2011年09月01日

La Liga11-12/2節 ネクストステージ

さるおです。
2節ビジャレアル戦からの開幕ですが、えー、おらが村というのはこのところ毎度とても手強い。
絶好調で殺気立つマドリとのコパ2連戦という死闘を観たかぎり、バルサは"仕上がり"を論じるにはほど遠い状況で、これで守備がいきなりの火の車ではまことにアブナイ。モナコでドラゴンズに勝ったのもそれはそれでもちろん素晴らしいんですが、あれはまたちょっと別枠だし。とにかく選手が、足りてない。
だってよ、プジョル、ピケ、マクスウェル、アドリアーノが負傷で、だにべすさんは昨季の累積。となれば本職はアビダルとフォンタスしかいねぇじゃねーか。ポジション4つを埋めるためには、左に本職アビダル、中央をマスチェラーノとフォンタスでしのぎ、右を・・・うーん、どうしても不在っす。ブスケに手伝ってもらうとしても右の穴が埋まるわけではないし、ならばBチームを頼りにしたいところ、モントーヤ、ジョナタン、バルトラの中ではモントーヤがすでにビジャレアルBと90分戦っちゃってるわけで、やりくりしようにも、単純に、足りないのです。

と思ったら。ポジションが4つあると思うから足りないだけの話。3つにすれば、足りてるぅーっ。
少し驚いてしまいましたな。
しかも、3-4-3で中盤が増えてるわけで、ボール支配とプレスがすげぇ。やりくりどころか、"良く"なってしまっているということで、すげぇっす。
フィールドプレイヤー10人のうち、ディフェンダーはたった1人。ならば中盤を増やしてボール持ち続け回し続ければいい。『セントロカンピスタがよいフットボールを作る』それがバルサのコンセプトでありペップのコンセプトであり、哲学と自信の源。だからただ、それを実践すればいいのです。そのために、ミッドフィルダーばっかり増やしてんじゃーん。
すげぇ。すげぇ単純。火の車になってもまったくブレない、すげぇ美しさ。
ということで、アビダルに、マスチェラーノとブスケが最終ライン。フィードはバルデスが手伝えばいいんです。
で、イニ坊、ケイタ、チアゴ、レオ、ペドロ、アレクシスが、入り乱れて飛び出しておらが村のゴールに襲いかかる。ひゃっほー。すってきー。で、セスクとチアゴとアレクシスが1点ずつにレオが2点。ステキすぎ。

やはりこれはもう、選択肢が増えたと言っていいでしょう。補強も含めて3-4-3に挑戦し続けてきた近年の結果が、出そうっすよね。3-4-3は磨く価値がある。
これ以上はない。これ以上なんてあるわけない。そう思っていたバルサですが、20歳のチアゴが昇格、アレクシスとセスクが加わり、このチームはパワーアップしましたよ。フットボール史上最高になっても、まだ進化し続ける。変わらぬスタイルを貫き続けることで、進化し続ける。頂点に登り詰めたチームに、続きがある。なんて衝撃的なの。
セスクももう、やばい。バロンドールいけるんちゃうかと。どこまでやれるんだ、なんて心配して損したよ。おまえも、チアゴも、もちろんアレクシスも、みんな大丈夫だ。ケイタとマスチェラーノ、あんたたちは最高。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 01:32| Comment(0) | TrackBack(0) | リーガ・エスパニョーラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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