さるおです。
ついにティト・バルサのシーズンがはじまりましたよ。
今季は少しいつもと違うな、と思ってね、ある意味ではちょっと楽しみにしています。違うというのは、補強のこと。要は、マドリとバルサが補強していない(実情は”できていない”が正しいかもしれませんが、マドリもバルサも誰も、そんな言い方はしていないようなので、ま、”していない”ということにしておきますが)んだよね。まったくしていないわけじゃないけれど、バルサならジョルディ・アルバとソングだし、マドリにはモドリッチが入るのかどうかくらいで、人数も少ないし、やっぱ派手ではないわけです。まぁバルサはいつものことで、余分な金はねーし、補強はそんなに必要もねーし、という恒例の夏ですけど。
キラッキラのビッグネームはもうスペインには来ないんだなーとか、マラガの資金も尽きちゃったしなーとか、次はどの国が流行るのかなー(笑)とか、思うところはまぁありますが、それはそれとして、「このチームでもう1年戦ってやろう」というのはいいなと思う。
マドリなんか今までだとさ、選手にしろ監督にしろ、ド派手な実績を叩き出さなきゃクビ、仮にド派手な実績叩き出してもだいたい1シーズンも顔見てりゃ飽きてくるのでやっぱりユニが売れなきゃクビ、そんなもんだった。マドリディスタは違うと言うかもしれないが、そんなふうにしか見えなかった。昨シーズンの優勝はあるにせよ、マドリがオフに動かないなんて、こんな夏は初めてじゃないか(笑)。
だから少し楽しいのです。いつもと違うって、楽しいもんだ。
そして、バルサを率いるのがティトだというものわたくしは嬉しい。いろんなインタビューとか読むとね、だんだんとティトの人となりが好きなってくるのです。さるおの中では、ペップやライカーと並ぶ魅力の持ち主なのです。
ティトの能力に不安は元からありません。開幕戦を観たらさ、セスクがけっこう動いてて、チャビがずいぶんと下がった感じ。あとはいつものバルサです。ジョルディ・アルバとテージョの左サイドはやっぱ活きがいいのなんのって、わくわくしますな。んでやっぱ、あとはいつものバルサ。素晴らしいことっすね。
そしてもちろんわたくしは、ダビド・ビジャに再会して号泣してしまいましたよ。おかえり、おかえり、おかえり!
怪我から8ヶ月。どんなに長かったか。
あのねグアッヘ、はるばる震災後のにっぽんまでやって来て脚を折って帰っただなんて、わたくしはなんだか申し訳ないような気持ちでいるのです。だからごめんよ、8ヶ月も辛い思いをさせてごめんよ。そんな気がする。ほんと、待ってましたよ。しかもバルサの5点目をぶち込んでしまうなんて、おまえ、かっこよすぎだぜー。とんでもない角度に折り返したイニ坊、おまえもかっこよすぎだぜー。
さらにスタンドのエリック・アビダル。いつか復帰してやるぞと言ったらしいじゃないか!おまえって、おまえって、かっこよすぎだぜー。
というわけで第1節バルサラレアル、5-1でございます。
マドリさんはベルナベウでバレンシアと1-1の引き分けですか、うはは!
心ゆくまでさるお、もんち!