『THE MIST/ミスト』を観たよ。
監督はフランク・ダラボン(Frank Darabont)。『THE SHAWSHANK REDEMPTION/ショーシャンクの空に』や『THE GREEN MILE/グリーンマイル』では監督と脚本、『SAVING PRIVATE RYAN/プライベート・ライアン(1998)』のときはクレジット無しでシナリオの手直しをしている人っす。原作は、"あの"スティーヴン・キング(Stephen King)さん。
出演は、デヴィッド・トレイトン役にパトリシア・アークエットのだんなさんトーマス・ジェーン(Thomas Jane)、息子のビリーにネイサン・ギャンブル(Nathan Gamble)、超キケン人物のミセス・カーモディに出ました大好きなマーシャ・ゲイ・ハーデン(Marcia Gay Harden)!アマンダ・ダンフリー役にローリー・ホールデン(Laurie Holden)、などなど。
街中が霧に覆われて、20人くらいの人たちがスーパーマーケットから出られなくなる。そしたら、巨大タコみたいなのとか巨大昆虫とか、いろんなモンスターが襲ってくる。
じつにくだらない(笑)。スティーヴン・キングだから驚かないけど。あ、でもオカシイぞ。こんなにすぐに怪物登場じゃ、この後がもたない。こんなに早い時間から寝てていいわけないよなぁ。
とひじょーに心配していたら、見どころは他の2点でした。
ミセス・カーモディと、彼女に影響されていく"集団の狂気"という恐ろしさ。とても見応えありましたよ。じつにすばらしい。すばらしすぎる不快感です。秀逸。
それからラストのまさかの展開です。あっそー、そーなんだ、そーゆー話なんだー。おもしろいっすー。ま、悲劇なんだけどね、結局そんなもんは滑稽というか。ひねってあってこちらも素晴らしい。これはさすがにここには書けません。"あの"スティーヴン・キングさんだということで、警戒心丸出しでしたが(笑)。
観てみてみー。
心ゆくまでさるお、もんち!