か関係があるんじゃないか。彼女は何か原因があって魔法が使えなくなったんじゃないかと思います。彼女の早すぎる死もまた、病気なんかではないと思う。アルバスが生涯忘れることができなっかたくらいの大事件が起きたのではないかと思います。
となると、ウェールズでは"greatest champion(偉大なチャンピオン)"、アングロサクソンなら"family ruler(家庭の支配者)"のケンドラ(Kendra)さんの死因も気になります。彼女が亡くなったのはアルバスが18歳のとき。まだ若かったはずです。ここにも悲劇があるはず。
さるおはリタの言うことなんか信じませんよ。
同時にドージさんが知るダンブルドア家もまた真実ではないと思います。
"Lies"(嘘)はないとしても、"truth"(真実)はまた別にあるんじゃないかな。それが第18章で明かされるのではないか。
ランスロット(Lancelot)、この名前は、来たなぁーっ!と思いました。Sir Lancelot(Lancelot du Lac)、円卓の騎士です。
そしてグリンデルバルド。発音はグリンデルウォルドかな。
心ゆくまでさるお、もんち!