心配していた3号機のMOX燃料。やっぱりなぁ。
1週間前に採取した福島第1敷地内の土壌からプルトニウムが出ました。
238と239と240ですね。量は土壌1kg当たり、0.18〜0.54ベクレル。
東電の副社長曰く、「今回検出されたプルトニウムの濃度は通常の環境で見られる水準と同程度であり、人体に影響はない。大気中に存在するプルトニウムではなく、原子炉から放出されたものである可能性がある」。
ははーん、通常の環境で0.54ベクレルのプルトニウムが身の回りにあるのですね。プルトニウムはふわふわと空気中を漂っているどこにでもあるのもなのですか。それはよかった(汗)。ばかやろう。
プルトニウムがないとは言わない。この国は原爆落とされてるし、人類はこれまでさんざん核実験をやってきたわけだし。
とにかく、原子炉由来のものなわけです。プルトニウムの沸点はとても高い。約3228℃もあるんだからもちろん蒸発したわけではなくて、燃料棒の中身そのものが水と一緒に流れ出たわけでございます。話としては今さらですが。検出された濃度はともかく、気体になって飛んでいるヨウ素やセシウムとは違うだろ。
これも"通常"の範疇だという、その不真面目さが嫌なんだ。後のことは知らないけれど今すぐ病気にはならないから平気だという、ごまかし感が嫌なんだ。ついでに、すべて他人事だと思っている保安院の態度が嫌なんだ。
心ゆくまでさるお、もんち!