2008年01月05日

さるおのハリポタツアー Harry Potter and the Deathly Hallows Chapter 31 (2)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、さるおのハリポタツアーは、この章を読み終わったとたんに号泣しながら、ちっくしょう、さるおが必ず敵討ちしてやるぞと、あまりの淋しさと悔しさに震えながらも、鼻息荒いっす。
『DH』の完全ネタバレです。コメント欄も含めて、すごーくご注意ください。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

ミッドナイトまであと5分。
ハリーは考え続けます。
王冠は発見されていない。いつの時代も宝探しは失敗に終わった。ってことは、レイヴンクロウ・タワーに王冠があるはずないよ。でも、レイヴンクロウ・タワーでないなら、いったいどこにあるんだろう?
ハリーが歩いていると、なんと驚くことにぼっかーんと廊下の壁が砕け、なんだかでっかいモノが外から飛び込んできました。
「ハグリッド!」うはー、ファングも一緒です。ハグリッドは砕けてできた壁の穴から校庭に向かって声をかけています。「いい子だ!グロウピー!」うはー、弟さんもご一緒っすね。ハリーも校庭を見下ろします。すると、閃光が飛び交い、叫び声が聞こえる。真夜中になったんだ、バトルが始まってしまいました。
聞けばハグリッドは、ホグズミード村に近くの、弟さんと一緒に隠れていた山の洞窟で、ヴォルディの声を聞いた。真夜中までにポッターを渡せっちゅーから、こりゃバトルが始まるぞと、ハリーも城にいるんだなと、駆けつけてきたわけです。で、弟さんに「あんちゃんを城に入れてくれ」って頼んだら、グロウプはハグリッドをぶん投げてくれたわけです(笑)。
ハリーとハグリッドは廊下を走り出します。ファングもしっかりついてきてます。
「どこに向かってるんだ、ハリー?」
「わかんない!」
でもきっと近くにロンとハーがいるはず。

最初の犠牲者が倒れています、ってこれは職員室を守っている1対の石のガーゴイルですが、何かの呪文でぱっかり割れて、床に転がってるわけです。「ちょっと失礼」と声をかけながら乗り越えて行きます。
ハリーはガーゴイルのちょっとおっかない顔を見て、ラブグッド家のおかしな飾りをかぶったロウェナ像を思い出し、タワーの王冠をかぶったロウェナ像を思い出し、ついでに、年とった醜い魔法使いの像が頭部だけハリーでカツラと王冠をかぶっているところを想像し・・・あーっ!!!わかったぁーっ!!!
ロウェナの王冠が、ヴォルディのホークラックスが、どこにあるかわかっちゃったぁーっ!
トム・リドルは、ホグワーツの秘密の場所を知ってた。そしてそこは自分しか知らない、他の誰も入れないって思ってた。優等生のダンブルドアやフリットウィックは立ち入らない、秘密の場所。ほくはそこに入ったことある、だって必要だったから、そこしかなかったから。
我に返ると、スプラウト先生がネビルと5、6人の生徒を引き連れ、でっかい鉢植えを抱えて猛ダッシュで通りすぎます。「マンドレイクを食らわせてやるんだ!」肩越しにネビルが叫びます。
ハリーも走り出す。ハグリッドとファングも一緒です。戦況を伝え合う肖像画の列の前を走る。
突然、誰かの呪文で巨大な花瓶が割れて砕け散りました。これにびっくりしたのは怖がり屋さんのファングちゃん、走ってっちゃいましたよ。ハグリッドが追いかけて行きます。
ハリーはまたひとりになっちゃった。でも立ち止まってられません。杖を構えて前に進みます。
"Braggarts and rogues, dogs and scoundrels, drive them out, Harry Potter, set them off!"
今日も勇ましいカドガン卿、ハリーにしっかりせえやと喝ですわ。これは訳したら、「ほら吹きと詐欺師ども、裏切り者と悪党ども、やつらを追い出せ、ハリー・ポッター!」って感じっすかね。
ハリーが角を曲がると、そこにいるのはフレッド・ウィーズリー、リー・ジョーダン、ハンナ・アボット、他数名。みんな杖を構えて、通路を封鎖しているんですね。あちこちで起こる爆発の衝撃で地震のように城が震えてもへいちゃらのフレッド、「楽しい夜じゃん!」と上機嫌っす。
フレッドたちを通りすぎて別の角を曲がると、ふくろうたちとミセス・ノリスも大騒ぎです。

「ポッター!」
そこに声を掛けてきたのは、アバフォース・ダンブルドア。「うちのパブが超満員だぞ、おめ、こら。おまえを渡さないからってバトルんなってんだろ、そんなことはわかっとる、耳は聞こえてるんでね!ぼうず、スリザリン生を人質にとったか?DEの子供たちだ、押さえとけば役に立つ」
さるおはここ読んで思いましたよ、そうだよ!失敗したぁー!と。
ところがハリーさんは言うことが違いますわ。「それじゃヘビ男は止められない。それにあなたのお兄さんだったら、そんなことしないもん」
そしてまた走り出します。
そこでついに、ロンとハー発見!ふたりは重そうなでっかい荷物を抱えています。
「どこに行ってたんだよぅ!」と怒りそうなハリーに、ふたりは話します。
「Chamber of Secrets(秘密の部屋)に行ってたんだ」
「ロンちんが思いついたのよ、すごくね?ハリーがいない間にできることやっとこうよって言ってさ、ハッフルパフのカップをどーにかしよーと思ってさ、そしたらロンちんがバジリスクの牙があるじゃんって!あそこに入るのに、ロンちん、ヘビ語しゃべったんだから!」
「モノマネだけど。ロケット開けるときにハリーが言ってたやつ、よくわかんないけど、音真似してシーシー言ってたら開いたんだ」
「ロンちんて、すごくね?」
「ハーちんもすごかったよ!カップを刺して壊したの、ハーちんなんだ!」
「ぐわぁーっ、すげぇ」ハリーさんびっくりです。「ぼくもわかったんだ、王冠のある場所。ぼくが去年、薬学の教科書隠したとこだよ、何世紀にも渡っていろんな人が"隠し場所"にした部屋なんだ。やつはそこなら見つからないって思ったんだ」
トリオは再びRoRにやってきます。
で、ジニーだけがお留守番かと思ったら、また増えてるー。なんと、トンクスとオーガスタ・ロングボトム参上!病院で見たことあるからね、すぐにネビルのばあちゃんだってわかります。
オーガスタばあちゃんが「ポッター、戦況はどうなってるの?」と早速聞いてきます。「私で最後よ。通路は閉じたわ。アバフォースもこっち来たし。うちの孫はどこ?」
ハリーはじつは戦況はわからないわけです。「戦ってるよ」と答えます。
「ならよろしい。私は孫の手伝いに行くわ」
するとオーガスタばあちゃん、目にも留まらぬ素早い動きで部屋を出て行きました。やっぱこのばーちゃんスゴ腕だわー。
実家でベビーを守ってるはずのトンクスも「リーマスはどこ?」とだんなをたすける気満々。ハリーから校庭にいると聞くとすっ飛んで行きます。そしてジニーも、抜け出すチャーンス!ということでトンクスを追って行っちゃいました。ほらね、勇敢で強い女の子は止めたって無駄。
ジニーを呼び止めようとするハリーですが、そのときロンが言いました。「そーいえば、ハウスエルフのこと忘れてる!きっとまだキッチンにいるよ」
「戦えって言うわけ?」と聞くハリーにこう答えます。「違うよ、逃げろって言わなきゃ。ドビーみたいな目に遭わせるわけにいかないよ、ぼくらのために死ねなんて言えない」
この言葉を聞いたハーちん、感動のあまり運んできたバジリスクの牙をほん投げてロンに抱きつき、チュッチュチュッチュです(笑)。ロンもそれに応えちゃったりして、ハーを抱き上げチュッチュチュッチュです(笑)。
「こんなときにチュッチュチュッチュしやがってー」と怒るハリーに、"I know, mate, so it's now or never, isn't it?" わたくしはロンちんが大好きですね。これは「戦闘中でしょ、わかってるってば、今やらなきゃ二度とない、だろ?」ですね。
でまぁ、現実はチュッチュチュッチュしてる場合じゃないわけで(爆)、トリオは急いでRoRからいったん出ます。城中が揺れ、埃が舞い、校庭を見下ろすと、赤と緑の閃光がもうすぐそこで飛び交っている。DEはもうすぐ城に突入しそうです。グロウプも大暴れしてます。横を見ると、ジニーとトンクスは上から校庭のDEめがけて呪文をぶん投げまくっています。ジニーはかなりの腕前っすよ。
「お嬢ちゃん、うまいぞ!」と灰色の髪をなびかせてすっ飛んできたのはアバフォース爺。「城の北側があぶない。やつら、巨人族を連れてきたぞ!」そしてトンクスに「だんなはさっきドロホヴの相手してたぞ」と告げます。トンクス、今度はジニーを残して行っちゃいました。
ハリーはジニーに動かず待っているように言うと、ってそんなの聞かないと思いますが、とにかく、"すべてが隠されている場所"を念じて3度廊下を歩き、ロンとハーを連れてRoRに入りました。

戦場のあらゆる音が消え、静寂に包まれた"隠し部屋"のRoRです。巨大なカテドラルのようで、そびえ立つ棚で通路が仕切られた、街のような規模の迷路です。トリオは、去年ドラコが使ったVanishing Cabinetの前を通りすぎ、奥へ奥へと向かいます。念のためにハーが"Accio Diadem!"を試しますが、効かないところをみるとここにはグリンゴッツと同じような魔法がかけられているんですね。
「手分けして探そう」ハリーは、カツラをかぶったおじいさんの石の胸像が王冠をかぶっている、そしてそれは自分がかつて教科書を隠したカップボードの上にあると説明します。
どんどん奥へ進みます。ロンの気配もハーの足音も聞こえません。自分の息遣いだけが大きく聞こえます。近くにあるはずなんだ・・・
すると、あったぁーっ!古びて変色した華奢な王冠が、思った通りの場所にありました。
王冠を取ろうと手を伸ばすハリー。ところが後ろから声がします。「ポッター、そこまでだ」
振り向くと、まさかのスリザリン・トリオ登場。杖を構えるクラッブとゴイルの間でドラコが言います。
「杖を返せ」
「やだ。もうおまえんじゃないもん。勝者が所有者なんだもん。おまえこそ、誰の杖借りて来てんだよ」
「おかあちゃんの」素直に答えるドラコ君ですね。
ここにきてスリザリン・トリオに囲まれるとは思ってなかったハリーですが、笑ってこう言います。「ヴォルディと一緒にいなくていいの?」
返事をしたのはクラッブです。「戻ってきたんだ。おまえを捕まえて引き渡す。そしたら褒められるから」
「あ、それいいね。ところで、どーやってここに入ったの?」かなんか言ってチャンスを伺うハリーさん。
「去年なんかほとんど丸1年、ここに住んでようなもんなんだから、そんなの知ってるぞ」またまた素直なドラコ君。
「廊下に隠れてたんだ。今じゃもう"Diss-lusion Charms"くらいできるんだぞ。そしたらおまえらが来たんだ!で、"Die-dum"って何だ!」どこまでも素直でどこまでもアホなゴイル君。
"Descendo!"
クラッブが鞭のように杖を振るとガラクタの山がガラガラと崩れ始めました。ロンがいるかもしれないあたりを直撃しそうです。
"Finite!"
今度はハリーが叫びます。
「やめろって!王冠とかゆーのが埋まっちゃうだろ!」
王冠の意味するものはわからないけれどもしかしたら重要だと思うドラコはクラッブを止めようとしますが、同等にやはりアホなクラッブに言わせれば、"Die-dum"がどーしたと、それどころか、生け捕りが無理ならポッターが死んだってかまうもんかっちゅーくらいの勢いです。クラッブは、ドラコの"腰巾着"でいることをやめようとしてるんですね、もう言いなりにはならないぞ、まるほい家は終わりだと、ドラコに反抗してみせるわけです。
"Crucio!"
すっかりワルなクラッブ君、今度はハリーを拷問にかけようとしますが、その呪文はおじいさんの胸像にヒット!胸像は落下し、はずみで王冠は放物線を描き崩れたガラクタの山のどこかに消えてしまいました。
「ポッターを殺すなってばー!」と慌てるドラコ。
「殺そうとなんてしてないじゃん。でもどーせヘビ男様がポッターを殺すんだ、今殺したってどーってこと・・・」
そこへ、深紅の輝きを放つ閃光が、ハリーをかすめてぶっ飛んできた。ハーがたすけに来ましたよ。クラッブの頭部を狙った正確無比なハーのStunning Spellです。ドラコがクラッブをひっぱり、間一髪です。
「穢れた血来たぁーっ!死ねぇーっ!AK!」
ハリーの視界の隅でハーがダイブ。うまくよけたけど、でも、大事なハーにAKだなんて、許せねぇ、ちくしょう。ハリーもStunning Spellで反撃っす。
必死でよけるクラッブがドラコを押しのけ、その拍子でおかあちゃんから借りたドラコの杖が手を離れます。
クラッブとゴイルは同時にハリーを狙っていますが、ドラコに止められ、躊躇した一瞬の隙に、"Expelliarmus!" ゴイルの杖も吹っ飛んで行きました。思わずゴイルは自分の杖を追いかけます。
ハーが再びStunning Spellを放った瞬間、ドラコはハーの射程圏内から飛び退きました。
ロンも駆けつけ"full Body-Bind Curse"をクラッブめがけてぼかん!惜しい!
クラッブは振り向きざま、今度はロンめがけて再び"AK!" こちらもギリギリでうまくよけました。ほんと、すっかりワルなクラッブ君ですな。
杖を失ったドラコは洋服ダンスの影に隠れています。そこに猛然と向かって行きながらハーちんがゴイルめがけてStunning Spell ぼかーん!当たったー!
戦ってばかりもいられないハリーさんは、近くのハーに「ぼくロンちんたすけに行く!このへんに転がってるから王冠さがしてー!」と言いますが、次の瞬間、ロンとクラッブが走るのが見えます。なんと、ふたりともモーレツな炎に追いかけられている。クラッブがロンに「熱いだろ、わはは」と、ということはこの炎の仕掛け人はクラッブなんですね。
慌ててハリーは"Aguamenti!"と放水開始。ところがこの水があっという間に蒸発しちゃう。火のほうがものすごいわけです。因縁の3対3は怒濤の逃避決戦に。
逃げろーっ!
ドラコは気絶したゴイルを引きずって懸命に逃げようとします。あれれ?ふたりを追い越して走るクラッブ、炎が手に負えなくなってしまいました。
それは、普通の炎ではありません。ハリーの知らない魔法です。生き物のようにトリオを追い、むさぼるように一面を焼き尽くします。燃える大蛇に、炎のキメラに、そしてドラゴンに姿を変えながら、牙をむき爪を立ててうねりのように襲ってくる。まさにインフェルノ。
スリザリン・トリオは視界から消えました。気がつけば、炎の怪物がトリオの周囲で円を描いています。絶体絶命、逃げ場はありません。
「どーすんのよー!」焦るハーちん。
ハリーはガラクタの山からほうきを2本つかみ、1本をロンに投げました。
ロンがほうきに飛び乗り、ハーちんと二人乗り。トリオは力いっぱい床を蹴ります。襲いかかる炎のモンスターをインチの差でよけながら、トリオは迷宮を飛んで行きます。
炎はみるみるRoRを焼き尽くそうとしています。もうもうと煙が立ちこめ、肺が焼ける。黒煙に遮られて出口は見えません。こんなふうに死ぬなんて・・・
「部屋を出るんだ!」ロンの叫ぶ声が聞こえます。
そのとき、聞こえました。たすけを求めて叫ぶ声が。ハリーは探していたんですね、自分たちを殺そうとした因縁のスリザリン・トリオを。
「無茶だ!キケンすぎるよ!」止めようとするロンをふりきり、ハリーは声の聞こえるほうへと引き返します。そして、ゴイルを支えて窮地に陥ったドラコ発見!ハリーは熱い炎の海へ急降下します。ドラコにもハリーが見える。ドラコは必死で手を伸ばします。手をつかんでも、汗で滑って引っぱれません。ゴイルと一緒じゃ重すぎる。
そこへ、ロンちん来たぁーっ!「もしぼくらがやつらのせいで死んだら、ハリー・ポッター、おまえをころーす!」 ほんと、わたくしはロンちんが好き。
ロンとハーがぐったりしたゴイルを引っぱり上げてほうきに乗せました。ドラコはハリーのほうきによじ登りました。
「ドアから出るんだ!」耳元でドラコが叫びます。
ドアなんて見えません。もう息もできません。ハリーはロンのほうきを追ってドアがあると思う方向へ飛んで行きます。そのとき目に入ったのは、炎に飲まれていくカップ、楯、輝くネックレス、そして色あせた王冠!
耳元で騒ぎ立てるドラコを無視して、最後にもう1度だけ、ハリーは鋭いヘアピンターンをして急降下!王冠が転がるのがまるでスローモーションにように見えます。炎のヘビに飲み込まれようとする王冠を、うりゃぁーっ!手首にひっかけたぁーっ!
ドアへ急げ!炎のヘビが追ってきます。ドラコが痛いほどにハリーにしがみついています。がんばれ、あと少し!

ドアをくぐると、空気がありました。吸い込んだ次の瞬間には、壁に激突。しかたないっす。
ロンもハーも咳き込んでいます。ゴイルは倒れたままです。ドラコも咳き込みながら「クラッブは・・・」と言いかけます。
「死んだよ」答えたのはロンです。
一瞬静寂が流れ、すぐに戦場の轟音が聞こえてきます。爆発音に続いて城が揺れ、叫び声が聞こえます。バトルは続いています。待っていろと言ったのに、ジニーはいません。
ハリーの腕のまだ熱い王冠。黒くすすけていますがよく見ると、"Wit beyond measure is man's greatest treasure."の文字が読み取れます。王冠は震えながら血のような赤黒い液体を流し、かすかな断末魔を残して手の中で2つに割れました。

「あの炎、きっと"Fiendfyre"よ、呪われた炎の魔法。ホークラックスを破壊できるレアな魔法だけど、あぶなすぎるよね。クラッブって、すごいの知ってんな」ハーちん博識。「これで、残すはナギニちゃんのみね」
そのとき、今までとは明らかに違う叫び声が近くで聞こえました。振り向くと、わぁー、DE城に入って来たぁーっ!なんと、フレッドとパーシーがそれぞれDEとガチンコ対決!ものすごい素早さで呪文をぶん投げ合い、あらゆる方向に閃光が飛び交っています。フレッドもパーシーも強い!DEとまったく互角っすよ。
トリオもふたりを手伝おうと駆けつけます。
パーシーの相手のマスクとフードがとれました。相手の顔を見たパーシーが言います。「こんにちは、大臣!辞めるって言いましたっけ?」そして呪文をぼかんと放つとシックネスを追いつめた!パーシーかっこええ!シックネスを小さなトゲトゲがいっぱいの"ウニ"にしちゃいました。
トリオのStunning Spellが3つ同時にフレッドの相手に命中!それと同時に、パーシーの声を聞いたフレッドは「パース、ジョークなんか言っちゃってぇー!」と心底嬉しそうにニコニコとパーシーと見つめ合います。

ぼっかぁーん!
それはフレッドが笑った瞬間のできごとでした。突然の大爆発。トリオもフレッドもパーシーも、気絶したDEもウニも、瓦礫と一緒に爆風で吹き飛ばされます。必死で杖を握りしめ、頭を腕で庇うのが精一杯。悲鳴と叫び声がこだまします。
煙が立ちこめ、あちこちが痛い。瓦礫に埋まりそうです。
冷たい風を感じます。大爆発の凄まじい破壊力で、城の壁がまるごと吹き飛んでしまいました。
頬を血が伝っています。
ひどく悲痛な絶叫が聞こえる。炎でも呪文でもない、それをはるかに超えた苦痛に満ちた、あまりに痛々しい絶叫。ハリーは立ち上がります。その叫び声が胸に突き刺さる。まさか。まさかそんな。
ハーも立ち上がります。
ふたりが見たものは、燃えるような髪の3人。吹き飛んだ壁に屈み込んでいます。ハリーはハーの手をとりました。
「フレッド!フレッド!」
パーシーが、フレッドを必死で揺さぶっています。すぐそばでロンが膝をついています。最後の笑顔のまま、フレッドの瞳は、もう何も見ていません。

【メモ】

"Diss-lusion Charms"は"Disillusionment Charm"ですね。背景と同じ色になって見えにくくなる、例のカメレオン呪文です。

またしても杖を失うドラコ、興味深いっすねー。

"Fiendfyre"は、止めることのできない呪いの炎。"止めることができない"ほどの破壊力で、ホークラックスを破壊することができます。
ハーは"Fiendfyre"がホークラックスを破壊することを知っていたと思います。けど、手に負えない、そんくらいにキケンだと言うことで今まで使わなかったんですね。
その炎が姿を変えるモンスターのひとつ、キメラ(キマイラ)。ギリシア神話に登場する伝説の生物で、ライオンの頭と山羊の胴体、蛇の尻尾ですね。

愛するフレッド、勇敢で知性に溢れて心優しいフレッド。ジョージを追いてくなってば。えーん、涙が止まりません。
この伏線というか、今思えば嫌な場面はたしかにありました。ケッコン式のこと話したり、組んだ相手がパパだったり。
ひどすぎるぞ、Jo。ドビーのときも泣きましたが、同じくらい泣いてますよ。

心ゆくまでさるお、もんち!


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