まだ記憶に新しい昨シーズン、バルサはもちろん首位独走、ほんでリーガを制覇しました。けど、簡単だったわけじゃない。
モッタちゃんやエジミウソンやガブリがリハビリ王国に旅立ち、マンパワーのやりくりすらできずに、ベンチにいるのはカンテラのコドモたちという、満身創痍の苦しい月日がありました。もちろんバルサの下部組織の子らは優秀で、トップチームで見劣りしない輝くような才能を持った神童ぞろいなので、どうにかやってこられたんだ。
バルサの中盤の底は1ボランチ(1ピボーテ)。超攻撃的と言われるバルサ・フットボールを支える1ボランチは、攻撃の最初の1ステップであり、守備の最初の1ステップ。この位置は結局、CBラファエル・マルケスに著しい成長のチャンスを与え、彼もまた期待をはるかに上回る魂のプレーを展開してバルサを支えてくれたんだけど、ま、怪我したら終わりというか、疲れたら終わりというか、そういう危うい状況にありました。
その危機を救った男、デメトリオ・アルベルティーニ。ACミランで燦然と輝く偉業を成し遂げた男、アルベルティーニ。ライカールトのかつての戦友は、アタランタとの契約をおっぽり出してバルサを救いにやって来ましたよ。戦友の指揮下、バルサを支える攻撃の基点としてひたすら前線にボールを送り続け、ピッチにいようがベンチにいようが、黙々とバルサをたすけてくれたもんです。
ところが怪我しちゃった。そして、戦力外通告。正直、さるお、悔しかった。ボールを蹴ってるのはキカイじゃないんだぞ。人が蹴ってるんだぞ。サッカーは人がやってるんだからな!たすけに来てくれたんだぞ!(マドリーのトミーが大好きなさるおは、トミーに対しても同じような気持ちになってしまいますが・・・あ、彼も同じポジションっすね。とにかくマドリーのみなさまにはトミーを大事にしてほしいもんです)
メトロノームの異名を持つ男はシーズンの終わりをリハビリ王国で過ごし、次の就職先を見つけられませんでした。
「アタランタにいればよかったのに」
そう言う人もいるかもしれない。いや、そんなこと、デメにはわかってたさ。それでも来たんだ、バルセロナの地に。
もっと観ていたかったなぁ。背番号22、デメトリオ・アルベルティーニ。
さるおはずっとずっと、大好きでいるぞ。
3月15日、サンシーロ(ミラノ)で引退試合『MY WAY』が行われます。ACミラン vs. FCバルセロナ。さるおは泣きそうだYO!
パオロ・マルディーニ、ミカエル・ラウドルップ、ドナドーニ、バレージ、カカ、ボバン、ロマーリオ、デコ、エトー、アンチェロッティ、フランク・ライカールト・・・いろんな人が出るぞ。デメ自身が言うように、きっと美しいサッカーの祭典になるんだ。
今は指導者への道を歩み始めているアルベルティーニに、アドリアーノ・ガッリアーニ(ミラン会長)が言いました。ミランの監督として、さらなるタイトルを獲得してほしいぞって。
The door is open.
さるおはいつまでもあんたのファンなのだ。
心ゆくまでさるお、もんち!
この試合、見たいです!どっかで放送してくれないでしょうか。してくれないだろうなあ。
バルサ100周年のクライフ・バルサvsファンハール・バルサも見たかったですけど、何か因縁渦巻く、って感じですよね。でもこの試合、両チームの良好な関係を象徴していて、いいじゃないですか。
wowowよ、ホントにサッカー愛してるなら、マジョルカはもういいから、これ放送してくれよ!
私にとっては、愛すべき「ロッソネロの背番号4」デミー。
今でも早すぎる引退は残念だと思ってしまう…
試合ではやっぱりミランの背番号4を期待してます。
でも、バルサとしても出たりするのかな?
そして、ライカールトはどっちで出るんでしょうね?(^^;
ほんと見たいよねー!
> 両チームの良好な関係を象徴していて、いいじゃないですか。
楽しい祭典ですよね。観たら泣くけど(笑)。
W局は、サッカー愛してませんね。ついでに映画も愛してません、同じの繰り返し放送してるだけだしな。
> 私にとっては、愛すべき「ロッソネロの背番号4」デミー。
そうだね、ほんとはロッソネロの背番号4がアルベルティーニだよね。愛すべき、そう、愛すべき男っす、彼は。
ライカーと共に、バルサとしてじゃなくて、ミランで出てほしいかなー。少なくともデミーの背番号4は絶対見せてほしいですよね。