バイエルンスポルティング (0-5)
いいよべつに。いいんだ。5点ビハインドで、自分らはホームで1点もとれずに、そんで敵地に乗り込んでミスするなっちゅーほうが無理。いいじゃん、次からチャンピオンズの常連になってやれ。いつかチャンピオンズの顔になれ。モウティーニョの1点はかっこいいスーパーゴール。
試合前、ボメル兄さんとモウティーニョ青年が握手をしているところを観て、結果なんかどーでもよくなりました。コドモのように"ウブさ"まるだしのジョアンが好きです。ミュンヘンの巨大なみなさんは迫力ありますが、小さい人たちが好きです。
バルサリヨネー 5-2(6-3)
バルサつえぇ。
リヨンもよかったっす、試合終了を待たずに怒って先におうちに帰っちゃった髭の人が後半早々あげた追加点、あれのおかげで、試合を捨てませんでした。よかった。
ファウルの数がすごいな。バルサ9、リヨネー26(笑)、よかった、リヨネーはあきらめませんでしたよ、ほんとよかった。
ローマアーセナル 1-0(1-1)でPKやって、6-7
死闘といえば死闘なんですが、これじゃいつまでたっても点入らないよー、と後半観ていて思いました。案の定。延長戦はもうヨレヨレでしたね、特にローマのみなさんが、王子も足が痛そうだし。
PK戦というのは心臓に悪いっす。サドンデスに突入するともう切なくて涙出てくるわけで。
えっとですね、さるおはこの2nd.legは試合観ながら記事書いてるんですね。ということは、今わかっているのは、チェルシー、リバポ、バイエルン、バルサ、ガナーズ、この5つが抜けたということ。残り3つがどーなったかまだ知らんのです。次のステージに進むのは8つ。うち3つはイングランド。
なんだかいろいろ考えちゃうな。
こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなくかいてしまう、たわごとですが。
これは去年も思ったことなんですが、イングランド勢がみんなそろって8強入りというのは気がすすまんのです。
イングランドが嫌いなわけじゃないし、強いのはいいんだ。"イングランドは強い"というだけならそれはとてもかっこよくていいんです。
つまり、ベンゲルのように、さるおはイングランドサッカー界を憂いているわけです。選手は人生賭けてファンを背負ってボール蹴ってるんすよね。そしてフットボールはみんなのもの、根っこのところでがっちりと"地元"のものでなければだめなんす。ところが2003年くらいから、イングランドのクラブは外国人投資家に買収されるようになりました。チェルシーはロシア人、マンUやリバポはアメリカ人、ポーツマスはロシア系フランス人、マンCはUAE人、とか、続々と。趣味でリアルサカつくやってるやつらのものになっていいのかよ。監督だってとっかえひっかえで、昨季から今季にかけて監督が続投したクラブがプレミア全体で何チームあるんだよ。道楽でサッカーゲームやってるやつらがいつか飽きたら、イングランドにはいったい何が残るというのか。
もちろん、クラブが外国資本に身売りしても、現場に手を出さないでいてくれるオーナーさんもいる。マンUなんかは選手も監督も変わらず強いわけで、それはそれでいいんだけど。なんちゅーか、"他人のモノになってしまってよい"ということになるのが嫌なんですね。
だからね、イングランドのサッカーを、フットボールの聖域を、守ろうと戦っているベンゲルは勝ち残らなければならなかったと、今は思います。もしもイングランドが大耳を持って行くなら、"世界一美しい"と言われるアーセナルでなければならないと。
今年のチャンピオンズは、バルサが獲る。イングランドには渡さない。でも、獲るんだけどさ、でももし、もしも獲れないなら、ガナーズ勝ってくれ。
そして今大会の決勝の地、ローマも勝たなければならなかったんだけど、決勝戦じぶんちだし。でもいなくなっちゃった。ユーベもいないし。
イタリアのチームがいないファイナルを、イタリアの地でやられていいのか。勝てインテル。勝てモウリーニョ。ふんがー。インテルってあんまりイタリア人見かけないけどな(爆)。
どーせなら、8つのうち3つ、スペインも残って、イングランド対スペインの大戦に突入してもいいけど。
あーん。あやしうこそものぐるほしけれ。
次の抽選もやらないうちに、というか2nd.legを見終わってもいないうちにあれこれ考えすぎてると、次でバルサがアーセナルと当たるという罠が待ってるかもしれません。
心ゆくまでさるお、もんち!