昨日ね、不動産屋のおじさんが"ごあいさつ"にやってきたのです。この"ごあいさつ"というのはとても多い。で、たとえば不動産屋さんだとね、用があるかどうかはこちらが決めることで、向こうから"ごあいさつ"に来られてもまぁ、こちらには"ごあいさつ"してるヒマなどないわけですよ。
なので"ごあいさつ"に来た人とさるおの会話はだいたいこうなるわけです、インターホン越しに。
ぴんぽーん
「私、ほにゃらら不動産というものなんですが」
「そうですか」
「あっ・・・えっと・・・」
「なんですか」
「本日はごあいさつに伺ったんですが」
「こんにちは」
「あっ、えー、ちょっとごあいさつをさせていただこうと思いまして・・・」
「うん、こんにちは」
「えっと、できればお名刺でも」
「置いてってもいいですよ」
昨日は「粗品がございますが」と言われてちょっと心が動きましたが、粗品というのは粗品ですから、ほしいモノじゃないだろうし、もらわなくていいやって思ってね、"名刺とチラシ"とやらをポストに入れたきゃどうぞって、いつもの展開だったわけっす。
そしたらちゃんと粗品もポストに入ってた。さらに名刺の裏にはおっさん手書きの、手書きなのになぜか顔文字を駆使した、謎のお手紙。すげー。
粗品は箱ティッシュだったので嬉しかったっす。これなら使えるから。
しかしそれだけでは終わりませんでしたYO!
これがその箱ティッシュっす。

Boku wa, ですでにオカシイ。
しかも Boku wa, Inu no なに?ぼくはいぬ?
うぉー、なんだかまるで可愛くない犬のバウちゃん出たぁー。Kodomo なのに、Tokorode という、奇跡のアンバランス。
きみはだれ。
おれはいったいだれなんだ。究極の命題出たぁー。生涯を賭けて探求しようと思います。バウちゃん待ってろ。
けっこう衝撃を受けてしまいました。
Boku wa Saruo. Mou Otona.(号泣)
と心から思いましたね。
心ゆくまでさるお、もんち!