2007年10月04日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 21 (2)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、ラブグッド家ご訪問、やはりただでは終わりませんでした。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

2階に残されたトリオは秘宝についてあれこれ考え始めます。
「みんな作り話よ。せっかくここまで来たのに、時間の無駄だったわー」ハーは信じていません。
「こーゆー話って、コドモに教訓を教えるためのものだろ。余計なことに首突っ込むのやめようよ。他の迷信と同じだよ、5月生まれの魔女はマグルと結婚するとか、黄昏どきの呪文は真夜中に消えるとか、ニワトコの杖だとうまくいかない、とかさ」ロンも信じない。
「そうよね、だってこの話、どれがいちばんいい贈り物かは一目瞭然だもん」
トリオは同時に言います(笑)。
ハー:「透明マント」
ロン:「杖」
ハリー:「石」
「透明マントって言うと思ったよー。でも負け知らずの杖だぜー、杖があればマントなんかいらないよー!」とロン。「マントはもうぼくら持ってるじゃん」とハリー。
「やっだぁー、杖なんかただのトラブルの元じゃん。でもそんなことよりただひとつ、おじさんが言ったことで真実なのは、強力な杖があるってことよ。Deathstick(死のステッキ)とかWand of Destiny(運命の杖)とかいろいろ呼ばれて、何世紀も前からずっと存在する。ビンズ先生が授業で言ってたもん。・・・だけどどーせ全部くだらないわ。杖の強さは持ち主の魔力しだい。自分の杖はすごいぞって自慢したい人もいるっていうだけよ」
ハリーは自分の杖のことを考えます。たしかにハリーの杖は、勝手に動いてヘビ男から持ち主を守った。けど、ニワトコじゃなくてヒイラギだし、ですりーはろうずなら折れたりするもんか。
「なんで"石"なの?」ロンがハリーに聞くと、「だって一緒にいてほしいじゃん、シリウスも、マッドアイも、ダンブルドアも、それからぼくのパパママもさ」
「ビードル(『The Tales of Beedle the Bard』の著者)さん、きっと賢者の石からアイデアをもらったのよ」
階下のキッチンからは、アンダーパンツを燃やしているような、たまらない匂いがしてきます(涙)。"おともだちのお父さん"がせっかく作ってくれてるわけで、食わないわけにもいかないけれど、泣きそうですよね。
「マントは"ホンモノ"じゃね?かぶってて見つかったことないし、ハリーはパパさんから相続したんだから古いのにさ、新品同様じゃん?」
ロンとハーは話を続けています。
ハリーは部屋の中を見て回ります。そしてらせん階段から上を、ふと見上げる。すると、ふんがー!なんじゃありゃ!"ハリーが"こちらを見下ろしてるー!
鏡かな?どーなってるんだろう?ハリーはひとりで階段を上り始めます。そして気づきました。なんとそれは、ルナが描いた天井画です。ハリーと、ロンと、ハーと、ネビルと、ジニー、5人の肖像画です。学校の絵みたいに動いたりはしないけれど、それらはただの絵ではない、呼吸している。5人をひとつに囲むように、リボンのような金色の鎖が描かれています。よく見ると、鎖じゃないや、それは"friends... friends... friends..."という金文字です。
ルナを愛おしいと思う感情が込み上げてきます。
部屋を見回すと、大きな写真が1枚。まだ幼いルナちんと、ルナによく似た女性が抱き合っている。ママさんですね。
写真は埃をかぶっています。なんだか妙な感じです。うすいブルーのカーペットも埃だらけ。半開きの洋服だんすには服がありません。もう長いこと誰も寝ていないようなベッド。窓には蜘蛛の巣。明らかにルナの部屋なのに、何かがオカシイ。
2階に戻ったハリーは、スープのお盆を持って上がってきたゼノに問いただします。「おじさん、ルナちゃんどこ?なんでスープが4人分しかないの?」
ゼノは答えることができません。カタカタ鳴る印刷機の音だけが聞こえます。ゼノの手も震え、こちらもカタカタ音を立てる。
「おじさんてば、ルナちゃんここにいないんでしょ。おじさん変だよ、さっきからどーして窓の外ばっかり見てんの?」
ゼノがお盆を落とします。スープ皿が砕ける。ゼノの手がポケットの杖をつかむより一瞬早く、トリオは杖を構えます。印刷機がぼっかーんと爆音をあげ、"The Quibbler's"が床に散らばる。ハーはルナパパに杖を向けたまま、その中の1部を取り上げました。「ちょっと見てこれ」
表紙には、まさかの"Undesirable Number One"ですわ。ハリーの首にかかった1万ガリオンについての説明まで書かれている。
「"The Quibbler's"は見解を変えたんだ。おじさん、さっき庭に出て、魔法省にふくろう飛ばしたんでしょ」とハリー。
ゼノはとうとう打ち明けました。「やつら、うちの娘連れてっちゃった。私が書いてきたことのせいで、やつら、うちの娘を・・・どこにいるかもわからない。何をされたかわからない。でももし、もし私が・・・」
「ハリーを引き渡したらルナを返してもらえると?」ハーが続きを言い終えました。
「おじさん、ハリーは渡さない。そこどいて。ぼくら帰る」ロンがきっぱりと言います。
「もうやつらが来る。どうしても、うちの子をたすけなきゃならないんだ。ルナを失うことはできない。だからキミらを帰らせるわけにはいかない」ゼノは階段の前で両腕を大きく広げました。そう、まるでリリーのように。
窓の外をほうきに乗った人かげが通りすぎる。ほんの一瞬、トリオはそれを見ます。その瞬間にゼノは杖を構えました。
うりゃぁー!
ハリーはロンとハーを突き飛ばし、横に飛び退いてゼノのStunning Spellをよけます。まさに危機一髪。ゼノの呪文はエランペットの角に当たり、ぼっかーんと大爆発です。紙や瓦礫や木の破片がぶっ飛び、もうもうと埃が立ちこめます。
破片の雨と埃の中で、ハリーは床に叩きつけられます。ハーの悲鳴と、ロンの叫び声が聞こえる。ゼノがらせん階段を転がり落ちる。やっと上を見上げれば、2階の天井の半分が落ち、ルナのベッドが頭の上にぶら下がっています。レイヴンクロウの胸像は顔を吹き飛ばされて転がり、印刷機は横倒しになってらせん階段を塞いでいます。
「しっ!」
ハーが人差し指を唇に押し当てる。
階下でドアがバーンと開き、声が聞こえます。「トラヴァース、急いで来たって、こいつ、どーせまたいつもの戯言だ」
ゼノの悲鳴が聞こえる。「やめれー・・・2階に・・・ポッターが!」
「ほんとだろーなー、おっさんよぅ。嘘だったらしょーちしないぞ。あん?」
ゼノの悲鳴が大きくなる。「やめれー・・・ポッターがいるんだ・・・」
「さてはおっさん、我々をここに呼んどいて、爆発でふっ飛ばそうとしたんだなーっ!」
DEたちはゼノを拷問し続けます。「本当にポッターが・・・誓う・・・誓う」
「セルウィン、ここ崩れそうじゃね?」
"Homenum revelio!"
「たしかに誰か上にいるな、セルウィン」
「だからポッターだってばぁ〜、うちの娘を返しちくりぃ〜」かわいそうな涙声のゼノ。
「おっさんここにポッターを連れてこい。そしたら娘は返してやる。でないと、おまえの葬式まで娘を生かしておけるかどうか考えないとな」
ゼノが恐怖と絶望で泣きながら、それでも階段を上がろうと必死でもがく音が聞こえます。
「ここから逃げなきゃ」ハリーがささやく。ところがロンちん、なんと洋服ダンスの下敷きです。ゼノが瓦礫に埋もれた階段を登ってくる。ハーはHover Charmでロンを救うと、意を決したように言います。
「よっしゃ。ハリー、私を信じるわね?」
頷くハリー。
「透明マントを貸して。これはロンがかぶるのよ。ハリー、私の手をしっかり握って。ロン、あなたは私の肩にしっかりつかまって」
ゼノがHover Charmで印刷機を動かそうとしています。
「ふたりとも、しっかりつかまって・・・いくわよー」
ゼノの姿が見えた。
"Obliviate!"
"Deprimo!"
1発目はゼノに向かって、2発目は足元に、ハーが立て続けに叫びます。
足元の床が崩れ、トリオが床といっしょに1階に落下する。ハリーもロンも必死こいてハーにつかまったままです。
1階のDEたちが驚いて右往左往するのがちらりと見えます。
ハーが空中で身体をひねる。そしてハリーとロンを引っぱりながら、暗闇に飲まれて行きました。

【メモ】

"Deprimo!"は目標物に下方向のものすごい圧力をかける呪文です。

しかしまぁ、ハーはすげぇな。

心ゆくまでさるお、もんち!

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