2008年03月11日

映画鑑賞感想文『不都合な真実』

さるおです。
『AN INCONVENIENT TRUTH/不都合な真実』を観たよ。
監督・脚本は『TRAINING DAY/トレーニング デイ』のデイヴィス・グッゲンハイム(Davis Guggenheim)。
出演は、アル・ゴア(Al Gore)

賛否両論あると思います。
地球温暖化は本当。わたしも何かできることをやらなきゃ。地球を守らなきゃ。
地球温暖化は本当。でも、プレゼンでは不都合なデータは隠しておくもの。壊滅的な状況にはならない。大統領になり損なったゴアは手法を政治から映画に変えただけで、やっぱり結局センセーショナリズムに走った政治だ。
あるいは、地球は温暖化などしていない。

これについてさるおがどう考えているかというと、これは非常に長い話になります(笑)。
人間が好き勝ってやりすぎなのは真実だと思う。けど、「地球を守るために何かしろ」というのは環境と引き換えに儲けている人に言ってくれ、さるおの小さな1歩はほんとに小さいぞ、やらなくてもいいくらいに、と思います、よく考えた末に。怒られそうですが(笑)、くれぐれも、よく考えた末に、です。

ところで、ものすごい完成度の高いプレゼンテーションで、衝撃的な映画なのは間違いない。このプレゼンというのはさるおにとってはとても懐かしい世界っす。リーマン時代、英語のプレゼンは日常的でしたねー。
アル・ゴアさんはうまい。ま、あたりまえなんですが。
立ち方、服装、姿勢、手の動かし方、目線、表情、話すスピード、語気、抑揚、あんたは完璧。惚れ惚れするようなプレゼンですよ。あーゆーふーにできないもんなんだよなぁ。
スティーブ・ジョブズ(Steven Paul Jobs)さんとかもうまい。ま、あたりまえなんですが。

ということで(なにが)、作品が提起する問題の中身についての考察はここではやめておきます。また別の機会にね。
もっともっと偏って情報不足で歪んだ啓蒙活動が山ほどある中、この作品(プレゼン)は価値があると思います。地球について、環境について、未来について、多くの人々が賛否両論持つことができたということに、この作品(プレゼン)は甚大なる功績を残したと思います。素晴らしいっすね。

心ゆくまでさるお、もんち!


posted by さるお at 23:40| Comment(8) | TrackBack(8) | 映画の感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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