難しいことは書かないです。いつか誰かがこの記事を読んでくれて、サッカーにはこんな美しい世界観もあるのか、と感じてくれたら嬉しいから。
サッカーファンのよいこのみんなには耳にたこができる(できた人は見たことないYO!)ような話です。
そもそも大事な試合を目前にひかえてこんな勇気のあることを書いていいのか大きな疑問がありますが、懸かっとるんだ、さるおの威信が。そんなもんあったのかというツッコミは受け付けません。
UEFAチャンピオンズ・リーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦 チェルシー対バルセロナ、2月22日20:45(日本時間28:45)キックオフ、運命のときですよ。負けるわけにはいかんのよ。
バルサとチェルシー、それはボールポゼッションサッカーとカウンターサッカーという、両極に位置する相容れないふたつの戦略の衝突。
(戦術的カウンターについては話は別です)
バルサは、昨季の欧州CLで、まったくタイプが違うチェルシーFCというイギリスのチームに負けました。さるおは涙が止まりませんでした。だからね、今年こそは勝ちたい、本当はただそれだけのことなんだ。
思えば過ぎし日にも、"ボールポゼッション(できるだけボールを支配してパスをつないでいく)サッカーは、カウンター(速攻)サッカーに勝てないのか"という重々しい命題に鬱々と頭を悩ませながら記事を書いている気がしないでもないっすけど、バルサがこれを払拭したのかというと、ぜんぜんそうではないから今年もまた頭をかかえています、チェルシー戦が近づくにつれ。
さるおはスペインのFCバルセロナというチームが大好き。好きなのには理由があります。
なぜ好きなのか、勝つんだぞという気持ちとその理由、もし勝てないならばどうしたら勝利するのか、勝てなかった場合の言いわけ、などなど日頃からうだうだと思っているこれらのことを書いてみます。
一方、チェルシーが、ではなくて正確には品のないモウリーニョ監督が気に入らない理由もあります。が、彼が醸し出した物議の数々にはふれません。
FCバルセロナはボールポゼッションサッカーが得意なチームです。いや、得意かどうかではなくて、ボールポゼッションという文化を持ったチームです。
で、カウンターサッカーをやるチームには負けている(汗)。実際、ここんとこ続けて負けましたよ。
こないだはベティスに勝ったけど、それでもサイドバックの裏はとられてました。もちろん、ベティスもバレンシアもA・マドリーもサラゴサも(直近4試合)、チェルシーのようにくっきりとカウンターアタックのみをパターン化してみっともなく自陣に引いて待つチームじゃない。守備ラインをできるだけ上げて堂々と打ち合いを挑んでくる素晴らしいチームです。ただ、カウンターという選択肢を常に準備していて、得点後は引いて守る、そういうチームです。
チェルシーのカウンター戦略は、自陣に人をできるだけ集めてシュートなんて蹴らせないようにとにかく守る、ほんでボールを横取り(インターセプト)して、一気に前線にボールを送り込むというものです。
守り方を詳しく見ていくと、常に自陣は敵よりも味方が多い状態をつくって、味方の選手同士が離れすぎないように気をつけて、ゴールから遠いところでは各選手が守る範囲を決めて(ゾーンディフェンス)いるけれど、相手がゴール前まで来るとゾーンを無視して敵とボールをしつこく追っかけ回す方法に切り替える。はじめから、相手にシュートさせない作戦です。日頃どんな猛特訓を積んでいるんだろうと思うほどにシステマチックな見事な動きっすよ。さるおの嫌いな反復練習、がんばっているんだな、選手はマシンのように動きますね。
ではボールを手に入れた後はどうなるかというと、敵をかわしてサイドの裏(ゴールの左右、ピッチのかどっこのスペース)へ鋭いパスを出す、飛び出した選手がこのボールをゴール前に折り返す、2列目がシュートする。たったこれだけ、手数はかけない。これがものすごく速い。典型的なカウンターアタックです。
単純だけどもちろん技術は必要で、ボールを奪った選手は「よし、今だ!」という判断を一瞬でしなければならないし、周りの選手もそれを瞬時に理解しなきゃいけない。敵をかわすためにはもたもたしてないでボールを素早く展開しなくちゃいけない。2トップの選手はトップスピードで裏に出されたパスを取りに行かなきゃいけないし、パスを出すほうも受けるほうもオフサイド(根底にあるのは、相手ゴールの前でシュートしようと先回りして待ち伏せするのはずるいから止めようっていうルール。パスが出たときに相手の守備の選手よりもゴールの近くにいると怒られる)にならないタイミングを見極めないと笛を吹かれちゃう。一瞬で得点するわけだから、パスもシュートも上手くやらないきゃいけない。
これを見事にやってのけるチームの典型が、ジョゼ・モウリーニョ監督率いる現在のチェルシーFCです。
それはそれでいいじゃないか?
ええ、もちろん。カウンターという戦略を否定はしないし、実際に、チェルシーは強い。強すぎて腹が立つほどに強い(泣)。マシンのように動くならば、それはある意味美しい(機能美)と言えなくもないかもしれないし、スピード感とスリルはピカイチっすよ。ならばどうしてさるおの目にはそれが"みっともない"と映るのか。
乱暴だけれど一言で言ってしまえば、「それフットボールじゃないもん、ずるいよー」っちゅーことですわ。それは"戦術的カウンター"ではないから。
みんなで自陣に引っ込んで、ボールを横取りする瞬間を待つ。
もし相手がどうにかシュートしても、人だらけだからね、入りませんよ。そしてこぼれたボールを数的有利で拾う。
ほんで相手の陣形が整う前にさっさと得点する。
ボールは支配せず、シュートチャンスは少なくていい。すごい効率の良さ(笑)。蜂の一刺し。
スピーディでかっこいいんだけど、ある条件で、さるおはそれをずるいと感じる。
猫を噛んでもいいのは、窮鼠だけじゃないのか。つまり、追いつめられた格下のチームが、大番狂わせを必死で演じるときの戦略ではないのか。
だからさるおは、カウンターアタックを特訓でパターン化した戦略をビッグクラブがやるのは嫌なんだ。
世界中のクラックたち(たったひとりでも試合の流れを180度変えられる、すごい上手い選手)を選り取り見取りで買ってこられるビッグクラブがこれをやるのであれば、はっきり言って、90分間でシュートチャンスは1回でいい(笑)。そーゆーことになる、そんなの、フットボールじゃねーずら。
このさるお的には"みっともない"戦略の対極に位置するのがボールポゼッションサッカー。FCバルセロナがサッカー哲学として、文化として、誇りを持って継承し続ける、勇気溢れる戦略ですよ。人々はそれを、"超攻撃的"であり"美しい"サッカーだと称賛をおくります。さるおもベタ褒めです。
では、美しいとは何をさすのか。
こちらも乱暴に一言で言っちまえ。「驚きがある」ちゅーことですわ。
パターン化したマシンは驚きを生まないが、バルサには、マシンのように動く選手はいない。ピッチには常に個々の独創性が咲き乱れ、観客は至上のスペクタクルを目の当たりにする。驚きと奇跡を生み出すゲーム、それが美しさです。
バルサには、「美しく勝利せよ」という名言を残した人がいる。ヨハン・クライフ(Hendrik Johannes Cruijff)さんという人です。まだ生きてますよ(笑)。

一時期はバルサの選手でした。そしてまた別の時期にはバルサの監督でした。
「1-0より4-3で勝ちたいな」とか、圧勝するってわかってるときは「シュートをゴールポストに当てたりして大接戦を演じれば、お客さんが盛り上がっちゃうな」とか、とんでもないことを言い出す、ヘンな人です。普通はそんなこと言わない、4-3よりも2-0で勝つほうが心安らかじゃねーか。
そんな破天荒な自由人クライフが指揮を執っていた頃のバルサはドリームチームと呼ばれている。守備なんて無きに等しく、打ち合いを、楽しくそして壮絶に演じていました。自分たちがボールを持っていれば相手は得点できない。バカみたいにあたりまえの話だが、そういう牧歌的な哲学が、おおらかにそこに横たわっていました。
戦略に縛られず速攻と遅攻を自由に選び、広いピッチを存分に使い、選手は自由にポジションを入れ替わり、ボールを支配し、パターン化していない個人技が輝き、常に意外性を求め、数人で行うコンビネーションプレーに驚きがある。失点してもかまわなかった。
自由闊達、人々はそれを極上の美しさだと感じた。まさに、ドリームチームのドリームプレー、サッカーという名の曲芸です。
フランクリン・ライカールト率いる現在のFCバルセロナは、クライフの言葉「美しく勝利せよ」を守っている。
でもすべて同じじゃない。サーカスの時代は過ぎ、世界の強豪たちは美しいということよりも強さを求め、スピードとプレッシャーを極める道を歩んだ。昔のとおりやってたんじゃ勝てない。
ならば、攻撃の質は維持すればよくて、足りないのは型破りな"攻撃的な"守備です。
バルサの守備は4人。3バックより守備が多い4バックはなんだか守備的な感じだけれど、これはじつは攻撃的な布陣です。真ん中の2人だけを残して、両サイドの選手がピッチの際を猛ダッシュ。前線まで駈け上がって行くからです。これは敵陣のゴールの両側のかどっこのスペース(サイドの裏)を上手く使うためね。
つまり、押し込まれているという例外的な局面を除いては、見た感じ2バック。しかも、この守備の最終ラインが高いんだな。慌てるときもあるけれど、この2人はセンターライン付近で守っている。というか、敵陣にいたりするから(笑)自陣はからっぽでゴールキーパーひとりぼっちです。
では前線のフォワード陣は何をしているかというと、とりあえず後ろを向いて、守備の方向に寄ってきます。すると、最終ラインから前線までの距離がみじかくなる。この敵陣内のコンパクトなスペースで選手間の距離をつめ、できるかぎり、これから狙う敵ゴールに近いところでボールを支配する。狭いところにバルサの選手がたくさんいることになるからそもそもボールを奪われにくい。たとえばボールを取られたときでも、「それ守れ!」なんつって自陣に引き返すわけではなく、即座に体を寄せて(プレスをかけて)その位置で奪い返そうと、そういう作戦です。
この布陣は、多くのシュートチャンスを生み、多くのゴールを生む。
ほら、4バックは攻撃的だよね。特に守備ラインが高いバルサの4バックは、超攻撃的な布陣ということになる。
敵に押し込まれるという局面がなぜ例外的なのかは、クライフの言うとおりである。ボールを持っていれば相手に攻撃されない。ボールを支配している以上、攻めるのはいつもバルサだからです。
バルサにとっての敵陣は相手にとっての自陣、敵も必死こいて邪魔しに来る。まごまごしているわけにはいかない。だから選手たちはボールにワンタッチするだけで、神業のようにパスをつなげていく。短い距離のワンタッチのパス交換というのは、すごく難しくて、リスクが大きい。ボールを蹴り上げるような距離じゃないから地面を転がすパス。ということは小さなミスでも相手にとられちゃう。時間をかけて体勢を整えるわけじゃないから、ボールコントロールも難しいよね。こうして常にボールを動かし、常にポジションチェンジし、めまぐるしいリズムと流れるようなしなやかさで相手ゴールに襲いかかる。
速攻ではないから、相手は陣形を整えてゴール前でうようよと待っている。これじゃまるで隙がないや、観ているほうはそう思います。ところが、人とボールが動くと、どうしてもそれにあわせて相手も動く。特に、"思いもよらない動き"は相手の守備に穴を開けます。小さな穴でもいい、その隙間からときにはシュートを、またあるときにはドリブル突破で穴を押し広げてシュートする。"思いもよらない動き"とは、個人技としての独創性であり、集団としての創造性であり、コンビネーションが生む意外性であり、驚き、スペクタクル、どんな言葉でもいいけど、観る者(相手選手も含めて)を驚かせるバルサ・サッカーの美しさなのですね。たとえばロナウジーニョがかける魔法の数々であり、新星リオネル・メッシーが生み出す奇跡の数々なのである。
クライフは「美しく勝利せよ」と言った。
そのためには、自分たちがボールを持っていれば相手は得点できない、つまり、攻撃が最大の防御であるとも言った。
それが通用しなくなった今、ライカールトはクライフの言葉を、「守備が最大の攻撃である」と読み換えたんだと思います。ゴールを守るというただの守備ではない。ボールを奪い取ることを目的とする、攻撃的な守備のことである。
高い守備ラインでコンパクトなスペースを作り、自陣にボールは持ち込ませないぞ、と言ってふんばって、取られたら取り返す。怖がってずるずると後ろに下がったりはしない。
そして、相手にボールが渡り攻め込まれたときだけは大慌てで戻ってくる。これはしょーがないのだ。
「守備が最大の攻撃である」ことを理解するバルサのディフェンダーたちは、泣けてくるような魂のこもったプレーをする。いいオトナが外で半ズボンを履いて"がむしゃら"というのをやっている。どのチームの選手もがんばっているのは同じだが、バルサのディフェンダー(特にキャプテンのカルレス・プジョル)の泥くささは、足りる称賛の言葉がみつからない。当然選手はスピードと運動量を課せられたが、チームは美しく勝利するチームとなった。
これがFCバルセロナである。
すごく違うね、チェルシーと。
バルサはボールを支配しようとし、チェルシーは支配する気がない。バルサは短い距離を転がす素早いワンタッチのパス交換をし、チェルシーはどっかーんと一気に前線にボールを送る。バルサはシュートチャンスが多くて、チェルシーは少ない。バルサは攻撃に人数をかけ、チェルシーは手数をかけない。バルサの選手は縦横無尽にピッチを駆け、チェルシーの選手は(ボールも)縦方向に走る。
そして何よりも、バルサの攻撃には創造性があり、チェルシーの攻撃はパターン化している。
(チェルシーのファンには間違いなく怒られますが)バルサがみせるサッカーは勇気があって美しいです。だから大好き。
もちろん他にも理由はある。下部組織を大事にしていて、コドモたちは夢を失うことがない。民衆に支えられてここまでやってきた。港町らしいひらかれた価値観に基づいた偏見のない文化をチームがそのまま反映している。などなど、たくさんの愛する理由が存在する。また、バルサだけが背負うことになった壮絶な歴史は、Catalonia is not Spain.という一文に集約されている。
このベタ褒めの超攻撃サッカーが、なぜ負けるときがあるのか。
上げまくった守備の最終ライン、からっぽの自陣、このリスクがときに悪夢を生む。オーバーラップしたサイドバック、事実上の2バック、ここに美しさと同居する脆さがある。
カウンターアタックで、このサイドの裏をとられてしまう。あたりまえといえばあたりまえ(涙)。
困った。バルサはあまりにも単純な弱点をかかえているじゃないか!
では、カウンターアタックの方が優れた戦略なのだろうか?それは嫌だ、どーしても嫌だ。美しく負けたくない。美しく引き分けたくない。昨季の欧州CL、(判定について言いたいことはあるにせよ)バルサは、顔を上げて胸を張って勇気を掲げ、チェルシーに、美しく負けた。
なんとしても証明しなければ気がすまない、バルサのボールポゼッションサッカーがカウンターに勝つということを。
フォワード陣はともかくとして、バルサには足の速い選手がいない。これはもうごまかしようがないっすよ(泣)。相手の特攻隊と勝負しても勝てないずら。
そして、バルサの守備ラインがどうなっていたか思い出してください。出っ張ってるのは中央の2人だけ。4人が横一列に整列しているわけじゃないから、あんまりオフサイドの心配をしないでサイドの裏を狙えます。バルサ側から見れば、低い位置でボールを失いたくない。ということは、狙われるのは中盤の底といわれるポジション、守備の1つ前のボランチ(ピボーテ)です。バルサは1ボランチ、この選手は、攻撃の最初の1ステップであり、守備の最初の1ステップ。どう攻撃を展開するかを決定づける重要な役目を担っています。つまり、ボール配りをする。この選手に敵の誰かがはりついて、自由に動けなくなると、しかたがないから前の方から味方がひとりボールをもらいに下がってくる。ここで横取りされるのは嫌です。「高い位置でボールを奪い返そう!」なんて言ってる場合じゃない。大慌てだ。
ボランチ強化、あるいはボランチに張り付くマーカーを外そう。そしてオフサイドトラップ(守備の2人がちょっと引っ込んでパスを受けようとする相手をオフサイドにする)も上手く使いたい。
ボールをとられないようにがんばる、守備の意識を持って相手の攻撃の芽を摘みとって、ずるずる下がらず高い位置でボールを奪い取る。そうだ、バルサにはデコがいるじゃないか!
根性論で片づける気はないが、フィジカルコンディションを保って謙虚でいること、そーゆー部分が影響してきます。
最初だけふんばって1点取って後は守る、というのはバルサのスタイルじゃないんだ。守りきらず、攻撃しきる。それがバルサです。
さて、縁起の悪い爆弾発言ですみませんが、もし仮に明日(あさって)チェルシーに負けたなら、(さるおの威信は)どうすればいいのか。第2戦にむけて選手をかえたところで、システム(フォーメーション)を変えたところで、所詮は選手の配置にすぎない。ボール支配、コンパクトスペース、スピード、プレスという戦い方そのものの敗北になりはしないのか。ボールポゼッションサッカーの敗北になりはしないのか。
もちろん、誰かを売り飛ばして足の速いサイドの選手を買ってくる、というのもありです。でも、愛着のある今の選手たちが大好きなので、他の方法でなんとかしたい。
ということで思いついたYO!
走り方を変えよう。これだ、これ。
陸上競技の選手を思い浮かべてください。中距離走る人とスプリンターって、フォームが違うじゃんか。なんて言ったらいいのかわかんないけど、腰の高さが違う。バルサの選手の多くは中距離ランナーみたいな感じなんだよなー。スプリンターの走りを練習で身につければ、きっとちょっと速くなる。重心の問題なのかな、よくわかんないんだけど、そーゆーことっすよ!
悩みに悩んだ末に考えついた、まさかの大逆転。チェルシー戦には間に合わないYO!でも冗談ではなくて意外と真剣です。
さて、チェルスキーどものスタンフォードブリッジは、何の策略だ、ちくしょう、芝がハゲハゲじゃねーかよーっ!ふざけんな。ということは、縦パス1本どっかーんと蹴って速攻っていうチェルシーは困らないですけど、ワンタッチパスを転がして繋いで攻めあがるバルサには不利じゃねーのかよっ!モウの野郎、今度会ったら(会わない会わない)首絞めてやっぞ。
ラファもたしかそんなこと言ってました。いや、首絞めるは言ってませんね。
ということで、急展開で解決策が見つかったものの、間に合わないので万が一に備えて今日のうちに究極の負け惜しみだけは書いておいて終わりにします。
想像力あふれるプレーは、観ているとわくわくする。驚きとは楽しさのことであり、独創性とは感動のことである。
バルサにはバルサの美しさがあり、チェルシーにはチェルシーの美しさがある。クライフの言葉「美しく勝利せよ」を古き良き時代の理想論だと笑う人もいる。が、ひとつだけ、はっきりしていること。
人の心を躍動させるという意味において、美しい勝利を継承したバルサのボールポゼッションサッカーは、いまだかつて誰にも負けたことがないのだ。
2月22日20:45(日本時間28:45)1st.leg スタンフォード・ブリッジ
3月7日20:45(日本時間28:45)2nd.leg カンプ・ノウ
勝ってくれー!
心ゆくまでさるお、もんち!
>人の心を躍動させるという意味において、バルサのボールポゼッションサッカーは、いまだかつて誰にも負けたことがない
これだけで泣きそうになった。
その通り。
チェルシーファンには悪いけど一番魅力的なサッカーをしてるのはウチ。
今年はどうしても勝ちたい。
だけどこうやって弱点をあげていくと勝てる気がしないのも事実…(不吉!)
しかもここにきて事前予想スタメンでは4-4-2にしてメッシをスタメンから外すときたもんだ。
ちょっとぉ〜!
それはないんじゃないの、ライカーさん。
いつものサッカーをして負けるならいざ知らず、守りに入って万が一負けるようなことがあったらそれは勝負でも美しさでも負けたような気になるとです。
メッシ、スタメン起用がいいなー。
"Number"に投稿してほしいくらい♪
> 追いつめられた格下のチームが、大番狂わせを必死で演じるときの戦略ではないのか。
そうなんですよねーーー。
うん、そうそう、これが私も言いたかった!
なんか、さるおさんの文章読んで、頭の中がスッキリしました。
明日、私達も応援、頑張りましょう!!!
なるほど、バルサとは勇気あふれ、正々堂々と闘うチームであるのは様子からしても、うなづけますね。
あの神業の数々は、そういうところから生まれてくるのかと、読んでて今更ながらに感動しました。
今度の試合は、なにがなんでも小ずるいチェルシー及び、品のないモウ監督をギャフンと言わせてほしいものですね。バルサが誇る、美しいボールポゼッションサッカーで。
わたしも試合を観たいのに観れないから残念極まりないんだけど、かげながら応援しています!せめて、ダイジェストは見逃さないようにしたいと思います。
スゲー気合入りました!ありがとうございます!
勝つこと以上に大事なことがある。
それこそが私がバルサを愛する理由です。
>人の心を躍動させるという意味において、美しい勝利を継承したバルサのボールポゼッションサッカーは、いまだかつて誰にも負けたことがないのだ。
まさにそのとおりですね。バルサは勝ちますよ。私はそう信じています。これまでバルサが見せてくれたものは「本物」でした。明日の試合でも、きっとそれを証明してくれますよね!
ふふふっ、バルサも好きだけどチェルシーも好きな人間の割り込みです(笑
確かにモウリーニョチェルシーの戦術はつまらないとされてますね。
プレミアの中で見れば決して完全なカウンターサッカーとは言いがたいですけど、
バルサと比べてしまえば完全カウンター戦術ですしね。
一方でそのライカールトバルサはまさにリーガらしい、完全ポゼッションサッカー。
やっぱこの対戦は面白い。楽しみ。
私はそんなモウリーニョチェルシーのカウンターサッカーは好き。
確かに引いて守って一発のカウンターで試合を決めるのはつまらないかもしれないけど、
チェルシーはその本来つまらないといわれるカウンターサッカーを完全に極めてる。
ボールを支配しながら素晴らしい攻撃をするバルサはもちろん見てて楽しいですが、
一瞬で局面を変えてしまうチェルシーの完成度の高いカウンターは惚れ惚れしますし。
でも、ライカールトバルサも好きなんですけどね。
私からすれば、どちらも素敵なサッカーを見せてくれるチームです。
まぁ私はミラン好きなので、両方のスタイルが好きってのもありますけど(^^;
(現在のミランはポゼッションサッカーやカウンターサッカーなどの、
全ての中間にいるようなサッカーを見せてますからね。)
チェルシーvsバルサは日曜に地上波でやるので楽しみにしてます。
> やばいですよ、さるおさん。
やばいさるおの長い長い心の叫びを読んでくださって本当にありがとう。長いね、長すぎる、どうもすみません。嬉しいです。
> これだけで泣きそうになった。
さるおもうすうす気づいてましたが、最後だけでよかったYO!そこまでがね、長い、長すぎる。
> 弱点をあげていくと勝てる気がしない
やっぱ戦略対戦略の決戦の場っすね。決勝トーナメントまでくると、どっちの選手が上かっていう比較だけで勝敗はつきません。やっぱポゼッションそのものの威信が懸かっとるんじゃー。
> 事前予想スタメンでは4-4-2にしてメッシをスタメンから外すときたもんだ。
そうそう!システムはどーでもええみたいなこと書いといてなんですが(笑)、さるおもこれがものすごい気になってる!
守って負けるのは嫌でござる。武士の情け、死なせてくれーっ!ぐらいの心境になります。
> 勝負でも美しさでも負けたような気になるとです。
さるおも、これだけで泣きそうだYO!
メッシがスタメン起用(ヨタばなしのスタメンか?)になるように、さるおがサル魔術をかけときます。
さるおが理論的ということは、驚きであり、スペクタクルであり、ポゼッションサッカーです。(チェルシー戦を心配しすぎて疲れています、すみません)
> "Number"に投稿してほしいくらい♪
投稿したら、ばーんと見開き2ページ分くらいになるかな?読めないくらい小さい字で半ページに押し潰されてたらどうしよう(笑)。
蜂の一刺し、小さい蜂が牛とか刺すのはいいんだよね。スズメバチがありんこ刺したらずるいんだ。
> 明日、私達も応援、頑張りましょう!!!
うん!ユニ姿どころか、はちまき巻いてオヤジ丸だしんなって応援します。朝からアブナイ。
> バルサとは勇気あふれ、正々堂々と闘うチーム
おっしゃるとおりっす!どんな状況でも、決して下を向かないのがバルサです。守って切り抜けようとはしない。勝っていても負けていても、堂々とゴールを狙い続けるチームです。
> 品のないモウ監督をギャフンと言わせて
モウの野郎をこてんぱん。さるおも不安がらないで、バルサを信じて、朝っぱらから熱狂的に応援します。(近所迷惑)
> かげながら応援しています!
心強いよ、ありがとう。勝ったら一緒に泣いてね。(負けても一緒に泣いてね。ぐわぁー・・・)
> 勝つこと以上に大事なことがある。
勝つこと以上に大事なことを全うしながら、バルサは勝つぞ!さるおもそう信じてる。
応援しようね!
> この試合だけは勝ちたい。絶対に!
まったく同じ気持ちです。二律背反の答えを、バルサの三又の矛と共に導き出すぞ。
行けバルサ!勝つんだバルサ!VAMOS BARCA!
リバポポ仲間では、またチェルシと当たったら、みんなで勝負パンツ着用という話で盛り上がりました。(笑)
リバポは今季、すでに4回も戦ったんです。
もう、正直うんざりです。。。
バモス・バルサ!
> バルサも好きだけどチェルシーも好きな人間の割り込みです(笑
大歓迎だよー!
> やっぱこの対戦は面白い。楽しみ。
うん!大勝負だよね。
> 私はそんなモウリーニョチェルシーのカウンターサッカーは好き。
本当は、さるおの中にも"チェルシーはこれでいいんだ"っていう気持ちが同居していることは確かで、複雑です、まるで愛憎劇(笑)。それはあまりにも完成されているから、そしてあまりにも強いから。
> プレミアの中で見れば決して完全なカウンターサッカーとは言いがたい
それでも今のチェルシーの戦歴は圧倒的で、このモウさんの実績を持ち出されたら、これは認めるしかありません、完成されていて強いんだと。名将っす。
> その本来つまらないといわれるカウンターサッカーを完全に極めてる。
そう!そこです、さるおの中で愛憎が渦巻いてしまう理由は。
> 一瞬で局面を変えてしまうチェルシーの完成度の高いカウンターは惚れ惚れしますし。
わかる、よくわかる。たしかに惚れ惚れする。見事なんです。
> まぁ私はミラン好きなので、両方のスタイルが好きってのもありますけど(^^;
ミラン、あぶなかったね。PKに救われて、急展開で有利になったね。2ndも楽しみだぞ。
チェルシーvsバルサ、どっちも応援してあげてくれー。
全くもってさるおさんの言うとおりなんですよー。
あんなにカウンターで勝負したいならバスケのチームになれば良いじゃんって思ってます。
しかし自分がやるわけじゃないのに、何か緊張しますよ。。。
よかったー。
気合い入れて応援します!!!
> チェルシと当たったら、みんなで勝負パンツ着用
わー、さるおもやる。やっぱハチマキとのコーディネイトはふんどしでねーと。
観戦できてよかったねー!3点目、ほしかったっす。
勝利もスペクタクルも手に入れたぞ!ぐはは!モウの野郎め、思い知ったか。
> カウンターで勝負したいならバスケのチームになれば良いじゃん
ほんとだー。
さるおも自分がスタメンっちゅーぐらいに緊張しました。よかったよ、ほんとよかった。自分が90分戦ったみたいに泣きましたね。