早くも疲れました。ものすごいペースで試合やりすぎ。ユーロってこんなだっけ。(ふるえながら)
オランダイタリー 3-0
うかうかとずっこけるアズーリ、出た。王者なのに(泣)、カテナチオがヨレヨレっす。
ザンビーがモーレツに活き活きとしてて、嬉しいような、なんだか哀しいような、複雑な気持ちっす。髪も伸びて、青いユニがよく似合う。なんだか謝りたくなって、少し涙が出ました。
イタリアは応援してますが、王子がいないとちょっと淋しかったり、ピッポがいないとまたちょっと淋しかったり、カンナバーロがいないとほんとにだめなのかとか、でもマテがいればいろんな意味でだいじょうぶだなとか、いつか一緒に酒を飲むならガッツしかいねぇとか。
デルピエロさんは今日も美しかったですが、やけっぱちの安東尼奥はぜんぜんだめでした。
といろいろ思いつつ、ジオかっけー。やったぁ!と思いました。駆け上がってくるタイミングもスペースの狙いかたもパスのセンスも、(地味に)輝くジオ、(地味に)輝けジオ、頭でどっかーんとゴールまで決めてしまって大感動。あまりにかっこええので、いつかトータルフットボールについて語ってみたくなりました。
ポルトガルトルコ 2-0
うははー。ポルトガル優勝。(決定)
さるおはポルトガルを応援しています。ポルトガルサッカーが大好きだから。
61分ペペ、ロスタイムにラウール・メイレレス。なんともブラジル的に何もかもひとりでやってしまったペペは間違いなくMoMっすよね。
デコはいつものようにボールを取られまくってましたが
ジョアン・モウティーニョ、来ませんか、バルサに。デコの代わりが必要だし、おまえなら申し分ない、プレーも顔も。(切実)
ということで、マニシェのいないユーロ、とにかくじつに淋しい。
ドイツポーランド 2-0
どいつじんはでっかいなぁ。どすんどすんとすごいはくりょくだなぁ。
というようなことばかりがいつも頭にこびりついてしまうのですが、ぽーらんどじんもけっこうでっかく見えました。ライン上げまくり、裏取られまくり、そんなポーランドは好きです。
ルーマニアフランス 0-0
ルーマニアは強いっすね。
で、リベリーがほしいです。喉から手が出るほど。(こわい)
彼は泣けてくるほどの苦労人です。フランスの"貧しい街"ブーローニュ・シュル・メールの、"最も貧しい地域"シュマン・ヴェール生まれ。2歳でまさかの自動車事故。路上に放り出され、赤ちゃんが重傷ですよ。右頬の深い傷跡が痛いっす。ストリートサッカーでテクニックを磨きまくってリールの下部組織に入ったのが13歳。ところが3年後には学業成績が思わしくないとかで追い出されてしまった。そこで南仏のアレスに入団します。3部のクラブだけど、いいんだよ、フットボールができればさ。そしたら今度はクラブが財政破綻。路上に放り出され続ける人生。
なんだかんだで2005年にマルセイユに移籍、その前のガラタサライあたりからなのかな、フランク・リベリーが日の当たる場所を歩き始めたのは。今じゃジズーの後継者。2007年からバイエルンっすね、リーグMVPとか獲っちゃうし。正真正銘の、世界最高のミッドフィルダー。ドリブル突破でゴールに突っ込んでくし、ボールが足元になくても走る走る。こーゆー選手がほしい。ハングリーさを失わず、献身的に、攻撃的に、走り続けるハートのある選手が。
ベンゼマはほしかった。もう遅すぎですが。こちらも喉から手が出るほど。(こわいってば)
ギリシャズラタン 0-2
ギリシャは成熟しましたねー。
ズラタンはものすごいわけですが、つまりあれですよ、愛してやまないヘンケ様。ズラタンのほうはもうアクロバチカルなあり得ないシュートを決める人なのでとにかくびっくりするわけですが、なんかもうね、ヘンケ様。
この人ほど成功したフットボール人生を歩んでいる人はいないと思います。フットボールの天才が、欲を持たず、不満を持たず、友をたすけて走り続ける。こんなこと、ありえねぇ。母国を率いる別格の"傭兵"ヘンリク・ラーション、好きすぎて気絶しそうです。
スペインロシア 4-1
壮絶な、楽しすぎる撃ち合い!ロシアも強いっすねー、疲れちゃったけど。
ユーロでいきなりハットトリックてー。ビジャすげー、すごすぎー、惚れまくり。"嗅覚"というのはこーゆーののことだろうと思います。
4点目はオフサイドとってほしかったっすけど、セスクもはりきってて、もう、こうなったら、沈みっぱなしの無敵艦隊が、まさかの優勝。(決定)
ま、2列目にシウバ、シャビ、イニ坊と並んで負けるわけがない。むっはー!
トーレスはいつになく名脇役でふんばりましたが、おまえも早く決めろやー。
心ゆくまでさるお、もんち!