2008年03月29日

セヴルス・スネイプという人物

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、セヴルス・スネイプという人物が、きっともともと背負っているだろうモノについて考えてみたいと思います。
ネタばれエントリーなのでご注意ください。ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

夜行性で、ハイカラーの黒いマントを着て、血色の悪い白い顔をしてて、夜な夜な喉に噛みついては血を飲むモンスター、ヴァンパイア。
こんな感じに。(こちらでも確認できます)

セヴのイメージ.jpg

マントがひゅーっとなびいてます。歩いてるんじゃなくて、滑るように進んでる感じ。怖そうな人ですねー。
が、じつはこの絵はJoがノートに描いたものですよ、題材はセヴルス・スネイプさん。
そうです。さるおはずっとこれを気にしていました。つまり、スネイプさんは、そうなんじゃないかと。

『PS』にはこう書いてあります。
"You'll be g-getting all your equipment, I suppose? I've g-got to p-pick up a new b-book on vampires, m-myself." He looked terrified at the very thought.
リーキーコルドロンにて、初対面のハリーに向けたクィレル先生のセリフ。「入学準備の買い物に来たんですね。私は吸血鬼に関する本を買いましたよ」と、恐れている様子で言っている。
そして後にクィレル先生が職場で恐れるのがスネイプさんです。詰め寄られてしどろもどろになってます。クィレル先生は後に"弱いフリ"をしていただけだとわかりますが。
His classroom smelled strongly of garlic, which everyone said was to ward off a vampire he'd met in Romania and was afraid would be coming back to get him one of these days ... they had noticed that a funny smell hung around the turban, and the Weasley twins insisted that it was stuffed full of garlic, as well, so that Quirrell was protected wherever he went.
クィレル先生の教室はニンニクくせぇ。どうやら以前ルーマニアで遭遇した吸血鬼が追っかけてくるんじゃないかと恐れているようです。フレッドとジョージは、クィレル先生のターバンの中はニンニクがぎっしり詰まっていると思っています。
ニンニクで吸血鬼から自分を守ろうとしているわけです。
"Severus?" Quirrell laughed, and it wasn't his usual quivering treble, either, but cold and sharp. "Yes, Severus does seem the type, doesn't he? So useful to have him swooping around like an over-grown bat."
さらに、ハリーと対決するシーンでは"Mirror of Erised"の前に立ったクィレル先生がこう言います。「セヴルスはいかにも悪役やから、あいつが悪もんやと思ったんやろ。育ちすぎたコウモリみたいにうろうろしててくれて好都合やったわー」

『CoS』ではセヴルスが、ギルデロイへの「あいにくだな」というセリフを、"悪意に満ちた大きなコウモリのように、滑るように動きながら"しゃべっています。
"A bad idea, Professor Lockhart," said Snape, gliding over like a large and malevolent bat.

そして、さるおの疑問に対する"ほとんど答え"だ!と思う記述は『HBP』に出てきます。
スピナーズエンドのスネイプ邸に姉妹が訪ねてきたところです。
A sliver of a man could be seen looking out at them, a man with long black hair parted in curtains around a sallow face and black eyes.
戸口に立つ姉妹をカーテンの隙間からちらりとのぞき見る、長い黒髪と黒い瞳で顔色の悪い(sallow)男の姿が見えた。
They had stepped directly into a tiny sitting room, which had the feeling of a dark, padded cell. The walls were completely covered in books, most of them bound in old black or brown leather; a threadbare sofa, an old armchair, and a rickety table stood grouped together in a pool of dim light cast by a candle-filled lamp hung from the ceiling. The place had an air of neglect, as though it was not usually inhabited.
姉妹は、入ってすぐの小さい居間に入った。壁が古い本で埋め尽くされたその部屋はまるで、暗い安全保護室(壁にクッション材を張って患者が暴れてぶつかっても安全なようにした部屋のこと)のようだった。天井からぶら下げられたキャンドルの薄明かりが届く範囲に、すり切れたソファー、古いひじ掛け椅子、がたつくテーブルが置かれていた。その居間は手入れされておらず、普段使われていないようだった。
Snape poured out three glasses of blood red wine and handed two of them to the sisters.
スネイプは3つのグラスに、血のように赤いワインを注ぎ、2つを姉妹にそれぞれ渡した。
But Snape had gotten to his feet and strode to the small window, peered through the curtains at the deserted street, then closed them again with a jerk.
しかしスネイプは立ち上がり小さな窓に大股で歩み寄ると、人気のない通りをカーテンの隙間からのぞき、そしてすぐにカーテンをさっと閉じた。

そうそう、顔色の悪い(sallow)セヴルス、いつだってそう紹介されていました。『PS』で"sallow skin"、『CoS』で"a thin man with sallow skin"、『PoA』でも『GoF』でもそうです。
『DH』ではホグワーツ入学前のセヴルス少年がすでに"sallow, small, stringy"(血色が悪く小柄で痩せた)だったこともわかりました。
He flapped after the girls, looking ludicrously bat-like, like his older self.
セヴルス少年は、オトナになったときの彼と同じ、滑稽なコウモリのように、少女たちを追って大きすぎるコートをバタバタとはためかせた。
顔色が悪い、つまり白い顔、これはヴァンパイアのイメージで、なんとなく、ご飯食べてないからかな、と思ってしまう。そうです、吸血鬼は普通の食事をしません。では、ハリポタにセヴルスの食事のシーンがあるかというと、ないんです。食事の席にいても、"食べる"という描写がない。
『PoA』ではクリスマスのディナーに同席してます。シビル・トレローニーがセヴルスとミネルバ女史の間の椅子に座ろうとして、13人になっちゃうと騒ぎ出すシーンです。でも、セズルスが"食べた"とは書いてない。
それどころか『OotP』では、騎士団指令本部となったブラック邸のディナー前のオトナの会話を、ハリーたちがフレッドとジョージの発明品"Extendable Ear"を使って盗み聞きしようとして憎たらしいスネイプも騎士団だと知るシーンで、なんとロンがこんなことを言ってます。"Snape never eats here, thank God."(スネイプは絶対ここで食わないんだ)と。
シリーズで唯一、口にモノをいれるのが上述の"血のように赤いワイン"です。
姉妹とのこの会合場所はずいぶん薄暗い。カーテンを閉めきった暗い家に住んでいるのがわかります。そして職場のオフィスと教室は日の差さないdungeon(地下牢)です。映画『PoA』でスネイプ先生がリーマスの代役を務めるDADAのクラスの始まりにはぞくぞくしましたよ。黒いマントをなびかせて、教室のカーテンを閉めて歩くセヴルス、ヴァンパイアそのものじゃないか。暗いところが大好きなんですね。

『HBP』にはまだあります。non-verbalの魔法を教えるセヴルスが、生徒の練習を見て回る様子が、"これまで以上に、育ちすぎのコウモリそっくり"だと。He swept between them as they practiced, looking just as much like an overgrown bat as ever...
この表現を言葉通りに受け取れば、セヴルスはどんどんコウモリになってきている(笑)。
そしてついに『DH』では、こうなります。
With a tinge of horror, Harry saw in the distance a huge, batlike shape flying through the darkness toward the perimeter wall.
飛んだーっ!
ダンブルドアのときとは違って彼は杖を持ったままだから死んでない。"スネイプ型に穴の開いた"窓際に立って外を見ると、遠くに巨大なコウモリのようなシルエットとなってセヴルスが闇夜を飛んで行くのが見える。

さるおはそうだと信じています。
Joは「違う」というよーなコメントをしてたと思いますが、それでもさるおは信じています。信じずにはいられない。セヴルスはヴァンパイアだと。
ママさんはヴァンパイアとの混血で、セヴルスにもその血が流れているのではないか。1/4でも、1/8でも、1/16でも、きっとその血は強力で、薄まってもヴァンパイアとしての性質が消えてしまったりはしないはず。
そしてもしこれが当たっているなら、セヴルスはもともと空を飛ぶことができたかもしれません。ヴォルディに教えてもらわなくても。

さて、最後に、『PoA』に描かれた重大なあのできごとについて考えてみます。
When the bell rang at last, Snape held them back. "You will each write an essay, to be handed in to me, on the ways you recognize and kill werewolves. I want two rolls of parchment on the subject, and I want them by Monday morning."
終業のベルが鳴ったとき、スネイプ先生は去ろうとする生徒を引き止めてこう言いました。「宿題。ウェアウルフを見分けて殺す方法について、各自レポートを書くように。羊皮紙2ロール分。月曜の朝までに提出しろ」
そうです。セヴルスはそれまでのDADAの授業の進み具合をすっとばして、生徒たちに"ルーピン先生の正体"に気づかせるためのヒントを与えます。
なんとこれに、リーマスは対抗してますよ!
"I was going to the library and do that vampire essay for Lupin."
ルーピンからの宿題のヴァンパイアのレポートを書くために、図書室に行こうと思ってたところ。これはハリーのセリフです。
"I'll come with you!" said Neville brightly. "I haven't done it either!"
ぼくも行く。まだ書いてないから。こっちはネビルです。
リーマスはまったく同じ仕返しをしたわけです。

セヴルスとリーマス、なんだかまるで、切り離せない1対の哀しい怪物同士のように思えてくる。
吸血鬼と狼男、人の心を持ったモンスター同士です。焦げついてこの世から消えた愛に命を捧げたヴァンパイアと、心優しいウェアウルフ。このふたりには、本で描かれなかった切れない絆があるような気がします。
憎まれながら誇り高く生きた吸血鬼と、愛されて幸せを求めた狼男。
なんと美しい対比。やっぱりさるおはそれを信じてます。
学生時代、ジェームズシリウスはセヴルスいじめに興じていた。でも、リーマスは、傍観者だった。それには理由があるんじゃないのか。その絆を、血を流す傷口を、お互いに知っていたんじゃないのか。

He certainly wasn't the only one who was sorry to see Professor Lupin go.
ルーピン先生が出て行くのを残念に思ったのはハリーだけではなかった。
"Wonder what they'll give us next year?" said Seamus Finnigan gloomily.
「DADAの先生、ウェアウルフの次はいったい何を連れてくるかな?」シェーマス・フィニガンが憂鬱そうに言います。
"Maybe a vampire," suggested Dean Thomas hopefully.
ディーン・トーマスは希望を込めて「きっとヴァンパイアだよ」とシェーマスに答えた。

そして後年、セヴルス・スネイプは本当にDADAの教諭になります。

セヴルスの最期は、なんとも哀しく暗示的です。
"Kill." There was a terrible scream. Harry saw Snape's face losing the little color it had left; it whitened as his black eyes widened, as the snake's fangs pierced his neck, as he failed to push the enchanted cage off himself, as his knees gave way and he fell to the floor.
ヴァンパイアが喉を噛み切るように毒牙に喉を噛み切られ、ヴァンパイアが命を得る血の海で、自分の血の海で息絶える。

アイリーン・プリンス(Eileen Prince)、セヴルスのママさんもまた、"a thin, sallow-faced, sour-looking woman who greatly resembled him."(息子そっくりに痩せて顔色が悪くしかめっ面)の女性でした。
Half-Blood Prince
セヴルスは自らをそう名乗った。
本当は、ハーフ・マグルという意味ではなくて、アイリーンから受け継いだヴァンパイアの血のことではないのか。だからアイリーンの旧姓を名乗ったんじゃないのか。
セヴルスの得意科目がポーション(魔法薬)だったのは、そのスキルが必要だったからかもしれない。後にリーマスの1年間をたすけたように。
つまり、もしかしたら、アイリーン・プリンスその人を指しているのかもしれないな。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2008年03月25日

Liga 07-08 第29節 バルサバジャドリー

さるおです。
コパ・デル・レイはもう、準決勝で敗退するというのが恒例になってまいりましたよ。
3失点て。4点獲るなら文句ねぇ。でも2点でしたね。負けましたね。はぁ。ほんとにどこまで勝負弱いんだか。
今のバレンシアはバルサ以上に火の車なはず。内側の雰囲気も悪いはずだしな。クーマンなんてふらんくりん以上に崖っぷち。
なのに、"バレンシアよりマシ"なバルサは負けました。
でも、負けたということは、バレンシアさんはとても強いということで、やっつけろ、マドリーを、と声に出すと例の呪いが効かなくなるので心の中で思っていました。
むははー。2-3でバレンシア。

で、バルサバジャドリーは4-1快勝!
白い人たちとの差は4、黄色い人たちとの差は2です。
まだいける。バルサが獲る。最後の最後まで、こうなったら泥試合だ。
快勝っつってもまぁ、4-4ぐらいのゲームでしたが(爆)。
2分と4分の逃したビッグチャンスの後、24分、ぼやんちゃんが左サイドからクロス!よっしゃ、来い、エトーの右足!うりゃぁーっ!ということで先制。
ちゅらさんとジョレンテが競ってたらわけのわからない笛を吹かれてPKなんか献上してしまい、ホナタン・セスマに決められて追いつかれたら、なんかしらんけど静かになってしまったバルサ。バジャドリーにまた持っていかれちゃうのかと思いましたが、後半はまたがんばりましたよ。
ヘルニア明けで戻ってきたややちんの浮き球パスをぼやんちゃんがポストプレーで白い悪魔へ!悪魔が2列目から呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン。で2-1。イニ坊のボールコントロールはうますぎる。
さらに後半17分、ぼやんちゃんがこぼれ球を押し込んで3-1。38分にはエトーからのパスを、またまたぼやんちゃん。
"レオの代わりはいない"ことは事実ですが、レオの不在を埋めて余りが出そうなぼやんちゃん。おまえすげー。

イニ坊がゴールしたよ、すげーよ、かっこええよ、やっぱおまえは白い悪魔だよ、とコーフン状態でふらふらと出かけたら、すごいラーメン屋を見つけましたよ。

匠イニ坊.jpg

その名も"匠イニ坊"。ここのご主人はバルセロニスタにちがいない。だって、たくみいにぼうだもん。おいしかったですね。

ベルナベウ・クラシコの日、先に並んでカンペオンを迎える、そんな屈辱を味わってたまるか。
さぁ今日も、特に絶不調の白い人たちとほんとは大好きな黄色いよい子たちを陥れておこうと思います。
いやー、つよい。まどりはつよい。つよいなぁ、ほんとつよい、つよいつよい。
おらが村も、つよい。つよいなぁ、つよい、つよいつよい。

心ゆくまでさるお、もんち!
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2008年03月23日

映画鑑賞感想文『バベル』

さるおです。
『BABEL/バベル』を観たよ。
監督は『21g/21グラム』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ((Alejandro Gonzalez Inarritu))。
出演は、ブラッド・ピット(Brad Pitt)、なんだかとっても"女優すぎて"怖いくらいのケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、すっかりゲバラなガエル・ガルシア・ベルナル(Gael Garcia Bernal)、役所広司、菊地凛子。

バベルの塔は旧約聖書に出てきます。古代メソポタミアの"神の門"バビロンに、「人間てすげー。神様くらいすげー。天まで届くかっこいい塔を造ろうぜ」とかなんとか言いながらかっこわるい塔をせっせと造っている人間を見た神様が、「おまえら生意気言いやがって、意志の疎通をできなくしてやるー」と、人間に違う言葉を話させるようにした、という話ですね。

えっと、『21g』と同じ話だと思いました(爆)。
登場人物がポールとクリスティーナとジャックから、モロッコ人、アメリカ人、メキシコ人、聾唖者、になっただけ。
この監督さんはじっくりと絶望を描いてさるお好みなんですが、えっと、あまりにも『21g』そっくりっすねぇ(汗)。

さるおが気になったのは、ブラピさん演じるアメリカ人がモロッコ人ガイドにお礼のお金を渡そうとするシーンです。アメリカ人がお礼をしようとしたことに感動してはいけないし、モロッコ人が受け取らなかったことに感銘を受けている場合でもない。
群衆に囲まれている状況で金を出す、タイミングの悪いアメリカ人のバカバカしさや、もし受け取ってたらモロッコ人ガイドがその後どーなるか、そーゆーことが大事っす。
あとね、ほとんど意味のない日本のシーンはなぜ必要だったのか、それがわかりません。もしも日本のシーンが大事だとすれば、それは映画が終わった時点から先の役所広司演じるヤスジローの行動であって、そここそを描いてくれないとなぁ。それともあれかな、「ハッサンだいじょぶかなー」と言ってみるだけ、それが日本人だということかな。

いやぁー、とにかく、アブドゥラさんの一家は大変なことになってしまいました。
無差別にてっぽうを撃ちまくるケーサツに追われる前の、のぞき見がどうこうっちゅー家庭内のゴタゴタ、あれもどーゆーつもりで描いたのかよくわかんなかったですが、この一家の物語を映画にするだけで充分に見応えあるおもしろい作品になったんじゃないか。

何も無理矢理"1丁のライフル"でつながなくてもなぁ。

ということで、えっと、すごいなと思ったのはオープニングのシーン。この作品で初登場のサイード・タルカーニ(Said Tarchani)君(アフメッド役)、あのシーンでスクリーンデビューはたいしたもんす。おまえすげーぞ。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月21日

SAW効果

さるおです。
今『SAW IV』のDVDをギラギラした目で観てるとこです。細かいところを見逃すと悔しいからな。
で、いろいろ謎なことを解き明かしてやろうと思います。SAWの時系列はどーなってるのかとか、細かい小道具も手がかりなんだとか、『V』はこーなのだとか、『VI』はこーなるのだとか、しまいには"7"という数がみなさん好きだろうになんで『VII』は無いのか、とか、余計なことまで見抜いてやろうと思います。(はりきりすぎ)

っちゅーくらいに面白くてハマるシリーズ作品なので、映画界における"SAW効果"はすげーっすよね。ビデオ屋行くとそっくりなジャケのなんだかわからない作品がずらーっと並んでるし。
SAW生みの親のコンビのね、”ビリー”という腹話術人形にベロをちょん切られそうな怖い映画、あれは明日公開
さらに、気づいたら、SAWシリーズのプロデューサーのマーク・バーグ(Mark Burg)さんが、またまた怖そうなのをプロデュースしてるやないですかー。『Chain Letter』という作品です。まだ撮り終わってないかもしれんですが、2008年公開。この手紙を10人に出すか、あるいは死ぬか、というゲームを最前列で観ている人は役名"Chain man"(笑)!すばらしい。のこぎりを使ったジョンのニックネームはジグソウでした。で、ジグソウさんも鎖が好きしたねぇ。で、チェーンレター。チェーンマンさん、鎖大好きみたいっす。
予告編をご覧ください。
"SAW効果"効きまくり。ブレアウィッチ的な雰囲気もありますが。
楽しそうっすねー。

心ゆくまでさるお、もんち!

2008年03月20日

映画鑑賞感想文『変態村』

さるおです。
『CALVAIRE/変態村』(THE ORDEAL)を観たよ。
ベルギー・フランス・ルクセンブルグの映画です。
監督・脚本は、またもや怖そうな『Vinyan』にとりかかっているファブリス・ドゥ・ヴェルツ(Fabrice Du Welz)。
出演は、マルク・ステヴァンス役に『POLA X/ポーラX』のローラン・リュカ(Laurent Lucas)、バルテル役に『BRODEUSES/クレールの刺繍』のジャッキー・ベロワイエ(Jackie Berroyer)、ロベール・オルトン役に『HAUTE TENSION/ハイテンション』で殺人鬼だった『CARNE/カルネ』のフィリップ・ナオン(Philippe Nahon)。

ぐちゃぐちゃに気味悪く意味不明におぞましい閉鎖的サイコ映画、ひゃっほーい!
なんだこの話は!と思ってびっくらこけましたね。監督さん、気は確かかと。
しかしまぁ、ぶっちゃけ、こりゃ『三枚のお札』っす。日本の昔話そのもの(笑)。
道に迷った旅人が一夜の宿を借りようっちゅーと親切に泊めてくれるんだけど、それだけじゃ済まない。逃がさないぞと、そーゆーことです。

閉鎖的も何も、完全に隔離された不思議な村が舞台。閉ざされたその村は、あたかも何百年も閉ざされた家のように、つまり近親相姦を繰り返した人々の館のように、常軌を逸した人々によってすっさまじい狂気を隠している。完全にイカレテますわー。
そこにやむなく現れる突然の来訪者マルク。彼だけがまともです。が、彼が引き金となって、恐ろしい狂気が加速していく。バルテルの、歪み切って異常に暴走した愛(支配)が襲いかかる。
何日も囚われてから彼は必死こいて逃げます。途中、氷の湖にその狂気を沈めて、ついに逃げる。

衝撃的なのは、序盤の、バルテルの忠告を無視して散歩に出たマルクが近くの村でものすごい光景を見てしまうシーンかな。

思えば、各地を巡るキャバレーシンガーのマルクがこの作品のオープニングでショーをしていた街、あそこも同じでした。そこがおもしろい!
彼が旅する先々には異常な人々が常にいる。彼の逃避行には終わりがないのかもしれんです。単なる狂気映画ではなく、"あるひとつの舞台で起きる呪われた惨劇"にとどまらない、連続する異常性。逃れられない倒錯。あの村が呪われているのではなく、彼が背負っているのだと、そこがええですわー。おもしろかったです。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:21| Comment(2) | TrackBack(3) | 映画の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月19日

Liga 07-08 第28節 アルメリアバルサ

さるおです。
やったぜデポルチボ(=やったぜバルサ)!リーガはもらった!
と今思えばまことに浅はかなコーフン状態で、バルサを応援しましたが、2-2ドローでまた2ポイントを落としましたYO!
強豪を破りまくっているアルメリアさんは強かった。
そしてバルサは弱かった。
セットプレーで点が獲れる vs セットプレーはどーにもならん、そーゆーのは好きじゃない。けどまぁセットプレーもなんとかしろー。
ぼやんちゃん、エトー、ティティ、シャビとかイニ坊とかグッディとか、がんばってましたが。
ロニ子の仮病疑惑もただの二日酔いなんじゃねーかとさらに深まり、号泣です。こんな弱いバルサを観ているのは苦しい。ま、CL獲った年だって、強かったわけじゃねーけど。
怪我人続出で、ややちんはチームに合流したらしいけどどーなのか、デコもラファもレオもだし、ジオバニもしばらく戻ってこないし、いちおうロニ子もあれだし、イニ坊とミリート弟とザンビーは次いねーし。

2位も、あれです、あれ。先週カンプ・ノウを沈めてくださったおらが村の黄色い人たちにあれされて、あれですよ。

あーあ、デコに会いたいなぁ。敵をすっ転ばしては謝りまくる、"いいときのデコ"に会いたい。その言い訳でいらぬ黄札をもらったりなんかする、"いいときのデコ"に会いたい。勝者のメンタリティだけががっつり詰まったデコに。

謝るデコ.jpg こんな感じに

ゲルゼンキルヘンに間に合ってくれー。無理されても困るけど。

2位もあれだと怯えつつ、あきらめねぇ。
いやー、つよい。まどりはつよい。つよいなぁ、ほんとつよい、つよいつよい。
おらが村も、つよい。つよいなぁ、つよい、つよいつよい。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 12:35| Comment(4) | TrackBack(2) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月13日

さるおの日刊ヨタばなし★スターメンバーは、よい子にもおじいちゃんおばあちゃんにも地球にも優しいブログを目指しています(涙) その3

さるおです。
自分の名前の仕掛け花火を澄んだ夜空にどーんと打ち上げる。ステキっすね。かっこええ。
よーし、さるおも、誰もがうっとりするような、素晴らしい花火をあげるぞー。ふんがー。

ふこう.jpg

読者全員ドン引き。
わけもなく涙が出ます。
よし、いい方法を思いついた。"さるお"がだめなら"さるおもんち"だ。

こうもん.jpg

読者全員さらにドン引き。
切ないですよね。ほんとうに。
泣き明かそうと思います。こーなったらヤケ食いだ。

みなさんも仕掛け花火ジェネレータで誰もがうっとりするような素晴らしい花火をあげようZE!

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 00:18| Comment(10) | TrackBack(0) | 心ゆくまでさるお | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月12日

07-08CL決勝T ベスト16(2nd.leg)インテルリバポ

さるおです。
本職CBのいないインテル。それでも豪華絢爛なインテル。とにかく味方に退場者を出してみるというインテルルールを守り抜くインテル(今回兄貴に続いたのはブルディッソ)。審判は敵、のインテル。
マテ兄さん、兄さんが戻ってくるまで、残っていてみせますよ、兄さーん!
と少し思いながらリバポを応援してしまったさるおです。
ほっぺの赤い北国の子みたいなフェルナンド・トーレスがホームでハットトリック2連発とか絶好調すぎてベニテスが"最強"と自画自賛のリバポ。そのエル・ニーニョとトップ下のスティーブン・ジェラードがあまりに相性いいのでシャビ・アロンソが産休(そーじゃねーだろ)という余裕をぶちかますリバポ。
インテルさんも攻めたけどなぁ。
振り返れば3-0という凄まじいスコアで勝ち上がったのはリバポっす。

イタリアはローマだけ。
スペインはバルサだけ。
ドイツはシャルケ04だけ。
トルコはピーコだけ。

アーセナル、りばぽ、マンU、チェルシー。
ベスト8中4つがイングランドなんて、元気っすねー、ここまでは。
次からは同国対決もありなので、潰し合ってほしいです。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:55| Comment(4) | TrackBack(2) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月11日

映画鑑賞感想文『不都合な真実』

さるおです。
『AN INCONVENIENT TRUTH/不都合な真実』を観たよ。
監督・脚本は『TRAINING DAY/トレーニング デイ』のデイヴィス・グッゲンハイム(Davis Guggenheim)。
出演は、アル・ゴア(Al Gore)

賛否両論あると思います。
地球温暖化は本当。わたしも何かできることをやらなきゃ。地球を守らなきゃ。
地球温暖化は本当。でも、プレゼンでは不都合なデータは隠しておくもの。壊滅的な状況にはならない。大統領になり損なったゴアは手法を政治から映画に変えただけで、やっぱり結局センセーショナリズムに走った政治だ。
あるいは、地球は温暖化などしていない。

これについてさるおがどう考えているかというと、これは非常に長い話になります(笑)。
人間が好き勝ってやりすぎなのは真実だと思う。けど、「地球を守るために何かしろ」というのは環境と引き換えに儲けている人に言ってくれ、さるおの小さな1歩はほんとに小さいぞ、やらなくてもいいくらいに、と思います、よく考えた末に。怒られそうですが(笑)、くれぐれも、よく考えた末に、です。

ところで、ものすごい完成度の高いプレゼンテーションで、衝撃的な映画なのは間違いない。このプレゼンというのはさるおにとってはとても懐かしい世界っす。リーマン時代、英語のプレゼンは日常的でしたねー。
アル・ゴアさんはうまい。ま、あたりまえなんですが。
立ち方、服装、姿勢、手の動かし方、目線、表情、話すスピード、語気、抑揚、あんたは完璧。惚れ惚れするようなプレゼンですよ。あーゆーふーにできないもんなんだよなぁ。
スティーブ・ジョブズ(Steven Paul Jobs)さんとかもうまい。ま、あたりまえなんですが。

ということで(なにが)、作品が提起する問題の中身についての考察はここではやめておきます。また別の機会にね。
もっともっと偏って情報不足で歪んだ啓蒙活動が山ほどある中、この作品(プレゼン)は価値があると思います。地球について、環境について、未来について、多くの人々が賛否両論持つことができたということに、この作品(プレゼン)は甚大なる功績を残したと思います。素晴らしいっすね。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:40| Comment(8) | TrackBack(8) | 映画の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月10日

Liga 07-08 第27節 バルサビジャレアル

さるおです。
おまえら、いったいどこまで勝負弱いんだ。
カンプ・ノウで1-2て。
またまたシャビのお世話になったのに。
レオのために勝つって言ったじゃねーか。
デコは試合直前に怪我らしいし。
攻めたけど、攻めたけどさ、ちゃんとボールは持ってたけど、何かが噛み合ってない。
ふらんくりんを筆頭に、テクニコのおまえら、なんとかしろ。

悲しみのあまりポエムのようになってしまいました。
タイトルは『テクニコのおまえらなんとかしろ』です。
マドリさんのおかげでしたけど、2ポイント差とかんなって元気出てさ、楽しかったです。
(泣きながら)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 21:40| Comment(6) | TrackBack(8) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月09日

『オースティン・パワーズ 4』みたいな『The Love Guru』や、いろいろ観たい映画がたくさんあります

さるおです。
これは絶対おもしろい。この人はそうとうバカに違いない。最高っすね、愛してますよ。観たいです。予告編をどうぞ
共演してるのはジェシカ・アルバ(Jessica Alba)さんやジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)さん。監督はマルコ・シュナベル(Marco Schnabel)。
マルコといえば『ミート・ザ・ペアレンツ(MEET THE PARENTS)』のAD、『オースティン・パワーズ/AUSTIN POWERS: International Man of Mystery』『オースティン・パワーズ:デラックス/AUSTIN POWERS: The Spy Who Shagged Me』のスタッフだった人です。

ベン・スティラーの『TROPIC THUNDER』も観たいし。
監督もベンがやってます。ベトナム戦争ですが、コメディ。ロバート・ダウニー・Jrさんと、なんとジャック・ブラックも出ているらしい。

ついでに、観たいかどうかももうよくわからないほどに強すぎるアンジーの最新作がこちらの『WANTED』です。
今ごろ公開になっているはずが、トム・クルーズの『Valkyrie』にぶつけるために夏公開に延期になったという、おそらく大変な力作。(ほんとか)
す、すごい、進化しすぎたララ・クラフト。こんなに強い人は見たことありません。イーサン・ハントもジェイソン・ボーンもかすむ強さ。アリスもリディックもかなわない強さ。チャーリーのエンジェルなら3人がかりで倒せるかな。(ふるえながら)
最近のこーゆーアクションモノは、アクションのいわゆる"名場面"の工夫合戦だな。『ダイ・ハード4.0(LIVE FREE OR DIE HARD)』でさ、大好きなジョン・マクレーンがさ、鉄砲の弾がもうないからクルマでヘリコプターを撃ち落とすってやつ、あれもおもしろかったしなー。
今回もアンジーがクルマに優男のジェームズ・マカヴォイ(James McAvoy)を乗せるとことか、おもしろいっすね。

心ゆくまでさるお、もんち!

2008年03月07日

07-08CL決勝T ベスト16(2nd.leg)あとはインテルリバポだけ

さるおです。
ほんとに今年はおもしろいなー。組み合わせの妙なのか、互角のゲームが多いっすよね。

ポルトシャルケ 1-0
トータルスコア1-1でくたくたに疲れながらも延長戦を戦い抜いてPK(1-4)でシャルケ。
応援してたのはポルトっす。かつてモウリーニョが「CLはポルトガルのチームのためにつくられていない」言っていたのを思い出しました。ホームで、こんだけ撃って、ここまでねばって、そんで敗退。悔しい。
シャルケさんは応援します。ベスト8おめでとう。次も勝てよ。

チェルシーオリンピアコス 3-0
トータルスコア3-0でチェルシー。
チェルシーさんは相変わらずあんまりおもしろくなかったので、えっと、オリンピアコス残念。ベレッチもいねーし、あ、今回はディディエが少し元気そうでよかったっす。バルサ以外とやって早く負けてくれー。(まさかの逃げ腰)
バラックのプレースタイルが、とってもチェルシー的に、ずいぶん変わったなーと思いました。

あとはインテルリバポっす。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:30| Comment(2) | TrackBack(1) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月06日

07-08CL決勝T ベスト16(2nd.leg)泣きましたよ、とにかく泣きました

さるおです。
今年のCLはおもしれぇ。名勝負としかいいようのない互角の死闘、大感動っす。そして愛さずにいられない番狂わせという現象。すばらしいっすよー。

バルセロナセルティック 1-0
トータルスコア4-2でバルサ。
レオが、さるおのレオが、左太もも裏の筋断裂、6週間です。レオ、今度こそチャンピオンズに出続けたかったのに、悔しくって泣きながらピッチを去りました。さるおもレオがかわいそうで泣きました。"この怪我"多いんだよなぁ。
ふらんくりん、だから言っただろ、"肉離れしそう"なら休ませろ、はっきりしろって!
おまえが戻ってくるまで、なんとしてでも残っててやる。約束だよ、レオ、準決勝で一緒にピッチに立とうぜ。
もうリーガしかなくなった白組のことを考えると、これからの1.5ヶ月が空恐ろしいですよNE(涙)!

セビージャフェネルバフチェ 3-2
トータルスコア5-5で延長戦でも勝負がつかずPK(2-3)でピーコ。
あまりに壮絶な打ち合いに、さるお号泣。180分を通して点の獲り合いっす。大感動。
セビージャは速くて強い。思いきりがいい。セビリスタのよい子たち同様、2-0の時点で勝ったと思いました。
セビージャは采配で負けた気がします。諸事情いろいろあるとは思いますが、ルイス・ファビアーノを下げたときにこの運命が決まっちゃったような。ピーコさんはやっぱ神様で、神がかった采配を発揮しましたよ。また思いました、日本のわるい子たちはピーコに土下座しろ、と。
PK戦は心臓によくねぇ。
アントニオ・プエルタ・ペレス、力を貸してくり。ここはホームだ、勝ってやる。と思いましたが。
ピーコ、あんた優勝。
これからはフェネルバフチェを応援します。ファウルの数が38ってすごいけど(笑)。

ミランアーセナル 0-2
トータルスコア0-2でアーセナル。
すごい、すごすぎるガナーズ。すごすぎるセスク。
ミランさんて、ガッツを筆頭に走ることを厭わない人たちで、(バルセロニスタなのに)そこが好きなんですが、ミランのよい子たちが疲れても、さらに走るガナーズ。
あんたら優勝。決定。
今のアーセナルは誰にも止められないと思います。

大泣きしましたよ、感動しすぎて。1戦目も泣いたけど、また号泣です。
なんかね、今年のCLはトーナメントの1つめから名勝負が続出。すげーおもしろいっす。

マンUリヨン 1-0
トータルスコア2-1でマンU。

マドリーローマ 1-2
トータルスコア4-2で王子チーム。
ベルナベウで敗退する白組。ほんとならいい気味だと、ざまーみやがれと、笑ってしまうところですが、久々にかわいそうなほど焦りまくってましたね。バイオレントになってたし。"王者"だと思っている人たちが負けたりすんのは痛い。
でもまぁ、さるおとしてはスカッとしました。気持ちいい番狂わせっす。
もしローマが敗退なんかしてたら、おさまりがつかん、だってラウールのはオフサイドだもん。
トッティ王子、あんた優勝。
これからもローマを応援します。

ポルトシャルケ
チェルシーオリンピアコス
インテルリバプール
これから観ます。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 22:08| Comment(6) | TrackBack(8) | UEFA チャンピオンズリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月04日

『DH』では明かされなかったけど後々明かされたこと&まるで明かされてないこと(涙)

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、『DH』には謎の答えがほんとに書いてあったのかなぁ、と考えてみます。数々のJoのコメントを元に(だいたいこちらに沿って)、『DH』を検証してみたいです。
ネタばれエントリーなのでご注意ください。ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

えっと、まず、確かなことは、Joが明かすと言っていた謎の大半は明かされてねーな、ということですね(泣)。

本を読めばわかることはとりあえず置いておくことにして、本には書いてなかったけどJoはこう言ってる、というのがこれらです。本に書いてないっちゅーのはなんだか反則な感じがしますが、まぁええわ。

ジェームズとリリーのとても重要な職業がわかる
これについては、さるおはあれこれ考えてましたが、ジェームズが透明マントを守ってコドモに受け継がなきゃいけないというところでちょっとだけ当たってた感じがするだけで、"常勤"のオーダーメンバー(戦士)というのはちょっと拍子抜けです(笑)。オーダーに所属してたのは周知だしな。
ディメンターに襲われたとき(『OotP』)ダドリーが何を見たかがわかる
ダッダちゃんが見たのは"ダッダちゃん自身"だと言ってます。
I think that when Dudley was attacked by the Dementors he saw himself, for the first time, as he really was.

次はまるで明かされてないことです。

●ハリーのじーちゃんばーちゃんについて語られる
●ジェームズとリリーがGodric's Hollowで殺された夜、ヴォルディの横には誰かがいたかどうかがわかる
●シリウスがなぜ死ななければならなかったかがわかる
●シリウスとスネイプの間の秘密がわかる
●スネイプの恐れるもの(ボガートが化けるもの)と最も幸せな経験(パトロナスに必要)がわかる
●スネイプは愛されたことがある
●『OotP』魔法省内でダンブルドアがヴォルディに使った呪文が何かわかる
●ドラゴンの血の12の使い方がわかる(うち1つはオーブンクリーナー)
●死んでゴーストになる人とならない人の違いがわかる(I can say that the happiest people do not become ghosts.)
●ウィーズリー家の人々は、ある裏切りから家の秘密を知る

こんなにあるぞ。(間違ってたらどなたかご指摘ください)
もうね、かすみますよ。これ↓が。
"There is plenty to guess at... at least one thing I think people will probably deduce, there is a mystery left at the end, but I think they might already know the answer if they think about it."
(シリーズが終わったとき、謎がひとつだけ、そのまま残されている。もう気づいている人もいるかもしれないけど。)

でもまぁ、どれもこれも考え甲斐はありそうっす。おもしろそうなのでこれから記事にしていきます。
ところで、次のは実現しなくて残念でした。

●ハリーはもう1度タイムトラベルするかもしれない
●珍しいことに、誰かが魔法を使えるようになる
●ホグワーツ創設者4人についてさらに語られる
●ダンブルドアの左膝の傷跡(London Underground)を見る

特に4つ目。見たかったっすねー。

心ゆくまでさるお、もんち!

2008年03月03日

Liga 07-08 第26節 アトレチコバルサ、というか、ふらんくりーん!

さるおです。
もう気分的には、すっかり追いつきましたよ。
とまったく意味をなさない夢を語ってしまった25節。
ええ、ええ、負けましたとも。4-2惨敗。さるおが褒めたから。(またおまえか)
もう、とにかくいきなりマドリさんを呪って褒めておこうと思います。
いやー、つよい。まどりはつよい。つよいなぁ、ほんとつよい、つよいつよい。(ふるえながら)

なんか現地でも批判されたりしてるみたいっすけど、さるおもちょっと、今節のライカールト式ローテーションは気に入らねぇ。
CLがあるから、そっちもやらなきゃって思うのはわかる。けど、1戦目、セルティックパークで勝ったじゃんか。次はじぶんちでやるんだろ。
それより今はリーガじゃねーのか。2ポイント差の2位。今追いつかなかったらいつ追いつく気だい?リーガ、獲るんじゃねーのかよ。

今のバルサで縦方向にドリブル突破できるのはレオとぼやんちゃんだけだと思います。そいつらを出せや。苦手の筆頭アトレチコが相手、舞台はビセンテ・カルデロン、そもそもが絶好調でも負けそうなんです(爆)。バルサキラーの称号をトーレスからきっちり受け継いだアグエロさんはめっぽうこわいっす。大好きだけど。
エトーとロニ子とティティ。いいけど、3人ともすごいけど、3人とも好きだけど、なんちゅーか、そーじゃねーだろふらんくりん。案の定、さるおがいくらDFの裏に走ってけとか応援しても、だめぽ。いや、エトーもグッディも惜しかったんだけどさ。
ロニ子の先制はすごすぎるゴラッソ出たーっ!と思いました。シャビのクロスから決まったオーバーヘッドっす。すげーよかったけどな、ここまでは(泣)。
前が走らないからパスの出しどころがない中央、中央からボールが供給されないから走れない前。えーん。だめぽ。
で、レオをベンチに置いたふらんくりん、"肉離れしたらやだから"て、そりゃやだけど、肉離れしそうな何かがあるなら、逆転されてきつくなったからって出すなや。
エジやんもなぁ、守備のみなさんもなぁ。
追いつく気まんまんだっただけに、ぐったりっす。

首都の巨人に対抗する首都の反対勢力アトレチコ。そこにやられたということで、もう、次節誰を応援すればいいのか、すげーはっきりしてますよ。
例の呪いをかけつつも。
バルセロナのライバル、エスパニョール、おまえら絶対勝て。絶対だぞ。(またしても得意の他力本願)

ピチーチ・レースの状況を見ても、なんか今節は異様っすね。
最後の数字は、得点/出場試合数。

1位 ルイス・ファビアーノ(セビージャ現7位) 19/19
2位 ミリート兄(サラゴサ現17位)14/26
3位 ジョレンテ (バジャドリー現13位)13/25
4位 ファン・ニステルローイ(R・マドリー現1位)12/21
4位 ラウル(R・マドリー現1位)12/26
4位 グイサ(マジョルカ現12位)12/25
7位 フォルラン(A・マドリー現4位)11/24
7位 アグエロ(A・マドリー現4位)11/25 ←この18歳にやられました
7位 ニハト(ビジャレアル現3位)11/22
10位 エドゥ(ベティス現11位)10/23
10位 ロビーニョ(R・マドリー現1位)10/22
10位 オリヴェイラ(サラゴサ現17位)10/25
10位 ロッシ(ビジャレアル現3位)10/18
10位 タムード(エスパニョール現5位)10/18
10位 カヌーテ(セビージャ現7位)10/19
16位 サミュエル・エトー(バルセロナ現2位)9/8
16位 リオネル・メッシ(バルセロナ現2位)9/22
16位 ルイス・ガルシア(エスパニョール現5位)9/25
16位 ネグレド(アルメリア現8位)9/24

バルサよもっと上に行け、と思いますが、あーだこーだと分析(あーだこーだと愚痴)したくなるまえに、褒めるべき人を褒めておこうと思いますね。
ルイス・ファビアーノとうちのサムはすげーぞと。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:18| Comment(9) | TrackBack(7) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月01日

オカルト

さるおです。
ちょっと気を抜くとこーゆーこわい歌を口ずさんでいる自分に気付き、アンパンマンさんの光と影、その果てしなくうしろむきな哀しさについて考えてしまいますよね。
アンパーンチ!(考えてねーじゃねーか)

おいしいパンをつくろう〜♪
生きてるパンをつくろう〜♪

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 03:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 心ゆくまでさるお | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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