2007年11月29日

07-08CLGL第5節 リヨン対バルサ

さるおです。
アーセナルと並んで失点知らずのバルサです。古巣相手にメラメラと燃える男アビダルです。
しかしまぁ、きっつい試合でしたね。目が離せない攻防戦を繰り広げて、おもしろかったっす。誰かどっか痛くするんじゃないかと、ハラハラしましたが。

開始2分でイニ坊来たぁーっ!
インターセプトしたボールを持ってレオがカウンターっす。猛犬のようにわんわんわんと上がってく。右にぼやんちゃん、ほれ、パスだ!ぼやんちゃんはこれを1タッチでエリア内へ送り込む。グラウンダーのボールはリヨンDF4枚の前をくぐり抜け、左で待つイニ坊へ!行けぇーっ!ぼっかーん!いきなりの0-1っす。うっほほーい!

ところがそのわずか4分後。ジュニーニョ・ペルナンブカーノのFKっす。35mっす。ゴール前はけっこう混み合ってましたが、なぜか誰も触らず、ビクトリーなバルデスも触らず(泣)、まさかの同点弾。ゴール手前でバウンドなんて、嫌だなぁと言うか、巧いなぁと言うか、世界一のフリーキッカーはすげぇ。
そして、なんか知らんけど、フランクリンに赤札が出て折り返し(笑)。ええ、ええ、フランク・ライカールトですとも。

ほんで、後半は、なぜかニースケンスが異様に楽しそうに笑顔炸裂なんですが。さてはおまえ、フランクリンがいなくなって嬉しいのか(爆)。
で、57分にレオがPKっす。もーね、こーゆーのはレオにまかせておけば自動的に1点入ることになっているので、これで1-2です。
ところが、メラメラと燃えてました。男アビダルが。60分に投入されたケイタさんが、迫力満点のものすごい高速ドリブルを披露していたので、80分にいちおう倒しておきました(汗)。おそらくベレッチさんの指示で。ということで、PKでジュニーニョさん2点目。2-2のドローっす。

こないだのリーガ(レクレアティーボ戦)もそうでしたが、バルサ、まぁまぁいい感じっす。スペクタクルなシーンもばんばん出てくるようになったしな。
今回はまぁザンビーがクリアミスしたりとかでキケンな目にも遭いましたが(汗)、それでも概ね素晴らしい守備はできたわけです。ミリート弟のマークはかなり的確でしつこくて頼もしいっす。アビダルも、シュートなんか強烈だし、メラメラしてるし。
あと、ヤヤちん、彼はほんとに強ぇ!フィードはたしかにまだちょっといまいちですが。(ヤヤとラファ、"足して2で割らない"ということになればいいのに。ラファはまぁ本質的には3バックの真ん中がいいなぁとかいう希望はありますが、それはそれとして、過去にバルサが危機に瀕したとき底でたすけてくれた人っすからね。ラファのフィードとヤヤちんの肉弾戦とミドル、足して2で割らない(笑))勢いあまってジュニーニョさんとケンカ(笑)。素敵っす。

しかしまぁ、バルサにしては黄札いっぱいもらったZE!
シャビの黄札は、あれ何でしょーかね?
っちゅーか、審判、ステファノ・ファリーナですから(怒)!バルサチェルシーで大変お世話になった、ステファノ・ファリーナですから(激怒)!
前半の終わりごろから騒然となってたし。
リヨンさんは最近すっかり立ち直って(心配しましたよ)みたら首の皮1枚ということで、必死っすから。ガッツのあるゲームをするのはあたりまえっすけど。
で、首の皮が切れてしまったシュツットガルトさんが、見せたよー、男の意地を!勝ちました、レンジャーズに。ということで、バルサ1位通過決定。

またよそんちで勝てなかったわけですが、そして2失点なわけですが、それでもいいです。
1位通過は決めたし、よそんちでおしっこできなくて引き分けたわけじゃない。
ちゃんとおしっこはしたんだ!(力説)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 00:39| Comment(4) | TrackBack(10) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月28日

Liga 07-08 第13節 バルサレクレアティーボ(さるお死亡説を否定しつつ)

さるおです。
さるお死亡説が囁かれそうなほどに、忙しい(奇跡)とかなんとか言いつつ更新が滞っておりますが、死んでません。

えっと、カンプ・ノウなのでまぁ気分的にもゆとりがあるわけですが、前半はスコアレス。慎重に様子をみる、とかね、最近のバルサをとても心配しているさるおとしてはちょっと淋しいわけですが、でもまぁ後半からゲームがどーんと動くわけです。

後半18分、シャビのCKをミリート弟が頭でどっかーん!
これは嬉しかったYO!弟のバルサ初ゴールっす。しかもなんかめずらしいっすよね、CKからぼかんと決まるのって。

その2分後にはグッディと交代したぼやんちゃん。またまたシャビからやや左前方で待つティティへ。ここで決めてもよかったわけです。というか、ここで決められた。しかーし、ティティったら中央のコドモに優しく、とても優しくころころと転がしたぁ!ぼやんちゃんはDFに囲まれてました、が、いやぁほんとに、ぼやんちゃんは巧い。非常に落ち着いて、右足できっちり決めました。昔の(昔ったって最近ですが)レオを見てるみたいだ。両手でぼやんちゃんを指差し、満面の笑みのティティ。その後は、おまえら抱き合いすぎ。
少しね、ほんの少し思いましたよ、最近バルサは仲悪そうなことになってて、エジやんなんかマスコミの前で匿名でロニ子のこと怒っちゃうし、いろいろと、まずい状況なわけで、こーゆーときは「そんなことないぜ、おれら仲いいぜ、絶好調だぜ」ということをアッピールしないといけないな、とか、スーパースターともなると、フットボール以外のこともフットボール中に考えなきゃいけなくて忙しいんだな、と。
でもまぁもちろん嬉しいっす、こーゆー光景見るのは。
で、グッディといえば、もうすっかり中盤の選手っす。いいけど、べつに。でも、よくないし。FW過剰のおかしなバランスにするからそーゆー皺寄せがあるわけで、でも中盤だっていつまでもデコが休んでるわけじゃないし、なんちゅーか、切ない。さるおは応援しますよ、グッディを。
ところでデコ、早く戻ってこい。(大矛盾)

そして36分、PKっす。んもー、レオかっこよすぎ。あの眼差し、落ち着きはらった笑顔、おまえはベテランかと。すごいっす、レオは。で、ゲーム終了後に脱いだら、レオの身体はいつのまにかずいぶん大きくなってました、強そうに。

ということで、快勝。FW過剰なのは"買ってきたスーパースター"がゴージャスだからで、それはそれでまぁいいけどな、バルサの攻撃陣はね、もしも"買ってくるスーパースター"がいなくても、ものすごいんだ。イニ坊を筆頭に(中盤やってますが、ほんとは前をやらせたい)、レオもぼやんちゃんもジオバニも、すげぇ巧い。買ってくるのはドリブラー・レオの対極に位置するタイプだけでいいやとか、内心思ったりもしますが。

あとはあれです、よそんちでもおしっこしろ。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:16| Comment(4) | TrackBack(4) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月18日

映画観賞感想文『SAW IV』(ネタバレなし)および完全解読とまさかの『SAW V』予想

さるおです。
見えるところにネタばれは書きません。これからご覧になる方は、リンク部分(オレンジ色の文字)もクリックしないようにしてください。
ネタばれコメントは大歓迎です。これからご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。
"ネタばれてもいいから続きを読む"をクリックすると(あるいは反転文字の部分)、思いっきりネタばれた上に完全解読&『V』予想が読めます。


まずはよかったと思ったことを書きます。
ジョナサン・クレイマーには泣けました。悲劇と屈辱と怒りと淋しさと、そーゆーものが形成した彼のパーソナリティが掘り下げられて、あまりの感動に、さるおも弟子入りしそうです。
そして、大好きなブタマスクのルーツがわかって、あまりの感動に、さるおもかぶりそうです。
あとは冒頭、ジョンのヒゲが伸びているのがよかったです。

次に本音を書きます。
ソリッド・シチュエーション・スリラーから逸脱しました。ただのクライム・サスペンス。
"ただの"ということは、おもしろくなかったです。さらに"サスペンス"ということは、えっと、水野晴郎さんによれば、最初から犯人がわかっているのがサスペンス、最後に犯人がわかるのがミステリーということで、つまり、びっくりするようなこともないし、痛くもないし、おもしろそうな謎もあんまり残らないし、えっと、ひじょーにわかりやすい映画ということで、要は、おもしろくなかったです。
SAWシリーズだと思わなければ凡作、SAWシリーズだと思うと駄作だと思います。"クライマックス"らしく盛り上がるとこ、ないし。『II』のトリックと『I』のラストの再現をしただけなんだよなぁ。
登場人物が一気にぐわぁーっと増えて、みんなあちこちをばらばらに駆けずり回り、みんな一気にいなくなります。何のために出てきたんだか、ここまで話を広げておいて、最終章(『V』あるいは『VI』)ですべての関連性を明らかにしてまとめてくんないと、こりゃまずいっす。ジョンの心中を語るための『IV』だったとしたら、この点だけにおいて、『IV』は素晴らしい。

最初から犯人がわかっていたサスペンス、要はこのまんまですが、仮にそんなことを考えなかったとしても、序盤からバレバレなんじゃないかな。ま、"ネタばれてもいいから続きを読む"に詳しく書きます。
『IV』が生み出した謎といえば、ケリーの最後のメッセージっすねー。これも、"ネタばれてもいいから続きを読む"に詳しく書きます。
というわけで、最終章(『V』あるいは『VI』)は何が何でもリーとジェームズが撮っとけよと、いい意味での今後への期待を胸に秘めつつ、えっと、これは正直、借りて観ればいいんじゃないかな(汗)。
でもまぁ、ご覧になったよい子のみなさん、語らいましょうね(笑)。

ネタばれてもいいから続きを読む
posted by さるお at 02:20| Comment(21) | TrackBack(21) | 映画の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月16日

映画『SAW IV』公開直前 完全(を目指してみる)大予想10 もうほんとにこれで間違いねーずら

さるおです。
ネタばれ記事です。というか、大予想なのでネタばれになっているといいなという願望を胸に、最後っ屁をぶっと出してみます。ネタばれコメントも大歓迎です。これからシリーズをご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。

ちなみに、さるおんとこに来てくださるスタメンのよい子がけっこう鋭いコメントをくださるので、かなーり勉強させてもらいました。いろいろ教えてもらいながら、キャストを見る限りローレンスやアダムやタップは出てこないなぁということも踏まえて(泣きながら)、改めてまとめて考えてみたやつをこれから書きます。

『III』のジェフのテストは90分、『IV』のリグのテストも90分、この2つは同時発生だったと思います。
決定的な理由は、『III』でアマンダが、「(ジェフは)予定よりも早い」と言っている点です。つまり、"予定"があるわけです。それより早すぎても遅すぎても、都合が悪い。
テスト後に、ジェフとリグは、あるいはジェフとホフマンは、ある目的のために出会わなければならない。

Hello Officer Rigg. Welcome to your rebirth. For years you have stood by and witnessed as your colleagues have fallen. You have remained untouched, while Eric Matthews has disappeared. But with your survival, became your obsession. Obsession to stop those around you for making the wrong choices. Thus, preventing you from making the right ones. You wanted to save everyone. TONIGHT, I give you the oppurtunity to face your obsession. Look closely. Eric Matthews is still alive. The block of ice he stands upon, is melting. He has BUT 90 minutes to save himself. Detective Hoffma's fate is linked to Eric's survival. Heed my warning, Officer Rigg. Their lives hang in the balance of your obsession. Will you learn how to let go and truly save them? The choice is yours.
ハロー、リグ。 再生の道へようこそ。 長いこと、おまえは同僚の敗北を見てきた。エリック・マシューズが姿を消したが、おまえはまだ無傷で残っている。しかし、おまえの生存は、妄想になった。誤った選択を食い止めるという妄想、その結果、おまえは正しい選択から遠ざかっている。おまえは皆を救いたがっていた。今夜、その妄想に直面する機会を与えよう。よく見ろ。エリック・マシューズはまだ生きている。彼が立っている氷の塊は溶けていく。彼には、自分を救うための時間が90分ある。ホフマンの運命はエリックの命とつながっている。私の警告を聞け。彼らの命は、おまえの選択にかかっている。彼らを、本当の意味で解放して救えるか?おまえ次第だ。

ははーん、リグさんは"みんなを救える"という妄想(というか、リグ的には"正義感"のようなものだろうと思うけど)に取り憑かれている、そう言いたいわけですね。おまえにそんな力はない、だからその考えを捨てろと。
エリックは"I don't want to play anymore."(もうこれ以上ゲームはやりたくない。つまり、ダニエルに会いたい)と救われたがっているはずです。これは、ジグソウ理論では、救うのはエリック自身(誰も彼を救えない)で、彼はすでにゲームオーバーしているので、90分で死なせてやれと、そーゆー意味かな。

Hello, Officer Rigg. If you are hearing this, then you have reached Detective Mathews and Detective Hoffman in under ninety minutes, resulting in their deaths. The rules were clear. You were warned. Tonight, you faced your obsession. They had to save themselves. Their salvation was out of your hands. Time was on your side, but your obsession wouldn't let you wait. Instead of saving Detective Mathews, you cost him his life. You failed your final test.
ハロー、リグ。 これを聞いているなら、おまえは90分以内にマシューズとホフマンに辿り着いている、ただし彼らに死をもたらして。ルールは明快だった。おまえは警告された。今夜、おまえは妄想を対峙した。彼ら自身が彼らを救わなければならなかった。彼らの救済はおまえの手の中にはない。おまえが持っていたのは時間だった。だがおまえは、妄想のために待つことができなかった。マシューズを救う代わりに、おまえは彼を危険にさらした。おまえは最終テストに失敗した。

ははーん、やっぱり、ジグソウの言う"救済"とは"解放"なんだと思います。
思い出すなぁ、アマンダの言葉を。I'm going to help you. I'm going to free you.(あなたをたすける、あなたを自由にする)

3つのテストをさっさと放り出して食肉工場に辿り着き、90分になるのを待っていなければならなかったのに、救いたい一心で"何か"をしてしまう。その結果、"リグが"エリックを殺してしまうんですね。さようならエリック(今から涙)。で、エリックに死をもたらしたと同時に、リグも動けなくなっていると思います。ひとりでに鎖が飛んできて足に巻きついたりはしないと思うので、ここは"重傷"でいきましょう。で、聞かされるのが上述のテープです。
ここで、ばばばん!ばばばんばばばばばん!とCharlie Clouserの例の音楽が大音量で流れて、ホフマンが椅子から立ち上がり、"Game over."なんつってリグを置き去りにして出て行くと思います。さるおが『IV』はホフマンでいっとこうと思う最大の理由はもちろん、例の『III』でのホフマンの扱いです。さらに今作でホフマンのことは、"Detective Hoffma's fate is linked to Eric's survival."としか語られない。ふたり並んでいるのにエリックエリック、そればっかりじゃオカシイ。

ホフマンは部屋を出て、「おいらジグソウに捕まってたよー、こわかったよー、あぶなかったよー、食肉工場にいるんだよー」なんて被害者のふりをして同僚(FBIかな)に通報する。ここでケーサツ(とFBI)が到着するわけですね、で、銃を捨てろ!手を上げろ!かなんか大騒ぎのどさくさで、ジェフさんは案外あっさり死んじゃうんじゃないか。だって、娘探してたら映画が長くなっちゃうもん。さるおは最近、キケン回避のためネット上をうろつかなくなりましたが、10月25日以前の情報に"ジェフの娘探し"関連のものがありません。あまりに無さすぎる。あるのはリグさん関係とジョンの過去関係ばかりです。なので、"ジェフの娘探し"はほんとはきっちりやってほしいんですが、半ば諦め気味。さらに、たとえば首なしリンのおなかをほじくり返すならばゴードン先生にお願いしたいのに、出て来ないっちゅーことは、えっと、これもとりあえずは諦めます。泣きながら。
その代わり、娘さんについては何らかの形で語られるとは思います。たとえば、"娘の命に責任のある人物"もじつはホフマンで、"娘の居場所をホフマンが知っている"ということが示唆される、とか。今どこでどーしているかが語られるかもしれないし、これ自体が『V』へ持ち越しかもしれない。
ということで展開としては、ジェフの娘探し、これには絶対に協力者(あるいは敵対者)が必要なわけで、それがホフマンだった。ここはリグでもいいんですが、リグは最終テストに合格しないだろうという"いつもの大前提(笑)"があると思われるので、ま、ホフマンなんだろうと思います。で、映画としてふたつのビッグイベントを扱うと焦点がぼやけてよくないので、ジェフが死んで娘探しゲームは行われません。他のいろいろですでに『IV』がおなかいっぱいになる作品ならば、いっそのこと、娘はどこだ?という観客の疑問を『V』まで引きずって行ってもいいかもしれんし。
でまぁ、とにかくここでジョンの遺体が回収されます。解剖するとテープが出てきて、それをホフマンが聞きます。

Are you there detective? If you are listening to this, then you must be the last man standing. You feel you now have control, don't you? You think you will walk away untested. I promise that my work will continue. That I have ensured. By hearing this tape some will assume that this is over but I am still among you. You think it's over just because I am dead. It's not over, the games have just begun.
聞いてるか、刑事?聞いているなら、おまえが生き残った最後の一人だ。おまえは今、状況がわかっていると思っている、そうだろう?おまえは、テストされずに立ち去れると思っている。約束しよう、私のシゴトは続く。私はそれを確実にした。このテープを聞いて、終わったと思う者がいるだろう。だが、私はおまえたちの中にいる。おまえは、私が死んだから終わったと思っているが、終わってはいない。ゲームは今まさに始まったところだ。

ホフマンとしては、自分はジグソウサイドの人間だと思ってたのに、まさかの転落で一気に被験者へ。ジョンに言わせれば、弟子はテストに合格しなければ一人前ではありません。ということで『SAW V』へ、to be continued・・・

これがおおまかな『IV』の骨格だろうと思います。ただし、各シーンはトリッキーな順番になっています。
解剖から始まるために、観客は『IV』で観ているのが"just begun"なホフマンのゲームだと思わされたりするわけっすね。
で、さるおとしては、"still among you"なジグソウこそタップ刑事でいてくれと(まだ言うか)、それが『V』だぜと、思ったりするのでした。っちゅーか、『VI』まであるっちゅー噂もあるので、ローレンスやアダムやタップが出てくるのはまだしばらく先だな(涙)。

さて、アマンダの封筒の中身は何だったかというと、「現在同時進行しているゲームが他にある」ということだと思います。これは、「弟子は他にもいる」ということとほぼイコールです。そっちのゲームは別の弟子が仕切ってるぞと、ほんで、こっちでおまえが死ねばジグソウを襲名するのはそいつだと、そんな感じだろうと思いますね。

ジョンのバックグラウンドは、前情報として流れたそのまんまだろうと思います。ただひとつ気になるのは、"氷だらけのガラスの部屋に裸んぼで閉じこめられてプレイヤーになっているジョン"ですが・・・これはあまりに何の痕跡も残さず消えてしまったので、あきらめますかー。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:52| Comment(14) | TrackBack(0) | さるお発『SAW IV』予想/解読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 25

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアーは、絶望の中のたったひとつの吉報にしがみついていたいところですが、えっと、もうすぐ出かけなきゃ。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

25:Shell Cottage

ビルとフラーの新居、シェルコテージ。しっくいの壁に貝殻を埋め込んだその小さな家は、海を望む崖に、外界から切り離されて佇んでいます。美しい孤高の家ですね。
ハリーは何日もの間、言い訳を作ってはひとり崖に座り込んでいます。限りなく広い空、それと同じくらい広い海、波が激しく断崖を叩き、冷たい潮風が頬にあたります。
ヘビ男との杖取り合戦はやらない。その決断が大きな罪悪感となってのしかかってきます。思えば、ハリーさんという人はこれまで、"何かをする"という決断ばかりしてきた。ところが今初めて、"行動しない"という決断をしているんですね。校長のお墓が壊されるのを止めることもできなかったし、なんだか自信がなくなってきます。
手遅れだろうがなんだろうが杖を取りに行こうぜと言った、ほんとにすっかり頼もしいロンは、「ダンブルドアはぼくらに例のシンボルを解読して杖を手に入れてほしかったのかもしんないしさ、無敵の杖を取られた今となっては、どーやってヘビ野郎をやっつけよう?」なんて言い続け、ハリーの不安はどんどん煽られていきます。
ハーは懸命にハリー擁護。だけどそれすら、ハリーの自信喪失を加速させます。
ぼくは、ダンブルドアの生前の意思を、読み違えたのだろうか?
そしてやっぱりときどき、ダンブルドアが何も説明してくれなかったことに対する怒りがこみあげてきます。

「ダンブルドアって、ほんとに死んだのかな?」
そっか、ロンは、銀の雌鹿や剣や、ハリーが鏡のかけらの中に見た目のことを考え続けているんですね。
まるほい地下室に誰がドビーを送ったのかを崖の上でトリオが話し始めたとき、背後からフラーが呼びました。「ハリー、グリップフックが話したいってさー」あーあ、ゴブリンの使い走りなんてやらされて、ちょっと不機嫌そう(笑)。
コテージに戻ると、赤い木綿のカーテンを閉め切ったいちばん小さな寝室でグリップフックは待っていました。
「結論に達した、ハリー・ポッター。元同僚に裏切りだと思われるだろうが・・・おまえたちに手を貸す」
「ひゃっほー!」ハリーさん、久々の"行動"に大喜びっす。
ところが、「ただし、見返りをもらう」うーん、さすがゴブリン。「ゴドリック・グリフィンドールの剣をよこせ」
まさかの逆提案。
それは無理だと言っても、代わりに他のモノをと言っても、レストレンジ家の金庫から選り取り見取りだYO!と言っても、聞いてくれません。
「わたしは泥棒ではない!バカにしおって!」
ハーも負けないように反論します。「でも、あの剣はハリーのだもん!」
しかーし、ゴブリンにはゴブリンの言い分がありました。
「あの剣は、グリフィンドールの前は誰が所有してた?あん?傲慢な魔法使いめ!あの剣は"Ragnuk"1世のものだ。それをゴドリック・グリフィンドールが盗んだのだ!失われた宝、我らゴブリンの最高傑作!だからあの剣はゴブリンの所有物。嫌ならもうたすけてやらーん!」
困りました。困ったので、えっと、ここは、「相談してきます」と言ってとりあえず退室しましょう。

トリオは客間で相談をします。
「剣を渡すなんてできないよ」
「グリフィンドールが剣を盗んだってほんとかな」
「でっち上げだよ、きっと」
「ゴブリンが魔法使いを嫌いなのって、それなりに理由があるのよ」
「ゴブリンはフワフワのウサギちゃんじゃないんだぞ。昔、たくさんの魔法使いが殺された。あいつら、汚い戦い方するんだ」
「とにかく、どっちの種族が悪いのかって議論してもしょーがないじゃん。それよりグリップフックを説得しなきゃ」
トリオは問題(剣を渡すこと)を回避する方法を考えます。窓から外を見ると、ルナがジャムの瓶に入れた"sea lavender"でドビーのお墓を飾ってるのが見える。
「ほんじゃさ、金庫に入るまで剣が必要だから、入ったらあげるね、とか言っといて、贋物を渡しといて、バレるまえに逃げ出すとか」
「それって卑怯よ。たすけてくれって言っといて裏切るなんて。だからゴブリンが魔法使いのこと嫌いなんじゃん。何か他のモノ、剣と同じくらい価値のある何かで納得させなきゃ」
ハリーには分かっています、この取り引きは、グリフィンドールの剣でしか成立しない。他のすべての提案にグリップフックはノーと言うでしょう。でも、ホークラックスを壊すのにグリフィンドールの剣はどーしても必要です。
グリフィンドールのことをずっと誇りに思っていたのにな。マグル生まれを守って、純血一筋のスリザリンに立ち向かった、ドえらい人だと思ってたのにな。ハリーは思い直します、グリフィンドールは剣を盗んでなんかいないさ、グリップフックが言っているのはゴブリン目線の歴史なんだ。
「グリップフックに、金庫に入るのを手伝ってくれた後で剣を渡すって言おう。"いつ"渡すかは言わないようにするんだ。ほんで、剣を渡すのはホークラックスをぜんぶ壊してから。そうしよ。時間かかるかもしんないけど、嘘はつかない」
ハーの視線はやや軽蔑的(笑)。「そーゆーのって気に入らないわ」
ロンは意気揚々と立ち上がります(笑)。「天才的なアイデアだと思うけどなぁ」
FOR THE GREATER GOOD
偉大なる善のために。
Nurmengardの入口に刻まれたあの言葉が頭をよぎります。

トリオはグリップフックのところに戻り、剣を渡す"とき"を特定しないように言葉を選びながら話します。
「ハリー・ポッター、おまえをたすけたらグリフィンドールの剣を渡すと、約束するのだな」
「うん」
「取引成立」
グリップフックはハリーだけを見つめています。信じてくれたみたいかな。そして両手を叩くと「なら早速はじめるぞ!」、あんたはシゴトがはやい(笑)。
トリオとグリップフックは計画を練り始めます。
それはまるで、魔法省に忍び込んだときのような、綿密で周到なプランです。思いつく限り、あらゆる不測の事態に備えます。グリップフックが手書きした見取り図がたよりです。
グリップフックによれば、レストレンジ家の金庫は、もっとも古い金庫のうちの1つで、グリンゴッツの最下層に位置します。純血魔法使いの古い一族が利用するそれらの金庫はいちばん厳しいセキュリティ下にあるんですね。
日に何時間も閉じこもり、やがて何週間にもなりました。時間はゆっくりと過ぎていきます。次から次へと問題点が浮き彫りになり、その都度、解決方法を慎重に検討します。が、いちばんの問題点は、ポリジュース薬のストックが残り少ないことです。
食事にしか姿を見せないトリオ、こりゃもう何か企んでるのはバレバレなわけで、コテージの全員が気付いているわけですが、誰も何も聞きません。外は激しい春の嵐。もう4月です。

ハリーは自分のことを、ゴブリンを好きになれないタイプだな、と思います。たすけてくれるグリップフックですら驚くほど残忍で、"重要でない生物に苦痛を与える”可能性や、レストレンジの金庫にたどり着くまでの間に魔法使いに危害を加えるかもしれないという想像が、楽しくってしょーがないご様子。
それに、グリップフックは元気になってもみんなと食事をするのを嫌がっています。面倒をみるフラーはとうとう怒り爆発。グリップフックはしぶしぶ食卓を囲みます。グリップフックが食べるのは生肉ですね、あと根菜類やキノコ類。
ちなみに、最近のビルも生肉がお好き(涙)。お肉はレアがいちばん。これはさるおも同じですが(爆)。
ぼくがグリップフックをここに泊めてって言ったんだ。それに、ウィーズリー家のみんなはシゴトにも行けず軟禁状態、みんなぼくのせい。「迷惑かけてごめんなさい」ハリーは夕食の準備を手伝いながらフラーに謝ります。
「ハリー、妹を救ってくれたこと、私、忘れてないわ」
コジャレて気が強いフラーですが、優しいですね。ま、これはぶっちゃけ、ガブリエルちゃんはぜんぜん危機に瀕してなかったわけですが、それはそれ。要はハートです。
「オリバンダーさんが今夜ミュリエルおばさんちに発つの。そしたらゴブリンを下に移して、男のコらは(ハリーとロンとディーン)はあの部屋を使ってよ」
あはは、無理無理。グリップフックをソファーで寝かすなんて、機嫌悪くなっちゃう。
「いいんだ、ぼくらソファーでへいちゃら。それよりぼくら(トリオとグリップフック)、もうすぐ出かけるから」
「えー、どこ行くの?だめよ、出かけちゃ。ここにいれば安全だもん」
心配してくれるフラー、なんだかモリー的(笑)。
そこへルナとディーンがやってきます。ルナはディーンにしゃべりまくってるんですね、「・・・ほんで耳が小さくて、色は紫で毛むくじゃらだけど、ちょっとカバさんに似てる、パパが話してくれたんだ。ワルツをハミングすると寄ってくるんだってー。うちにおいでよ、角、見せてあげる。あたしもまだ見てないけど、ホグワーツ特急の中でDEに誘拐されちゃったから」、ディーンはあんまり興味なさそうですが、おかまいなし(笑)。
こーゆーのをハーが聞き逃すはずはありません。「ルナちんてば、言ったじゃん。あれ、爆発したんだよ。エランペットなんだってばー」
「違うわ。あれはスノーカック。パパが言ったもん。今ごろ自己復元してる」こーゆーときはルナのほうもしっかりと自信を持って否定します。
オリバンダーさんがビルに付き添われてよろよろと階段を下りてきました。
「行っちゃうのね、寂しくなるわ、オリバンダーさん」
「私も同じだよ、お嬢さん。まるほい地下室できみがどれほど私を勇気づけてくれたか。言葉では言い表せない。どうもありがとう」
そうっすね、ルナとオリバンダーさんは戦友同士。
フラーもオリバンダーさんの両頬にキスをして、お別れを言い、ひとつお願いごとをします。ミュリエルおばさんに返してほしいと、ベルベットのケースに入ったティアラを見せるんですね。オリバンダーさんは、フラーのホスピタリティに感謝して、役に立てて光栄だとそのティアラをあずかります。もちろん、「ムーンストーンとダイヤモンドのゴブリン・メイド!」と、ギラギラした目で見ているのはグリップフックさん。
「お金を払って買ったモノだよ」ビルが静かに言い、グリップフックが挑発的な眼差しを向けます。
窓の外で強い風がうなるのが聞こえます。ビルとオリバンダーさんは夜の帳へと消えて行きました。
さて、晩ごはんです。オリバンダーさんを送って行く、たったこれだけのことでも、心配のあまり食欲がないフラーねーさん。
ビルは戻ってくると報告です。「オリバンダーさんは無事。パパママとジニーがみんなによろしくってさ。フレッドとジョージはミュリエルおばさんを怒らせてばっかりだ、あの双子、裏の部屋でまーだ通信販売やってんの。そうそう、ミュリエルおばさんね、ティアラ盗まれたぐらいに思ってたっぽい(汗)」
「あはは、あなたのおばちゃま、チャーミングねぇ」思いっきり不機嫌に乾いた笑いのねーさんでした。

夕食の席でルナが話します。「うちのパパね、ティアラ作ったんだ。レイヴンクロウの象徴だった失われた宝、それを創り直すんだって。基本的な構成元素はほとんど特定できたって言ってた。"Billywig"の羽がすごい効くみたい」
そのときです。玄関先でどっかーん!と爆音が。
瞬く間に杖を構えるビル。トリオもビルに倣います。グリップフックは静か〜にテーブルの下へ。
「私だ!リーマス・ジョン・ルーピン!ウェアウルフで、ニンファドーラ・トンクスと結婚して、ほんでビル、きみはここのシークレットキーパーで、緊急事態にだけ来ていいって、ここをおしえてくれた!」
ビルは玄関に駆け寄ってドアを開けます。転がり込んでくるリーマス、灰色の髪は風で乱れ、顔面蒼白です。全員が緊張して見守る中、リーマスは言いました。「男のコだ!ドラのパパさんの名前をとって、テッド君だYO!」
ひゃっほーい!
部屋の中にはあっという間に歓喜と安堵が広がります。
女子ふたりはキャーキャーとはしゃぎ、みんなおめでとうを言います。
リーマスはまっすぐにハリーに近づくと、強く抱きしめました。「ゴッドファーザー(後見人)になってくれるかい?」
「ぼ、ぼくぅ?・・・ぼく・・・えっと・・・すごいや!」
ヒデキ感激、ハリーも感激。(←ヒデキの部分はわからない人は無視してください)
「テディ・リーマス・ルーピンに!」
「未来の偉大なる魔法使いに乾杯!」
「もう帰らなくちゃ」とかなんとか言いながら、ビルが開けたワインをけっこう飲みまくるリーマス(笑)。テディ坊やの髪は少なめだけど、生まれたとき黒髪で、1時間後には赤毛、今ごろはブロンドかなと、で、お義母さんアンドロメダによれば、トンクスも生まれた瞬間からさっそくくるくると髪の色が変わっていたらしいです。
暖炉の火がはじけ、みんなでワイン飲んで、リーマスのニュースはつかの間のオアシスですね。こんなときでも、新しい生命が生まれて希望を運んでくれる。
ただひとり、ぜんぜん嬉しくなさそうなグリップフックは寝室へ(笑)。
リーマスも本格的に酔っぱらってもいられないのでおうちに帰ります。「近いうちに写真を持ってくる!」にこやかに嵐の中へ消えました。
お祝いはまだ続いています。が、ビルがハリーひとりをこっそり呼び止めました。
「話があるんだ、ハリー。きみら、グリップフックと何か企んでんじゃん」質問ではありません。ハリーは黙って聞くことにします。
「ぼくはさ、ゴブリンを知ってる。グリンゴッツで働いてるから。魔法使いとゴブリンの間に成立し得る友情関係の範囲内でね、ぼくにはゴブリンの友だちがいる・・・っちゅーか、よく知ってて仲のいいゴブリンがいる。だけどハリー、グリップフックに何を頼んだ?見返りに何を約束した?」さすが銀行員、ゴブリンのやり方はお見通し。けれどハリーにはそれを打ち明けることができません。
「ハリー、聞いて。これだけは言わなきゃ。もしきみがグリップフックとある取り引きをして、しかもそれが宝と関係あるなら、気をつけろ。所有権とか報酬とか返済とか、そーゆーのの考え方って、ゴブリンとぼくらじゃぜんぜん違うんだよ。彼らは異なった種族。ぼくらの常識は通じない。魔法使いとゴブリンは大昔から仲が悪かった。魔法使いが無実だって言うつもりはない。過ちは両方にあった。とにかく、特にグリンゴッツで働いているゴブリンは、ゴールドと宝に関しては魔法使いを信用しない。ゴブリンと一緒に過ごさないとわからないことなんだよ。ゴブリンにとって、たとえそれがどんな品物であろうと、正当な所有者はそれを作った者なんだ、ぼくらは買ったつもりでも、彼らは貸したと思ってる。ゴブリン製品はすべて、ゴブリンが所有者なんだよ。だから彼らは、ゴブリン製品を魔法使いから魔法使いへ受け継ぐなんてこと、理解してくれない。ティアラだってギラギラ見てたじゃん?グリップフックは強硬派。買った人間が死んだら宝はゴブリンに返却されなきゃおかしいって思ってる。・・・だからさ、気をつけて。約束破ったら、グリンゴッツに強盗に入るよりもっと危険な目に遭う」
ビルったら、どこまで見当つけてるんでしょう?
忠告をありがとうと言いながら、皮肉なことを思います。ぼくは、テディ・ルーピンの向こう見ずなゴッドファーザーになるんだな、シリウス・ブラックがぼくの無鉄砲なゴッドファーザーだったように。

【メモ】

ラグナック1世さん、これは剣を作ったゴブリンさんですね。

シーラベンダー、これはリモニウムっすね、キレイなお花っすよ。

ゴブリンを騙そうと提案するロン、等身大で好きですねー(笑)。正義を貫くハーも好きです。
そして、いつもはトリオの成長ぶりに感動するさるおですが、ここはフラーの描き方もステキ。オトナになるって、こーゆーことかと。
彼女はフランスの名門ボーバトンのチャンピオンだった人です。超危険なトライウィザード・トーナメントに立ち向かった勇敢で頭のいい魔女です。偽マッドアイも言ってました、フラーは"妖精版マッドアイ"だって。フラー・デラクール(宮廷の花)の名を持つ令嬢にしては、お転婆きわまりない、スゴイ人なんだ(笑)。ところが今はご結婚されて、立派な"オトナ"なんですね、だから、彼女なりに自分より年下のコドモらを守ろうという保護者的な気持ちが働いているんだと思います。そんでモリー的になっちゃう。よくわかります。オトナになるって、そーなんだよなぁ。
ま、もちろん、いざとなったら彼女は暴れまくって強いと思うけど(笑)。

心ゆくまでさるお、もんち!

2007年11月13日

CLGL第4節(バルサレンジャーズ)とLiga第12節(ヘタフェバルサ)を観ていろいろ思ったり

さるおです。
遅いです。遅い。遅すぎ。
ついさっき、やっと観ました(汗)。続けて。
結果なんか知らずに観ているので、この期に及んでワクワクできるという、まさかの一人時間差。(ふるえながら)

レンジャーズ、カンプ・ノウで引き分けられると思うなと、今度はもっと前に出てかかってこいやと、おまえら好きだぜと、バルサは強いぜと、まぁそれなりに楽しく観てられました。やっぱりね、ロニ子が笑ってるゲームがいい。けど、点獲りに行くときの爆発以外はひじょーにゆったりと、あれはバルサじゃねえ。もっとばんばん行け。
ゴールシーン自体はね、かっこよかった。1点目のティティはステキ、いやその前のレオもステキ、さらにその前のロニ子からね、すげーステキ。あんだけ振られたら、そりゃ相手は総崩れっすよ。2点目のワンツーも、キレイだったし。ビクトリーな男も退屈そうだし。
でまぁ、よく言えば"余裕"(悪くは言いません)なゲームを見て、やっと調子よくなってきたんだなぁと、そう思って、続けてヘタフェっす。

えっと、とても正直に書いてしまうことにします。
さるおは、ヘタフェさんちでやってるゲーム観ると、不機嫌率高しっす。ええ、ええ、今日も不機嫌ですとも。
おまえら、どんだけ気が小さいんだ。よそんち行くとおしっこもできねーのか。よそんちで「トイレかしてください」っていう勇気のあるやつはイニ坊おまえだけなんかと、悔しくて涙出ました。攻めるのが遅すぎっすよ。"攻守の切り替え"とか言うけど、"切り替え"なんかありませんから(泣)。
そして、ちくしょうロニ子を泣かせるな、子芝居じゃなくて本気で痛がってるロニ子を久々に見ちゃったじゃねーか、おい。
そして、ちくしょうバルサに黄札を何枚出しやがった。PKとれよ、なんで転がされたコドモに黄札が出るんだ。赤もかよ。くっそー。
それに、なんか知らんがアゴが観てるぞ。モウやベンゲルやファン・バステンではなく、来る気か、アゴよ。
結局んとこ、白組ファミリーのおまえら、いつも怖いぞ。
などなど。(息切れ)
そして、膝が痛いイニ坊を90分も走らせないでくれまいか。たしかに、さるおのデコがリハビリ王国にいるので、MFの控えなんかいないわけです。ギリギリでやってるのは事実っす。でも、グッディ使うんだろ、中盤もやらせるって、決めたんだろ、ライカー。出せよ、グッディを。休ませろよ、イニ坊を。
最後にバルデス、2点目は止めろー。(1点目はすげーと思いました。ヘタフェさんて、サッカーうまいなと)

とにかく、なんだかんだ言って結論は、あんたらサッカーやりすぎです(爆)。
今のバルサは、"生まれて初めてチャンピオンズに出るから今年はリーガは捨てよう"的になっている。そーじゃねーんだ。
カンプ・ノウで勝ったって、リーガは獲れない。
よそんちでもガンガンおしっこしろ。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:01| Comment(2) | TrackBack(5) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月12日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 24 (2)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアーは、きわめて重要な面会に参加します。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

グリップフックはまだグリフィンドールの剣を握りしめています。つっけんどんに怒っているような、好奇心が入り交じったような、そんな表情です。土色の肌、細くて長い指、黒い目。ハウスエルフよりもほんの少しだけ背が高く、人間よりもずっとでっかい頭。素足が汚れています。フラーが靴を脱がせたんすね。
「起こしてごめんなさい。えっと、覚えてないかもしれないけど・・・」
「覚えてる。おまえが初めてグリンゴッツに来た日のことなら、覚えてる。私がおまえを金庫室に案内した。ハリー・ポッター、おまえはゴブリンの間でも有名だ」
ハリーとグリップフックは見つめ合います。そう、相手はゴブリン、仲良くするんじゃなくて"取り引き"をしないとね。
「おまえは、あのエルフを埋葬した。私はそれを窓から見ていた。おまえは変わってる。ハリー・ポッター、あんたは変わり者だ。自分の手で墓穴を掘るなんて」グリップフックの口調は、思いがけないほどに意地悪な感じ。マグルみたいにスコップで掘ったからバカにされたのかと思いました。
「それに、おまえはゴブリンをたすけた。私を、救ってくれた。おまえは変な魔法使いだよ」
読者にはちゃんとわかります。魔法に頼らずエルフを埋葬したハリーを、自分を救った魔法使いを、グリップフックは彼なりに評価してくれてるんですね。でもこーゆーときのハリーさんは鈍い(笑)。

「えっとね、とにかく、たすけてほしいんだ。ぼくら、グリンゴッツの金庫室に入りたいの」
額の傷跡が痛い。目を閉じると、また見えます。見慣れた、懐かしいお城が。
「グリンゴッツに押し入るぅー?無理、それは無理だ!」グリップフックもびっくりの、まさかの強盗予告。
「不可能じゃない、過去にあったじゃんか」ロンがハリーの味方をします。
「そうだよ。ぼくが初めてあなたに会った日、7年前のぼくの誕生日だよ」
「それは違う。あのときあの金庫は空だった。だからプロテクションは最小限だった」
「ぼくらが入りたい金庫は空っぽじゃないけど、えっとね、レストレンジ家のやつなの」
ロンとハーもびっくり。
「不可能だ、絶対無理。If you seek beneath our floors, a treasure that was never yours...(地面の下まで探しても、宝は決しておまえのモノにはならない)」
「Thief, you have been warned, beware.(泥棒よ、警告したぞ、気をつけろ)でしょ、わかってるよ。どろぼうするんじゃないんだ。信じてよ」
グリップフックはハリーを観察しています。そしてこう言います。「銀行に押し入っといて盗まない、そんな魔法使いがいるとすれば、おまえしかおらんね、ハリー・ポッター。ゴブリンもエルフも、今夜あんたが見せてくれたようなリスペクトを"杖を持つ者"から受けたことはない。"杖を持つ権利"はずっと前からゴブリンと魔法使いの間で争われてきた。杖の秘密を他種族と共有することを、魔法使いどもは拒んだ!ゴブリンが魔力を発展させる道を断ってしまったんだ!」
「ゴブリンって杖がなくても魔法使えんじゃん。それに、ヒミツ持ってるのだって同じ。剣とか鎧とかさ、ヒミツの精練方法で作ってんじゃんか」と余計なことを言うロン(笑)。「まぁまぁまぁ、それはどーでもいいじゃない。魔法使い対ゴブリンとか、そーゆー話じゃなくってさ」とグリップフックをなだめたいハリーさん。
「ふん!問題はまさにそれだ!ダークロードが再び台頭してきた。グリンゴッツは新政府の支配下に落ち、ハウスエルフが殺される。なのにおまえら魔法使いどもはあいかわらず無駄に威張ってばかり!"杖を持つ者"の中には抵抗してやろうっちゅー骨のあるヤツはおらんのか!」
「あたしたちがいるわ!」
来たぁーっ!ハーちん、かっこええ!
「あたしたちが抵抗してる!あたしだってゴブリンやエルフと同じくらい狙われてるんよ!あたしなんかね、"穢れた血"なんだからっ!」
「自分で言うな」ロン、渾身のツッコミ。
「何よ!マッドブラッドで結構。誇りに思うくらいだわ!今じゃあたしの方があなたより指名手配の上位なんなんだから、グリップフック!だからまるほい邸であいつらが拷問相手に選らんだの、あたしだったんじゃん!」
ハーは自分の首を見せます。そこには、ベラ姐に切りつけられた血のネックレスが、今も深紅のまま残っています。えーん、ハーちんも満身創痍。
「ドビーを自由にしたのは他でもないハリーなの!あたしら、長いことエルフ解放活動をしてるんだから!あたしら、ヘビ男を倒したいって、あなたよりずっと強く思ってるんだからね!」
"Society for the Promotion of Elfish Welfare"、通称SPEW、ロンちん立場無し(笑)。
グリップフックは、ハリーを見るのと同じような、興味深そうな顔でハーを見つめます。「金庫の剣は贋作、こっちがホンモノ。なのにレストレンジの金庫で何を探す?」そしてトリオを見て考え込みます。「あんたらは若すぎる、そして戦う相手が多すぎる・・・ちょっと考えさせてくれ」
もう休むと言うグリップフックの手から、ハリーはグリフィンドールの剣をそっと取り上げました。グリップフックは抵抗しません。わかってくれたような気もするし、やっぱり魔法使いを見るゴブリンの目には敵意が込められているような気もするし・・・。

「ハリー、あなたが考えてること、あたしが思ってることと同じかな?」
「うん。あねごの取り乱しようって、そーゆーことじゃん?ぼくらが金庫に入ったって思って、そこにはきっと見られちゃいけないモノがあって、盗まれたりなんかしたら、ヘビ男に怒られるんだよ」
「でもさ、ぼくらが捜し回ってたのって、ヘビ男ゆかりの地だったじゃん?」
額の傷跡が痛いけど我慢して、オリバンダーさんと話す前に、ロンとハーにわかってもらわなきゃ。
「ヘビ男ってマグル界で育って、魔法界の遺産なんかなかったからさ、学校入るときにダイアゴン横丁行って、初めて銀行見たわけじゃん。そしたらさ、ぼくもそーだったけどさ、こりゃすげーって驚くわけよ。ほんで、カギ持ってる人いいなって、カギ持ってたら魔法界の一員って感じだよなって、思ったんだと思う。ヘビ男ってあねごの旦那さん信頼してて、ヘビ男が失脚した後もちゃんと自分を探してくれたの、あの夫婦だけなんだよね。ただ、あねごにホークラックスの秘密はしゃべってない。ドラコのとーちゃんに日記のこと言わなかったのと同じだよ。でも、金庫にちょっとモノ置かせて、とかは言ったと思う。ハグリッドが言ってたもん、ホグワーツを除けば、いちばん安全な場所はグリンゴッツだって」
今ではヘビ男のことがよくわかるようになったハリーさん、本当は、ダンブルドアのことをもっと理解できてたらなぁ。

次にトリオはオリバンダーさんに会います。
痩せこけて、弱々しく疲れ切ったオリバンダーさん。くぼんだ眼窩の銀色の瞳がずいぶん大きく見えます。
「オリバンダーさん、休んでるのに邪魔してごめんなさい。ぼくら、たすけてほしいんだ」
「キミたちは私らを救ってくれた。私は自分があの場所で朽ち果てる運命だとあきらめていた。どれほど感謝しているか、言葉には表せない。どんなことでも手伝わせてもらうよ」
ハリーにはわかっています。ヘビ男を食い止める時間はもうほとんど残されていません。傷跡が痛い。なんだか焦ってきます。でも、先にグリップフックと話すって言ったとき、もう決断したことなんだ。
首に掛けたハグリッドのポーチから折れた杖を取り出します。
「オリバンダーさん、これ、なおせる?」
「ヒイラギ、フェニックスの尾羽、11インチ、美しくしなやかな杖・・・えっと、残念、なおせない。こんなんなっちゃうと、どーにもならん」
想定内ですが、やっぱりちょっとがっかり。ハリーはポーチに杖をしまいます。オリバンダーさんはそれをじっと見ています。
ハリーはまるほい邸で奪ってきた2本の杖をポケットから出します。
「この2本はどう思う?ぼくが使えるかな」
「クルミ、ドラゴン、しっかりした杖だ。12と3/4インチ、これはベラトリクス・レストレンジのものだった。こっちはサンザシとユニコーン、ちょうど10インチ、適度な弾力がある。ドラコ・マルフォイ君のものだった」
「"だった"?」
「きみが取り上げたのなら、おそらくもうきみのものだろう。取り上げ方にもよるし、杖が決めることだが。杖は持ち主を選び、ときに、持ち主を変える。勝ち取られた杖は、その勝者を新たな持ち主として選ぶものだ。杖の所有権は、繊細な法則に支配されているが、力で奪い取った杖は、たいてい新しい主人に頭を垂れる」
なるほどー、杖を研究し伝承する者(杖職人)はこーゆー原理を知ってるんですね。
「たとえ杖に選ばれなくても、もちろん使うことくらいはできる。でも本当の力を最大限に発揮するには、杖と持ち主は強く結ばれていなければならない。杖と持ち主、お互いが経験を積み重ね、杖は魔法使いから学び、魔法使いは杖から学ぶ。そーゆーもんなんだよ」
ロンもオリバンダーさんに杖を見せます。
「チェスナッツ、ドラゴン、9と1/2インチ、私が誘拐されてすぐにピーター・ペティグリューのために作らされた脆弱な杖だ。きみが勝ち取ったのであれば、きみの言うことを聞く」
「その法則ってすべての杖に当てはまるの?」
「私はそう考えてるよ、ミスター・ポッター」
「ってことは、必ずしも前の持ち主を殺さなくても、奪いさえすれば新しい所有者になれるってこと?」
「・・・なんておそろしいことを・・・"殺し"など必要ではない」
「でも、伝説は?ある杖が、複数かもしれないけど、手から手へ、殺人によって受け継がれてきた、そーでしょ?」
ドキドキする質問です。額の傷跡もめちゃめちゃ痛い。ヘビ男は、ついに動こうとしている。
「・・・その杖は、1本だけだ」
オリバンダーさん、青ざめてます。何か、とても怖れている。
「そしてその杖を、ヘビ男は欲しがった」
「・・・なぜだ・・・なぜそれを知った?」
「ヘビ男はまずあなたから、兄弟杖の弱点を克服する方法を聞き出そうとした」
「私は・・・私は・・・拷問されて、知ってることを話すしかなかった、わかってくれ」
「わかってます。それはわかってる。で、あなたは誰かに杖を借りればいいっておしえた。けれどそれはうまくいかなかった。ぼくの杖は、その"借り物"もやっつけた。どーしてなのか、理由はわかりますか?」
ハリーがあまりにも知りすぎているので、オリバンダーさんびっくりです。ほとんど怖がって、震えながら、わからないと言います。
「ヘビ男は、ぼくの杖が"借り物"もやっつけたからすごく怒って、伝説の杖のことをあなたに聞いたんでしょ?」
「・・・なぜそれを知っている?・・・ヘビ卿は私の知識のすべてを欲しがった。"Deathstick"(死の杖)とか"Wand of Destiny"(運命の杖)とか"The Elder Wand"(ニワトコの杖)とか、いろいろ呼び名のあるその杖について」
これには、信じてなかったハーちんがびっくり。
「ヘビ卿はかつて、私が作った杖に満足していた。イチイ、フェニックスの尾羽、13と1/2インチ。兄弟杖のあの現象に出会うまでは。今はより力強な杖を探している、それを使えば、おまえを倒せると思っている」
「でも、どうせもう兄弟杖は存在しないって気づかれちゃう。"Priori Incantatem"・・・ハーちんの杖、まるほいんちに置いてきちゃったもん、調べられたらバレちゃうよ、ハーちんの杖がぼくのを破壊して、その後修理しようとしたって」
またしても罪悪感に駆られるハーです。
「ヘビ卿は、おまえを倒すためだけにニワトコの杖を探しているわけではない、ミスター・ポッター。その杖の所有者になれば、本当の意味で無敵だと信じているんだ。しかし、ニワトコの杖の所有者は、常に襲撃を怖れるようになる、そーゆー運命だ。ま、それがヘビ卿の持ち物になったら、実際問題、太刀打ちできないだろうけど」
ハリーは突然思い出します、初めてオリバンダーさんに会ったとき、あんまり好きになれないなって思ったんだっけ。そしてそれは今も変わらない、"わるもんがニワトコの杖の所有者になったら"という考えを嫌悪しながら、同時に魅了されているように見えるんですね。強力すぎるその杖をわるもんが所有したら大変、でも研究する立場から見れば、たしかに魅力的な杖です。
「ニワトコの杖を受け継ぐために、必ずしも殺人が条件かどうかはわからない。しかし歴史は血塗られている。あまりに魅力的なために魔法使いたちが殺人も厭わないほどに追い求めた結果というだけかもしれないが・・・」
「オリバンダーさん、ヘビ男に、グレゴロヴィッチが今のニワトコの杖の持ち主だっておしえたんでしょ?」
オリバンダーさん、驚愕のあまり顔面蒼白をとーりこして真っ青っす。
額の傷跡が焼ける。目を閉じると、まだ暗い(ここより北に位置するので)ホグズミードのメインストリートが見えます。
「遠い昔、噂が流れた。ニワトコの杖をグレゴロヴィッチが持っていると。私は、噂を流したのがグレゴロヴィッチ本人だと思っている。ニワトコの杖を調べつくした職人が作る杖となれば、バカ売れまちがいないしだから」
「オリバンダーさん、最後にもう1つだけ。"ですりーはろうず"って知ってますか?」
あれれ?オリバンダーさんはきょとんとしています。ハリーはその表情を見て、演技じゃないと考えます。「どうもありがとう。もう休んで、オリバンダーさん」

ふたりとの面会は終わりです。ダイニングキッチンでは、ビル、フラー、ルナ、ディーンが紅茶を前に座っています。そして顔を上げてハリーを見る。
ハリーはうなずき返しただけで、そのまま庭へ出ました。ドビーが眠っている赤土のお墓までやってくると、ロンとハーに向き直ります。
頭がかなーり痛い。押し寄せるイメージから心を閉ざすのに一苦労です。もう、とても疲れたよなぁ。でも、あと少し。ほんの少し、激痛に耐えて、ロンとハーに説明しなきゃ。
「ずっと昔、グレゴロヴィッチがニワトコの杖を持ってた。だからヘビ男はグレゴロヴィッチを捜してた。でも、居場所を突き止めたときにはもう、グレゴロヴィッチは何も持ってなかった。グリンデルバルドに盗まれたんだよ。グレゴロヴィッチが所有者だってことをどーやってグリンデルバルドが知ったのかはわからないけど。噂を流したりしたんなら、知るの簡単だっただろうし」
ホグスミードを抜け、ホグワーツの校門に立つヘビ男が見える。
「グリンデルバルドは自分が無敵になるためにその杖を使った。そしてグリンデルバルドが頂点に立ったとき、ダンブルドアにはわかったんだ、彼を止められるのは自分しかいないって。ほんでグリンデルバルドと決闘してやっつけて、ニワトコの杖を奪ったんだよ」
「ダンブルドアがニワトコの杖を持ってたってこと?ほんなら今どこにあんの?」とロン。
「ホグワーツ」
ハリーさん、そろそろ体力の限界っす。
「んじゃ早く行かなきゃ!ハリー、今すぐ行って、ヘビ男より先にみつけなきゃ!」
「もう間に合わない。ヘビ男は今ホグワーツに着いたよ」
ハリーさん、倒れそうですよ。
「ハリー!いつから知ってたんだよ、なんで時間を無駄にしたんだ!なんでグリップフックと先に話したんだってば!ほんとはもっと早く行けたんじゃんか!今からだってさ、行こうよ!」ロンの声、ほとんど怒ってます。
「違う。ハーちんが言ったとーりなんだよ。ダンブルドアは杖の取り合いを望んでない。彼はぼくに、ホークラックスを見つけろって、それがダンブルドアの求めたことなんだ」
ハリーさん、とうとう芝生に膝をついてしまいました。
「ほんなこと言ったって、無敵の杖じゃんよー!」

地平線の彼方から、朝陽が昇る。湖に向かって、すべるように進んで行くぜ。横にいるのはスネイプだぜ。
「ほなまたあとで、城でなー。今はひとりになりたいねん」
スネイプさんは頭を下げて踵を返します。黒いマントがなびいている。
ゆっくり歩く。スネイプの姿はもうありません。Disillusionment Charmを使うと、自分にも自分の姿が見えなくなりました。そして湖のほとりを歩き続ける。愛すべき城が見えます。最初に手にした王国、ホグワーツ。
湖のほとりの白い大理石の墓が、懐かしい風景を無駄に汚している。この墓石を破壊して、それを手に入れる。その最後の偉大な所業に、イチイの杖はなんとふさわしいことか。
墓石が真っ二つに割れる。中には、生きているときと変わらず、背が高く痩せた遺体が布で覆われています。埋葬布がするりとほどける。半透明の、青白い顔。眼鏡も生前のようにかけられています。ざまーみろだ、ダンブルドアをあざ笑うっちゅーのはいと愉しーや。
胸の上で組まれた両手、そこに、それは固く握られていた。
老いぼれた愚かなじじぃや、大理石やとか自らの死で、あの杖を隠せるとでも思ったんか、あほんだら。
蜘蛛のような手が、その杖を無理矢理奪い取る。
杖の先からスパークがほとばしり、最後の所有者の亡き骸に降り注ぎました。杖は、新しい持ち主に仕える準備を整えたのです。

【メモ】

If you seek beneath our floors, a treasure that was never yours. Thief, you have been warned, beware. Of finding more than treasure there.
床の下まで探しても、宝は決しておまえのモノにはならない。泥棒よ、警告したぞ、気をつけろ。おまえは宝より恐ろしいモノを見つけることになる。
この懐かしい文章。"more than treasure"(宝以上のモノ)はもちろん地下に潜むドラゴンのことです。が、『DH』ではいったい何を指すことになるのかな。

心ゆくまでさるお、もんち!

2007年11月08日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 24 (1)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアーは、また号泣しながらドビーを送り、ハリーと一緒に、決意も新たに進みます。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

24:The Wandmaker

「ドビー・・・ドビー・・・」
名前を呼び続けます。テニスボールの瞳に夜空の星を宿したままその薄い胸をナイフに貫かれた友人の名前を、呼び続ける、もう戻って来ないとわかっていても、呼び続けます。
ビル、フラー、ディーン、ルナが集まってきました。ハーはロンに連れられコテージの中です。
ハリーは手を伸ばしてドビーの胸に刺さった銀のナイフを引き抜きます。そして自分の上着で、大切にドビーを包み込む。波の音が聞こえています。
ディーンはグリップフックをシェルコテージに運び、フラーもそれを追い、ビルがエルフを埋葬しようと言います。そうだね、そうしよう。
ハリーの額の傷跡は焼けるように痛いままです。ヘビ男がまるほい邸で、お仲間を罰しているのが見えます。そのヘビ男の強烈な怒りさえ、今はかき消されていきます。ドビーを失った悲しみのほうがとてつもなく大きい。
「ちゃんとしてあげなくちゃ。魔法は使わないよ」
ハリーはスコップで穴を掘ります。シェルコテージの庭の外れの茂みの間に、ドビーが眠るお墓を、たったひとりで一心に掘る。魔法なんか使いたくない。せめて自分の身体を使ってドビーを送らなければ、だめなんだ。汗が流れ、手のひらにマメができても、一心不乱に掘り続けます。命を救ってくれた友人ドビーを、できるかぎりの誠意で送ろう。額の傷跡が激痛だけど、かまうもんか。

そうです、ついにハリーは"Occlumency"を習得したんですね。
ハリーがシリウスの死に涙を流しているとき、ヘビ男はハリーの心に入ってくることができなかった。あのときと同じです。今、ドビーの死を悲しんで、ハリーは"Occlumency"を使っているんですね。"深い悲しみ"、ダンブルドアはこれを"愛"と呼んだけれど、この"深い悲しみ"がヘビ男を遠ざけている。
冷たく固い大地が、汗といっしょにハリーの悲しみを吸い込んでいきます。額の傷跡の痛みも消えていく。深く掘った穴の暗闇の中で、自分の息づかいと波の音だけが聞こえます。
ですりーはろうず、ホークラックス、ですりーはろうず、ホークラックス・・・
穴を掘るリズムに重なります。
ですりーはろうずを求める強烈な気持ちも、怖れも、喪失感も、消えていきます。そしてまるで平手で頬をぶたれたように、今、はっきり理解した、今夜、何が起きたのかを。ヘビ男が今夜訪れた場所、会った人物、それが意味することを。"Nurmengard"の塔のてっぺんの独房で、ヘビ男が殺害した人物が誰なのか、そしてその理由。
ワームテイルのことも頭をよぎります。ほんの一瞬情けをかけたために死んだネズミ男の運命を、ダンブルドアは見抜いていた。
ダンブルドアは、いったいどこまで知っていたのか。
ロンとディーンが戻ってきました。ハーは徐々に回復しているらしい。フラーが介抱してくれているみたいです。
ハリーは一瞬、「なんで魔法でカンタンにお墓作んないの?」と質問されるんじゃないかと身構えます。でも、そんなことない。ロンとディーンはそれぞれスコップ片手に、穴に飛び込みました。そして3人で、また一心に穴を掘る。

墓穴の底に横たえたドビーを、ハリーは上着で丁寧に包み直しました。ロンは靴と靴下を脱ぐとドビーの裸の足にそっと乗せました。ディーンは杖を振って毛糸の帽子をつくり、ハリーはそれをドビーの頭にかぶせ尖がった耳を優しく覆いました。
みんなが集まってきます。外套を着たビル、大きな白いエプロンをしたフラー、フラーの茶色い部屋着を羽織ってまだちょっとフラフラしているハー、フラーのコートを着ているルナ。ハーをロンが支えます。
ルナは屈み込み、ドビーのまぶたに優しく手を置き、その大きな目を閉じます。「これでもう眠っていいのよ」
最後にもう一度だけ、茂みの隙間に粗っぽく掘られた墓穴の中の小さな友人を見下ろします。ハリーさん、ほとんど泣き崩れそうです。
幾重も並ぶ金色のベンチ、荘厳な白い大理石の墓石、大臣も来て、輝かしい功績が朗誦されて・・・ドビーの命だって、ダンブルドアの葬儀みたいなのに値するのに。ほんとはもっとちゃんとやってあげなきゃいけないのに。

「言葉を贈ろうよ」ルナが言います。「ありがとう、ドビー、私たちをまるほい地下室から救ってくれてありがとう。あなたが死ぬなんて不公平。あなたがしてくれたことを忘れません。幸せに眠ってね」
「ありがとう、ドビー」「ありがとう」
ハリーも言います。「さよなら、ドビー」
ビルが杖を振ると、土がばっさりとドビーにかかります。そこは、赤土の、小さなお墓になりました。
みんなはコテージに歩き出し、ハリーはひとり残ります。
波に磨かれた大きな白い石を拾い上げ、枕のように、ドビーの頭があるあたりに置きました。そしてポケットの2本の杖の、短いほうを取り出して石に向かいます。こーゆーのはハーのほうが上手だけれど、ぼくが刻む。
HERE LIES DOBBY, A FREE ELF.
(自由なエルフ・ドビー、ここに眠る)

「・・・ジニーが休暇中でよかった。ホグワーツにいたら捕まっちゃってたよ」
ハリーがコテージに戻ると、ビルがみんなに話をしているところです。そしてハリーにも向かって、こう言います。「ウィーズリー家はミュリエルおばさんちに避難した。ロンがキミと一緒だって知られちゃったから、DEに狙われててさ。キミを責めてるわけじゃなくて、時間の問題だったんだ。パパもずっと前からそー言ってた。うちらって、最大の"裏切り者"一家だからさ。おばさんちには"Fidelius Charm"をかけてある。シークレットキーパーはパパ。ここ(コテージ)も同じだよ、ここのシークレットキーパーはぼく。もう仕事に行けないけど、今となってはそんなの大事じゃないしね。オリバンダーさんとグリップフックさんが回復したらおばさんちに連れて行こうと思うんだ。ここは狭いけど、彼女んちはでっかいから。フラーが"Skele-Gro"飲ませたから、グリップフックの足ももうすぐ治るし」
思いがけず、ハリーはこれに反対します。「だめ!ふたりと話があるんだ、大事なんだよ」ハリーの声は確信に満ちてしっかりしています。口調にも決意が表れています。
みんなびっくりして困惑顔です。
小さなキッチンで、血と泥にまみれた手を洗う。窓の向こうには海が広がり、シェルピンクとゴールドを混ぜたような朝陽が輝こうとしています。
もう、ドビーはおしえてくれない、誰がドビーをあの地下室に送ってくれたのか。でも、見たんだ、人の心を射貫くような、あの青く輝く瞳を。"Help will always be given at Hogwarts to those who ask for it." ホグワーツでたすけを求める者に、必ずそれは訪れる。
もうすぐ、ゴールはすぐそこまで近づいてる。
額の傷跡が疼きます。ヘビ男も同じ、核心に迫っている。
校長先生、あなたはロンにデルミネーターを与えた。わかってたんだ。ロンに戻る道をおしえたんだ。
校長先生、あなたはワームテイルのこともわかってた。彼の心に後悔のかけらが残っているって知ってたんだ。
校長先生、あなたはぼくの何を知ってる?
ぼくの使命は何だったの?探索?そーじゃなくて、理解すること?
ぼくの気持ちを知ってただろうか?どんなに辛かったか、知ってただろうか?あなたは、知っててこんなに難しくしたのか?

水平線から明るい光りが溢れ、太陽が昇る。
額の傷跡は怒っています。ヘビ男の見ている映像が、心の中に閃きます。見慣れた、懐かしい建物の輪郭。
ハリーは廊下に戻ります。「グリップフックさんとオリバンダーさんに話があるんだ。待てないんだよ、今すぐ話さなきゃ。プライベートで。ひとりずつ」ハリーは感情を出さず、とても事務的な口調です。
「ハリー、どーなってんだい?死んだハウスエルフと意識不明のゴブリンを連れて来て、ハーさんなんか拷問にあったみたいだし、何があった?ロンは一言も説明してくれないし」ビルも心配しています。
「言えないんだよ」ハリーははっきりと言いました。「ビルはオーダーだから知ってるでしょ、ダンブルドアがぼくたちにミッションを残したって」
ビルはじっとハリーを見つめ、そして言いました。「わかった。どっちからにする?」

ハリーは迷います。ホークラックスか、それとも秘宝か。
そして決めた。「グリップフック」
「ならこっち。おいで」ビルが歩き出します。ハリーは後ろを振り返り、「ロンちん、ハーちん、一緒に来て」と呼びかけます。ロンとハー、遠慮がちに様子をうかがってたんですね。ハリーに呼ばれてなんだかほっとしてるみたい。
「ハーちんだいじょぶ?あんなに目に遭ったのにあの筋書きを思いつくなんて、ハーちんってすげぇ」ハーが少し微笑みます。
階段を上がると、ドアが3つ。新婚さんの寝室に入ります。ここも海を望んで、朝陽を受けてキラキラと、こじんまりとしていい部屋です。
ハリーは海に背を向け窓辺に立ちます。ハーは椅子に、ロンは椅子の肘掛けに腰掛けます。
ビルはゴブリンを抱いて来ると、部屋を出てドアを閉めました。

【メモ】

"spade"はほんとは"鋤"(すき)です。日本語で鋤だとあまりに"農"の香りがするので、そしてこれは"スペード"の形の道具ということで、勝手にスコップと書きました。

"a small, reddish mound"
出たぁーっ!"赤いお墓"!これだったんすね、3つ目は!(詳しくはこちらをご覧ください)
ということで、さるおはこの時点でハグリッドが死なないことを確信します。Joが発売前に言っていたことの一部はこれっすね、きっと。

"Skele-Gro"、懐かしい!フラーはマダム・ポムフリーと同じことできるんすね、すごいなぁ。

"Help will always be given at Hogwarts to those who ask for it."
ダンブルドアが言ってました、一言も聞き漏らさないように、とてもゆっくりと、とてもはっきりと。"I will only truly have left this school when none here are loyal to me." 私は決してホグワーツを去らない、私に忠実な人間がいなくならないかぎり。

心ゆくまでさるお、もんち!

2007年11月06日

Liga 07-08 第11節 舌の根も乾かないうちにずっこけつつもバルサ2位浮上をよろこぶ(対ベティス)

さるおです。
フットボールは観ているぜ、とか豪語しておいて、舌の根も乾かないうちに、まさかの大失態のさるおです。(寝たのか)
11月5日の午前1時22分にエントリーしておいて、午前2時55分の試合をなぜか観ていないという(寝たのかよ)、あり得ない大失態のさるおです。
ついでに、べんじょむしはあぶらむしだったんじゃないかという、自信喪失と戦っているさるおです。ぴっぴっ。

それでも、かなり泣きながらですが、それでも、バルサ2位浮上。行くぜ、勝てるぜ、もう優勝だ!ぴっぴっ。
おらが村もぴたりとついて来てくれて、行くぜ、強いぜ、またチャンピオンズに出ようぜと、強く思います。右ひざ外半月板の損傷、ジュゼッペ・ロッシが6週間、ちゃんと治せな。さるおはロッシ、好きです。だから心配。まだ若いし。これからもぐーんと伸びてほしい選手っす。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:35| Comment(2) | TrackBack(2) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月05日

よい子のみなさん(よい子からのコメントがさるおの励みです。遅いけどちゃんとお返事書くからね)

さるおです。
さるおの日刊ヨタばなし★スターメンバーを読んで下さるよい子のみなさん、最近のさるおは生意気にも忙しく(あり得ない)、エントリーがはかどっていませんが、えっと、特にポッタリアンのよい子のキミ、数日中にまたすごい勢いで泣きながらツアー(さるお訳)を書き始めるので、どうぞよろしくお願いします。
フットボールも観るだけ観といて記事が遅れすぎなんですが、映画の話とかもたまってるんですが、とにかく、近々ね、元のペースに戻って以前と変わらずいろいろ書きます。

ということで、今日歌っていた歌はこれですよ。

べーんじょーむし ぴっぴっ
べーんじょーむし ぴっぴっ
べんじょむし ぴっ べーんじょーむし ぴっ
これまたコドモがべんじょむしっ

知ってる人はいますかね。(ふるえながら)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 01:22| Comment(26) | TrackBack(0) | 心ゆくまでさるお | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月04日

Liga 07-08 第10節 バジャドリードバルサ お願いだから、もっと走って(懇願)

さるおです。
バルデスに、ミリート弟とラファ、左にシウビーニョ、右にプジョル。いやぁ、プジョル・ザ・右ラテラル、何度見ても感動だYO!
ややちん、イニ坊とシャビ、ロニ子レオ、先頭にぼやんちゃん。

前節もそーでしたが、なんとなくまずいなぁ、バルサ。すっきりしないゲームばかりやっている。
バジャドリーさんはチャンスを作りまくりっす。バルサDFは抜かれっぱなしです。しかもラファなんてじつは得意の"敵にフィード"(涙)、あんなゴール前で、そりゃもちろんぼっかーんとシュートを撃たれるわけで、今節ばかりはもう、バルデスよ、おまえが頼りだと、そーゆー感じで観るしかない。おかげで早々と16分にジョレンテ先制、プジョルも守りきれずです。
その後もジョレンテやシシにばんばんと撃たれまくって、なんと43分になってはじめて、やっとこロニ子が同点弾。シャビのスルーパスを受けてロニ子がゴールに突進です。しかしまぁ、これが初めてのシュートだかんね(泣)。

実況さんは「プレッシングサッカー同士のぶつかり合い、中盤の争い」だとか言ってますが、それもまぁバルサが完敗なわけで、しかもぜいぜい前半までです。
後半は、えっと、なんちゅーか、機能停止。まずいよNE!

バルサの選手はね、みんなうまいんです。みんな強いんです。だけど、懸命に、労をいとわず走って初めてその才能は輝くわけで、今のままじゃだめだ。このままアウェイで勝てないなんて、だめだ。
つくづく、DFしっかりしろと、デコよ帰ってこいと、バルデスはビクトリーな男だったなと、思います。シャビとイニ坊を封じられたら、今のバルサには打つ手がない。前で待ってるレオになんとかしろっつったって、そりゃ酷だ。
おまえら、1ポイント稼いだなんて思うなよ、2ポイント失ったんだからな。
ちゃんとよそんちでも勝ってこい。

白組ね、10節はバレンシアさんちで1-5て気に入らねぇーなと思ってましたが(バレンシアは11節でマジョルカに勝って暫定2位かな)、とりあえず11節は、セビージャさんちで0-2ということで、天敵セビージャさんとは3戦3敗、すんばらしい。
今のうちに、バルサ勝て。(ベティスも心配なので涙ぐみながら)
おらが村のビジャレアルともアトレチコとも、ずっと今の距離感でいたいけどなぁ。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 14:05| Comment(0) | TrackBack(1) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

Liga 07-08 第9節 バルサアルメリア こーゆー"勢い"に負けがち

さるおです。
UDアルメリア、2001年創設、アンダルシアの港町のクラブです。つってもまぁ何もないところから突然発足したわけではなくて、アルメリアCFとポリデポルティーボ・アルメリアという2つのクラブが合併したわけです。2001年に3部ではじめて、なんと6年後にはプリメーラででっかいとことガチンコ対決。あんたら、すげぇ。
9節終わって、12位かな。8節までならもうちょっと上(9位)にいたわけで、悪くないっすね。ちなみにフエラで2勝してっし、悪くねぇ。
若いチームが、あるいはスモールクラブが、1部に上がってきてバルサみたいなビッグクラブに挑む、しかも敵地で。
っつったらもう、さるおの場合、大感動はまちがいなし。ええ、今まで例外なくそーですよ。
で、一方では、ややちんが戻ってくるぜと、ラファが戻ってくるぜ、ザンビーが戻ってくるぜ、ということで、これはこれで大コーフンなわけです。
ということで、カンプ・ノウへようこそ。

バルデス。
中央コンビはプジョルとミリート。これはもう作戦ですから。バルサ初体験のアルメリアのための、まさかの、動揺させる作戦。よし、パーマネントをかわしたぞ、シュートだ、と思ったらまた目の前にパーマネントがいる。おまえはさっきのパーマネントか、それとも別のパーマネントか、おれは幻覚を見ているのか。そーゆーことです、ぜったいに。
左にアビダル、右にザンビー。底にややちん。イニ坊とシャビ。
ロニ子を先頭に、左にティティ、右にジオバニ。
ずっといるほうのパーマネントはラファと、ややちんはグッディと、ロニ子はレオと交代します。

えっと、特に前半ですが、バルサはだめぽ。
ややちんからのボールをジオバニがぼかーんと、こぼれたところをティティがばーんと決めて1-0で折り返すわけですが、そんでもあんまりよくない。というか、アルメリアさんがね、元気すぎる。いや、さるおが待ってたのはまさにこれであって、いいんだよ、アルメリアは元気で。素早く寄せてきて、ボール獲ったら前を向く。迷いがないです。ばんばんチャンスを作って、ばんばん撃ってくる。真っ向勝負に来ました。いいサッカーやるなぁ。
そーゆー勢いにね、負けちゃうわけですよ、バルサは。
もっとガツガツとね、"one for all"の気持ちで泥臭いプレーを、ちゃんとやらにゃいかんのに。
後半5分、フェルナンド・ソリアーノからアルベルト・クルサトのヘッド、すごかったっすねー。その後の11分、ロニ子のオーバーヘッドも一瞬沸きました。イニ坊のシュートを弾かれたと思ったらジオバニがうりゃぁーっとか、見どころはありつつ、2点目はPK、レオです。

とにかく、3戦ぶりに失点なしで勝ってるわけだから、素晴らしいんだ。これでいいんだ。
だけどなんだかすっきりしないっすねー。さるおのデコがいないからだYO!
レバンテ戦でハットトリックのティティ、ちゃんと楽しんでるか?もっと大爆発してくれYO!
そして、レオに宝物を返せや、レオのために、バルサのために。さるおのためにもくれぐれもお願いします。

さるおの記事が遅れている間に、もうミッドウィーク戦です。なんか忙しくて記事が追いつかないですが、必死こいて試合は観てます。
あー、UEFA杯も観たいなぁ、特にこーいうーやつがね、観たい。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:25| Comment(2) | TrackBack(2) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

07-08CLGL第3節 グラスゴーレンジャーズ対バルサ いいよ、0-0で、レンジャーズは好きだから、うん

さるおです。
勝てたはず。たしかにね、そーとも言える。でもまぁ、スコアレスはともかく、ドローっちゅーのは順当な感じします。
レンジャーズさんは好きです。ほんとはさ、実況さんが言ってたような筋肉サッカーは、バルサみたいなのと比べたらさるおはいまいちなわけです。さらに、守備に闘志を燃やして後ろの方にずらーっと並ぶようなのも、嫌いなわけです。が、レンジャーズさんはね、ハートだぜ、と思ってしまう。選手もだし、お客さんも。そこがとても素晴らしい。勝ったとか負けたとかよりもっと深いところで、レンジャーズさんは観客と繋がっている、そーゆー匂いがするわけです。すごく好きです。
そこへきて、さすが"筋肉"なプレーがね、身体丸ごと突っ込んで行くような、やっぱ身体張った守備とかね、感動するわけです。素晴らしいんだよ、あいつらは。

E組を三つ巴だと思ったことはありません。さるおは思ってたんだよ、四つ巴だって。レンジャーズさんはふんばるぜと。それどころか、チームが崩壊したリヨンさんが心配でした。で、蓋を開ければ、バルサとレンジャーズが並んで走っている。
バルセロナ     (勝ち点7)
レンジャーズ    (勝ち点7)
リヨン       (勝ち点3)
シュツットガルト  (勝ち点0)

かっこいぞ、おまえら。ふんがー。

で、バルサは、もう真ん中で見慣れているプジョルを右。なんかちょっと嬉しかったりして、プーちんがラテラルちゅーのは、今となれば新鮮(笑)。股抜きとか繰り出して、点獲る気まんまんだし。ド迫力でぐわぁーっとサイドを駆け上がるわけですよ。ばんばんとクロスを放り込むわけですよ。むははー。かっこええ。ザンビーが戻ってきたらまた真ん中に戻るのは必至なわけで、やっぱ嬉しい、サイドにいるプジョルを見られるのは。
デコの代わりはグッディっす。これもちょっと嬉しかったりして。グッディ、開始早々から猛アピール。むははー。

凄まじい守備力に阻まれて0-0、どーにもなりませんでしたが、次はカンプ・ノウなので、勝ちますよ、レンジャーズさん。
でもまぁ、トーナメントに行こうや。な。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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