2007年10月26日

映画『SAW IV』公開直前 完全(を目指してみる)大予想9 double entendres

さるおです。
ネタばれ記事です。というか、大予想なのでネタばれになっているといいなという願望を胸に、"SAW WORLD"を考えてみます。ネタばれコメントも大歓迎です。これからシリーズをご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。

ダーレンのブログに隠れているというdouble entendres(二重の意味)を探してますが、わーん、ヤツのブログは怪しすぎる。

On top of the SAW films I have a couple other projects in pre-production.
SAW IV is not a step backwards - it's a leap forward...
I stand by the above statement... which leads me to right now...
Sleepless night - not eating - not exercising - not communicating with family or friends... I know these symptoms well... I have had them for the last two years... The disease??? SAW pre-production...
I go straight into Scanners...
the film played on many different levels...
Repo at one point was a stage play - so we now have to turn the stage production into something FILM ready
"LETS DO THE TIME WARP AGAIN!!!!!"
It makes it all feel 'real'.
What I am about to COPY AND PASTE.

ほんと、あちこちが怪しい。この1文だ!というのが見つからない。
とにかく、なんだか、こーゆー匂いがします。

事前に撮ったフィルムがある。『SAW IV』の時間軸は、何かを飛び越えている。フィルムは異なるレベルで再生される。演劇だったが、フィルムになった。

"LETS DO THE TIME WARP AGAIN!!!!!"
ロッキー・ホラーショーですよ。タイムワープです。

I go straight into Scanners...
What I am about to COPY AND PASTE.


SawivGordonMetthews.jpg

そうか、このシーンの座っている方の人は、合成だったりしたら軽く涙出るぞ。エリックの影は手前に長く伸びているのに、ホフマンの影はなんだかオカシイし。
そんなハイテクはなんだかジョン的じゃないですが(笑)、こーなったらもーしょーがない。本国では今日公開なので、ネット上はネタばれ祭り化するわけで、さるおはそれらを読まないで劇場に行きますが、もーしょーがない。『SAW IV』のさるお的予想はここまでで、しょーがねーっす。
ジョンもプレイヤーだった、っちゅー話を書きたかったなぁ。

ということで、ホフマン刑事による時間差映像が使われます。それが『SAW IV』のトリック。
いや、また何か思いついたらね、11月16日までは書きますけど。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 00:55| Comment(12) | TrackBack(0) | さるお発『SAW IV』予想/解読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月25日

映画『SAW IV』公開直前 完全(を目指してみる)大予想8 早々と『SAW V』大予想(早すぎ)でホンモノの"サイコ"はこの2人のうちのどちらかです

さるおです。
ネタばれ記事です。というか、大予想なのでネタばれになっているといいなという願望を胸に、"SAW WORLD"を考えてみます。ネタばれコメントも大歓迎です。これからシリーズをご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。

すごいことを書きます。

喉を切られた人物は3人、タップとザビエルとジョン。生きているのはタップだけです。
足を失った(または潰した)人物は2人、ローレンスとエリック。現時点ではおそらく2人とも生きています。
ゲームに勝つ条件が血を流すことではなかった人物は2人、アマンダとリン。いちおう2人とも死にました。

ゲームのターゲットになった人物は、"the only local officer"という表現からわかるように、デカさんが圧倒的に多いです。ケーサツを目の敵にしているみたい。

さて、ケーサツを目の敵にしている人物。それはもちろん容疑をかけられたローレンス・ゴードン的でもありますが、いや、もっともっとケーサツに対して怒っている人がいますよ。
タップです。

日本の公式サイトによれば、ビリー人形はリグにこう言います。
「ハロー、リッグ。再生の道へようこそ。数年間、君は仲間の死を目撃し続けてきた。君は生き残った。だが、君は執念に取り憑かれ、正しい選択ができなくなった。君は救えない者を救おうと無駄な努力をしている。今夜その執念と向き合う機会を与えよう。彼らの命は君の執念のあり方にかかっている。助けたいなら執念を捨てろ。選択は君次第だ」
うわぁー、とってもジェフにそっくり。そして同時に、タップにそっくり。
タップは相棒シンを失い、自分は喉を切られて生き残った。執念に取り憑かれて、正しい判断ができなくなったかもしれず、失職。その後も、収入が無いはずなのに高い代金を支払って盗撮カメラマンを雇い、シンの敵討ちに執念を燃やしている。
ジェフはジョンの喉を切り、タップはジョンに喉を切られた。こうなると同じタイプのリグは、足じゃなくて喉がどーにかなってほしかったりもしますね。(ビョーキ)

タップの後釜に座ったエリックがターゲットになり、そのまた後釜に座ったケリーがターゲットになり、またその後の後釜に座ったホフマンがターゲットになる。
タップは、同僚を失い続けるケーサツを、自分をクビにしたケーサツを、自分はまじめな刑事だったのに不真面目な同僚たちを、怒っているのかもしれません。そして、ある夜その執念と向き合い、過去を置いてきたタップは、執念を捨てられない人を見過ごすことができないのかもしれない。
ということで、さんざんミスリードを誘っておいて、『SAW V』では名優ダニー・グローバー大活躍!タップだった!というのを期待します。

そうそう、タップはアダムを雇っていたんでした。さるおは、アダム・フォークナー(Adam Faulkner)も怪しいと思ってます。
アダムはバスルームで間違いなく左足に鎖を付けられました。ところがアダムのミイラは、右足に鎖をつけています

sawadamsleftleg.jpg
(これは1作目のラスト)

sawadamsrightleg.jpg
(これがミイラ)

ということは、あのミイラはアダムではない。
アダムは生き延び、誰かが別の死体をアダムに見せかけた、そのはずです。
『SAW III』は、蝋をかけたテープが次のショットではテーブルから消えている、それほどに緻密な映像作品。こんなところにミスがあるはずはない。
ということで、さんざんミスリードを誘っておいて、『SAW V』では名脚本家リー・ワネル大活躍!アダムだった!というのを期待します。
やっぱね、"SAW"は、アダムで始まりアダムで終わってくれ。アダムよ、最後に扉を閉めてくれ。
思えば"SAW"はシリーズを通して"写真"というものがものすごい出てきます。
アダムがもし思想的にはジグソウじゃなかったとしても、変質的で猟奇的ではあった。スナフ・ムービーを撮るのと同じです。死の瞬間を作品に撮りたかった。アダムは、人が自分の血を流し死んでいくのを、それはすなわち、自分の血を流して生きようとする行為を、写真に撮りたかったんじゃないかと思います。そして究極的には、自分も作品の一部になりたかった。
アダムにはゲームに勝つ条件が提示されません。
Rise and shine, Adam.
You might be in the room that you die in.
Up until now, you've simply sat in the shadows watching others live out their lives. But what do voyeurs see when they look into the mirror?

眩しい朝だぞ起きろ、アダム。おまえはここで死ぬかもしれない。今までは撮っていたけど、撮られるのはどんな気分だ?

ということで、"タップだった!"よりもさらに"アダムだった!"を強く希望します。なぜならタップの死体(ミイラ)はどこにも写っていないからです。タップの死体を、アダムとすり替えたんだと、そーゆー感じがいいなぁ。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 00:07| Comment(2) | TrackBack(0) | さるお発『SAW IV』予想/解読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月24日

映画『SAW IV』公開直前 完全(を目指してみる)大予想7 今回のトリックを探そう

さるおです。
ネタばれ記事です。というか、大予想なのでネタばれになっているといいなという願望を胸に、"SAW WORLD"を考えてみます。ネタばれコメントも大歓迎です。これからシリーズをご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。

日本の公式サイトによると、リグのゲームのオープニングで、ビリーの映像から画面が切り替わり、"失踪したままだったエリック刑事と、先ほど別れたばかりのホフマン刑事"が吊るされてたり座らされたりしてるのが写るわけです。

ここには何かトリックがあるはずだと思います。
"先ほど別れたばかり"というのがどーしてもオカシイ。
"先ほど別れたばかり"の人物が、ちょっと居眠りぶっこいてる間に、髪も服も乱れてぐったりと座らされているのはオカシイ。
あるいは、起きてみたら自分の家に写真がたくさん飾られてゲームの装置やプレーヤーが続々と運び込まれて何もかも準備万端、"先ほど別れたばかり"のはずがない。

リグとホフマン、どちらかについて、何かがオカシイんです。
『SAW II』に時間差のトリックが潜んでいたように、今度も何かが仕掛けられていると思う。
いちばん単純なのは、ホフマンが仕掛人で、エリックと自分が写る映像は事前に準備したものだった、っちゅーことだろうと思います。ホフマン刑事はたしかに『SAW III』でトロイの犯行現場の鎖をニヤつきながらいじくりまわし、しまいには何かをこっそり内ポケットにしまっちゃう。ケリーとリグは、"ジグソウ"とか"彼"とか言いながらホフマンを指差す始末です。露骨すぎる(笑)。コスタス・マンディロアは『SAW V』にも出るらしいので、たしかにちょっと怪しい。"ジグソウ"と何らかの繋がりはあるはずです。いつになっても自分だけ無事なのは怪しいので、小芝居をした。それはとってもありうる。けど、『SAW II』と同じ時間差トリックをそのまま『IV』でやるわけないし、これじゃあまりに単純すぎる。
もっと目からウロコのトリックがあるはずっす。
手がかりはダーレン・リン・バウズマンのブログの中にあると思います。

4月17日のエントリー"Darren Channels Jigsaw"にはこう書いてあります。
I have perfected the use of double entendres.... Where I say one thing - but it might mean something completely different.... (i.e. Your son is in a SAFE place) So... A die hard fan MIGHT - pick up on something in this blog, about what Jiggy has in store for them this year....
dlb
(私は"二重の意味"を完璧に使えるようになりました。完全に異なる2つの意味を持つ文章です。おまえの息子は安全な(=金庫)場所にいる、のように。熱心なファンはこのブログから何かを見つけ出すかもしれません、ジギーが今年用意しているものについての何かを)

公開の日まで、必死こいて、ダーレンのブログに隠された"double entendre"(Your son is in a SAFE place.のような2重の意味を持つトリッキーな文章)を探してみたいと思いますね。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:24| Comment(9) | TrackBack(0) | さるお発『SAW IV』予想/解読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月23日

映画『SAW IV』公開直前 完全(を目指してみる)大予想6 アマンダ宛の封筒の中身

さるおです。
ネタばれ記事です。というか、大予想なのでネタばれになっているといいなという願望を胸に、"SAW WORLD"を考えてみます。ネタばれコメントも大歓迎です。これからシリーズをご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。

まず、"黄色い"封筒だということは、インストラクションっすね。『SAW III』に登場する1作目時代の美しい回想シーン、あれが繰り返されていると思うから。

アマンダは封筒の中身を読んで、かなーり動揺しています。ショッキングな内容なんだな。
アマンダにとってショックなことって何だろう?そう考えると、"ジグソウ後継者(候補)が他にもいる"ということに尽きるような気がします。
You will give everything to me. Every cell in your body. Is that understood?(すべてを私にゆだねろ。細胞のひとつひとつに至るまで、すべてを私に捧げろ。いいか?)
そう聞かれてYes.と答えたアマンダちゃん。自分は、細胞のひとつひとつをジョンに捧げて、質問も変更も一切できない状況になっても一心にジョンを信じて恐ろしいシゴトを成し遂げた。そこまで、ジョンを信じた。She swims in my sea. アマンダは、ジョンの海を、たったひとりで泳いだ。
ジョンもまた自分一人を愛してくれると信じたわけです。
自分だけがゲームの勝者。ジョンのシゴトを継ぐ資格があるのは自分だけ。でなければ許せない。だから誰かがゲームに勝ちそうになると殺して歩いたわけです。"生存者がいる"というのは受け入れがたい。さみしがり屋のアマンダが読んだのはそれではないのか?
さるお予想から考えると、アマンダが殺したはずのアダムやエリックはローレンス・ゴードンが今も生きている、という内容じゃないかと思います。そして自分の死後はこの中の誰かと仲良くおやんなさいと、書かれていたんじゃないか。または、この中の誰かに復讐されるよと書いてあったかもしれない。
できれば、アマンダが逆トラバサミのゲームで胃袋をほじくり返したおじさん(dead cell mate)があのとき生きていたっちゅー、そーゆーこと(殺したのはアマンダだ)も書いておいてほしいけどなぁ。

あるいは、最終ターゲットが誰でどんなゲームを行わなければならないかが書いてあり、アマンダの演じる役回りが命がけに過酷なものなのかもしれません。逆トラバサミのとき、アマンダが言われたのは"他人の血を流せ"だから、あれじゃ甘かったと。

これについてはどーしても明らかになってほしいっすね。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | さるお発『SAW IV』予想/解読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『SAW IV』公開直前 完全(を目指してみる)大予想5 ローレンス・ゴードンの役割とジェフの死に方はこーじゃないかな(切望)

さるおです。
ネタばれ記事です。というか、大予想なのでネタばれになっているといいなという願望を胸に、"SAW WORLD"を考えてみます。ネタばれコメントも大歓迎です。これからシリーズをご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。

SAWの原点に収束していくような、美しいラストが待っているはず。

I have to go and get help. If I don't get help... I'm going to bleed to death.
たすけを連れてくる。私が失血死しないかぎり、たすけを呼ぶ。
Don't leave me. No!
置いて行かないでくれ!
Don't worry, I'll bring someone back. I promise.
心配するな。誰かを連れて戻ってくる。
Lawrence! We're going to be okay?
ローレンス!たすかるよね?
I wouldn't lie to you.
嘘はつかない。

『SAW IV』のラストシーンは、『SAW』のラストシーンのフラッシュバックだと思います。
約束通り、アダムのところへアマンダが来る。つまり、ローレンス・ゴードンは失血死しなかった。"wouldn't lie"で"get help"したわけです。
ここでアマンダがアダムを窒息させようとします。この行為が、その後の展開のカギになっていると思いますが、これについては後でまた書きます。
とにかく、ローレンス・ゴードンはアダムをたすけたのではないか。そしてこの部分は『SAW V』へと繋がって行きます。(切望)

で、『SAW IV』のうちにローレンス・ゴードンが登場するとすると、それは『SAW III』の続きがいいなぁ。上述のフラッシュバックの手前に入れてほしいです。

『SAW III』で、ジョンはアマンダにこう言ってます。You just destroyed four lives. You just murdered Jeff's wife.(キミは4つの命を破滅させた。キミはジェフの妻を殺した)
4つの命。
それ、どの命?
あらためて考えてみます。
ざっと『SAW III』を観たら、そりゃ師弟と夫婦の4つです。この中で、師弟とリンで3つ、ここまではいいような気がします。が、4つ目はいったい誰なのか。

Now I will give you something to live for.(おまえに生きる目的をやろう)
if you want to get her back, you'll have to play a game.(娘を取り戻したければゲームをしろ)


この"保険のテープ"を聞くと、まるでジェフは娘を取り戻して生き続けることができるかのようにも聞こえます。The price for living with nothing but vengence.(復讐に燃えた人生の代償)を支払いながら。
でも、それと同時に、ジョンは言いました。Live or die. Jeff. Make our choice.(生きるか死ぬか、選べ)、そして、if you're listening to this then you've failed.(これを聞いているなら、おまえは失敗したということだ)。ということは、ここで死ぬ運命なのも間違いありません。
『SAW III』のラストで、食肉工場の病室は閉ざされてしまった。ということは、ジェフは外に出られないし、救急車も呼べないかもしれない。仮に通報できたとして、4分かかって救急隊員が駆けつけても、中に入れるかどうかは怪しい。となるとそもそもジェフが娘を探すっつっても無理があるわけで、さるおはやっぱり、娘は最初からあの病室にいると思うわけですね。そうっす、リンのおなかの中に。
『SAW III』のリンが病院のロッカールームに閉じこめられるシーンを観てください。ここがいちばんよくわかる、リンのおなかの大きさが。
ジョンのお子さんがジルのおなかの中で死んだように、リンのおなかの中の子は死ぬ運命にある。救えるかもしれないのは外科医です。
復讐に燃えた人生の"代償"は己の血ではないのか。
リンのおなかの子がジェフの子だという前提に立っているところが危ういですが(爆)、とにかく、赤ちゃんは母体を通して酸素を供給されているわけで、それがなくなったら、誰かが供給を替わらなければならない。
ということで、ローレンス・ゴードン登場(よろしくお願いします)。ジェフからの輸血で娘を救う。ジェフは失血死する。ということで4人目。

こうして『SAW IV』を観たみんながさらにローレンス・ゴードンにミスリードされていく。フラッシュバックが次々にバチバチして、そのすべてが、背後にいるローレンス・ゴードンを示唆しているわけです。
昨日の記事にも書いたとおりローレンスのシゴトが"死ぬはずの人間を救うこと"であるならば、ジョンが死んだあの部屋から、アマンダの死体も消えていてほしいです。

もちろん、ジョンがジェフにもリンにも、"ジグソウを継いでね"的に解釈できるセリフを言っているのは今でも気になります。
Now I will give you something to live for.(おまえに生きる目的をやろう)
If you make it through this, Lynn... you're going to thank me one day just like Amanda did.(もしこれを生き抜いたら、リン、キミもいつか私に感謝する、アマンダがそうだったように)
けどまぁ仮にジョンがジグソウ継承者をリクルートしまくっていたとしても、こうして次々に脱落していくわけです。

そしてまぁとにかく、『SAW V』で、最後のでっかいどんでん返し。
ホンモノの"サイコ"はこの2人のうちのどちらかです。(という記事はこれから書きます)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 19:27| Comment(2) | TrackBack(0) | さるお発『SAW IV』予想/解読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月22日

映画『SAW IV』公開直前 完全(を目指してみる)大予想4 ローレンス・ゴードンはまた罠にかかったりしないぜ、ということがわかりました

さるおです。
ネタばれ記事です。というか、大予想なのでネタばれになっているといいなという願望を胸に、"SAW WORLD"を考えてみます。ネタばれコメントも大歓迎です。これからシリーズをご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。

costasmandylorashoffman.jpg

こちらに新しくアップされた写真により、間違っていたことがひとつわかりました。というのはそもそもさるおが日本の公式サイトの情報を信用していないというか(爆)、自分の目の方ばかり信じているというか、そーゆーことなんすけどね。ちなみに日本の公式サイトには、読んでて泣きたくなるほどにストーリーが書かれてます。知りたい方はそこ読んだらずいぶん詳しくいろいろわかるわけで、それはそれでいーんですけど、映画観て、びっくらこけて怖がって感動したいフツーの方には絶対お薦めしません。

SawivGordonMetthews.jpg

えっと、この写真の向かって右、椅子に座っている人、どーりで右足元がしっかりしてると思いましたが、ローレンス・ゴードン先生ではありません。ベテランのホフマン刑事(Forensicだと書いてあるので法医学者ですね)、『SAW III』にも出てきた人っす。トロイの爆死現場でケリーが「こりゃジグソウじゃねぇ」かなんか言ったら「どーゆー意味だ?」と顔を上げる人っすよね。じつはこの人、トロイの現場で何かをポッケにしまっちゃう(怪)。さらに、リグとケリーに指差されて、"ジグソウ"とか"彼"とか言われちゃってるんですが・・・(激怪)。

hoffmantraped.jpg

どちらかといえばかっこよさげなコスタス・マンディロア(Costas Mandylor)がこんなに腹出てるとは思えないので、おなかに"あんこ"入れてんのかもしれませんが、とにかく、あまりにも、ケアリー・エルウィス(Cary Elwes)に似せすぎ(爆)、作為的な感じすらします(笑)。

さるお的にはこれですっきりしました。今まで頭ん中で辻褄の合わなかった"情報"と"映像"がね、ほんとスッキリ。というわけで、ものすごい勢いで書けそうです(笑)。

ジョンの胃袋から出てきたテープを聞いたホフマン刑事、懐かしい場所で(笑)電話片手にジグソウと戦ってますが("games"ですから複数っすよねぇ)、捕まっちゃうわけですね。で、椅子に鎖で縛られちゃう。さるおの希望はもちろん電気椅子です。凶悪犯を電気椅子送りにしてきたベテラン刑事が、過去に過ちを犯している悪徳デカさんで、自分が電気椅子に座るはめになる。いちおうね、そーゆーことだといいなぁ。
で、一方ではSWATの親方リグが一連の在宅ゲームをして、ほんで最後に、首吊り寸前の同僚エリック・マシューズと感電死しそうな同僚ホフマンを、救えるのか救えないのか、大変なことになると、そーゆーことだと思います。
だいたいあらすじは整理できました。ただし、当然のように、リグのゲームと、リグがモニタで見ている首吊りエリックと感電ホフマンの映像との間には、何かしらの、単純なのに目からウロコのトリックが仕掛けられているはずです。

あとは最後のどんでん返しっすね。さすがに日本の公式サイトにも書かれていない、SAWの原点に収束していくような、美しいラストが待っているはず。
で、ファンはこれまで、外科医が怪しいぞ、マイケルの目にカギを入れたのは足ひきずった外科医じゃねーか、あいつがジグソウの仲間になったんだ、などなど、ものすごい期待をしているわけで、もしもこれがSAW5部作を通して最大の最後のどんでん返しなんだとしたら、"バレすぎ"なわけです。これじゃ誰も驚かない。
ということは、ミスリードだと思うわけです。
で、ミスリードであるならば、やはりローレンス・ゴードンは『SAW IV』のうちに出てくると思います。

さるおが思うローレンス・ゴードンは、ある意味ジョンの共犯者で、役割はやはり外科医です。ジョンのために医療設備をととのえたかもしれないし、マイケルの目にカギを埋めたかもしれないし、瞼や唇を縫ったかもしれないし、筋弛緩薬の注射を準備したり麻酔薬を過剰投与したり、『SAW II』の治療薬の注射を用意したり、できれば被験者の皮膚からジグソウピースを切り取ったのも最初からローレンス・ゴードンであってほしい。さるおは『SAW』(1作目)の時点ですでにローレンス・ゴードンは共犯者だった可能性すらあると思っているくらいです。さるおなりの根拠もあります。
死の宣告ばかりをしていたローレンス・ゴードンはね、死ぬはずの人間を救うことが、あるいは場合により蘇生するのが役割だと思うんだよ、"生まれ変わらせる"ために。詳しくは次に書くYO!

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:10| Comment(5) | TrackBack(1) | さるお発『SAW IV』予想/解読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Liga 07-08 第8節 ぼやんちゃんはすげぇ!(泣きながらですが、特にデコを思って)

さるおです。
2週間前、順位が動いてバルサ2位。
白組め、モンジュイックで勝てると思うなと、呪ったおかげでマドリはみっともない試合っぷりでエスパニョールの完敗したわけですよ。
ということは、バルサはおらが村で勝利して首位だぜと、固く心に決めておりましたが、マドリ以上に完敗(涙)。しかしですよ、あんな試合はしなかった。それなりに、がんばりました。何度も何度もエリア内に突入して、精一杯ふんばった。いやいや、白組も終盤はふんばってたんですが、
代表戦2つもやったりとかね、やっぱ大変だなと思いましたね。3日間のバカンス明けのおらが村には勝てなかった。
さるおのデコは左足内転筋の怪我で全治5週間っす。誰にもぶつかってないのに怪我、嫌っす、ほんとに。代表戦やってリーガやってCLやって、そんなの疲れるから無理すんのよそうぜと思う。バルサ、怪我人が後を絶ちません。
一方でおらが村は素晴らしかった。ギジェ・フランコの美しいヒールパスから抜け出してサンティ・カソルラぼかん、開始2分なので涙出たけど。いきなり攻撃的にどーんと来た。マドリを押し潰したエスパニョールでも同じことです。あとはマルコス・セナのPK2発。こんなにPKとられてるあたりはまぁ、苦しかったってことですが。

いや、もういいんだ。おらが村はまぁいいんだよ。"今月中につかまえる"ので、いいんだ、だいじょうぶ。
だってぼやんちゃんが、リーガ発スタメンの17歳と53日が、レオを超えて史上最年少で、ゴールだYO!すげぇ。冷静で丁寧でしたね。見事なボールコントロールで、すごかったっす。
もういいんだ、バルサはだいじょうぶなんだよ。

順位が、マドリー、ビジャレアル、バレンシア、バルセロナの順になってる気がしなくもないですが、いいんだ、バルサはだいじょうぶなんだ。(自己暗示)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 06:21| Comment(2) | TrackBack(5) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月19日

映画『SAW IV』公開直前 完全(を目指してみる)大予想3 The genesis of Jigsaw's evil. 悪の起源

さるおです。
ネタばれ記事です。というか、大予想なのでネタばれになっているといいなという願望を胸に、"SAW WORLD"を考えてみます。ネタばれコメントも大歓迎です。これからシリーズをご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。

さるおんとこにコメントしてくださるよい子がおしえてくれたクリップがあってね、そちらを観ながら考えたことがあるので、今回はそれを書こうと思います。
Clip 3 "Leaving the Clinic"を観てください。

ジルが病院から帰るところです。おなかが大きいですね。
もう夜で、カギを持っていることから判断して、彼女は患者さんではありません。このクリニックで働いている。"医者"だとします。
で、人気もなく寝静まった感じの廊下を通って帰ろうとすると、どこからか忍び込んできたセシルに会うわけです。セシルは「ドアを開けろ!」と言ってカギを奪い取り、院内に入ります。カギを取られてしまったために外に出られないジルがセシルの様子をうかがおうとドアに近づくと、さっさと戻ってきたセシルがバーン!とドアを開ける。そのドアはジルのおなかにぶつかってしまいます。あたたたた。ベビーが大変そうです。
セシルは自分がしたことにびっくりして逃げてしまう。するとジルを迎えに来ていたジョンに顔を見られてしまうんですね。で、ジョンは異変に気付いてクリニックに飛び込んで行く。

これが"ジグソウの悪の起源"です。もともとは、悲劇だった。
で、セシルをぶっとばーす!ということでナイフチェアに座らせるわけです。Clip 2 "Cecil's Knives"ですね。
このデビュー作でジョンは実際にセシルと向き合い、こう言ってます。
It's the tool that's going to save your life. I want to play a game. You just lean foward into the knives with your face. Press hard enough and you'll release the arm and the leg restraints that bind you. Press hard though. Live or die, Cecil. Make your choice.
(これはおまえを救う道具だ。このナイフに顔から突っ込んでって、手と足も痛いけどふんばって外して、そーすれば自由になれる。あるいはそこで死んでちょーだい)

ははーん。Clip 3とClip 2の間に重要なことが起きているはずです。
事故でおなかのベビーが死んじゃって、あるいはワイフも死んじゃって、怒っただんながベビー(あるいはワイフも)を殺した相手に復讐をする。そーゆー話はよくある。復讐するなら、セシルを探して滅多刺しとかでもいいわけっすよね。
けどジョンは、"save your life"セシルを救うと言っている。こりゃもちろん改心させるとか償わせるという意味ですが、つまり、セシルを浄化しようっちゅー姿勢なわけです。
単なる復讐ではなく、別のことをしようと考えるようになった、大きな理由があるはずです。おそらくそれは、Clip 3直後に起きていると思います。
クリニックに飛び込んで行ったジョン。何を見て、何をしたのか。
血の海の中にいるジルを発見したはずです。で、何をしたのか。
SAWシリーズぐらいぶっ飛んだ映画を予想するなら、さるおだってぶっ飛んでいきたいと思います。
ということで、ジョンが行ったのはオペなんじゃないか。クリニックにはもう誰もいなくて、救急車を呼んだら間に合うかどうかは専門家であるジルがいちばんよくわかっている。で、ジルの判断では救急車は間に合わないので、ジョンよどーにかしろと、そーゆーことじゃないかな。ジルはオペを自分でインストラクションしたかもしれません。
ジョンは"おもちゃ会社のエンジニア"ですから、オペなんかしたことないわけで、そーゆーキョーレツ体験がジョンの世界観を変えた可能性はあると思います。実際ジョンは、『SAW 2』を観てわかるように、生物学的・医学的・進化論的な視点で"人"というものを嘆いている。それは、母体のオペを通して、ジョンがあることを学んだからではないのか。"生きようという意志"で人は生きるんだと、目の当たりにしたのではないか。
さて、このときのジルとジョンの判断と選択は3通りだと思います。
1. ジルをあきらめてベビーを救う
2. ベビーをあきらめてジルを救う
3. ふたりを救う

あるいは、そうだ、『SAW III』でジョンが言ってましたね、リン・デンロンを選んだ理由のひとつは"腕がいいから"だと。つまり、もっと重要な理由がある、リンでなければだめな理由が。
リンはERも担当することがあるお医者さんです。ジョンはあの夜、救急車を呼んだ。で、クリニックからホスピタルにジルは搬送された。そして救命に当たったのはリン・デンロン医師。これが彼女を選んだ最大の理由。

"SAW rebirth"によれば、ジルはジョンを捨てて出て行った。理由は、ジョンが家庭を大切にしてくれないから。
ということは、少なくとも結果として、2.のはず。J&J、あるいはリンは、ベビーをあきらめてジルを救った。
ジョンはやれることをやりつくしてベビーを失い、心に傷を負い、『SAW 3』のジェフのような状態だったかもしれません。そして同じく傷を負ったジルは、その傷から血を流し続けることに耐えられず、"生きる"ために出て行った。
その後ジョンは病気になり、自殺未遂を経て、ジルとベビーが身をもって教えてくれたことをついに理解する。これがジグソウ誕生の瞬間。

ということは、ジョンはジグソウになってからずっと、そしていつでも、ジルとベビーのためにゲームを続けていたのかもしれません。
だからSAWシリーズは3作品ともテーマが家族なのかもしれません。
こーなると、さるおが切望している"ジル共犯説"もありそうな気がしてきましたが・・・いや、事態はもっと複雑かもしれん。
なぜなら、ウィキに気になることが書いてあるからっす。
A man in a box in his underwear surrounded by ice cubes (which has since been removed per Lionsgate's request).
(ぱんつ一丁の男が氷だらけの箱に閉じこめられている写真が、ネット上から削除された)
よほど大事なはずのこれが堂々と人目にさらされているというのに、削除された写真があるなんてもう、これ以上に重要なショットなはずです。

SawivGordonMetthews.jpg

ということは、ぱんつ一丁の人物が、もしもジョンだったら、こりゃ削除するのも無理はねーなと、そう思うわけです。
どこかにこの写真転がってないかなぁ?

ちなみに、まだ書いたことがない、さるおが"ジル共犯説"を気に入っている理由のひとつは、"John"も"Jill"も"Jigsaw"も頭文字が"J"だからです、なんとなく(笑)。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2007年10月18日

映画『SAW IV』公開直前 完全(を目指してみる)大予想2 ゲームのうちの2つについて考えてみる

さるおです。
ネタばれ記事です。というか、大予想なのでネタばれになっているといいなという願望を胸に、"SAW WORLD"を考えてみます。ネタばれコメントも大歓迎です。これからシリーズをご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。

公式サイトはこちらです。
http://www.saw4.com/
そしてこちらに手がかりの大半があります。
http://www.officialsaw.com/

まずはブタマスクちゃんの正体です。

sawivbrenda.jpg

この人はブレンダちゃんという人らしく、彼女の目の前に貼ってある写真はすべて彼女と彼女に関係のあるモノ(人物)を映したモノのようです。
公式サイトの"See What I See"で彼女のゲームを見ることができるYO!
※ 入力するコードは『SAW IV』の公開日(10月26日)です。
突入してくる人がリグさんですね。彼は最初何がおきてるのかわからず、きょろきょろしながらてっぽうを振り回してますが、観客とすれば一目瞭然、ブレンダちゃんは椅子に固定され、ゲーム説明のビデオ終了後に髪の毛がぐるぐると引っぱられるわけです。で、こりゃブレンダちゃんのゲームかと思いきや、ジグソウさんはリグ宛てにビデオメッセージを流してるんだな。ここで気になるのは、最近のジグソウが(『SAW III』以降)"game"と"test"を使い分けている点です。リグさんに「あんたの1つ目のテスト(first test)だYO!」と言ってます。ありゃ?なんだか『SAW III』のジェフみたいだ。
タイマーからわかるように、ブレンダちゃんを救うために用意された時間は60秒。みじけーな。で、"たすけなければならない"わけではなく、このまま彼女を置いて立ち去ってもかまわない、お好きにどーぞ(make your choice)、なーんて言ってます。どーやらブレンダちゃんは"悪い子"みたいっすねー。
リグさんはいちおうたすけようと右往左往して、引き出しからカードを見つけますが、ぜんぜん役立たずな"Time is waiting."カードで、結局ブレンダちゃんを救うことができません。ただし、死んでしまったわけでもなく、こんな大変なことになる。

sawivbrendahair.jpg

人の髪の毛をまとめてモーレツに引っぱると本当にこうなるのかどうかは知りませんが、痛そう。
つくづく、これがもっと昔のできごとだったらいいなぁと思う。1作目『SAW』以前であれば、髪の毛のなくなったブレンダちゃんが、生まれ変わりたいから弟子にしてくれ、かなんか言って、ジョンが、ほんじゃこれを被ってブタとして生きろ、かなんか言って、ブタマスク人生に突入するという、美しくグロテスクなプロットになったのに。

さて、リグは何をテストされたのか・・・"極限状態で、救う価値のないような相手でも救う努力ができるか"なんでしょーか?
リグさんはブレンダちゃんを知っていたかな?これは、ブレンダちゃんの写真を撮りまくった人物が警察関係者で、つまりブレンダちゃんは警察に追われる身だったとしたらYESですね。もしも、ブレンダちゃんの写真を撮りまくった人物が他の誰かならば、リグさんは"極限状態で、見ず知らずの相手を救う努力ができるか"をテストされたことになる。
うーん、前者かな。
もちろん、"ブレンダちゃんの写真を撮りまくった人物が他の誰か"であった場合は、これまた興味深いことになります。
そしてブレンダちゃんと一緒に写真に写っているこの可愛い女の子は誰なんでしょーか。アップになるとこみっと、案外大事かもしれません。

brendasfriend.jpg

ま、第1のテストっちゅーことは、第2、第3と続くはずです。で、3つなら3つ(いくつか知りませんが)をくぐり抜けると、これですわー!(たぶん)

SawivGordonMetthews.jpg (←クリックして拡大)

行方不明の同僚と、それより以前にタップを狂わせた事件の容疑者を救ってみろと、そーゆー感じになる。第1、第2、第3のテスト、プラス"これ"で、リグの持ち時間は90分。

しかーし!しかしですよ。さるおとしてはどうにも理解しがたいことがあります。映画を制作する、つまりびっくりさせる側としてね、なんで映画公開前にこんな"重要そう"なショットを公開してしまったのか?不思議でなりません。
だって、お客さんたちはこぞって、外科医が怪しいぞ、とか、悪徳デカはどーなったんだ、とか言って待ちかまえてるわけで、そのふたりが同時に登場だなんて美味しいショットをフライングで見せてしまったら、映画が台無しだと思うわけです。
ということは、一連の外科医が怪しいぞ説は、"mislead"(見当違い)だということではないのか?
本当の"どんでん返し"はまったく別のところからやってくるのでないか?
そう思うわけですね。でまぁ、それについては次の記事で書くわけで、ちょっと待っててください。ま、驚きの展開で、意外なところに辿り着いてみたいと思います。

次にこれです。さるおがジェフさんじゃないかと思った、ナイフ椅子の人。

sawivjeff.jpg

ビリー・オーティス(Billy Otis)さんという俳優を知らなくて、アンガス・マクファーデン(Angus Macfadyen)さんと似ているなぁと思ってたんだけどね。この人は役名セシルさん、別人でした。
彼が座っているナイフ椅子。背もたれが"木"です。すごく普通の椅子に、ナイフ部分を取り付けたような、ジグソウにしては"原始的"な装置です。

sawivjeffstrap.jpg

セシルは結局死んじゃったようだし、ジョンは元気いっぱいだし、洗練されていないプリミティブな仕上がりを考慮すると、こりゃ回想(過去の)シーンで、しかもジョンのデビュー作。このセシルさんへの復讐からすべてが始まったんだと思います。『SAW IV』以降を考える上では重要でない可能性もありますが、"The genesis of Jigsaw's evil."を説明するっちゅー意味では超大事っすねー。まさに"起源"ですわー。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2007年10月17日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 23 (2)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアーは、あまりに絶体絶命すぎて、恐怖のあまり、タイムボカン化します。というか、ヤッターマンです。やっておしまい!アラホラサッサ!
そして号泣。本当に本当に、涙が止まりません。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

ベラ姐、登場。「お〜や、この娘は、穢れた血、グレンジャーだねぇ〜」
「隣にいるのはポッターだ!」
「ポッター?本当だろうね?ならばすぐドクロベーさまに知らせるんだよぅ〜!」
ベラ姐が袖をまくりあげる。Dark Markが見えます。
「私が呼ぼうとしていたのに!」まるで小学生のようなルシウス(笑)。ベラの手首をつかみます。
「ベラ、ヘビ男様は私が呼ぶ。ポッターはここに連れてこられた。ここは私の屋敷だぞ。勝手な真似をするな」
「勝手な真似だって!生意気なこと言うねぇ〜!ボヤッキー、その手をおはなしよぉ〜!」
「まるほいさんよー、ポッターを捕まえたのはオレたちだぜ。賞金を頂戴するのはオレだってことを忘れてもらっちゃ困るねぇ!」
「賞金!そんなものはくれてやるさ、ハイエナめ。あたいが賞金目当てだとでも思ったのかい、トンズラー?バカ言うんじゃないよ、あたいがほしいのはドクロベーさまから与えられる名誉さ!」
DEのみなさま、仲間なんだからケンカしなきゃいいのに、まるでバラバラ。

ドロンジョさまは、急に動きを止めます。目の届かないところにある何かをじっと見ている。彼女が抵抗をあきらめたと勘違いしたボヤッキーが自分の袖を引き裂きます。
「ちょっとお待ちよぉ〜!」ドロンジョが金切り声で叫びます。
「今ドクロベーさまを呼ぶんじゃないよ!今ドクロベーさまが来たら、あたいらみんな、おしおきじゃないかぁ〜!」
Dark Markに触れる一瞬手前でボヤッキーが凍りつきます。
「それは何なのさ?」
「剣です、あねさん」
「あたいによこしな」
「あねさん、これはあねさんのじゃねぇ。オレたちのもんだ」
バンッ!
赤い閃光が走る。
仲間内でマジ喧嘩勃発。スナッチャーのひとりが気絶しています。スナッチャーの一団は怒りの雄叫びをあげ、剣とドロンジョの間に立ち塞がります。喧嘩上等!
ところが、ドロンジョはスゴ腕。しかも情け容赦ないあねさんです。ぼかんぼかんと、4対1を一瞬で制して圧勝。3人は意識不明で床に倒れ、オオカミ男トンズラーは両腕を広げて膝をつく。ドロンジョは剣を奪い取り、トンズラーに迫ります。
「トンズラー、これをどこで手に入れたんだい?」ドロンジョが囁きます。
「ちくしょー、女め、オレを放せ!」トンズラーもついにドロンジョさまを"女"呼ばわり。
「この剣をどこで手に入れた?スネイプがグリンゴッツの私の金庫に入れたのにぃ〜!」ドロンジョの剣がトンズラーの鼻先まで迫る。
「こいつらのテントで見つけた」最強最悪のオオカミ男トンズラーでさえ、ドロンジョさまには逆らえないという、ベラ姐最強伝説。

(緊迫のシーンが台無しになっているようなので、ビックリドッキリメカ終了)

「ドラコ、このクズどもを外に出して片づけな。怖くてできないなら庭にでも転がしておくんだよ、後であたいが始末するから」
「姉さん、うちのドラコにそーゆー口のきき方しないでちょーだい!」
「お黙り!あんたは状況がわかってないのさ、シシー!困ったことになったね、このガキが本物のポッターなら傷つけるわけにもいかない。ヘビ男様はご自身でこのガキを片づけたいと思ってるんだから。・・・確かめないと・・・捕虜を地下室に閉じ込めるなさい!」
「ベラ、ここは私の家よ、命令なんか!」
「いいから急ぎな!どれほど危険な状況か、あんたはわかってないのさ!」
ナルシッサは少し迷ってから、グレイバックにハリーたちを連れて行かせようとします。ところが、「お待ち!穢れた血はここに残しな」
焦ったのはロンです。「だめ!ぼくがここに残る!ぼくが!」
うるせーなと言わんばかりにベラがロンをぶん殴る。「もしもこの娘が途中で死んだら、穢れた血の次に罪深い裏切り者のあんたを呼んでやるよ」そしてマントの下から小さな銀のナイフを取り出し、ハーの髪の毛をぐいぐいつかんで部屋の中央に引きずって行きます。
グレイバックとしてはハーを自分にくれたらいいのにと残念に思いながら、ハリーたち地下に連れて行きます。
そこは、湿っぽくてカビ臭い部屋。グレイバックは真っ暗闇にハリーたちを置き去りにして扉をバタン!と閉めました。そして扉の閉まる音の反響が鳴り止むより早く、階上からはあまりに悲痛なハーの絶叫が。
「ハーちーんっ!ハーちーんっ!」力の限り、ロンが叫ぶ。
「静かにして!何とかここから抜け出す方法を考えよう、ロン。ロープを外さなきゃ」
「ハーちーんっ!ハーちーんっ!」ロンは叫び続けます。
すると、「ハリー?ロン?」暗闇からささやく声は、「ルナちん?」
ハリーには捕まってほしくなかった、と言うルナ、やっぱり彼女も戦っていたんすね!
暗闇の中でハリーたちのロープを外そうとするルナが「オリバンダーさん、水差しの近くに古いクギがあったと思うの。少し動いてくれるかな?」ぐわぁーっ!オリバンダーさん、おひさしぶりです。ルナはクギを使ってロープを切ろうとしてるんすね。
階上からはハーの悲鳴が聞こえ続けています。どうやらベラは「この剣をどこで手に入れたぁーっ!」と尋問と拷問を繰り返しています。負けるな、ハー!
ロンはハーをたすけたい一心で身もだえし、ルナは暗闇の中でクギを落としてしまいます。「ぼくのポッケ!ルナちん、ぼくのポッケにデルミネーターがあるんだ!」
クリック!
テントのランプから吸い取った光が、球体となってデルミネーターからふわりと出ます。ランプがないために元の場所に戻れず、ふわっと宙に浮いたまま、まるで小さな3つの太陽のように、地下室を光で満たします。
明るくなって初めて周りを見回せば、青白い顔のルナ、丸まるように倒れて動かないオリバンダーさん、血まみれ痣だらけのディーン、ぐったりしているゴブリンのグリップフック。
「嘘つけぇ!穢れた血め、私の金庫に入ったんだろ!他に何を盗んだ!白状しな!でないとあんたを切り刻むよ!」
ハーが悲鳴をしぼり出している。
ロープが床に落ちました。ロンが、壁を叩き、ハーの名を叫び、杖もないのに瞬間移動を試し、半狂乱になって走り回っている。こんなのあまりに痛々しい。
「出口がないのよ、ロン。あたしもいろいろ試したけど、無理。オリバンダーさんもあらゆる手段を試したって」
ハーの絶叫は止みません。その声はまるで自分の身体を貫くようで、ハーの苦痛を感じるほど。ハリーの額の傷跡はずっと前から激痛なのに、それを忘れるほどに、大切なハーが苦しんでいる。
「何を盗んだ!白状しな!Crucio!」
ハーの悲鳴が響き渡る。ロンが泣きながら、力いっぱいこぶしで壁を叩き続けます。
もうだめぽ。ハーが殺されちゃう。ハグリッドのポーチからスニッチを取り出して振ってみても、何も起きてくれない。折れたフェニックスの杖を振っても、何も起きてくれない。そしてあの鏡の破片が、きらりと床に落ち、明るく青く光った。「たすけて!まるほいんちの地下室にいるんだ、たすけてよ!」ダンブルドアの目がまばたいて、そして消えました。
今の光は?ダンブルドアの瞳は?
ハーの悲鳴はもう、今までにないほどに痛ましい。「ハーちーんっ!ハーちーんっ!」ロンが泣き叫ぶ。
「穢れた血め!どうやって私の金庫に忍び込んだ!地下室のゴブリンか!」
「初めて会ったのよ!金庫なんて知らない。これはニセモノよ!」ハーは涙声です。かわいそうだ。
「作り話を!」
「そんな嘘はすぐにバレるぞ!」ボヤッキー(しつこい)も参加。「ドラコ、ゴブリンを連れてこい。見分けさせればわかる!」
ハリーは慌ててグリップフックに駆け寄り、その尖った耳にささやきました「剣はニセモノだって言って!グリップフックさん、お願い!」
扉の向こうからドラコの声が聞こえる。「下がれ。後ろの壁に並んでろ。変な動きしたら殺しちゃうぞ!」
ロンが急いでデルミネーターをクリックします。地下室は元の暗闇に戻る。
ドラコは意を決したように地下室に入り、グリップフックを引きずって出て行きました。
バンッ!と扉が閉まると同時に、なんともうひとつ、バンッ!
ロンが再びデルミネーターで明かりつけると、そこにいたのは、「ド、ドビーさん!」
テニスボールのような大きな目を見開いて震えながら、「ハリー・ポッター、ドビーはあなたをたすけに来ました」と言います。
そう、ハウスエルフは(ホグワーツのように)魔法で瞬間移動が禁じられた場所でも、瞬間移動ができるんでした。「ぼくらを連れて、ここから瞬間移動で逃げられる?」ドビーは耳をヒラヒラさせながら頷きました。
「ドビー、ルナとディーンとオリバンダーさんを連れて逃げて」「ビルとフラーのとこに」場所を提案してくれたのはロンです。
「"Tinworth"(ティンワーズ)近くのシェルコテージだよ!」
ドビーは3度うなずき、オリバンダーさんの手を握り、もう一方の手をルナとディーンに差し出します。ルナもディーンも「手伝うわ!」「置いてけないよ」と言ってくれてますね。
「3人を連れてって、ほんで戻ってきて、ドビー」「もちろんです、ハリー・ポッター」「ルナ、ディーン、逃げて!ビルとフラーんちで会おう!」

ハリーの額の傷跡が、ものすごい痛みです。
床を見下ろす。オリバンダーさんではない、年老いて痩せた別の男が、嘲笑っている。
「私を殺せ、ヴォルデモート。よろこんで死んでやる。さぁ殺せ!しかし私を殺しても、おまえのほしいモノは手に入らないぞ。あのな、たくさんあるんだよ、おまえが理解していないことが」

ルナとディーンがドビーの指を握る。ぼかん!
「何の音だ?ドラコ、ワームテールに調べに行かせろ!」ボヤッキー(しつこすぎ)に音を聞かれてしまいました。
こーなったら明かりをつけたままにして、入ってきた瞬間にピーターをねじ伏せるんだ。ハリーとロンは左右に分かれて扉の横の壁にぴたりと背中をつけます。「下がって扉から離れてろ。入るぞ」扉が開き、ねずみ男びっくり。次の瞬間、ハリーとロンが飛びかかる!ロンが杖を持っている手を押さえ付け、ハリーは顔を叩いて口を塞ぐ。しかーし!ピーターの銀色の手が、抗えないほどの力でハリーの喉元にじわじわと伸びてきます。
「おまえの命を助けてやったんだぞ!おまえはぼくに借りがあるんだ、ワームテール!」
その声で、なんと、銀の手から力がなくなりました。いや、そうじゃない、銀の手は今、ピーターの喉を目指している。ねずみ男の小さな涙目が、驚きで見開かれ、恐怖で満たされています。ピーターは、ほんの一瞬、弱気になったんですね。ほんの一瞬、ハリーに情けをかけた。銀の手はそれを知っている。ヘビ男が臆病な奴隷に与えた銀の手は持ち主の喉を締め上げ、武器を奪われ敵に情けをかけた役立たずの裏切り者を殺そうとしているんです。
意外な展開に思わず、ハリーもロンもピーターをたすけようとします。ロンはピーターの杖をとり、"Relashio!"を試すけれど、これも効かない。
顔面紫色のピーターは膝をつき、眼球が上を向き、ビクっと痙攣すると、動かなくなりました。

ハーの悲鳴が合図のように、ハリーとロンは顔を見合わせると、ピーターを残して階段を駆け上がる。部屋をのぞくと、ベラが、剣を持ったグリップフックを見下ろしています。ハーはベラの足元に倒れて動きません。
「ニセモノです」
「本当だろうな!」
「ええ」
「よろしい」
ベラが、まるで何事でもないように杖を振る。グリップフックが顔に深い切り傷を負い崩れ落ちる。ベラは、倒れたグリップフックを、"邪魔な荷物"であるかのように、蹴飛ばしました。そして勝利の笑みを浮かべ、「ヘビ男様を召喚する!」と叫ぶと、袖をまくり、人差し指でDark Markに触れました。

ぐわぁーっ!頭が割れたっちゅーくらいに激痛っす!
目の前で、痩せ果てて歯の抜けた口が笑っている。
ハリー(ヘビ男)は、激しく怒っている。ほしいモノは手に入らない、その上、今オレ様を呼ぶとは!呼びつけといてポッターでなかったら、おまえら、おしおきだべぇ〜!(またドクロベーか)
「私を殺せ!ただし、おまえは勝てない。おまえは勝ち残ることができないぞ。あの杖は決しておまえの物にはならない」
怒り炸裂。緑の光が独房を満たし、その痩せた老人は、命を失った。

「トンズラー(ほんとにもう)、もうこの小娘に用は無い。好きにしな」
「させるかぁーっ!」
ロンが突進する。ベラが慌てて杖をロンに向けた瞬間、"Expelliarmus!"、ロンが吠える。ベラの杖は宙を舞い、ロンに続いたハリーがつかんだ!
"Stupefy!"
まずはボヤッキー(もうそれでいいや)あえなく敗北。
ドラコとナルシッサ、そしてグレイバックの杖から、同時にぼかーん!と呪文が飛んでくる。床に転がり閃光をかわし、ソファーの陰から見上げると、「そこまでだよ!杖を捨てな!おまえら、この娘が死んでもいいのかい!」
ぶはー、ベラ姐さん、ハーの喉に銀のナイフを押し付けてまんがな。「この娘の穢れた血を流してやろうか!」ハーの首筋に、血のネックレスが浮かび上がる。
ちくしょう、やっぱりもうだめぽ。ハリーとロンは、両手を上げ、杖を床に落とします。

ハリーには分かってる。ヘビ男が、荒れ狂う海を飛び越え、遥か遠くから、ここに来る。もう、逃げられない。

ドラコが杖を拾い上げます。
「シシー、この可愛いヒーローたちは縛っておくとしようかね。穢れた血のお嬢ちゃんはトンズラーに片づけさせるさ。トンズラー、これでドクロベーさまに認めてもらえるな」
すっかり落ち着いて上機嫌のベラ姐さんですが、どっかーん!なんと頭上のシャンデリアがチリチリと揺れ、チリンッ!ベラの真上に落っこってきたぁーっ!
ベラはハーを放して横っ飛び。シャンデリアは砕け散り、クリスタルの鋭い破片の雨が降る。あらまぁ、ドラコも血まみれ。
ロンが破片の海からハーを救出する。ハリーは思い切ってドラコの手から3本の杖を奪い取り、3本合わせてグレイバックに"Stupefy!"
"Stupefy"×3、さすがのグレイバックも吹っ飛んだ!
ナルシッサはドラコを引きずり部屋の隅に行こうとしている。ベラは髪を振り乱してさっさと立ち上がり、銀のナイフを構えた。あ、ナルシッサが自分の杖を構えてます、ドアに向かって。「ドビー!おまえの仕業かぁ!」おしとやかっぽいナルシッサが、ベラですら凍りつく、まさかの怒号。
ドビーは小走りで前へ進むと、震えながらも、かつての主人ナルシッサに指を突き出しました。「ハリー・ポッターを傷つけさせません」そしてナルシッサの杖を奪い取る。
「薄汚いサル公め!」ベラったらまたひどい怒りようです。「魔女の杖を奪うとは!無礼者!よくも主人を裏切ったわね!」ナルシッサも怒り心頭。
「ドビーに主人はいません。自由なエルフとして、ドビーはハリー・ポッターとおともだちをたすけに来ました!」

ヘビ男が来る。時間がない。

「行くんだ!」ハリーは杖を1本ロンに投げ、剣を握りしめたままのグリップフックをたすけ起こして肩に担ぎ、ドビーの手を掴む。
ぼかん!
暗闇が身体を飲み込みます。
最後の一瞬に振り向くと、ナルシッサとドラコが立ち尽くしているのが見える。ロンの赤毛が風になびくのも見える。そしてベラが、こちらに向かって、青く光るナイフを投げた。ナイフが空気を裂いて飛んでくる。ビルとフラーのところへ。行かなきゃ、シェルコテージへ。ビルとフラーの家へ・・・。
その場所は知らない。だから懸命に"シェルコテージへ"と祈る。
額が痛い。グリップフックが重たい。剣が背中に当たっているのを感じる。ドビーの小さな手がハリーの手の中でビクリと動く。
ドビー、シェルコテージにぼくらを連れてって。ハリーはドビーの手を強く握り返します。ドビーについて行くからね。

潮の香りがします。ハリーはドビーの手を放し、ぐったりしたグリップフックを優しく地面に下ろしました。
夜空で星がきらめいています。コテージらしきものがうっすらと見える。
「ドビー、あれがシェルコテージ?」
返事はありません。
「ここであってるよね、ドビー?」
返事はない。
見ると、ドビーがほんの少し離れたところに、立っています。その小さな身体が揺れる。テニスボールのような輝く大きな瞳は、キラキラと星たちを映しています。ドビーが、ハリーと同じモノを見ている、苦しそうに、その薄い胸に突き刺さったナイフを。
「ドビー!ドビー!たすけて!誰かたすけて!」力の限り叫びます。
たすけに来るのが、マグルだろうと、味方だろうと敵だろうと、かまわない。ハリーはドビーを冷たい草の上に横たえます。ドビーの胸に黒いシミがみるみる広がっていく。
「ドビー!ドビー!死なないで、ドビー!死んじゃだめだ!」
小さなエルフは、その大きな瞳でハリーを見つめ、両手を広げる。そして、震えながら、懸命に、言葉をしぼりだそうとします。
「ハリー・・・ポッター・・・」
そして、動かなくなった。
テニスボールの瞳に、もう見ることができない夜空の星を宿したままで。

【メモ】

あまりのショックにさるお呆然。今夜は泣きます。号泣です。

心ゆくまでさるお、もんち!

2007年10月13日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 23 (1)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアーは、またしても、絶体絶命。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

23:Malfoy Manor

「両手を上げて出てこいやぁ、ゴルァァァ!」
ハリーがかすかな輪郭だけのふたりを見る。ハーは杖を上げ、なんと、外じゃなくて、ハリーの顔に向けてます。
ぼかーん!
白い閃光が走り、あたたたたっ!顔が痛い!

「起きろ、虫ケラめ」
何人もの手がハリーを乱暴につかみ上げ、ポケットをかき回してサンザシの杖を取り上げました。しかーし、顔が痛くて無抵抗っす(涙)。両手で顔を覆ってますが、なんか知らんけど顔がね、ひどいアレルギーみたいに腫れ上がってまんがな。目なんか埋まっちゃってて、開けないし見えない、メガネなんかもうどっかいっちゃいました、まいった。やっとの思いでうっすら目を開けると、ロンとハーがそれぞれ4、5人の人影と大乱闘っす。
「彼女を放せーっ!」ロンが叫ぶ。
「彼を放してーっ!」ハーも叫ぶ。
ぼかんぼかんとロンが殴られています。ハーだってもうぐっちゃぐちゃですわー。
「リストにおまえのボーイフレンドが載ってたら、こんなもんじゃすまないぜ。美味そうな小娘だ。むはー」
あ!このザラついたた恐ろしい声は、フェンリル・グレイバック、出たぁーっ!ハリーは愕然とします。DEのマントを着ることを許された残虐なオオカミ男です。やばーい。
こいつら、テントの中も荒らしまくって捜索してますよ。

ハリーはうつ伏せに地面に放り投げられます。隣にロンがドサッと落ちてくる。ハリーは転がされて仰向けになり、杖の光が顔を照らします。
「なんだおまえ、醜い顔だな。バタービールで洗わなきゃだ、わはは。その顔はどーした?」
答えないとぼかんと殴る。
しょーがないから「刺されたんだ」と答えます。「名前は?」「ダドリー」「ファーストネームは?」「えっと、ぼく、バーノン・ダドリー」
ハリーさんてば、まさかの偽名(笑)。
「リストと照合しろ、Scabior」

お次はロンです。
「赤毛野郎、おまえは?」「スタン・シャンパイク」
「ばれちまったな。オレらスタンを知ってんだぜ。あいつはオレらの仲間さ」Scabiorさんがそう言い、またまたぼかんとぶん殴る。
「ぼく、バーディ」ロンの2つ目の偽名ですね。声を聞いてわかります、ロンの口の中が血でいっぱいです。「バーディ・ウィードリー」
しかーし、またまたばれちゃう。「ウィーズリーだと?」
「ほんじゃおまえは裏切り者だな」
「そして最後におまえらの可愛い小さなオトモダチ、むはー」
グレイバックめ、なんともぞっとする享楽的な口ぶりです。ハーちんがあぶない。
「この小娘はバーニー君より早く名前を言えるかな。お嬢ちゃん、あんたは誰だい?」
「ペネロペ・クリアウォーター」怯えてはいるけれど、ハーの声には説得力があります。「血筋は?」「ハーフブラッド」「調べればすぐにわかるぞ」「こいつら、ホグワーツの生徒じゃねーのか?まだガキだぜ」
「出てきた」なんとか割って入ろうとするロンちん。
「赤毛のにーちゃん、学校放り出してキャンプごっこか、あん?そんで、ヘビ男様を笑ってたんか?」
「笑ってない。ただのアクシデントだ」
「アクシデントだってよ、笑わせるぜ。ヘビ男様の名を口にする連中がどんなやつらかわかってっか、ウィーズリー?オーダーのやつらだよ」
「関係ないよ」
「オーダーってのはヘビ男様に逆らうやつらだ。このタブーの呪文でオーダーの何人かは居場所を突き止めたぜ。こいつらを他の2人と一緒に縛っとけ!」
トリオは乱暴に引きずられ、誰かわからない他の2人と一緒に背中合わせに縛られてしまいます。みんな杖を取り上げられて丸腰です。
「ぼくがいけなかったんだ。ぼくが名前を言ったから。ごめん」
「その声は、ハリー?」
「ディーン?」
ディーン・トーマスがハリーの真後ろから声をかけます。

「穢れた血が1人、逃亡中のゴブリンが1人、ズル休みしてる悪い子が3人。悪くねーな」
「ヴァーノン・ダドリーはリストに載ってねーぞ」
「興味深い、じつに興味深いね」グレイバックが汗と汚れと血の匂いをさせてハリーをのぞき込みます。
「ヴァーノン、ホグワーツでどの寮だ、言ってみろ」
「スリザリン」
「ははーん、おもしれぇ。談話室の場所も言えるかな?」
「地下牢。壁を通り抜けて入る。ガイコツとかガラクタだらけで、湖の下にあるから明かりは緑色」
「・・・オレら、本物のスリザリンの坊やを捕まえちゃったんか」
「おまえのおやっさんは?」
「魔法省で働いてる。Department of Magical Accidents and Catastrophesで」
たったひとつの小さな綻びですべてが崩れる綱渡りの嘘です。ところが。
「そーいやいたね、ダドリーっちゅーのが」
まさかの幸運!
しかーしそこへ、急転直下のまさかの不運です。
「グレイバック、これを見てくれ!」
あー、見つかっちゃった、グリフィンドールの剣が。
「すばらしい、ゴブリン製か。おまえら、これをどこで手に入れた?」
「父さんの。薪を切るのに借りてきたんだ」ハリーは嘘をつき続けます。"GG"の銘に気づかなきゃいいけど。
「ちょっと待て!グレイバック!このプロフェットを見ろ!」
立て続けにまさかの不運。
ハリーの額の傷もまた痛くなってきました。漆黒の要塞が見える。ヘビ男の思考が、はっきりと感じられる。探し求めていたモノが、もうすぐ、もうすぐ手に入る。
「ハーマイオニー・グレンジャー、ハリー・ポッターとともに行動していると思われるマッドブラッドね。・・・お嬢ちゃん、この写真はあんたによく似てるじゃねーか」
「ちがう!あたしじゃない!」ハーの声もついに震えてます。Yesと言ってしまったも同然。
静寂の中で、スナッチャーたちがハリーをじっと見ています。隣でハーが震えている。
「ヴァーノン君、おまえの額にあるのは何かな?」猫なで声でしゃべるオオカミ男。
「メガネを見つけたぞ!」
「オレらが捕まえたのはハリー・ポッターだぜーぃ!ひゃっほー!」

漆黒の要塞。高い壁。
ぼくはハリーだ、こんなときに、しっかりしろ。
高い塔。最上階の窓。飛ぶときが来た。

グレイバックとその仲間は、ハリーたちをどこに連れて行くべきか相談しています。
魔法省か、それとも直接ヘビ男様に引き渡すか。でも、仲間たちはヘビ男を"呼ぶ"というのが怖いらしいです。「ヘビ男様はまるほい邸を拠点にしている。そこへ連れて行くぞ」そっか、グレイバックはDEの装束は許されたけれども、DEではない。腕にDark Markはまだ無いんだ。

ふわりと夜空に舞い上がる。塔のてっぺんの窓へ滑るように飛んで行く。

「もし人違いだったら、オレら殺されちゃうぜ、グレイバック」
「こいつらと、杖まで入れて20万ガリオン。嫌なら来るな。オレが全部もらうだけだ、あの小娘も。むはー」

窓というより黒い岩の裂け目。人が入れるような大きさではない。痩せこけた人影が毛布の下で丸くなっている。死んでいるのか?眠っているのか?

「穢れた血が2人で10ガリオン。剣の石がルビーなら、いい儲けだ。行くぞ!1、2、3!」ぼかん。

ヘビのように、するりと隙間をすり抜ける。音もなくふわりと、独房に降り立つ。

瞬間移動で連れて来られたところは、長い道、門扉が見えます。
ハリーはわかっています、ヘビ男は、黒い塔の上にいると。
ヘビ男が戻ってくるまで、どれほどの時間があるのか。
門扉に近づき、鍵のかかった鉄の扉を揺する。とぐろを巻いた鋼鉄が歪み、捻れて、恐ろしい顔の形になる。
「おまえたちの目的を述べよ」
「ポッターを連れてきたぜ」グレイバックさん、ウハウハです。
門が開き、生け垣に隠された小道を進みます。頭上を、アルビノの孔雀が横切る。

薄い毛布の下の痩せた身体が動き、こちらを向く。弱々しい体。落ちくぼんだ目。歯はほとんど抜け落ちている。その口元が、笑った。
来たのか。いつか来ると思ってた。だが無意味だ。私はそれを手にしたことなどない。
嘘をつくな!

ヘビ男がモーレツに怒ってます。額の傷跡は、あまりの激痛にはり裂けそう。ぐわぁーっ、いだい、けど、がまんがまん。
「何ごとなの?」冷たい声が聞こえます。
「ヘビ男様に会いに来た!フェンリル・グレイバックだ!ハリー・ポッターを捕まえたぞ!」
ハリーはナルシッサの前に突き出されます。
「よく見なよ、奥さん、額の傷を。この小娘は"連れ"の穢れた血。杖もあるぜ」
ナルシッサがハリーの顔をまじまじと見つめます。
「連れてきなさい」
玄関ホールを横切り、石の階段を上がり、ハリーたちは肖像画が並ぶ廊下に連れていかれます。イースター休暇で家にいるドラコに確認させるんすね。
大きな部屋に入ります。さすがまるほい邸、シャンデリアがキラキラっす。大理石のゴージャスな暖炉、その前に置かれた椅子から2人が立ち上がります。ルシウスとドラコちゃんです。
「この人たち、ポッターを捕まえたんですって。ドラコ、来なさい」
ハリーはシャンデリアの真下に連れてこられます。鏡に自分が映っている。ぶはー、ぼくじゃないみたい。ハーの呪文でものすごい顔んなってます。しゃべるのよそう、声出したらバレちゃう。
ハリーはドラコを見ることができません。そしてドラコもまた、ハリーを見ることができない。
「・・・(ポッターかどうか)わからないよ」
「よく見ろ、ドラコ!ヘビ男様にポッターを渡せば、許されるんだぞ!」まるほいパパもコーフン。
「まるほいさんよ、ポッターを捕まえたのはオレらだぜ」
「なんだこの顔?毒針に刺されたのか?・・・額に傷があるような・・・」まるほいパパもびっくりの腫れ上がった顔です。
ドラコはハリーを直視することなく、暖炉に向き直ってしまいました。
「ルシウス、確証がないとヘビ男様を呼べないわ」ナルシッサはサンザシの杖をじっくり眺めます。「これ、オリバンダー製には見えないわね」
「ほんなら穢れた血はどうだ!」グレイバックが怒鳴ります。
今度はハーがシャンデリアの真下です。
「そうよ!この娘はマダム・マルキンのお店でポッターと一緒にいたわよ!ドラコ、この娘はグレンジャーよね?」
「・・・たぶん・・・そうかも」
「そしてこっちにはウィーズリーのガキだ!そうだろ、ドラコ!」
「・・・まぁ・・・そうかも」
そこへ、背後でドアが開きました。「何の騒ぎよ、シシー?」

ぐわぁーっ!ベラ姐、登場!
もうだめぽ。

【メモ】

Fenrir(フェンリル)は北欧神話に出てくるオオカミですね。終末戦争で主神オーディンを呑み込んで、その後オーディンの息子ヴィーダルに殺されます。

心ゆくまでさるお、もんち!

2007年10月12日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 22 (2)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアーは、ちょっとラジオでも聴きますかー。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

リスナーのみなさん、しばらくオンエアできなくて淋しかっただろ。
可愛いDEちゃんたちがぼくらの地元で家庭訪問しまくってくれたおかげさ、まったく。

「この声!リー・ジョーダン!」
「ほらね!この番組、クールだろ!」

もうだいじょぶさ、安全な場所をみつけたからね。
今夜はここにお馴染みのゲストふたりが来てる。こんばんわ、ボーイズ!
やぁ。
こんばんわ、リヴァー。

「リヴァーって、リーのコードネームだよ」

さて、ロイヤルとロミュラスから話を聞く前に、いくつか残念なお知らせがある。
魔法ワイヤレス・ネットワーク・ニュースやデイリープロフェットじゃ決して取り上げられない、悲しい知らせだ。こんな話しなきゃならないなんて悲しいことさ。
テッド・トンクスとデューク・クレスウェルが殺害された。ゴブリンのゴーナックも殺された。マグル生まれのディーン・トーマスとゴブリンがもう1人と殺害された3人とが逃亡中に襲撃されたんだ。ディーンともう1人のゴブリンは逃げのびたよ。
ディーン、聴いてるか?誰かディーンのことを知ってるリスナーはいるかい?パパママと妹さんが心配してるんだ。
それから、ガドリー(Gaddley)で、マグル一家が死体で発見された。マグルの警察はガス漏れだなんて言ってるけど、オーダーによればAKに間違いないらしい。新体制になって、マグル殺しは、"スポーツ"以上のものになってしまったわけさ。
最後にもうひとつ、バチルダ・バグショットの死体の一部がゴドリックホロウで見つかった。何ヶ月も前に亡くなったらしい。オーダーによれば、遺体に残った傷跡はダークアーツによるものだ。
これを聴いてるみんな、一緒に1分間の黙祷を捧げよう。テッド・トンクス、デューク・クレスウェル、バチルダ・バグショット、ゴーナック、そしてマグルたちのために。

トリオも静かにしてます。決死の覚悟で飛び出して以来、初めての外界とのつながり。そうだ、みんな必死で戦ってるんだ。

ありがとう。
ほんじゃいつもの放送に戻ろう。ロイヤル、政府の新体制がマグル界に与える影響について、最新情報を聞かせてくれるかい?
ありがとう、リヴァー。マグルの死傷者はかなりの数に上る。でも彼らはまだその原因に気がついてない。

「キングスレーだ!」
「わかってるわよ!」
ははーん、キングスレーのコードネームは"ロイヤル"なんすね。

だけどね、勇気ある魔法使いや魔女はちゃんといる。リスク覚悟でマグルの友人や隣人を守ろうとしてるよ。もちろんマグルの側はこのことを知らない。リスナー諸君、お願いがある。みなさんも彼らの例を見習ってくれ。難しくはない。マグルのご近所さんにプロテクションを掛けるだけで、多くの命が救われるんだ。おそれるあまり"魔法使い優先"と考えたくなるかもしれないが、それは"純血優先"と変わらない。"DE優先"だってその延長線上にある考え方だ。みんな同じ、人間だろ?命の価値は同じだろ?どんな命も救う価値はあるんだ。
ロイヤル、いいこと言ってくれるぅー。この混乱から抜け出したら、大臣候補として1票投じるよ。
次はロムルスの"Pals of Potter"!
ありがとう、リヴァー。

「ルーピンじゃん!」
今度はロムルス(ローミュラス)がコードネームっすね。オオカミに育てられたローマ建国者です。

ロムルス、今でもハリー・ポッターがまだ生きていると思うかい?
ああ。考えは変わらない。もしポッターが死んだら、DEが有頂天で公表するさ。ポッターの死は、新体制の邪魔をするレジスタンスへの致命的な一撃になるから。"The Boy Who Lived"は、我々が戦い続ける理由そのもの。正義は勝利する、無垢でいることの力、抗い続けることの大切さ、すべての象徴なんだ。

こんなふうに言ってくれるなんて。ぼく、ケンカしちゃったのに。許してくれたのかな。

ロムルス、ハリーがこの放送を聞いているとしたら、何か言いたいことは?
私たちの心は、いつだってキミのそばにいる。それから、直感を信じろと、そう伝えたいね。彼の本能は優れてるんだよ、ほとんどの場合、彼は正しい選択をする。

ハーちん、涙ぐんでます。「ほとんどの場合、彼は正しい選択をする」か・・・。
「そうそう、リーマスはまたトンクスと暮らしてるんだってビルが言ってた。トンクスのおなか、どんどんでっかくなってるってさ」とロンちん。

ロムルス、ポッター派だってゆー理由で被害に遭った人々の最新情報はあるかい?
そうだな、ハリー・ポッターを支持してるって公言してた何人かが投獄されてる。The Quibbler's編集者のゼノフィリアス・ラブグッドも含めてね。

「まだ生きてるってことだよね」ロンが小さくつぶやく。

それから、ついさっき聞いた情報で、ホグワーツのルビウス・ハグリッドが逃亡生活に入った。ホグワーツ敷地内の自宅で"サポート・ハリー・ポッター・パーティ"なんか開いて、それで襲撃されたらしい。逮捕されそうになったところをギリギリで逃げ切った。
6フィート(5m)の異母兄弟がその場にいたらたすけになっただろうね。
そうだね。私はハグリッドの勇気や信念に拍手を送っている。けど、このご時世で"ポッターを励ます会"はキケンすぎるよ。
まったく。リスナーのみなさんはパーティを開かずに、この放送を聞いてハリー・ポッターを応援しような。
さて、お次は、ハリー・ポッターと同じくらいに神出鬼没なこいつの登場!まるで"Chief DE"みたいに、こいつの周りは正気とは思えない噂でいっぱいなんだから!おまえの出番だ、ローデント!
ローデントじぇねーよ、ありえねぇ、ふざけんな。"レイピア"にしてくれって言ったじゃねーか!

「フレッド!」
「いや、ジョージ?」
(ロンの聞き分けスキルによれば、これはフレッドらしいです)

しょーがねーなー、そんじゃレイピア、DEの親方(Chief DEはもちろんヴォルディのことっすね)について話してくれるかい?
庭の池の底みたいな所を逃げ回ってる連中はともかくとして、リスナーのみんなが知ってるように{自分は物陰に潜んでいて混乱で人を惑わせる}っつーのがユーノーフーの戦略。みんなよく聞けよ。もしもすべての目撃情報が本当だとしたら、19人のユーノーフーがあちこちをうろついてることになる。謎めいてるほうが実際に姿を見せるよりも怖いからさ。だけどみんな、ちょっと落ち着こうぜ。そんじゃなくてもひどい状況なんだから、さらに噂に躍らされたってしょーがない、だろ?たとえば、ユーノーフーと目が合ったら死んじゃうってバカな噂があるけど、それはバジリスクのシゴトだ。ちゃんと確かめようぜ、睨みつけてくるおっさんに足があるかどうかをな。

強い!強いぞ、フレッド!さるおは大笑いしつつも大感動っす!
あんなに孤独だったハリーも久々に大笑い。フレッド、あんたって最高!

レイピア、ユーノーフーがバカンスで海外旅行中って本当かい?
あったりまえじゃん。激務の後のバケーション、たまには遊ばなきゃ。ただし、ユーノーフーが海外にいるから安全とか思って油断したらあぶない。外国で楽しんでるかもしれないし、そーじゃないかもしれない。どっちにしたってユーノーフーは、セヴルス・スネイプがシャンプーぶっかけられて逃げるより速く移動できるんだから。

強い!強いぞ、ふたりとも!もしここにジョージがいたら間違いなくこの会話に乗っかってるので、強いぞ、こっちのトリオも強い!

ありがとう、レイピア。今日のポッターウォッチはこれでおしまい。次回オンエアがいつになるか分からないけど、必ずぼくらは戻ってくる。だからダイヤルを回し続けろ。次回のパスワードは"マッドアイ"。
みんな元気で!信念を貫け!それじゃ、またな。

トリオはなんだかニコニコです。元気出ました。
「おもしろかたっしょ?」
「うん!」
「みんながんばってるね」
ぼくらだけじゃない。みんなヘビ男と戦ってるんだ。
ところが、「ねぇねぇ、フレッドの言ったこと聞いたでしょ?あいつ、まだ外国で杖さがしてるんだよ!」ハリーはどーしてもここに戻ってしまいます。
「ハリーってばぁ」
「やめてよハーちん、そんな決めつけなくたっていいじゃん。ヴォル」
「ぶわぁーっ!やめれー!」必死で止めるロン。
「デモートは例の杖を追ってるんだって」
「ぶわぁーっ!やめれっつってんのに!その名前はタブーだっちゅーの!」ロンちん、大慌てです。
テントの外でミシッと大きな物音が!
ロンが立ち上がる。
「言ったじゃんよ、ハリー、言ったじゃんかよ!プロテクションの掛け直しだ!急いで!見つかっちゃう!」
ロンが急に静かになる。見るとテーブルの上のスニーコスコープが光を放って回り始めています。
荒々しくコーフンしたたくさんの声が近づいてくる。
ロンはデルミネーターをポケットから出し、クリック。真っ暗闇の向こうから、耳障りな声が響きます。
「両手を上げて出てこいや!そこにいるのはわかってる。半ダースの杖がそっちを向いてるぞ。出てこなければ、誰であろうと攻撃するぞ!」

【メモ】

ローデント(Rodent)って、"げっ歯類"のことっすね。ネズミとかリスとかです。っちゅーか、おまえはイタチ(weasel)だ。(ちなみにイタチはげっ歯類ではありませんが)
ほんでレイピア(Rapier)は両刃の剣。フェンシングとかやるような細身のやつです。

いろいろ悲しいですが、一瞬、ほんの一瞬、太陽が昇ったと思いました。リーもフレッドも、かっこええ。
リーマスは、やっぱあんたはジェームズのダチだと、嬉しくなったっす。
あまりにも儚い歓びでしたが(涙)。どぼちよーう。

心ゆくまでさるお、もんち!

2007年10月11日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 22 (1)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアーはもうほとんど取り憑かれたような状態になりつつも、懐かしい声でリフレッシュしたい!
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

22:The Deathly Hallows

草の上に落っこちたハリーがすぐに起き上がってあたりを見回すと、さらに素早いハーがもう小走りでプロテクションを張りめぐらせています。"Protego Totalum(完全防御) ... Salvio Hexia(呪文保護) ..."
夕闇がせまってますね。
まずはロンが「あのおっさんめー、裏切りやがってー」とまずは文句をたれてからですが(笑)、ふたりしてハーをベタ褒めですわ。「ハーちん天才!あの状況から脱出なんてもう、ミラクル!」
「エランペントの角だっつったのにまったくぅー、ラブグッド家、吹っ飛んじゃったわー」
ハーはちょっと微笑んだものの、すぐに真顔に戻ります。
「おじさんが嘘ついたんじゃないってわからせるためにハリーを一瞬見せて、ほんで脱出しなきゃと思ったんだけど、おじさん、殺されないといいなぁ」
まだわからないロンが「なんでぼくがマントかぶったの?」と聞くと、ハーは「あんたはThe Burrowでビョーキで寝てんでしょーが。ルナパパはハリー派だったせいでルナを誘拐されたんだもん、あんたがハリーと一緒だなんて知られたら、家族みんな大変なことんなっちゃうよ」
「えー、ほんじゃハーちんのパパママは?」
「うちの親はオーストラリアだし、何も知らないからきっと平気なはずよ」
ハーったら、泣かせるなぁ。ルナパパに加え、ロンとロンの家族をしっかり守ったんですね。マグル生まれでハリーと一緒にいるなんて、自分(とパパママ)がいちばんキケンかもしれないのに。
「ルナ、どーしてるかな」
まだおまえは人の心配をするのか、ハー、あんたって子は、あんたって子は。(涙目)
ルナの生死を案ずるロン、生きてると信じようとするハー、そしてハリーは「ルナって強いもん。すごく強いもん。たとえアズカバンに入れられたって、囚人仲間に"Wrackspurts"とか"Nargles"のこと話して聞かせてるさ」
そうっすね、ルナは強い。彼女は負けない。さるおも信じてますよ。

テントを張ると、ロンちんがお茶を煎れてくれました。大ピンチを乗り切った後では、寒くてカビ臭いテントですら"我が家"っすね。
ハー:「行くんじゃなかった。ですりーはろうずなんてバカバカしい話聞かされて、時間の無駄。おじさん、時間稼ぎに作り話したのよ」
ロン:「そうかな。切羽詰まってるときに作り話ってうまくいかないもんじゃん。ぼくスナッチャーに捕まったときそーだったもん。おっさんもさ、ぼくらを引き止めようと必死んなってたはずだから、少なくとも自分が真実だと信じていることを話したんじゃないかな」
ハー:「だとしても、あの話はナンセンスよねー」
ロン:「待って、"秘密の部屋"だって作り話って思われてたのに、ほんとだったじゃん」
ハー:「でもですりーはろうずの方は"存在するはずがない"のよ!」
ロン:「マントがあるじゃんか」
ハー:「とにかく作り話なのよ!人がどれほど死を怖れるか、そーゆー話なの。マントで死神から逃げ回れるなら、うちら、もう足りてんでしょーが」
ハリー:「でもさ、無敵の杖なんてあったらよくね?」
ハー:「そんなもんは"無い"んだってばー」
ロン:「いろんな名前で、いっぱいあるって言ったのハーちんじゃん」
ハー:「ほんじゃ"復活の石"はどうなのよ?死んだ人を生き返らせる魔法なんか無いんだからね」
ハリー:「でもあの話に出てきた"次男坊の恋人さん"は戻ってきたわけでしょ?"この世に属する者ではない"っつっても、いちおう戻って来たってことでしょ?」
ハーがちらりとロンを見ます。ははーん、ハーちん、"ハリーが死人と暮らしたがってる"と思って怖がってるんですね。
「それじゃさ、ペヴェレルは?何か知らないの?」話題を変えつつ、正気だとアピールするハリーさんです。
ハー:「調べたんだけどさ、わかんないんだよねー。『Nature's Nobility : A Wizarding Genealogy』にしか載ってない。あ、その本はクリーチャーから借りたんだわ。消滅した純血一族のリストが載ってる本なんだけど、明らかにペヴェレル一族は、最も早く消滅した一族のひとつなのよ。ペヴェレルの名はもう存在しない。姓が変わって、子孫はいるかもしれないけど」

このときです。思い出したぁーっ!
「マーヴォロ・ゴーントだっ!ユーノーフーのじっさま!」
その記憶についてハリーが話すと、ハーちん、指輪に彫られていた"ペヴェレルの紋章"に反応します。「それどんなの?」
でもハリーが覚えているのは"ひっかき傷"みたいなかすかな模様だけ。実際に間近で指輪を見たのはすでに割られた後のことです。
ハーが目を丸くします。ハリーの考えていることがわかった(その紋章が、例のですりーはろうずのマークだ!かなんか思ってるんでしょ、あんた)、というように。
ハリーは、じっさまがその紋章の本当の意味を知らなかっただろうと考えています。"おとぎ話"をコドモに聞かせるような家庭じゃないもんな。
「ハリー、もしあなたが、私と同じこと考えてるんだったら・・・」
「あれが石って意味でしょ、ハーちん!ね!ね!」勢い込んでハリーが答える。
ロンもあんぐりですわ。「ダンブルドアが壊しても、まだちゃんと機能すんのかな?」
「機能?機能て、ロン、あんたまで!そんな石は無いんだってばよ!ハリー、あんた何でもかんでもですりーはろうずに結びつけて考えすぎじゃね?」
「べつにぼくが何でもですりーはろうずに結びつけてんじゃなくてさ、話がそーゆー流れかなと。だってじっさまが自分でペヴェレルの末裔だって言ったんだもん」
「さっきは石にあったのひっかき傷だ、かなんか言ったくせに」
もうハリーの頭の中はひとりでに大暴走。
ですりーはろうずを3つ集めたら、死すら征服できる。そう、パパママの墓石には"The last enemy that shall be destroyed is death."の文字が。もしぼくが、ですりーはろうず3つ持ってヘビ男と戦ったら?"Neither can live while the other survives."(一方が生きるかぎり、他方は生きられぬ) これってひょっとして、ですりーはろうずvs.ホークラックスってこと?ぼくが勝ち残れる確実な方法ってこと?
ハリーは透明マントを引っぱり出して感触をたしかめます。
水のようにしなやかで、空気のように軽く、どんな呪文にも耐える、今も古びていない透明マント。やっぱこれ、ホンモノだよ。
そしてまた、思い出したぁーっ!
「ぼくのパパママが死んだとき、これ、ダンブルドアが持ってたんじゃん!ママがシリウスに書いた手紙に書いてあったじゃん!ダンブルドアはこれを確かめたかったんだ。ホンモノだって。イグノートゥス・ペヴェレルのお墓もゴドリックホロウだし・・・ぐわぁーっ!わかっちゃった!イグノートゥス・ペヴェレルて人、ぼくのご先祖だ!ぼく、三男坊の子孫じゃん!」
ハリーさん、大コーフンっす。
「ちょっとあんた暴走してね?」と言いかけるハーに、ハリーはリリーがシリウスに書いた手紙を押し付けます。「読んで、読んで。よく読んで。ダンブルドアはマント無しでも透明になれるのに、これを持ってたんだ」
すると、手紙を出した拍子に、キラキラ光るスニッチが転がり落ちます。
そしてまたまた、わかっちゃったぁーっ!
「こんなかにゆびわがあるんだぁーっ!」
そう、そうだよ、これで辻褄が合うじゃん。ハリーはマントを持ってて、ほんでスニッチを開けたら石も手に入る。あとは杖だけだNE!
ひゃっほーい!と思いましたが、ここには重大な問題があることに突然気づきます。そう、ヘビ男が追っているのは"その杖"なんだと。がっくし。
ヘビ男は、新しい杖を探していたんじゃない。いにしえの杖を探していたんだ。
ヘビ男は『だんご三兄弟物語』を知っていただろうか。いいえ、マグルの孤児院にいたんだもん、知らないはずです。もし知っていたなら、ホークラックスなんか作ってないで、さっさとですりーはろうずを探せばいいわけです。そもそも石を一度は手にしておきながら、それをホークラックスに使っちゃうなんておかしいもん。やっぱヘビ男はですりーはろうずを知らないんだ。ただ"無敵の杖"だから欲しいだけなんだ。
止まらないハリーの大暴走。ふたりがまるで置き去りになっていることに気づいて、ちょっと歯がゆい思いです。説明してふたりにわかってもらおうとするハリーですが、「ハリー、こんなこと言ってごめん。でもあたし、あんた間違ってると思うよ」とハーったらつれないお言葉ですわ。
「だってこれって辻褄が合うじゃん」
「そーじゃなくてさ、お願いだから我を忘れて大暴走しないで。もしもですりーはろうずが実在して、ダンブルドアもそれについて知ってたなら、なんで生前にあなたに教えなかったの?どう思う?」
「そんなの、ハーが言ったんじゃんか、"自力で辿り着かなきゃならない"んだって。クエスト(探求)なんだよ、これ。ダンブルドアはいつだってぼくを試してた。ぼくの力を試してたんだよ。その続きなんだ」
「ハリー、これは遊びじゃないのよ。練習でもない。ダンブルドアはあなたに、ものすごい明確な指示を残した、ホークラックスを見つけて壊せ、と。私たちがやらなきゃいけないのはそれよ。ですりーはろうずを追ってる余裕はないんだってば」
「えっと、よくわかんないけどさ、たしかに辻褄は合うよね、だけど、えっと、なんちゅーか、やっぱぼくらはホークラックスを壊すほうをやらないといけないんじゃないかと思う。ハリー、ダンブルドアがぼくらにやれって言ったことをやろうよ。ですりーはろうずのことはとりあえず忘れようよ」ためらいながらですが、ロンもハーと同意見です。

ハリーさん、大コーフンで夜も眠れません。
"I open at the close."
閉じるときに開く。どーゆー意味だろう。スニッチは開かずじまいです。
ヘビ男はどこにいるのかな。あーあ、こーなったらもう、額の傷が痛ければいいのに。ヘビ男のことが見えればいいのに。
たしかに、今初めて、ハリーとヘビ男は同じモノを探し求めています。
朝が近づくころ、ハリーはルナのことを考えます。アズカバンの独房にひとりぼっちで、ディメンターに囲まれてるのかもしれない。なのにぼくは宝探しでコーフンしてたなんて、なんだか恥ずかしい。ルナを救出できたらいいのに。起きたらあのリンボク(blackthorn)の杖でパトロナスの練習しなきゃ。杖かぁ、杖と言えば、やっぱ"無敵の杖"、ほしいなぁ。
ということで、巡り巡ってコーフンしっぱなし。
朝になると、トリオは雨の中また引っ越しです。来る日も来る日も、春の雨の中を移動し続ける。
ハリーはですりーはろうずのことしか考えられなくなりました。ハーが信じなくても、ロンが信じなくても、それでもハリーの心はですりーはろうずに奪われたままです。「ですりーはろうずがほしい」その思いは消えない炎のように、どんどん燃え上がっていきます。信じてくれないなんて、ロンもハーもひどいや。心の中でふたりを責めます。そしてだんだん、ひとりでいることが多くなり、しゃべらなくなり、ふたりとの間にずいぶん距離ができてしまいました。
ある夜、ハーがついにハリーを叱り飛ばします。「ホークラックスへの妄執に捕らわれてる場合じゃないの!あたしらはね、ダンブルドアがあたしらにやらせようとしたことを、ただやり遂げようとしてんのよ!」
ハリーに言わせれば、ですりーはろうずのマークを解読させようとハーに本を遺したのはダンブルドアなわけだし、予言によれば自分は命がかかってるわけだし、こっちだって大事だろうと思うわけで、「The last enemy that shall be destroyed is death.(滅ぼす最後の敵は死)って・・・」なんて言いかけようもんなら、「滅ぼす最後の敵はユーノーフーかと思ってたけど!」なんてまた怒られてます。
ふたりは雌鹿のパトロナスのことも考え続けていたけれど、ハリーはこれにもだんだん興味がなくなっていってます。
最近は、ヘビ男のヴィションが、パッとしません。頭蓋骨みたいなモノや、影というか山というか、とにかくはっきりしないモノばかり。ハリーの杖が折れてからというもの、ハリーとヘビ男をつなぐインターフェースはどーなっちゃったんでしょう。

出て行ったことの埋め合わせをしようと決めたのか、それとも真のリーダーシップなのか、今ではトリオを率いているのはロンちんです。ハーとハリーを励まし、おしりを叩いて前に進ませようとがんばっている。
「まだ3つ残ってるんだ、行動しなきゃ、計画立てて、がんばらなきゃ。あちこち行って、探し回るんだよ」
孤児院、ダイアゴン横町、ホグワーツ、リドル実家、B&B、アルバニア・・・ロンとハーはそれらを何度も検討しなおします。そしてトリオで出かけて行っては歩き回る。行く先々でスナッチャーたちを見かけます。
「スナッチャーの中にはDEぐらい危ないやつらもいるんだってビルは考えてる。"Potterwatch"でも言ってたよ」
「ぽったーうぉっちぃ?」
「うん。ぼくが聴こうとし続けてるラジオ番組。何が起きているか、本当のことを報道する唯一の番組!今じゃほとんどのラジオ局がユーノーフーの傘下なんだ、ただひとつ、ポッターウォッチを除いてね。ハリーにも聴かせたいんだけど、チューニングがちょっと難しくて・・・」

毎晩、杖でラジオをこつこつ叩きながら、ぶつぶつ言い続けるロンちん。5月になって、努力の甲斐あって、ついにポッターウォッチのチューニング・パスワードに辿り着いた!「やたっ!やたっ!パスワードは"アルバス"だっ!やたっ!ハリー!来て来て!」
グリフィンドールの剣を磨いていたハーも手を休め、トリオはラジオを囲んで座ります。

リスナーのみなさん、しばらくオンエアできなくて淋しかっただろ。
可愛いDEちゃんたちがぼくらの地元で家庭訪問しまくってくれたおかげさ、まったく。

!!!
ぶわぁーっ!この声は!懐かしいこの声は!
ヘビ男を"ユーノープ〜"呼ばわりした勇気あるF&G同様、DEを"チャーミング"だと言う、勇気あるこの明るい声!

【メモ】

『Nature's Nobility : A Wizarding Genealogy』は魔法使い一族の系譜が載った本です。これ、読んでみたいなぁ。

心ゆくまでさるお、もんち!

2007年10月10日

映画『SAW IV』公開直前 完全(を目指してみる)大予想1 まずは既出の手がかりを深々と読んでみる

さるおです。
ネタばれ記事です。というか、大予想なのでネタばれになっているといいなという願望を胸に、"SAW WORLD"を考えてみます。ネタばれコメントも大歓迎です。これからシリーズをご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。

公式サイトはこちらです。
http://www.saw4.com/
そしてこちらに手がかりの大半があります。
http://www.officialsaw.com/

SawivGordonMetthews.jpg (←クリックして拡大)

向かって右の座っている人、彼の胸やおなかや太もものぽっちゃり感、それと髪形で誰だかわかるね。この人は外科医ローレンス・ゴードン。足元は暗くてよくわからない。
向かって左の立っている人、こちらはよくわかりませんが、肩のあたりがちょっと筋肉質で、右足は金属のギプスのようなものでしっかり固定されている。エリック・マシューズかもしれません。
さて、このふたりはどこにいて、何をしているのか。
大きなファン、配電盤、光る物体、数々の照明装置。とにかく電気だらけで、劇場の舞台裏みたいだな。
ローレンスらしき人物は、首にも手にも左足にも鎖、そして椅子のようなものに座らされています。
そしてエリックらしき人物は、首にも手にも鎖(足の鎖は見えませんね)、そしてでっかい氷の上に立たされています。氷が溶けたら、ハングマンですね。ちなみに"囚人"コスチュームを着せてるあたりがとってもジグソウ的で好きです。(エリックらしき人の服装は、officialsaw.comで"Autopsy Clip"という映像クリップを観ると、3/4くらいのところで確認できます。胃袋から取り出したテープを再生して、"IS ON THE TAPE"の文字のあと、フラッシュバックに一瞬だけオレンジ色っぽい囚人服着て写ってます)
一見、氷が溶けてハングマンなのはエリックだけのように見えます、が、氷が溶けたら水になってローレンスの足元にも流れてきます。ふたりのいる四角い枠が、若干ローレンス側に傾いているようにも見え、またローレンス側の足元には電気のコードが見える。ははーん、氷が溶けたらローレンスは感電死ですか。
ということで、このふたりは死ぬのを待っています。

死ぬのを待っているだけ。これではゲームにならない。他にプレイヤーがいるはずですね。

ジグソウと弟子のアマンダは死んだ。ケリー刑事殺害現場では、FBIプロファイラーのストラーム捜査官とペレス捜査官が、ホフマン刑事とともに事件を調べている。しかし突然、ジグソウの事件を捜査してきたがまだターゲットになっていない唯一の地元警官(SWATの隊長さん)リグが誘拐され、ゲームに放り込まれた。リグの持ち時間は90分。一連のトラップに勝利するか、あるいは致命的な結果に直面するかのどちらかしかない。
リグの街全体におよぶ捜査により発見された隠され続けていた手がかりを追い、ホフマン刑事とFBIの捜査する先はジグソウの元妻ジルに戻る。
ジグソウの悪の起源、ジグソウの本当の目的、そして、過去・現在・未来の犠牲者へ用意された計画が暴れる。
[Jigsaw and his apprentice Amanda are dead. Upon the news of Detective Kerry's murder, two seasoned FBI profilers, Agent Strahm (Scott Patterson) and Agent Perez, arrive at the depleted police precinct and help veteran Detective Hoffman (Costas Mandylor) sift through Jigsaw's latest grizzly game of victims and piece together the puzzle. But then SWAT Commander Rigg, the only local officer who has yet to experience Jigsaw's (Tobin Bell) handiwork, is suddenly abducted. Thrust into the madman's harrowing game, he has but ninety minutes to overcome a diabolical series of interconnected traps...or face the deadly consequences.
Rigg's citywide pursuit leaves a wake of dead bodies, and Detective Hoffman and the FBI uncover long hidden clues that lead them back to Jigsaw's ex-wife Jill (Betsy Russell). The genesis of Jigsaw's evil is unveiled, exposing the puppet master's true intentions and the sinister plan for his past, present and future victims.]

ははーん。ジョンとアマンダは死んだ。今度はSWATの親方がターゲットになる。そしたら捜査線上にジルが浮かんでくるわけですね。うーん、"long hidden clues"って何だろう?
で、"ジグソウの本当の目的"とやらはまだ明かされてないということです。"未来の犠牲者"というからには、誰かが続きを引き継いでるわけです。
こう書かれたら、黒幕はジルです。
だけどそれではあまりにさるおの思う壷です(笑)。そんなの簡単すぎる。
それに閉じこめられてっし。

sawivjilltrapped.jpg

リグの持ち時間は90分。そうか、90分で氷が溶けるんだな。つまりリグさんは、拉致られて90分を与えられ、かつての容疑者とかつての同僚を救えるかどうか、っちゅーゲームをやらされる。救えたにしろ救えなかったにしろ、それでリグさん自身の生死がどーなるのかはわからない。ま、さるおとしては、リグさんにも足を切断するなり潰すなり、なんかすごいことに挑戦してほしいっす。(ビョーキ)

つまりさるおは、瞼を縫われた男と唇を縫われた男をつないでる2本の鎖が部屋の中央の歯車で巻かれてくゲームや、中年男女が背中合わせで鉄パイプみたいなもんが貫通しているゲーム(ジョンと同じ目に遭っているわけですが)は"おかず"だろうと思っていて、本作『SAW IV』で重要なのは『SAW III』のその後とローレンス&エリックのゲームだと、そう考えています。
ただし、映画としてね、ジェフのその後と別のゲームの2つに焦点を合わせるというのは戦略的にいまいちだと思うし、ジョンの解剖からテープが発見されて新たなゲームがはじまることを考えると、残念ながらジェフのプレー時間はそれほどないかもしれないなぁ。で、かわいそうに顔を切り刻まれてしまうかもしれませんね。

sawivjeff.jpg
(↑ジェフさんであってますかね?)

で、さるおが期待しているとおり、『SAW IV』の"主食"がローレンス&エリックのゲームだとすると、『SAW』『SAW II』でこのふたりは生き残ったということになります。ローレンスがあのバスルームを這って出て行ってから何が起きたか、それはおそらく"わけあって"まだ明かされていませんが、エリックが『SAW II』の直後にアマンダとガチンコの肉弾戦を繰り広げ、その後どうなったかは、おそらくこれですね。

sawiveric.jpg

さるおが、エリックはまだ死んでいなくてこの後でもう1つ痛いことが待っている、と書いたのが当たっていそうで嬉しいですが、仕掛人は別人っすね。

さて、officialsaw.comでキャストを見てみます。
トビン・ベル(Tobin Bell):ジョン・クレイマー(John Kramer)
スコット・パターソン(Scott Patterson):ストラーム捜査官(Agent Straum)
ベッツィ・ラッセル(Betsy Russell):ジル(Jill Kramer)
コスタス・マンディラー(Costas Mandylor):ホフマン刑事(Detective Hoffman)
リリック・ベント(Lyriq Bent):リグ(Rigg)
アテナ・カルカニス(Athena Karkanis):ペレス捜査官(Agent Perez)
ジャスティン・ルイス(Justin Louis):アート(Art)
サイモン・レイノルズ(Simon Reynolds):ラマンナ(Lamanna)
マイク・レルバ(Mike Realba):フィスク(Fisk)
マーティ・アダムズ(Marty Adams):イバン(Ivan)
ここではジルは3番目に載ってます。気になるなぁ。そしてジルが手にしている写真には何が写っているのか。(ウィキなんか見るともっといっぱい載ってます。あー、アマンダちゃんの苗字はヤング(Young)っちゅーんすね)

sawivjill.jpg

そしてこのブタマスクちゃん。ポスターにもなってます。

sawivpigmask.jpg

頭上のタイマーは残り時間が89分16秒だとおしえてくれます。89分?それじゃこれ、リグなんでしょーか?
いや、違うんじゃないかな。腿とか膝とかふくらはぎの感じが女性だと思います。左足があるのか無いのかは、よくわかりません。たくさん貼ってある写真には、髪の長い人物が写ってるので、これはジルかもしれないぞ。

うーん、まだまだじっくり考えます。公開日直前まであきらめず、"SAW WORLD"を見抜いてやりたいと強く思いますね。(どーせ無理ですが)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 00:28| Comment(30) | TrackBack(1) | さるお発『SAW IV』予想/解読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月09日

Liga 07-08 第7節 チアゴに会えないですが嬉しいカンテラ祭りでA・マドリー戦3-0!連勝街道まっしぐらだYO!

さるおです。
トーレスさえいなければ、トーレスさえいなければ、アトレチコなんてこわくないんだ、トーレスさえいなければ。
という自己暗示をかけてですね、テレビの前に正座です。
というか、ぶっちゃけてしまうとトーレスのいないアトレチコはさみしい。さるおはフェルナンドを愛してますから、"王様の白組"に対抗する労働者チームを愛してますから、王者への反旗の象徴でいてほしかった。けどまぁ、トーレスさえいなければ、カウンターとかもそんなにばんばん出ないだろうし、アトレチコなんてこわくないんだ。

バルデス、不死身のプジョルと復活ミリート弟がセンター、右にオレゲール、左にアビダル。底はまた白い悪魔にお世話になるとして(涙)、右にシャビ、左にデコ、ロニ子にティティに神童レオ。

1点目は16分、アビアーティのポロリを見逃さないさるおのデコ。その3分後にロニ子の浮き球をワンタッチでトラップ、ぼかーんとレオ。
レオの爆発的なスプリントはすげー。ボールを回しまくるデコとシャビとイニ坊、すげーっすよ!
ティティもぼかんぼかんと蹴るし、やっぱり不死身だったプジョルもおるし、弟よ、おまえを待ってたぜ(ミリート)、ということで、まさに絶好調っすね。
終盤なんてもう、ジオバニとぼやんちゃんも入れて夢のようなカンテラーノ3トップ祭りっす。
バルサはやっぱりすごいな。選手なんか買ってくりゃぁサッカーチームは作れるわけです。今どき、それがふつーの"ビッグクラブ"っす。だけどバルサはそーじゃないんだ、コドモらが憧れて下部組織にやってきて、練習して練習してトップチームを目指したら、道が開ける。売られるんじゃなくて、夢が叶う。そーゆーのはすごく大切っす。
プジョル、シャビ、イニ坊、バルデス、オレゲール(バルサBから)と一緒に、カンテラ出が3トップのポジションを埋めて走る。素晴らしすぎ!
そしてルイス・ガルシアもね、おまえもがんばってんな。
後半45分、だめ押しの3点目はジオバニのクロスボールを、シャビぼっかーんと、もう最高。ひゃっほーい!
(っちゅーか、グッディとサンティも出してくれー)

アトレチコさんは、なんだかんだ言っても昨年に続いて補強がすごい。思い切って大型補強して、今節はともかくとして、好調っす。昨季は怪我人続出でかなり苦労しましたけど、今年はふんばれ。って早速ミランから借りているアビアーティが出てますが。
大好きなフォルランにもばんばん決めてほしいぞ。今のところのピチーチレースはレオとアグエロとジュゼッペ・ロッシで、今回はアルヘン対決だったし、こちらも楽しいです。
あとはモッタがいればなぁ。しょっちゅうリハビリ王国に一時帰国してしまうモッタちゃん、カンプ・ノウのピッチで会いたかったのにぃ。

そうそう、順位が動いたね。バルサ2位浮上。
白組よ、モンジュイックとメスタージャで勝てると思うなよ。今月中につかまえるから、覚悟しろー。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 02:35| Comment(10) | TrackBack(8) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月07日

エトーが交通事故てー、びっくらこけたー!

さるおです。
4日にね、エトーのクルマが市内の駐車場入口でバイクと衝突事故ですってー!
エトーは怪我してなくて、相手の女性を病院へ連れてったらしいっす。なんか、大事故じゃないみたいでよかったなぁ。しばらく前にも事故った気がするんですが(爆)。気をつけないとー。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 01:05| Comment(4) | TrackBack(0) | FCバルセロナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月04日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 21 (2)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、ラブグッド家ご訪問、やはりただでは終わりませんでした。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

2階に残されたトリオは秘宝についてあれこれ考え始めます。
「みんな作り話よ。せっかくここまで来たのに、時間の無駄だったわー」ハーは信じていません。
「こーゆー話って、コドモに教訓を教えるためのものだろ。余計なことに首突っ込むのやめようよ。他の迷信と同じだよ、5月生まれの魔女はマグルと結婚するとか、黄昏どきの呪文は真夜中に消えるとか、ニワトコの杖だとうまくいかない、とかさ」ロンも信じない。
「そうよね、だってこの話、どれがいちばんいい贈り物かは一目瞭然だもん」
トリオは同時に言います(笑)。
ハー:「透明マント」
ロン:「杖」
ハリー:「石」
「透明マントって言うと思ったよー。でも負け知らずの杖だぜー、杖があればマントなんかいらないよー!」とロン。「マントはもうぼくら持ってるじゃん」とハリー。
「やっだぁー、杖なんかただのトラブルの元じゃん。でもそんなことよりただひとつ、おじさんが言ったことで真実なのは、強力な杖があるってことよ。Deathstick(死のステッキ)とかWand of Destiny(運命の杖)とかいろいろ呼ばれて、何世紀も前からずっと存在する。ビンズ先生が授業で言ってたもん。・・・だけどどーせ全部くだらないわ。杖の強さは持ち主の魔力しだい。自分の杖はすごいぞって自慢したい人もいるっていうだけよ」
ハリーは自分の杖のことを考えます。たしかにハリーの杖は、勝手に動いてヘビ男から持ち主を守った。けど、ニワトコじゃなくてヒイラギだし、ですりーはろうずなら折れたりするもんか。
「なんで"石"なの?」ロンがハリーに聞くと、「だって一緒にいてほしいじゃん、シリウスも、マッドアイも、ダンブルドアも、それからぼくのパパママもさ」
「ビードル(『The Tales of Beedle the Bard』の著者)さん、きっと賢者の石からアイデアをもらったのよ」
階下のキッチンからは、アンダーパンツを燃やしているような、たまらない匂いがしてきます(涙)。"おともだちのお父さん"がせっかく作ってくれてるわけで、食わないわけにもいかないけれど、泣きそうですよね。
「マントは"ホンモノ"じゃね?かぶってて見つかったことないし、ハリーはパパさんから相続したんだから古いのにさ、新品同様じゃん?」
ロンとハーは話を続けています。
ハリーは部屋の中を見て回ります。そしてらせん階段から上を、ふと見上げる。すると、ふんがー!なんじゃありゃ!"ハリーが"こちらを見下ろしてるー!
鏡かな?どーなってるんだろう?ハリーはひとりで階段を上り始めます。そして気づきました。なんとそれは、ルナが描いた天井画です。ハリーと、ロンと、ハーと、ネビルと、ジニー、5人の肖像画です。学校の絵みたいに動いたりはしないけれど、それらはただの絵ではない、呼吸している。5人をひとつに囲むように、リボンのような金色の鎖が描かれています。よく見ると、鎖じゃないや、それは"friends... friends... friends..."という金文字です。
ルナを愛おしいと思う感情が込み上げてきます。
部屋を見回すと、大きな写真が1枚。まだ幼いルナちんと、ルナによく似た女性が抱き合っている。ママさんですね。
写真は埃をかぶっています。なんだか妙な感じです。うすいブルーのカーペットも埃だらけ。半開きの洋服だんすには服がありません。もう長いこと誰も寝ていないようなベッド。窓には蜘蛛の巣。明らかにルナの部屋なのに、何かがオカシイ。
2階に戻ったハリーは、スープのお盆を持って上がってきたゼノに問いただします。「おじさん、ルナちゃんどこ?なんでスープが4人分しかないの?」
ゼノは答えることができません。カタカタ鳴る印刷機の音だけが聞こえます。ゼノの手も震え、こちらもカタカタ音を立てる。
「おじさんてば、ルナちゃんここにいないんでしょ。おじさん変だよ、さっきからどーして窓の外ばっかり見てんの?」
ゼノがお盆を落とします。スープ皿が砕ける。ゼノの手がポケットの杖をつかむより一瞬早く、トリオは杖を構えます。印刷機がぼっかーんと爆音をあげ、"The Quibbler's"が床に散らばる。ハーはルナパパに杖を向けたまま、その中の1部を取り上げました。「ちょっと見てこれ」
表紙には、まさかの"Undesirable Number One"ですわ。ハリーの首にかかった1万ガリオンについての説明まで書かれている。
「"The Quibbler's"は見解を変えたんだ。おじさん、さっき庭に出て、魔法省にふくろう飛ばしたんでしょ」とハリー。
ゼノはとうとう打ち明けました。「やつら、うちの娘連れてっちゃった。私が書いてきたことのせいで、やつら、うちの娘を・・・どこにいるかもわからない。何をされたかわからない。でももし、もし私が・・・」
「ハリーを引き渡したらルナを返してもらえると?」ハーが続きを言い終えました。
「おじさん、ハリーは渡さない。そこどいて。ぼくら帰る」ロンがきっぱりと言います。
「もうやつらが来る。どうしても、うちの子をたすけなきゃならないんだ。ルナを失うことはできない。だからキミらを帰らせるわけにはいかない」ゼノは階段の前で両腕を大きく広げました。そう、まるでリリーのように。
窓の外をほうきに乗った人かげが通りすぎる。ほんの一瞬、トリオはそれを見ます。その瞬間にゼノは杖を構えました。
うりゃぁー!
ハリーはロンとハーを突き飛ばし、横に飛び退いてゼノのStunning Spellをよけます。まさに危機一髪。ゼノの呪文はエランペットの角に当たり、ぼっかーんと大爆発です。紙や瓦礫や木の破片がぶっ飛び、もうもうと埃が立ちこめます。
破片の雨と埃の中で、ハリーは床に叩きつけられます。ハーの悲鳴と、ロンの叫び声が聞こえる。ゼノがらせん階段を転がり落ちる。やっと上を見上げれば、2階の天井の半分が落ち、ルナのベッドが頭の上にぶら下がっています。レイヴンクロウの胸像は顔を吹き飛ばされて転がり、印刷機は横倒しになってらせん階段を塞いでいます。
「しっ!」
ハーが人差し指を唇に押し当てる。
階下でドアがバーンと開き、声が聞こえます。「トラヴァース、急いで来たって、こいつ、どーせまたいつもの戯言だ」
ゼノの悲鳴が聞こえる。「やめれー・・・2階に・・・ポッターが!」
「ほんとだろーなー、おっさんよぅ。嘘だったらしょーちしないぞ。あん?」
ゼノの悲鳴が大きくなる。「やめれー・・・ポッターがいるんだ・・・」
「さてはおっさん、我々をここに呼んどいて、爆発でふっ飛ばそうとしたんだなーっ!」
DEたちはゼノを拷問し続けます。「本当にポッターが・・・誓う・・・誓う」
「セルウィン、ここ崩れそうじゃね?」
"Homenum revelio!"
「たしかに誰か上にいるな、セルウィン」
「だからポッターだってばぁ〜、うちの娘を返しちくりぃ〜」かわいそうな涙声のゼノ。
「おっさんここにポッターを連れてこい。そしたら娘は返してやる。でないと、おまえの葬式まで娘を生かしておけるかどうか考えないとな」
ゼノが恐怖と絶望で泣きながら、それでも階段を上がろうと必死でもがく音が聞こえます。
「ここから逃げなきゃ」ハリーがささやく。ところがロンちん、なんと洋服ダンスの下敷きです。ゼノが瓦礫に埋もれた階段を登ってくる。ハーはHover Charmでロンを救うと、意を決したように言います。
「よっしゃ。ハリー、私を信じるわね?」
頷くハリー。
「透明マントを貸して。これはロンがかぶるのよ。ハリー、私の手をしっかり握って。ロン、あなたは私の肩にしっかりつかまって」
ゼノがHover Charmで印刷機を動かそうとしています。
「ふたりとも、しっかりつかまって・・・いくわよー」
ゼノの姿が見えた。
"Obliviate!"
"Deprimo!"
1発目はゼノに向かって、2発目は足元に、ハーが立て続けに叫びます。
足元の床が崩れ、トリオが床といっしょに1階に落下する。ハリーもロンも必死こいてハーにつかまったままです。
1階のDEたちが驚いて右往左往するのがちらりと見えます。
ハーが空中で身体をひねる。そしてハリーとロンを引っぱりながら、暗闇に飲まれて行きました。

【メモ】

"Deprimo!"は目標物に下方向のものすごい圧力をかける呪文です。

しかしまぁ、ハーはすげぇな。

心ゆくまでさるお、もんち!

2007年10月03日

07-08CLGL第2節 シュトゥットガルト対バルサはまさに熱戦 (そんなすぐにリハビリの国に)行くなプー!ロニ子、おまえを待ってたぜ!

さるおです。
「FWが点を獲れないなら、ばんばんミドルを撃ってけYO!」というようなことを言っておいて舌の根も乾かないうちにあれですが、ゴージャスなFWがばんばん点を獲れるのがバルサだZE!と近頃本当に強く思います。(大反省)
今日はまぁ"ばんばん"の1発目はプジョルなわけで、大感動っす。
最近ポマードの消費量が少ないビクトリーなバルデス、CBはラファとちゅらさん、左にアビダル、右に剃ったはずのヒゲがまたすごいことになりつつある人。中盤の底に(さるおとしては不本意ですが)イニ坊、左にデコ、右にシャビ。帰ってきたロニ子、ティティ、レオ様。

53分、炎の男プー。67分、神童。これで0-2!あっさりこう書いてしまうとゲームもあっさりしていたかのようですが、いやぁー、まいった、すげーハラハラしたし、すげーおもしろかった。
両方ともね、決定機だらけ。ふんがー。

開始早々、さるおのデコが惚れ惚れするような鋭いミドルをぼっかーんですわ。これが左ポストを叩く。さるおコーフン。
しかしまぁ、そのすぐ後から、バルサはピンチに見舞われるわけです。まだぜんぜんはじまったばっかりなんですけど、ラファのふくらはぎが、ぜんぜんふつーにインサイドで蹴っただけだと思うのに、痛いんですわー(泣)。早くも交代枠を使い始めるフランクリン。プー行け、と。
でまぁ、激しく撃ち合いです。シュツットガルトさんはね、ええね、すごくええ。ミドルをばんばん浴びせてくる。こーゆー思い切りのいい攻撃を、勇気を持って何度でも仕掛けてくるチーム、大好きっす。バルデスもシェーファーも忙しい。シュツットガルトとバルサ、お初ですね。ちなみにドイツ語のちゃんとした発音でシェーファーさんっちゅーのは"シェー"のところが難しいです。

破れない均衡を、前半ロスタイムに、破りかけたのはシュツットガルトさん。マリオ・ゴメス(バルセロニスタ)が右からエリア内を深くどーんと切り裂いてシュート!バルデスがバクトリーなスーパーセーブですわー!しかーし弾いたボールはファーに流れ、バルデスなんか横んなっちゃってぜんぜんゴールに帰ってきてないわけですが、アレクサンデル・ファルネルドが猛然とやってきてぼっかーん!あぶねーっ!しかーし、ファルネルドが蹴ったボールをゴールではなく自分の身体に吸い寄せるまさかのバルデス。むっはー。

後半も鼻息荒く攻めてくるシュツットガルトさんですが、後半8分、さるおのデコのCKを帰ってきたロニ子が頭でどーん!シュツットガルトDFがふんがーと触ったらGKに当たって飛んできた!それ行け、プー!うりゃぁーっ!決まったぁーっ!さるおは泣きましたね。プー愛のあまり、苦しいくらいです。
泣きながら、ついに、ついにゲームが動いたと、さるおの鼻息もかなーり荒くなったところで、さらなる涙の後半20分。涙、涙のプー負傷。マトリックスのようなありえない着地で右膝が痛いです。そんなぁ!
ラファとプーの代わりはおまえだアビダル!左にはシウビーニョが入る。シウビーニョ、速いとこ見せたれや。
そして後半22分、レオのスルーパス!抜け出せ、ティティ!もっと深く、エリアを突破しろ!受けたボールは折り返し、ふんがーと駆け込んできたレオの右足が、うりゃぁーっ!ゴール!
レオがボール持つと大ブーイング。嬉しいです。
このゲーム、ティティとレオがもうめちゃめちゃかっこええわけで、このふたりのコンビネーションはすんばらしい。なんかすごいもんを生み出している。ティティからレオへ、真横に凄まじいスピードのボールが出て、レオが突っ込んで行くわけですわ。すげぇよ、あんたら!
そんなすんばらしいシーンの直後、何やら悔しそうな楽しそうな表情をしたデコちん、27分のインターセプト、見ましたか?カメラに写らないまさかの速さでボールをかっさらい、ピッチの右隅までぶっ飛んで行って折り返し。こちらも凄まじい気迫です。
後半37分、ロニコとぼやんちゃん交代。ぼやんちゃん17歳もどーんとシュートを撃って、かっこええCLデビューですわー!

ついに、疲れてしまったシュツットガルトさん。力強かったっす。かっこよかった。
そして、同じく疲れてしまったさるおのデコ(笑)。デコの、勝者のメンタリティは、つまりド根性は、誰にも止められないすごい熱気を今日も放っているわけで、さすがに走り疲れましたね。あんたも大将!
ティティとレオがシュートを撃ちまくったこのゲーム、スタッツを見たら優秀な枠内シュート率でした。

そうそう、上からの映像がこんなに楽しい試合はなんか久々っすねー。

というわけで、夜が明ける前から大コーフンなわけですが、えっと、怪我人がひじょーに心配だYO!
つい先週ザンビーとミリート弟、そしてややちんが戦線離脱。それでもまだ「今年もまた"中盤の底"をどうしよう」ぐらいに思ってて、イニ坊にはもっと前のほうに行ってほしいなと、"中盤の底の"心配をしていたら、なんと今日DF陣に怪我人2名追加っす、"続出"とはこのことでございますよ(涙)。
そんなみんなで、しかもDFばかりが、リハビリの国へ旅立つなんて困ります(さるおが心から愛するチアゴ・モッタ、そこに住むのはやめなさい)。
ラファとプジョル、おまえら軽傷だよな?→プジョルは"強い打撲"でまぁ軽傷らしいです。
これでDFは、オレゲール、シウビーニョ、ちゅらさん、アビダルの4人になりました。ピボーテなんかもう、本職はいなくなりましたから。非常事態っす。
ティティの股関節もちょっと心配だし。
そんなこんなで、中盤の底がね、イニ坊がね、ますます一時期のミスドのグティさん(まだ言うか)みたいな扱いになってきた。さるおはグティってものすごい好きで、器用だからどんどん皺寄せが来ちゃって、ちょっとかわいそうだなーなんて思ってたわけっす。
前のほうは人が足りてる、後ろの方は緊急事態。なんとかもちっと前のほうで使ってあげられないか、と思いつつ、すまんがイニ坊、バルサを救ってくれー。(おまえは怪我禁止)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 19:51| Comment(6) | TrackBack(10) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月02日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 21 (1)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアーは、ですりーはろうずが何なのかをついに知ることになります。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

21:The Tale of the Three Brothers

「ですりーはろうず?何それー?」
「キミら、聞いたことない?信じている人はごくわずかだけど。こないだの結婚式に来てたバカちんは、私が着けていたのが闇の魔術使いのシンボルなのだぁとか言って襲ってきたけど、そーゆー意味ではあのシンボルに闇など無い。私は、もしかしたら同士が秘宝の探求を手助けしてくれるかもって思ってね、自分はあの話を信じる派だってアピールしてるだけなんだ」
ゼノは"Gurdyroot"茶に角砂糖を入れて美味しそうに飲み始めます。えっと、味はまさかの、はなくそ味の百味ビーンズということで、想像を絶する素晴らしさですよね(涙)。
「キミたち、"The Tale of the Three Brothers"の話を知ってるだろう?」
ハリーはNoです。ロンとハーはYesです。
「おじさん、私、本持ってる」
ハーが、ダンブルドアにもらった古い『The Tales of Beedle the Bard』を出します。
「それオリジナル?」ゼノは登場したお宝に鋭い視線を投げかけて聞き、全員の理解のために「ハーさん、音読よろしくお願いします」と、朗読会がはじまりました。『だんご三兄弟物語』、あのシンボルが描かれているページから物語ははじまっています。

@@@
『だんご三兄弟物語』

夕暮れ時、3人の兄弟が、曲がりくねった人気のない道を歩いていました。 どんどん歩いて行くと、深くて広い、危険な川がありました。歩くには深すぎ、泳ぐには広すぎ、渡ることができません。そこで兄弟は、魔法の杖をひと振りし、橋を作りました。
橋の中ほどまで歩くと、フードをかぶった者が行く手をさえぎりました。
"死神"は兄弟にこう言いました。「おまえらよー、だんご三兄弟よー、こんな橋なんか造ってよー、この川を渡る旅人が死ななくなったら商売あがったりじゃんよー」
狡猾な死神は、死を回避した知恵と素晴らしい魔法の褒美として、兄弟のほしいモノを与えてやると言いました。

いちばん年上の戦士は「ほんなら杖をくれ。最強のやつね。死神に勝った者にふさわしい、負け知らずのやつ、ちょーだい」と言いました。死神は、土手のニワトコの木の太い枝から杖を創り出し、それを長男に与えました。(the Elder Wand)
高慢な次男は、さらに死神に恥をかかせてやろうと、「ほんなら死んだ人を呼び戻せるモノをちょーだい」と言いました。死神は、土手の石ころを次男に与え、「これは"復活の石"、これで死んだ人が帰ってくるよ」と言いました。(the Resurrection Stone)
いちばん若く、謙虚で頭の良い三男は、死神を信用しませんでした。「死神に跡を追われずにすむようになるモノをちょーだい」と言いました。死神は、嫌々ながら、自分の透明マントを三男に与えました。(the Cloak of Invisibility)
死神は兄弟のために道をあけ、3人の兄弟は橋を渡りそれぞれ別の道を旅して行きました。

いちばん年上の戦士は、ある村に辿り着きました。長男は、自分と対立する仲間の魔法使いを探し出し、決闘をしました。無敵の杖は負けることがありません。長男は、決闘の相手の死体を床に置き去りにし、「無敵の杖があるから誰もオレ様には勝てないぜーぃ!」と大声で自慢をしながら宿に入って行きました。
その夜遅く、ある魔法使いが長男の部屋に忍び込み、眠っている長男から杖を奪い、長男の喉を掻き切りました。
こうして死神は長男を連れて行きました。

高慢な次男は、ひとりで住んでいる我が家に向かいました。次男は石を取り出し、手の上でそれを3度回しました。すると、結婚しようと思っていた、亡くなった恋人が、彼の前に姿を現しました。恋人は、この世に属する者ではないために、悲しそうで、冷たいままでした。
次男はとうとう気が変になり絶望して自ら命を絶ち、ついに恋人と一緒になりました。
こうして死神は次男を連れて行きました。

死神は、長い間、三男を探しました。ところがみつけることができませんでした。
死神が三男をみつけたのは、三男が長い人生を生きた後、とうとう透明マントを脱ぎ、それを息子に与えたときでした。三男は、懐かしい友人と再会するかのように死神を迎え、満足げにこの世界から"死"へと旅立って行きました。

@@@

「これが死神の秘宝(The Deathly Hallows)。杖がこうして縦の線でしょー、石が丸でしょー、んで、マントが三角、ほらねー、3つ合わせてですりーはろうずのシンボル」ゼノが羊皮紙に描いて見せます。
「本にはですりーはろうずなんて言葉、書いてないじゃん」反論するのはハーです。
「童話だもん、そんな言葉は出てこない。でもわかる人にはわかる。秘宝は3つ、それらすべてを持つ者は"死"を克服するんだよ」とゼノ。外はすでに日が傾いています。「ルナはもうすぐ帰ってくるよ」
あれれ?ルナちゃん、遅いなぁ。
「"死"を克服?」
「支配者(master)、征服者(conqueror)、勝利者(vanquisher)、呼び方はいろいろさ」
「じゃ、おじさんは、これらの秘宝が本当にあるって信じてるの?根拠は何?」
「お嬢さん、ルナがキミのこと言ってた、頭は悪くないけど、心が狭い、視野が狭いんだってね」ゼノったら、はっきり言うお人ですね(笑)。
「ハーちん、レイヴンクロウの帽子かぶれば?」ロンが冗談でお茶で濁そうとしますが、声が震えてまんがな。
「おじさん、透明マントが存在するのは知ってるわ。激レアだけど、たしかに存在する。でも他のモノは・・・」
「Ah, ミス・グランジャー、わかってないね。この透明マントは"ホンモノ"のことなんだもんねー。Disillusionment Charmをかけたやつとか、Bedazzling Hexのかかってるやつとか、Demiguise hairで織ったやつじゃないもん。そーゆー"ニセモノ"は数年経ったら効果がなくなっちゃう。けど"ホンモノ"は、どんなに古くなっても、それを羽織った人を本当に透明にできる。どんな魔法を使っても見えるようになんてできない。それが"ホンモノ"。"ホンモノ"を見たことがあるとでも?」
ハーちん、思わず黙ります。トリオは顔を見合わせます。みんな考えていることは同じ。そう、まさにゼノが言う"ホンモノ"とぴったり符合する透明マントを、トリオは(ハリーは)今ここに持っていますよ。
「ほらね、見たことないでしょー」沈黙の意味をゼノはそう理解したんですね。
「んじゃ石は?」気を取り直してハーが再び質問します。ところがゼノは「"それが存在しないということ"を証明できる?」と屁理屈で食い下がる。「"それが存在しないということ"を証明できないという理由で"存在する"って結論になるなんて、なんかおかしくね?」とハーは理屈で反論します。対照的なふたりっすね(笑)。
「杖は?」これは割って入ったハリーさん。
「たしかに杖はいちばん追跡しやすい。誰の手に渡ったか、その方法のおかげで記録が残ってるよ、途中途切れたりはしてるけど。この杖を手に入れるには、必ず前の持ち主から奪い取らなければならないんだ。杖は、Emeric the Evilを殺害したEgbert the Egregiousへ、その後いったん姿を消すが、後にGodelotが死んでHerewardが奪った。それからLoxiasがBarnabas Deverillを殺害して手に入れた。血塗られた杖の所有権争いは歴史書にも載ってる」
「今は誰が持ってるの?」
「さぁね!Loxiasに勝って杖を奪ったのがArcusかLiviusか判明せず、その後のことはわからなくなってしまった。歴史はその後をおしえてくれない」
沈黙の後、またハーが口を開きます。「おじさん、ですりーはろうずって、the Peverell familyと関係ある?」
驚いたのはゼノです。「お嬢さん、ですりーはろうず初心者だとか言っちゃって、なんだぁ!詳しいんじゃん!この話を信じ、秘宝を追う者の多くが考えてるよ、ペヴェレルがすべての鍵を持ってるってさ!」
「ペヴェレルって誰?」とロンが聞くと、「ゴドリックホロウの墓地にIgnotus Peverellの墓石があってさ、あのシンボルが彫ってあった」とハーが答えます。
「そうだよ!それが証拠だ!『だんご三兄弟物語』はAntiochと、Cadmusと、Ignotusの物語なんだよ」
ゼノは窓の外をちらりと見ると、「キミら、夕飯食ってくでしょ?」なんつって階下に降りてしまいます。ご自慢の、ルナが釣って帰るFreshwater Plimpyのスープを作る気まんまん。2階に残されたのはトリオだけです。

【メモ】

"The Deathly Hallows"をどう訳すべきか迷いましたが、物語に登場する"Death"さんは頭が大文字なので、"死神"でいいだろうと思います。"Hallows"のほうは意味が"聖職者"ですから、"死の聖職者"(これじゃ"=死神"ですが)というのが正しい直訳だろうと思うけれど、ゼノ曰く、the Deathly Hallowsは人物ではなく、杖と石とマント。"モノ"なのでやっぱり、聖なる宝、秘宝("聖宝"ならもっと正しい感じ)っすね。ということで、『ハリー・ポッターと死神の秘宝』・・・ヘビ男ヘビ男とさんざん言ってきて、ここにきてあまりに唐突な、まさかの死神登場です。(少し涙ぐみながら)

"Elder"はセイヨウニワトコです。誇り高い死と新しい生命を象徴する11月25日〜12月22日の誕生樹ですね。
"Resurrection Stone"は賢者の石に似てますね。賢者の石が死ななくなる液体を生み出すのと決定的に違って、こちらは死んでから甦る復活の石ですが。で、この石、黒いんじゃないかと思います。つまり、ダンブルドアが破壊したマーヴォロじいさんの指輪の石じゃないかな。ちなみに賢者の石は赤です。錬金術の過程をふまえて読んでみるのもおもしろいです。
そしてハリーのマントはもちろん"ホンモノ"。
この3つ、1つ目を持ったらかなりの確率で殺されそうだし、2つ目は気が変になる、ろくなことにはなんない。杖は常に、よりパワーハングリーな者の手に渡ります。石は継承者がどんな人々なのかわからないけれども、あの指輪だとすれば、マーヴォロじいさんが言ったとおり代々ゴーント家に伝わる家宝なわけで、ゴーント家はカドマス(Cadmus)・ペヴェレルの末裔ということになり、ヘビ男も次男坊の血筋なわけですね。3つ目のマント、これは平和のうちに天寿をまっとうできるアイテムで、『だんごペヴェレル三兄弟物語』によれば、父から子へ、子から孫へと受け継がれる。ハリーもパパさんから相続したわけです。ということは、ハリーはイグノートゥス(Ignotus)・ペヴェレルの子孫です。ここまでさかのぼれば、ヘビ男とハリーはご親戚ですね。
だんごペヴェレル三兄弟物語』、時代はいつなんだろう。サラザール・スリザリンより古いのかな。
で、この3つを集めると、支配者なり征服者なり勝利者なり、すごいことになるわけですね。死神の秘宝を全部持ったら、そりゃ死神にも勝てそうだ。
次男の末裔ヘビ男は、指輪を継承し、1つ目を獲りに行ってるはずが、じつは指輪はダンブルドアの手を経て、おそらくハリーが受け継いだ。ハリーはもともとマントを持っているので、ハリーもグランドスラム目指して、これから1つ目を獲りに行く。予想通り、"杖の王様"争奪戦になりそうです。
気になるのは、石がまだその本来の機能を失っていないかどうかです。Horcruxとしての機能はDDにより破壊されて消えましたが。
さて、生前のダンブルドアは、グリンデルバルドから取り上げた杖を持っていたんでしょうか。マントも一時期はあずかっていたし、指輪も最晩年に手に入れました。ははーん、ダンブルドアはよく似た石をふたつとも破壊してますねぇ。

Disillusionment Charmは例のカモフラージュですね。
Bedazzling Hexは具体的にどーゆーものかわかりませんが、上述のカモフラージュと似ていそうです。
Demiguiseはキケンな魔法生物ですね。

Emeric the Evilさん、Egbert the Egregiousさん、Godelotさん、Herewardさん、Barnabas Deverillさん、Loxiasさん、Arcusさん、Liviusさん。知らない人がいっぱいです(汗)。
Barnabas Deverillさんは、Barnabas the BarmyさんとかBarnabus Finkleyさんとか、うーん、紛らわしい。

心ゆくまでさるお、もんち!

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