2008年06月30日

EURO2008 Final 無敵艦隊が浮かぶどころか空飛びそうです

さるおです。

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もう涙で前が見えません。(いちばん端のシャビさんらしき人があぶなくて)

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SIEMPRE CON NOSOTROS(いつもぼくらと一緒に)
見えるか、アントニオ、おまえをここまで連れてきたぞ。しっかりと肩を組んで、セルヒオ・ラモスがおまえをここに、連れてきたぞ。(大号泣)

かいぶつにへんしんしちゃったにんげんみたいなミヒャエル・バラック、あんたも好きだが、またしても銀メダルで我慢してNE!

ラ・ロハは強い。事実上の多国籍軍にしかなれなかったラ・ロハがついにユナイテッド。負けるとカタラン人のせいにされてきたような気がしてまーいろいろと腹の立つこともありますが、とにかくついにユナイテッドです。過酷なユーロを負け知らずで走り抜きました。今度こそ本当に無敵艦隊。ロシアのスピードにも、ドイツのフィジカルにも、勝ってみせてくれてとんでもなく嬉しいっす。
さるおが大好きなフェルナンド・トーレス、おまえはクリスチアーノと同い年で、前のユーロで同時にブレイクして、でも比較されるとなんでも1番は身体もひとまわり大きいクリスチアーノで、あの子はたくさん手に入れたけど、今回おまえはあの子の持ってないモノを手に入れた。すごいじゃないか、やっぱりおまえは、やったじゃないか。ずっとアトレチコにいろよとも思ったけど、でもやっぱ武者修行に出たらすごく強くなったんだな。ガツガツ攻めて、勝負挑んで、2mの人たちにジャンプで身体半分競り勝って、でっかい敵の頭上を越えてやるぞって浮き球蹴って追い越そうと必死で走って、すげーかっこよかったぞ。決まらないときの悔しがるおまえが好き。ゴールの後の笑顔が好き。カップを抱いてはしゃぐおまえ、最高。

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同じく2mの人たちにジャンプで身体半分競り勝ってしまう炎の三十路プジョル、吠え続けてラ・ロハを引っぱるあんたはかっこええ!どこの代表でも、特にバルサのよい子はみんな燃えてた。何も手に入れずにシーズンを終わってたまるかと。そうだよな、あのぶったるんだバルサで終わるわけにはいかない。だから、シャビとイニ坊のホットラインは誰も割って入れない。"バルサよりマシ"なバレンシアも同じ。いや、あらためてぐるりと見回せば、負ける気がしないこの顔触れで、もう今のスペインには誰もかなわないと思います。
泣きじゃくるカシージャスは今日も聖人。ふだんはピッチに降りてって突き飛ばしてやろうか(やめなさい)と思うイケルをこんなに愛しているなんて、さるお開眼。
もう、とにかく、ひたすら、かいぶつの目から血の涙を流させるセナの頭ってすごい!

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(えーん、ラウルがいないよぅ)

心ゆくまでさるお、もんち!
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2008年06月28日

EURO2008 Semifinals

さるおです。
2日休んだのでまた気持ちよく泣けましたよ。(際限なし)
鉄人リリアン・テュラムが先天性心臓奇形で引退しそうです。(泣き崩れ)

ドイツトルコ 3-2
フリンクスも復帰して、みなさんおかわりなくお元気そのものでいらっしゃるドイツ。
怪我人と出場停止で満身創痍のトルコ。
なんとなくドイツが憎たらしく感じるのは気のせいかな。
傷だらけになって奇跡を起こし続けるトルコ、大感動でした。獲られても獲られても、追いついてみせるトルコ、あんたら大将。
ありがとうトルコ。かっこよかったぞトルコ。(号泣)

ロシアスペイン 0-3
無敵艦隊が、浮きすぎて陸に上がりそうだNE!

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スペインはすごかったっす。強いのなんのって、もう、本当に優勝してください。
で、もちろん大満足につき号泣なわけですが、泣きやんだ今(泣きすぎ)、思い切って少し文句をたれようと思います。
イタ公とやったときに思ったんですが、本当のラ・ロハ(スペ代)というのは、もっとガンガン攻めるわけです。後ろなんかガラ空き(笑)、ある意味隙だらけで攻めまくる。で、案の定、両刃の刃で自分の血を流す。それがスペ代。美しくもあり、哀しくもある、その脆さがラ・ロハ。
ところが、イタ公とやるのが怖くて怖くてしょーがないラ・ロハ(アラゴネスのじーさま)は、守備偏重になりました。もちろん随所に美しさはあって、ワンタッチでパスをつなぎ華麗なコンビネーションを見せる。けれど、総じて言えば、スペインにしては守備的だった。つまり彼らは、美しさを少し犠牲にしてイタ公に勝った。そう思います。
で、ロシア戦。前半はやはり美しさを犠牲にしたと思います。そーゆーのは、正直言ってつまらねぇ。ところがセスク投入後にチームは変化しました。2トップを1トップにして、中盤を厚くした。そして後半、臆病な無敵艦隊はいつもの姿をとりもどす。イニ坊からシャビのかっこよすぎるゴール以降、すんばらしく美しいゲームを展開しました。ロシアも後半はガツガツやってやろうと鼻の穴がおっぴろがってかっこよかったですが、ここは率直に、スペインのほうが上だった。
本当は、無敵艦隊は臆病だったけれどあるとき勇敢になった、というよりもじーさんの戦略で、イタ公とやったときはもうずっと守備やってないとまた負けちゃうよと、で、ロシアもやばすぎだと思ったけれど中盤も支配してるしセスク以降なんかいい感じだしここは後半一気に決めるぜと、そーゆーことなわけですよね。
ラ・ロハの中盤は強い。ハンパなく強いです。どこの国の代表と比べても、圧倒的に強い。いや、身体が小さいから、強いというのとは違くって、巧いんだ。
ロシアはピッチのど真ん中を獲られてしまいました。これでは思うようにプレーできない。だからロシアは、疲れるだけ疲れて、何もできずに負けてしまった。まともなシュート(枠内)を撃てたのは、なんと後半終了まで1分半を残した時点です。スペインらしからぬ引き気味の布陣とカウンターに負けてしまいました。ちょっと悔しい負け方。そう、中盤を放棄したらフットボールで勝つのは難しい、チェルシーみたいにやらないかぎり(笑)。
で、これはこれでいいんだけど、勝ったんだからいいんだけど、やっぱりさるおはたとえ自分の血を流したとしても両刃の刃が好きで、少しね、哀しかったりもするんです。ほんの少しだけど。もう、時代は変わってしまったんだなと。勇気りんりんでラインを上げまくるフットボールで頂点まで登りつめるのが難しい時代になってしまった。戦略を使い分けなければ、勝てない。そんなのわかりきったことだけど、あらためて。
このゲームは後半戦のおかげで、総じて言えば、攻撃的で美しかった、と言えると思います。だからいいんだけど。
ユーロ2008で最も強く最も美しく素晴らしいフットボールを展開したのはロシアだと思います。これは変わらないな。

ということで、ついにここまで来てしまいました。倒れそうになって見てましたが、ここまでくるとなんだか早かったなー。大会が終わっちゃうの、ちょっと寂しいっすね。
フィジカルか、速いパスのコンビネーションか。
アメフトじゃないんだから、ラグビーじゃないんだからさ、パスサッカーが勝つ。必ず。そうでなくちゃ。
ゲイリー・ウィンストン・リネカーの"サッカーとは、最後に必ずドイツが勝つスポーツだ"説を覆します(笑)。

ビジャさんがファイナルに出られまへんがなー。(涙ながらに)

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 21:07| Comment(4) | TrackBack(2) | UEFA EURO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月26日

アデバヨルさんアルシャビンさんバルセロナへようこそ

さるおです。
ユーロ2008でド派手に大活躍のアンドレイ・アルシャビンがバルサに来ると。来たいと。来てくれ(土下座)と。
ムンドの表紙が電撃ですよ。"アルシャビンOK"です。

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ライカーがはるかむかしから狙ってたらしいとかいう噂もありますが、それはさておき、はえーな、おい。

シュートの精度は文句なし、両足で蹴れるぜと、ラストパスもまかせろと、速いぞと、神出鬼没だぜと、スタミナもあっぞと、至れり尽くせりのアンドレイ。
もしも彼がバルセロニスタじゃなかったら、獲れなかったと思います。バルサが脈々と積み上げてきた"魅力"に感謝だNE!
ロマーリオに憧れたアンドレイ。彼がバルサにフィットするかどうかは未知数です。未知数だからこそ、応援します、だってペップがついてるし。
ディック・アドボカート(ゼニト・サンクトペテルブルクの監督さん)はちょっと寂しそうですが、アンドレイの新たな挑戦をよろこんでもくれている。この監督さんによれば、アンドレイが行ってみたいのはイングランドかスペイン。で、アンドレイのプレースタイルは"自由"を必要とするらしい。そうね、たしかにあっちゃこっちゃ動き回る。バルサではロニ子がいろんな意味でかなり自由でしたが、ま、いろんな意味ではなく、そーゆーことなのね。
で、じつはヨハン・クライフはアンドレイのことをイングランドが合うと言ってるらしい。(クリスチアーノのスタイルで)守備はまーどーでもええからばんばん撃とうと。となるとペップの4-3-3(4-3-2-1)が、どれだけアンドレイを輝かせることができるかです。
バルサの前線は、でっかいアデバヨルをいちばん前、レオが右、アルシャビンが左、かな。ぐはー。
普段は、スポーツ新聞は信じるモノではなくて楽しむためのモノだと思っているのですが、窮鼠ムンドを信じる、ということで、この新ユニを着るわけですね。ちょっとクラシックな感じ。

さるおはじつはウィングのことをとても考えていて、いろいろ思うわけですが、これはまた今度、中央と後ろの方のことももっと考えて、書こうと思います。
ついでにクライフはロシア代表を"よいときのデコのクローンだらけ"だと思っているので、ま、誰が来てもものすごいというか、そんでもアンドレイは飛び抜けてますが、つまり、ロシアは強い。今夜というか、夜明け前のスペインロシア、目を皿のようにして(怖い)観なければー。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 19:30| Comment(2) | TrackBack(1) | FCバルセロナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月23日

EURO2008 Quarterfinalsは4日連続で号泣

さるおです。
フットボールはな、ハートなんだよ!(大きな声で)
フットボールを観るのはなぁ、ハードなんだよ!(さらに大きな声で)
もうヘロヘロですが、どーにかついていってます。2日空いてよかった。(切実)
準決勝には、さらに体調をととのえてコンディションを上げていちおうPKの練習をして、そんで臨もうと思いますね。

ポルトガルドイツ 2-3
どいつじんは、どすんどすん。
でもな、ポルトガルのほうが上。圧倒的にな、うまい!はやい!やすい!
ポルトガルの優勝は(心の中で)決まっていたのに、負けてしまいました。泣きましたね、本気で泣きました。今年勝たなかったらおまえらいつ勝つんだ。いったいいつになったら勝てるんだ。うわぁーん。
セットプレーだけで、つまり、"でかさ"だけで負けました。どいつじんが立ったままで、こっちがめいっぱいジャンプして、ちょうど同じ高さ。ちくしょう、そんなのはフットボールじゃねぇ。でっかい身体で突進するんじゃなくて、足でボールを蹴るんだ。身体を使って、ボールの回転と速さと方向をコントロールするんだよ。それがフットボールなんだ。
なのにさ、こんじゃ悔しいじゃんかよー。
クリスチアーノについてはまぁ、その年齢でそんなにすべてを手に入れてしまったら、この先どーするんだと、心配になったりもするわけですが、とにかく、今年勝たなかったらいつ勝つんだ、いつ勝てるんだ、デコがチームを引っぱっていける全盛期にとりあえず勝っとけと、本当に本当に心の底からポル代を応援していたわけで、うわぁーん。凹みましたよ。
それでなくたって、さるおは心の中は柔道でできている。小が大を制す。その醍醐味を、あるいは番狂わせを、"力"ではないテクニックの妙を、ハートの強さを、心から愛している。ポルトガルのほうが上。圧倒的に。それは間違いなのに。
とかなんとか立ち直るための言い訳をしつつ、ぶっちゃけ、ポルトガルの守備は崩壊しましたねー(爆)。
ベンチでのコケかたがドリフターズなスコラーリ、あんたは夏が終わったらチェルシーに行くんだなぁ。バラックとシゴトすんのか。デコを連れて行きたいのかな。ベレッチもおるし。チェルシーが"憎めないチーム"になりそうで戸惑いますね(笑)。
ところで、ヌノ・ゴメスさんはどうも軽い。重みがない。この人ほど選手交代であっさりと引っ込むキャプテンさんは他にいないんじゃないか。さるおは愛してますが。

メモ
シュート    ポル22 どいつ11
ファウル    ポル11 どいつ15
コーナー    ポル8 どいつ3
ポゼッション  ポル57 どいつ43

クロアチアトルコ 1-1(PK1-3)
こんなことってあるんだ!
すげー、すげートルコ。3度もドラマチックな逆転劇を演じるトルコ、すげー。
前日に泣きすぎてもう泣けないと思ってましたが、また号泣です。ミラン相手に3-0を6分でひっくり返したリバポにも驚きましたが、こちらは驚異の延長後半のロスタイム残り"6秒"っすよ!びっくらこけました。
クロアチアは2枚、トルコは1枚、延長まで交代枠を残してました。クロアチアは使い切れずに1枚残しちゃった、残念だなぁ。
PKまでもつれこんだらもう、両方とも疲労困憊ですが、気持ちで有利なのはトルコ。もうね、あれです、トルコ優勝だと思いました。(力強く)

オランダロシア 1-3(aet)
とりあえず、国旗の区別がつきません。
飽きずにまた泣いてしまいました。
オランダはジオがおるしな、嫌いじゃないんだけど、でも、顔が長い。さるおはロシアを応援しています。勝てると思ってたよ、いくらオランダが調子よくても。ロシアのほうがハートが強くて、ロシアのほうが速くて、失うものを持ってない。で、だってヒディングだもの。(みつを)
ロシアは諦めない。最後の最後まで、攻めることだけを考えて動き続ける。スピードはロシアが上、シュート精度もロシアが上。日ごろ国内だけでふんばっているわこうどが、ヒディングにその気にさせられて、欧州というドでかい舞台でまっすぐなガッツを見せてくれる。おまえらって、すんばらしい!いや、すんばらしい試合でした。
両方ともチェックがきびしくて、でも、抱きつきそうなほどくっつくオランイェ色の人たちと、パスコースに割って入るロシアではまるで違うと思いました。
延長まで交代枠を1枚とっておいたあたりも、だってヒディングだもの。(みつを)
ロシアに2点目を獲られたあたりから、オランダは諦めてしまいましたね。かわいそうなほど疲れ切って、気持ちが折れてしまった。痛々しかったです。で、同じとき、ファン・バステンも、ライカーのように思考停止していました(爆)。フットボール界で活躍するオランダ人は多い、んだけど、オランダ人の不思議な一面を見てしまった気が(笑)。(ヒディングは例外)
ロシア優勝。(大決定)
アンドレイ・アルシャフィンさんもデニス・コロジンさんもロマン・パブリュチェンコさんも、いや、みなさんでバルサに来てください。(懇願)

メモ
シュート    オランダ28 ロシア26
枠内(8 11)
枠外(15 13)
コーナー    オランダ4 ロシア11

スペインイタリア 0-0(PK4-2)
勝った!かあさん、勝ったよ!(4日連続で号泣)
いくらアズーリが好きでも、今日だけは、イタ公をぶっつぶせと、そーゆー気持ちで観てしまいました。
ただ、"いつものスペイン"じゃなかったっすね。もっと躍動的な攻撃サッカーが見たかったですが、イタ公を怖れるあまり後ろ両サイドのオーバラップがなく、前の方でちょこちょことやってる。"イタ公とやるんだから鉄壁の守備(ニセモノ)でカウンター"て・・・(涙)。
で、ガッツとピルロさんのいないイタ公のほうもボールを展開できないので、鉄壁の守備(ホンモノ)プラス、前の枚数を増やすとか、そんなもんす。
ほんで案の定、勝負がつかない。
90分で勝負をつけるという考え方のほうが好きですが、延長してあたりまえというのが主流なんすねぇ。延長後半に、交代枠を1枚残して延長に入るアズーリ、出てきたなーやっつけてやるーデルピエロー、ふんがー。(ほんとは好きです)
イケル・カシージャスは神様。
ということで、勝ったんだからいいのだ。普段沈みっぱなしの無敵艦隊が、まだ浮かんでいますよ。

メモ
シュート    スペイン21 イタ公8

さて、ドイツトルコ、ここはなんとしてもトルコよ勝ってくれー。ロシアスペインはスペインだけど(コンスタンチン・ズリアノフ、首を洗って待ってろよー)、もし艦隊がまた沈んでしまったら、ロシア優勝でよろしくお願いします。心配なのはこのへんですが。

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posted by さるお at 20:18| Comment(0) | TrackBack(16) | UEFA EURO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月19日

EURO2008 3周目が終わって、今大会の台風の目はロシアだぜ(どの大会の台風の目もヒディングだぜ)と、とても思ったり

さるおです。

トルコチェコ 3-2
サッカーで2対1で勝ってるという状況は、とんでもなく怖いなと思いました。トルコ優勝。(だいたい決定)

オランダルーマニア 2-0

ルーマニアeuro2008.jpg

というのがツルピカ監督にしか見えないよね。

フランスイタリア 0-2
10分も経たないうちに怪我でリベリーがどこぞへ搬送され、25分も経たないうちにエリア内1発赤札でアビダルが強制送還されるという、あまりに不運すぎるおフランス。リュボシュ・ミヘル(スロバキア審判団の主審)、いいかげんにしろー。

ピルロeuro2008.jpg

今日は少し目が覚めているピルロさん。(目覚めすぎ)

ロシアスウェーデン 2-0
大会とともに力強さを増して爆走するロシア。速すぎ、すごすぎ、かっこよすぎ。ラーションを応援して見始めましたが、ロシアに乗り換えましたよ(笑)。もう、こーなったらロシア優勝だ!(大決定)
1点目も2点目も、美しすぎる完璧なゴールです。サイドから折り返して揺さぶって、1人経由で中に送ってシュート、非の打ち所のないコンビネーションプレーです。素早く寄せて、きっついプレッシングでボールを奪う。ぐるぐるとポジションを入れ替わりながら、攻撃に切り替わるとばーんとラインを上げて敵陣になだれ込む。守備も集中力を切らさず見事なポジショニングでゴールは割らせない。2-0ですでにロスタイム、それでもまだ時間稼ぎなんかやらない、3点目を本気で獲りに行く。
はっきり言って惚れました。(こちらも本気)
みんな若いし、きっとすごくハートを燃やしているに違いない。行けロシア、どこまでも行け、決勝まで行け。オランダ相手に、勝機はあると思います。
ウィングができるイワン・サエンコさんとアンドレイ・アルシャフィンさん、バルサに来ませんか?
で、とにかく今日もズラタンはすごかった。開始2分でセルゲイ・イグナシェビッチの顔面にスパイクを突き刺すアクロバチックなズラキックをお見舞い。

zlatan1.jpg zlatan2.jpg

[Quarterfinals]
ポルトガルドイツ
クロアチアトルコ
オランダロシア
スペインイタリア

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2008年06月16日

EURO2008 ほぼ倒れながら、2周目(その2)

さるおです。

イタリアルーマニア 1-1
たったの1試合しか終わってないのに早々にイタリア国民に土下座してしまった、オーストリアギャルやスイスギャルとの合コンが楽しみで試合中も頭から離れない、かっこいいデルピエロと共に世界王者を率いる色男GKが(形容過多)、すごかったっす。
かなりの出血量で、ルーマニアもすごかったっす。
"何もかもがうまくいかない"なんて苦しいことを言っているザンビーを見てまたちょっと泣きたくなったり。いろいろと思い入れのあるアズーリを応援しているわけですが、同時にターマシュに惚れてみたり。

オランダフランス 4-1
まだ27歳なのに、オレンジの背に"旧"の文字が白く光る、いくら眺めても背番号のわからない、そんな男(どんな男)カイト。あんた最高。

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全員がきっついプレッシングで、攻守を切り替える長いパスを合図に怒濤の攻めを展開するオランダ、もう、あんたら優勝です。(決定)
強いっすねー。今日もジオは地味でしたねー。

スウェーデンスペイン 1-2
すがすがしいっすね。気持ちいいな、こーゆー好ゲームは。どっちも好きなので応援が困りますが、ま、グループの1位2位ということで、あとはズラタンがロシアに勝ってくれればそれでよろしい。
で、金持ちの金持ちによる金持ちのためのダビド・ビジャ争奪戦が、欧州全体で巻き起こっていると思われます。つってもま、ガナーズ、チェルシー、マドリーとかですよ、破格のオファーを殺到させてビジャを競売にかけているのは。リバポもか。もしあなたが9番で迷っているなら、高いようでも結局は安い買い物、そうだろうと思います、たぶん。で、バルサはその"もし"状態なわけですが、4000万ユーロとか、そんな金あるはずねぇ(笑)、ロニ子が高値で売れない限り(涙)。ほしいような、もうビッグになりすぎて要らないような、けどまぁ、ほしいっすねー(笑)。
さるおはトーレスが好きです。決めてくれて嬉しかったっす。要らないけど(爆)。

ギリシャロシア 0-1
ロシア、初戦はどうかと思いましたが、やっぱり効いてたヒディングマジック。スピーディなフットボールを展開してかっこよかったっす。
ギリシャのレーハーゲル、「2004年は30年に一度しかない起きない奇跡だった」なんて言うなよ。みんな諦めずにがんばったじゃないか。

[グループC]
オランダ   6pts
ルーマニア  2pts
イタリア   1pts
フランス   1pts
青い強豪2チームがまさかの下2つ。ですがまぁ、どちらかが残るわけですよ、おそらく。
ということは、ふんばれルーマニア。次の相手ははじめての色なので気をつけろ、勝てー。

[グループD]
スペイン   6pts
スウェーデン 3pts
ロシア    3pts
ギリシャ   0pts
ロシアスウェーデン次第です。おもしろそうっすよ。

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posted by さるお at 18:14| Comment(4) | TrackBack(0) | UEFA EURO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月13日

EURO2008 倒れそうになりながら、2周目(その1)

さるおです。

チェコデコ 1-3
もう絶対に、ポルトガル優勝。(大決定)
デコがいきなりゴールっすよ!ひゃっほーい!
その後はもう、転ぶ転ぶひたすら転ぶ。これぞデコの真骨頂。(ほんとです)

リーガが終わったとたんに、ユーロがはじまったとたんに、バルサから出ると決めたとたんに、元気になるデコ。さるおはおまえを愛していますよ。あんたは、ポルトガルのというか、希望ではバルサのというか、えっと、つまり、フットボール界の中盤の至宝だ。おまえの移籍先が決まったら、さるおがおまえを特別だと思う理由を、セレソン相手に決勝ゴールを決めてしまうデコとデコのいないセレソンのことを、とくとくとしつこいくらいに書いてやるからな。(読者に大迷惑)
スコラーリがデコに対してロンドンへの移籍を約束させた、なんて話もありつつ、デコ自身はそれを否定しています。モウの野郎に呼ばれてインテル入りかもしれないし、でもインテル的にはドログバ優先だろうし。
まぁいいや、とにかくポルトガル優勝。

クロアチアドイツ 2-1
なんかね、感動しました。2-0でリードしてもなお3点目を獲りに行くクロ代。これはなんかの大会の決勝戦で、優勝したのかな、くらいのあの笑顔。最高っすね。
ところで、どいつじんはでっかい。(しつこい)
で、クロ代にもでっかい人は多いわけで、ルカ・モドリッチの小ささといったらもう、目立ちまくりです。コドモがまぎれこんでしまったのかと思いましたよ。ルカの身長は174cm。あはは、デコと同じ身長ですか、ビジャと同じ身長ですか、シマンとかイニエスタとかシャビとかシウバとかよりはるかに大きいんだ。くろあちあやどいつのひとはでっかいんだなぁ。いべりあはんとうのひとは小さいんだなぁ。

[グループA]
デコ     6pts
チェコ    3pts
トルコ    3pts
スイス    0pts
開催国スイス、正念場にふんばりきれず、終了間際に失点してしまいましたよ(涙)。国名の最後が「コ」で終わらないのが敗因かな。(ちがいます)
かわいそうだな、アレックス・フライ。さるおもね、強いスイスが観たかった。

[グループB]
クロアチア  6pts
ドイツ    3pts
オーストリア 1pts
ポーランド  1pts
ここはクロアチアとオーストリアに抜けてほしいけどなー。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 23:04| Comment(6) | TrackBack(1) | UEFA EURO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月11日

EURO2008 ガンガン観てますので、まだ1周しかしてないのにピッチのおまえら以上にクタクタですよ

さるおです。
早くも疲れました。ものすごいペースで試合やりすぎ。ユーロってこんなだっけ。(ふるえながら)

オランダイタリー 3-0
うかうかとずっこけるアズーリ、出た。王者なのに(泣)、カテナチオがヨレヨレっす。
ザンビーがモーレツに活き活きとしてて、嬉しいような、なんだか哀しいような、複雑な気持ちっす。髪も伸びて、青いユニがよく似合う。なんだか謝りたくなって、少し涙が出ました。
イタリアは応援してますが、王子がいないとちょっと淋しかったり、ピッポがいないとまたちょっと淋しかったり、カンナバーロがいないとほんとにだめなのかとか、でもマテがいればいろんな意味でだいじょうぶだなとか、いつか一緒に酒を飲むならガッツしかいねぇとか。
デルピエロさんは今日も美しかったですが、やけっぱちの安東尼奥はぜんぜんだめでした。オーストリアギャルやスイスギャルとの合コンが楽しみで試合中も頭から離れない世界王者を率いる色男キャプテンが早速イタリア国民に土下座してしまった、まさかの展開。
といろいろ思いつつ、ジオかっけー。やったぁ!と思いました。駆け上がってくるタイミングもスペースの狙いかたもパスのセンスも、(地味に)輝くジオ、(地味に)輝けジオ、頭でどっかーんとゴールまで決めてしまって大感動。あまりにかっこええので、いつかトータルフットボールについて語ってみたくなりました。

ポルトガルトルコ 2-0
うははー。ポルトガル優勝。(決定)
さるおはポルトガルを応援しています。ポルトガルサッカーが大好きだから。
61分ペペ、ロスタイムにラウール・メイレレス。なんともブラジル的に何もかもひとりでやってしまったペペは間違いなくMoMっすよね。
デコはいつものようにボールを取られまくってましたが(ということは、ユーロになったらなぜか突然"絶好調"になったわけですよ(爆))、あんたは別格。自陣左サイドから鋭い対角線を描いたり、じつに見事に、じつに華麗に、ボールをさばいていく。あんたは別格、ほんとに。
ジョアン・モウティーニョ、来ませんか、バルサに。デコの代わりが必要だし、おまえなら申し分ない、プレーも顔も。(切実)
ということで、マニシェのいないユーロ、とにかくじつに淋しい。

ドイツポーランド 2-0
どいつじんはでっかいなぁ。どすんどすんとすごいはくりょくだなぁ。
というようなことばかりがいつも頭にこびりついてしまうのですが、ぽーらんどじんもけっこうでっかく見えました。ライン上げまくり、裏取られまくり、そんなポーランドは好きです。

ルーマニアフランス 0-0
ルーマニアは強いっすね。
で、リベリーがほしいです。喉から手が出るほど。(こわい)
彼は泣けてくるほどの苦労人です。フランスの"貧しい街"ブーローニュ・シュル・メールの、"最も貧しい地域"シュマン・ヴェール生まれ。2歳でまさかの自動車事故。路上に放り出され、赤ちゃんが重傷ですよ。右頬の深い傷跡が痛いっす。ストリートサッカーでテクニックを磨きまくってリールの下部組織に入ったのが13歳。ところが3年後には学業成績が思わしくないとかで追い出されてしまった。そこで南仏のアレスに入団します。3部のクラブだけど、いいんだよ、フットボールができればさ。そしたら今度はクラブが財政破綻。路上に放り出され続ける人生。
なんだかんだで2005年にマルセイユに移籍、その前のガラタサライあたりからなのかな、フランク・リベリーが日の当たる場所を歩き始めたのは。今じゃジズーの後継者。2007年からバイエルンっすね、リーグMVPとか獲っちゃうし。正真正銘の、世界最高のミッドフィルダー。ドリブル突破でゴールに突っ込んでくし、ボールが足元になくても走る走る。こーゆー選手がほしい。ハングリーさを失わず、献身的に、攻撃的に、走り続けるハートのある選手が。
ベンゼマはほしかった。もう遅すぎですが。こちらも喉から手が出るほど。(こわいってば)

ギリシャズラタン 0-2
ギリシャは成熟しましたねー。
ズラタンはものすごいわけですが、つまりあれですよ、愛してやまないヘンケ様。ズラタンのほうはもうアクロバチカルなあり得ないシュートを決める人なのでとにかくびっくりするわけですが、なんかもうね、ヘンケ様。
この人ほど成功したフットボール人生を歩んでいる人はいないと思います。フットボールの天才が、欲を持たず、不満を持たず、友をたすけて走り続ける。こんなこと、ありえねぇ。母国を率いる別格の"傭兵"ヘンリク・ラーション、好きすぎて気絶しそうです。

スペインロシア 4-1
壮絶な、楽しすぎる撃ち合い!ロシアも強いっすねー、疲れちゃったけど。
ユーロでいきなりハットトリックてー。ビジャすげー、すごすぎー、惚れまくり。"嗅覚"というのはこーゆーののことだろうと思います。
4点目はオフサイドとってほしかったっすけど、セスクもはりきってて、もう、こうなったら、沈みっぱなしの無敵艦隊が、まさかの優勝。(決定)
ま、2列目にシウバ、シャビ、イニ坊と並んで負けるわけがない。むっはー!

トーレスはいつになく名脇役でふんばりましたが、おまえも早く決めろやー。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 20:33| Comment(10) | TrackBack(12) | UEFA EURO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月03日

やけっぱちタトゥー"安東尼奥"がかっこいいカッサーノさんの過去も未来も見えた

さるおです。
"安東尼奥"という惚れ惚れするようなやけっぱちタトゥーがかっこいい暴れん坊のカッサーノさんが、R・マドリーからUCサンプドリアに完全移籍ですか。
さるおはね、カッサーノと言えばやっぱまだローマのイメージで、ポジション的に上が詰まってるのでまぁ王子が離脱してくれないと出番がない。で、やけっぱちで白組に来たなぁと思っていたらまたしても出番はなく、たとえ体重に難あり素行に難ありでも少しかわいそうになったりしたものです。

cassano2008.jpg

で、たしかこの人はむかしむかし痩せていた頃、トム様のライバル"アイスマン"としてF-14に乗っておったような気がしてなりません。

valkilmertopgun.jpg

ということは、将来は、順調に育てば、だいたいこんな感じ。(驚愕)

valkilmerphone.jpg

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 19:33| Comment(2) | TrackBack(0) | そっくりじゃねーか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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