リハビリ・キングのモッタちゃんがまたしてもリハビリの国に帰ってしまったバルサ、一方で36試合連続出場休みなしの働き者プジョルが率いるバルサ、そしてなぜか試合前からエジミウソンひとりがバケツで水をかぶったようにびしょ濡れのバルサ、19節はカンプ・ノウにビルバオを迎えていざ勝負。
純血集団ビルバオは、5-4-1の守備型システムで蜂の1刺し(カウンター)を狙っているぞ。
首位相手にアウェーを戦う(自身はまるでかんばしくない)ビルバオは、なりふりかまわず守りきり、得意のカウンターアタックに勝機を見出す。いいよ、それで。
しかーし、2月下旬のCLチェルシー戦が気になって夜も眠れないさるおにとって、カウンターサッカーにどう勝つかっちゅーのは、これはもう何にもまして重要な命題なので、目をギラギラさせて観戦しているわけですよ。
そして、来たよ前半15分、ジョレンテにヘッドで先制されました(涙)。カンプ・ノウで先制されるなんて、だいたいがここしばらく勝ち癖がつきすぎてダラリと安心しきっていたので、ショックでかいっす。一瞬、朝ごはんの箸が止まったよー!(←もう食ってんのか)
何もかもが純血野郎たちの思うツボ。やつらのシナリオ通りです(涙)。
ロニーからのパスをエトーがゴール前まで持ち込んだり、デコとレオ様のコンビネーションからエトーがミドルを放ったり、エトーからのパスをマルケスがミドルシュートしたり、バルサも苦しみつつがんばってはおるよ。が、
追いついたのは37分、ジェステ痛恨のハンドで、ロニーがPKを決めた!
ロスタイムめいっぱいまでデコがミドルで2点目を狙いながらも、前半は純血野郎たちのシナリオ通りのままで終了。うーん、てこずる。
ところが、ハーフタイムのレオ様のインタビューを見て、素直な子だなぁ、謙虚な子だなぁ、と感心していたら、そのレオ様を筆頭にバルサが様変わりしていました。後半はじまるなり、見違えるような猛攻で、純血ゴールに襲いかかってる〜!
レオ様はやっぱすごい、せっまーいところが大好きで、小さい体でDFを掻き分け掻き分け、驚きの強さでゴール前までやってくる。そして、シュートコースが絶対になさそうなところからシュートを打ってくる。さすが、アルゼンチンの神童レオ!
そして後半5分、ロニーのパスをファン・ボメルがシュート。はじかれたところに駆け込んできたレオがゴール!また朝ごはんの箸が止まったよー!(←まだ食ってんのか)ドリブル強さや精度の高いアシストやゴール前でのテクニックだけじゃない、ものすごい嗅覚まで発揮しているあんたは大将!愛してるぜ!
この後もチャンスはあったよね。ファン・ボメルのシュートはクロスバーに当たって惜しかったし、デコのヒールパスをファン・ボメルがシュートしてこぼれたところにエトーが突っ込んでったシーンもあった。デコとのコンビネーションでレオが追加点を狙う場面もあったし、デコがゴール前に抜け出したり、ロニーのシュートもあった。前半ふんばったビルバオのDF陣もヨレヨレになってきて、穴がたくさん空くようになった。
今日はなぜかやたらとゴールを決めたいマルケスも、守備はいっかぁ〜、みたいなね、どんどん上がってきてるし、後半はすっかりバルサ・ペースになって、2-1だから大差とかじゃないけど、いやぁ、よかったよかった。連勝っていいもんだ。朝ごはんもうまかった。
とご満悦の43分、デコの周囲が騒々しくなってきましたよ。転ばせたり、転ばされたり、不穏な空気が。その1分後、デコがボールを受けて、カルロス・グルペギが転ばせにやってきて、デコがファウルのアピールで座った姿勢になったとき、カルロスよ〜「おまえのかあちゃん出ベソ」かなんか言っただろ〜!
デコが怒ってしまいました。怒ってグルペギの耳をひきちぎりました。嘘。んなわきゃない。が、とにかく向かっていって、頭か耳か、そのへんをひっぱたいてしまいましたね。1発赤札。さようなら(泣)、デコ。
ロニーも怒っているぞ。お客さんも怒っているぞ。審判と純血野郎たちにブーイング。さるおも最後の最後にびっくりした第19節でございました。
サミュエル・エトー君はアフリカ・ネイションズカップ、元気にいってらっしゃい。さみしいけどさ、勝ってらっしゃい。
ベンチで暗かった小さいおっさんルドヴィク・ジュリ君、あんたの出番も楽しみに待ってるぞ。
ライカールトよ、リーガにマクシ・ロペス君を出せーっ!
心ゆくまでさるお、もんち!
ゴール決めて嬉しいわ♪
そうですよー!
ビルバオ相手に(すみません)こんなに手こずってたらチェルシー(こちらも退場者出してましたねー)相手じゃあ歯が立ちませんよ!
そう言えば今季唯一の黒星をつけられたアトレティコもカウンターですもんねー。
チャビ、モッタが怪我で不在。
エトーさんがネイションズカップで不在。
デコさんが出場停止で不在。
うーん…次節どうなることやら。。
無いだろうなあ…。
アンドレース君も(多分)久々のスタメンで、頑張って欲しいです。
CLのトーナメントの組み合わせをみたある評論家がバルサの方が嫌なんじゃないですか?守りあいになったらチェルシーでしょうから、みたいなこと言っていたのです。う〜ん一面真理。
でも、反面、バルサほどの圧倒的な攻撃力と守備力のバランスが取れたチームも中々見当たらないぞ!と密かに言い返しました。チェルシーだってバルサとは当たるのは嫌だったはず。
2月決戦が事実上の決勝と思うのですよ。
レオ様はほんと、ただもんではないでござる♪
> ビルバオ相手に(すみません)
んだんだ!
ビルバオはバスクの血です、バスク人の炎です。それはそれでええとして、ビルバオにてこずってるようだとチェルシー戦がハラハラです。
> アトレティコもカウンターですもんねー。
んだ!ブルガリアの左ウィング、マルチン・ペトロフ君のなすがまま、裏はご自由に取られっぱなしでしたぁ(泣)。
> 次節どうなることやら。。
アラベスも当然カウンター狙いで来ますですねぇ・・・
> ジュリーがMFをやると言うのは…どうでしょうかね。
あのおっさん小ちゃいからなぁ。肉弾戦はできないし・・・。おっさんの飛び出す個性を中盤で・・・なんかすごく思い切った、変則的なことを考えれば使えるかもしれんです。とりあえず相手をびっくりさせる効果は大ですね(笑)。
> アンドレース君も(多分)久々のスタメンで、頑張って欲しいです。
白い悪魔には是非ともゴールを決めてほしいなぁ。さるお、応援してるんだ。
> 守りあいになったらチェルシーでしょうから、
そうだよね、そうなったら圧倒的にチェルシーです。勝ち目ない。だから、なにがなんでも先制です!
> バルサほどの圧倒的な攻撃力と守備力のバランスが取れたチームも中々見当たらないぞ!
そこだよね!バルサが他のどこよりも優れているのはバランス、攻守の切り替えの速さ、すなわち鍵は中盤ですよね。ほんで、"守りあい"というサッカーをやらないのが最大の特徴です。歴史的にみても、これこそがバルサの文化です。だから、"守りあい"に持っていかれないようにしないとなぁ。
> 2月決戦が事実上の決勝と思うのですよ。
同感です。さるおもドキドキだぞ。
ジュリーを使う為に無理に今の戦術を変える事も無いでしょうし。
不和の火種にならない事を祈ってます。
> MFで登録されてた時期
そうだねー。現在の中盤だとキレイなシゴトはシャビの特徴で、体も使う汚れシゴトはデコが得意だよね。ジュリだと、今はどうだろう。すっかり裏に飛び出す係になってるので、うまく想像できないね。
> 不和の火種にならない事を祈ってます。
不和は嫌です。見たくないね。
メッシーが良すぎなんですよね^^
ジュリは後半戦の巻き返しに期待したいです!
デコちゃんが、怒っちゃったのね。
ところで「おまえのかあちゃん出ベソ」って西語はわかんないんだけど、英語ではなんていうの?
> メッシーが良すぎなんですよね^^
そうそう!レオがすごすぎるんだ。でも、"良い"って理由で怒るわけにもいなかいし(笑)、ジュリも観たいし・・・。観ているこっちもジュリに負けず複雑な心境です(笑)。
> 「おまえのかあちゃん出ベソ」って西語はわかんないんだけど、英語ではなんていうの?
わかりません(笑)。西語も英語わかりません。
でもそー言われたのはたしかで(ほんとかよーっ)、「うちのかあちゃんの悪口言うな!」って耳を引きちぎったものと思われます。母親思いですね、デコ。(結論がオカシイ)