16得点16失点、8勝8敗、まったくの互角でとっくみ合える相手、それがミランです。す、すばらしい。
それでも最近は若干だけれどもバルサに分がある。なのでボールポゼッションは多少諦めざるを得ず、もうちょっと守備的に来るかと思いました。ミラン様、申し訳ない。とてもとても、主導権を取りに来ましたよ。
ロビーニョ右、ズラヒモビッチさん左、ボアテングをセンターという3トップに、アクイラーニとセードルフという5人でプレッシング。取りこぼしはボメル兄さんと守備ラインで網にかける。前の5人と最終ラインの間はスペースができちゃうわけですが、そこはそれこそ"しかたない"という潔さですな。うーん、あんたたちはすばらしい。
バルサはレオとセスクで崩せなければチアゴを加え、3人でザンビーのサイドを破壊っす。ザンビーはチアゴが、アバテはレオがひきつれて、チャビは自由の身。今日はボメル兄さんもミスが出て、クリアのつもりがOGっす。
しかーし、点をとられて強くなるのがミランさん。アクイラーニからセードルフに受け渡してバルサの右を突破、このスルーパスをズラヒモビッチさんが沈めてふりだしに。ひゃー、こわいっすね。
続いてセスクがザンビーを振り切りチャビにパス。あはは、とても上手に倒れましたよ(笑)。PKいただきー。
PKはちょっと珍しい感じになりました。レオが決めた、と思ったら、それはフェイントかけすぎやんと取り消され、もう一度蹴って追加点。
後半にパト投入ですが、いつだかのトヨタカップで試合中リフティングでボールを運んでしまったのがすごいインパクトだったあんちゃんです。パトが競ってこぼした球をボアテングが空中でトラップからクライフターンでアウトサイドというあり得ない一連の流れるような優雅な舞いで凄すぎる超スーパーゴール!うひゃー、なんじゃこりゃ!変態アクロバットはイブラだけじゃなかったのか、すげぇな。ムーンサルトでプリンスがぐるり、わたくしの目玉もおどろいてぐるり。またまた同点ですよ。
今日もまた、まったくの互角。
いや、スコアをみれば、OGとPKのバルサより、ズラヒモ先生とプリンスのミランが上だと言わざるを得ないのかも。
セードルフさんはCL男ですが、さすがに後半になると運動量が落ちますな。バルサとしては、右を突破されなくなってありがたいですが。
さて、問題のバルサ3点目。ビジャが落としたボールを持って上がるレオがスルーパス。そこにチャビが合わせて決勝点っす。これはもういかにも、戦犯は誰か、というミステリーに突入しそうな失点でございます。走り込んだチャビは完全にフリー。はたして誰がチャビをみるべきだったか。一見ボメル兄さんが犯人のようにみえますが、アクイラーニか、セードルフか。いや、セードルフかもしれないけど、疲れてる人を責めちゃぁいけない。
裏門からのバルサ卒業生(涙)ズラヒモビッチさんが最後まで奮闘してましたが、2-3バルサ。
ミランはいつも素晴らしい。おもしろかったっすねー。
心ゆくまでさるお、もんち!