2005年12月07日

さるおのハリポタ辞典[人物] ヴォルデモート卿

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、登場人物を紹介します。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

voldy.jpg

【人物紹介】
ダーク・アーツを駆使して不死を手に入れようとする邪悪な魔法使いヴォルデモート卿(Lord Voldemort)。Voldy(ヴォルディ)って呼んであげてね!
スターウォーズのダースベイダーが"more machine than man"(人というよりほとんど機械)であるのと同様に、"more magic than man"(人というよりほとんど魔法)なVoldy。"You-Know-Who"とか"He-Who-Must-Not-Be-Named"とか言われて怖れられていますが、フォロワー(Death Eater)には"Dark Lord"なんて呼ばれて愛されて(やっぱり怖がられて)います。
アルバス・ダンブルドア(Albus Dumbledore)を除けば、最強の魔法使い。
* ヴォルディのことは"LV"と表記することがあります。

【名前の意味】
ヴォルデモート(Voldemort)の名はフランス語の"vol de mort"、訳すとFlight from death(死からのフライト)またはTheft of death (死の窃盗)。
ヴォルデモートはTom Marvolo Riddleのアナグラム"I am Lord Voldemort"で、芸名っすね(笑)。
本名はトーマス・マーヴォロ・リドル(Thomas Marvolo"Tom" Riddle)です。通称トム・リドル(Tom Riddle)。
そしてお父ちゃんの姓リドル(Riddle)は"謎"、お母ちゃんの旧姓ゴーント(Gaunt)は"やせこけた・荒涼とした"という意味です。

【特徴】
不自然なほど長い指で大きな蜘蛛のような手、チョークのように白い肌。ネコのように瞳孔が縦に切れた真っ赤な瞳を持つ。口はあるけど唇は無い。
Horcruxes(ホークラックス)を作る黒魔術のせいでこんな姿に変わり果ててしまったらしい。若い頃は毛がふさふさで、本の中に「ハゲてしまった」という記述は無いのに、映画を撮ったらなんとなくハゲてしまった(笑)。鼻もおっかないことになりました。flat and snake-like(平らで蛇みたい)な顔で、鼻孔がある(slits for nostrils)と書いてある。映画でも「蛇っぽくしようぜ!」なんつってレイフ・ファインズ(Ralph Fiennes)の鼻をはりきってデジタル整形したら、あんな風になっちまいました。

【杖】
真冬を表す"イチイ"(驚くほど寿命の長い木で死と再生(つまり不死=immortality)の象徴。樹液には毒がある)の木、13.5インチ、ダンブルドアの不死鳥(phoenix)フォークス(Fawkes)の羽。

【パトロナス(守護)】
ワルモノだからなー、何にも守護されてないんじゃないか・・・

【好きなもの/趣味】
不明

【こわいもの(ボガートが姿を変えるもの)】
強がっているVoldyだけど、怖いものもあります。ダンブルドアではありません。自身の"恥辱にまみれた死"が怖い。なので、ボガートはVoldyの死体に!

【持ち物】
ペットのナギニちゃん

【功績】
不明

【特殊技能】
Legilimency(感情や記憶を引き出す術、Occlumencyの逆)とOcclumency(人の心を読心し、自分の心は読心から守る術、Legilimencyの逆)の達人。
パーセルタン(Perseltongue/蛇語)がしゃべれるパーセルマウス(Perselmouth)

【家族/血筋】
1926年12月31日生まれ。1926年12月31日と1927年1月1日の間に生まれた、っちゅー感じですが、正確には大晦日だそうです。
トム・マーヴォロ・リドル(Tom Marvolo Riddle)として、マグルの父ちゃんトム・リドル(Tom Riddle)と、魔女の母ちゃんメローペ・リドル(Merope Riddle)の間に生まれた混血(Half-blood)。お母ちゃんがサラザール・スリザリン(Salazar Slytherin)の子孫(旧姓Gaunt)なので、Voldyがスリザリンの最後のひとりです。

【経歴/これまでの人生】
(『HBP』のネタばれ→)スリザリン家は誇り高く、代々純血を守ってきた。マグル(Muggle)とハーフブラッド(Half-blood)を忌み嫌い、蔑んできた。その結果、ヴォルディママ、メローペ・ゴーント(Merope Gaunt)の世代は特に大変でしたね(泣)。近親婚を繰り返し、いわゆる"血が濃くなりすぎた"というやつで、ゴーント家はこのとき既に限界だったわけです。狂気に満ちていた。おとうちゃん(ヴォルディのグランパ、マーヴォロ・ゴーント(Marvolo Gaunt))は凶暴だし、兄モーフィン・ゴーント(Morfin Gaunt)は言うことをぜんぜん聞かない邪悪に歪みきった子になっちゃったし、プライドのあまり、日常会話がパーセルタン(Parseltongue)で交わされる、ヘンな家族になっちゃった。凶暴なおとうちゃんと邪悪な兄にいじめられ、ストレスのあまりヴォルディママはかなりスクイブ(Squib)に近い状態でした。手入れのされてない暗くて小さな家に住み、周囲のマグルからは"完全にいっちゃってる家族"だと思われ、代々引き継いだ家宝はあるけれどもお金はない。困窮をきわめていた。それでもなお、ゴーント家はスリザリンのプライドにしがみつき、異常なまでに頑なに純血を重んじた。
ところが、あろうことか、何よりも憎み蔑んでいたマグルの血が入ってきてしまう。そのマグルはヴォルディママと恋をしたのではない。魔法(love potion)によって、無理矢理ママに恋させられた。
そして生まれたのがトム君。スリザリンのプライドに鑑みるなら、トム君こそが"穢れた血(Mudblood)"。抑圧され狂気を内に秘めたママと、愛を強要されたパパの間に生まれた、呪われたコドモ。いや、本当は、血などは既に穢れていたのに。
自然の力に逆らってしまったとき、サラザール(Salazar Slytherin)から1000年以上の時を経て、この世に悪魔が生まれた。自らのプライドが、悪魔を産み落としてしまった。これがヴォルディ誕生までの経緯です。

というわけで、生まれる前から早々にマグルの父ちゃんに捨てられ、誕生と同時に魔女の母ちゃんに死なれ、マグルの孤児院にいたかわいそうなVoldyをホグワーツに入学させてくれたのはアルバス・ダンブルドア。入学時すでに念力でモノを動かすことができて、動物を自由に操り、蛇と話して、そして、ボクを不機嫌にするヤツに不幸あれ!とほざいていた恐るべき11歳。道徳心に欠け、力を振りかざし、残酷さをあらわにした恐るべきコドモ。孤児院にいた頃からすでに暴れん坊将軍なんです。
ホグワーツ時代はスリザリン生。友情なんてまるで無いけど仲間に囲まれ、マグルの父ちゃんを憎むあまり、そして混血の自分を恥じるあまり、父方からもらった名前を並べ替えて(TOM MARVOLO RIDDLE → I AM LORD VOLDEMORT)しだいにオープンに自分をヴォルデモート卿(Lord Voldemort)と呼ぶようになる。5年生になると勢いあまって秘密の部屋(Chamber of Secrets)を開き間接的にマートル(Moaning Myrtle)殺害。卒業前には、マグルだというだけでお父ちゃんと父方のじーちゃんばーちゃんをぶっ殺してしまった。ダンブルドア以外の先生たちを丸め込んでついに罪を問われなかった恐るべき16歳。
初代ヴォルデモートのようなグリンデルバルド(Grindelwald)はこの頃まで生きているらしいので、2人が会った可能性はある。
DADA(Defence Against the Dark Arts)の先生として雇ってくれよとお願いしたのに2度に渡ってホグワーツ就職を拒否されてすっかりグレちゃったトム、悪の裏街道をまっしぐら。1970年代(Voldy40代)から極めてよからぬ大物になりつつ、浄化と称してマグル生まれの魔法使いを殺しまくった。
そして1980年、シビル・トレローニー(Sybill Trelawney)の予言の半分を知ると、1981年10月31日、ハリーを殺しにゴドリック・ホロウ(Godric's Hollow)に参上。親は殺せたが、ばぶばぶーなんつってるだけの赤ちゃんハリーにやっつけられてしまった。
この時Voldyが死なずにすんだのは、既に生命を7つに分け、Horcruxesに吹き込んであったため。残された力が"寄生すること"だけになってしまったVoldy、よれよれになって森に隠れる。蛇に寄生したりなんかして、死なずにいるのが精一杯。
1990年代初頭、トランシルバニアの森でクィリナス・クィレル(Quirinus Quirrell)と出会い"賢者の石"を盗もうとしたが失敗。今度はアルバニアに潜伏しながらルシウス・マルフォイの手引きで"秘密の部屋"を開き大暴れ、ジニー・ウィーズリーの精気だけでもいただこうと思ったが失敗。ついに、"Bone of the father, unknowingly given"、"Flesh of the servant, willingly given"、"Blood of the enemy, forcibly taken"を用いるいにしえの儀式によって(ハリーの血を使って)1980年10月31日以前の身体を再生する。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 07:21| Comment(12) | TrackBack(3) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おおお〜
ヴォルディ(と早速呼ばせてもらいます)も色々あったんですねw( ̄△ ̄;)w
マグルのお父さんを殺害したり、ホグワーツの先生になりたかったり・・・やりたい放題って感じですが、髪の毛がなくなったのはちょっと可哀想です(汗)
あの鼻も呼吸するのにつらそうですよね( ̄∇ ̄;)
Posted by cherry at 2005年12月07日 08:13
cherryさん
ヴォルディもまぁ、いろいろと苦労人です。
ハゲたしね、鼻もおかしなことになって、ほんと、苦労人です。さるおとしては同情を余儀なくされる感じです(笑)。
Posted by さるお at 2005年12月09日 00:37
なるほど。ヴォルディは、サラザールスリザリンの末裔なのですか。

それに、いろいろ複雑な環境で、大変だったわけですね。
残忍だけど、ある意味、かわいそうな魔法使いとはいえますね。
マグルの父親を殺害し、たくさんの人を殺害とはひどい話だけど、最後には、スターウォーズのダースベイダーみたいに、最後の最後で改心する事はあるのかな?
恐るべき人物ですけど、とっても重要人物だし、これからどうなるのかが、見ものですよね。
Posted by micchy at 2005年12月30日 22:11
micchyさん

> スターウォーズのダースベイダーみたいに、最後の最後で改心する事はあるのかな?

これは全くわかりませんが・・・さるお予想では改心しません。
でもものすごく興味深い題材だなー。第7巻でハリーが死ぬかどうかっていう議論も盛んだけど、同じくらいに興味深いね。
Posted by さるお at 2006年01月06日 00:56
>これは全くわかりませんが・・・さるお予想では改心しません。

ダースベイダーは、最初から悪者ではなかったから、改心したとして、
ヴォルディーに関しては、最初の血統からしてダークウィザードだから、改心するもなにも、もともとそういうことには縁がないのかもしれないね。

>第7巻でハリーが死ぬかどうかっていう議論も盛んだけど

えーっ!?ハリーが死んじゃうってー!
そんなのいやだあー!じゃあ、ヴォルディーはどうなるんでしょう?
でもハリーのことだから、一旦死んでも甦りそうですよね。
Posted by micchy at 2006年01月09日 23:27
micchyさん

> 血統からしてダークウィザード

そうね、スリザリンちの子だからね。
ただ、スリザリンが生まれながらにして悪なのか、暗黒面におちちゃったのか、そのへんは興味あります。

> ハリーが死んじゃうってー!

これもまったくわからんです。いろいろ予想はできるけど。
micchyさんがまだ知らない、トレローニー先生の第1の予言(反転部分)が大きなヒントです。いや、ヒントというより答えだな。
Posted by さるお at 2006年01月12日 18:32
>スリザリンが生まれながらにして悪なのか、暗黒面におちちゃったのか、そのへんは興味あります。

そっか、ヴォルディーに関しては、全てがスリザリン自身にかかっているといえるんですね。

>トレローニー先生の第1の予言(反転部分)が大きなヒントです。いや、ヒントというより答えだな。

だったらなおさら、まだ読むわけにはいかないですねぇ。
読んじゃってもいいんだけど、楽しみにしておきたいですからね♪
でもなんだか、気にはなるなぁ。
Posted by micchy at 2006年01月14日 23:58
私は悪の帝王には頭がいいこと、己の美学にこだわること、決して反省したりしないこと、を求めます。
細かいことを言いますが、ハンサムな顔を台無しにしてまで不死身になろうとしちゃいかんだろ、という気がします。七つは欲張りすぎですよね。

いまや一部で“なまはげ”扱いの“俺様”ですがちゃんとラスボスの威厳を取り戻して欲しいもんです。(アレ面白かったでしょ?)

Posted by ばん太 at 2006年01月15日 20:49
micchyさん

> 全てがスリザリン自身にかかっているといえるんですね。

さるおもそう思う。それどころか、最終的には"対スリザリン戦"になるんじゃないかとも思えるし。

トレローニー先生の第1の予言はmicchyさんが持ってる5巻目に出てくるので、読むときに驚く方が楽しいね。
Posted by さるお at 2006年01月17日 20:23
ばん太さん

> 頭がいいこと、己の美学にこだわること、決して反省したりしないこと、

まったく同感です!
この中で、ヴォルディについていちばん心配なのは"頭のよさ"(汗)、次に心配なのは美学でしょーか。
って残ってんのは反省しねぇってやつじゃねーか(爆)。

> 七つは欲張りすぎですよね。

これってなんだっけ?ばん太さんにはまだ未知のホルクルクスのことですか?

> アレ面白かったでしょ?

読んだ読んだ!すっげー可笑しい。息切れするほど笑ったよ〜。なぜか、いちばんウケたのは「あたり前田のクラッカー」です。
名前の読み方(特に"ハーマイオニー"の発音)についてだけは賛成できないとこが多かったけど、とにかくおもしろかったです。さるおも勉強しようと思いました(笑)。おしえてくれてありがとうね。
Posted by さるお at 2006年01月17日 20:31
>まだ未知のホルクルクスのことですか?
そうです・・・余計な所へ行ったせいで知らなくていいことをどれだけ知ってしまったことか。
読んでもいないR.A.Bの正体なんて確信してしまっています
でもHorcruxesのことは↑に書いてありますけど

>息切れするほど笑ったよ〜
よかったです。ちなみに私もヘルミオネーなんて大反対です。

さるおさんの予想ではラスボスは“俺様”じゃないんですね。魔王の後ろに大魔王ですか。思いつかなかったけど言われてみると納得です。
でもそれだと敵側が強すぎませんかね。どうやって勝つんでしょう



Posted by ばん太 at 2006年01月18日 23:53
ばん太さん

>> まだ未知のホルクルクスのことですか?

ばん太さんにとって"まだ未知の"って意味です。それが何かはここにはまだ書いていません。

> 余計な所へ行ったせいで知らなくていいことをどれだけ知ってしまったことか。
> 読んでもいないR.A.Bの正体なんて確信してしまっています

なんだか同情してきました(笑)。
R.A.Bの正体はたぶん"それ"で合ってると思います。RとBだけが確実な、でもAもじゅうぶんあり得る、弟さんだよね?

> 魔王の後ろに大魔王

特にそういう予想をしてるわけじゃないけど、あり得るよね。その場合は強敵なので、こっち(ヴォルサポさるお、スネイプ同様寝返ったか)も3人の連合軍で戦わないとなー。
Posted by さるお at 2006年01月20日 06:45
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