2006年03月21日

さるお発『SAW II』完全解読マニュアル4 Let the game begin![前半]

さるおです。
ネタばれ記事です。ネタばれコメントも大歓迎です。これから映画をご覧になる方はコメント欄にも気をつけてねー。

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【マイケルへのVIDEO MESSAGE】
こちらに書いてあります。
いきなりですが、デスマスクの顔側の釘みたいなやつの角度、ありゃどうなんだ。刺さらねーずら(笑)。まぁいいや、顔を押し潰すっちゅーことでも(泣)。

【親子ゲンカ】
黒い帽子に黒い服、怪しすぎる釣りキチ三平がいます。女子っぽくなくて、痩せ型だから、可能性としてはオビです。オビはみんなを誘拐してきた共犯だし、後のシーンで"エリックが最後に息子に言った言葉"がよくない言葉であることをジョンが知っているようなセリフがあるから、このときの親子ゲンカを立ち聞きしていた可能性があるなー。
で、何を話していたかというと、ダニエルが"Why are you such a cop 24/7?"(とうちゃんシゴトの鬼だべ?)、エリックが"Hey, it's called being a father."(父親業もやってっぺよ)、ダニエルが"Trust me, you've better be at at being a cop."(いんや〜、とうちゃんはおまわりだ)っていうやりとりをしている。これはすごい大事な会話だね。このときのエリックは警官であって父親ではない。これから映画が進むにつれ、だんだんと父親になっていくんです。
で、離婚したんだなーとか、ダニエルはママんとこに行きたいんだなーとかがわかって、最後のエリックの言葉が"Well then, go!"(かあちゃんとこでもどこでも行っちまえ!)となる。
ダニエルの最後の言葉も興味深いです。"Jesus!"
さるおはジョン・クレイマー(Johnathan Cramer)のイニシャルJ.C.はメシアのイニシャルだと思ってる。Jesus Christね。だからこのセリフはおもしろい。
しかーし!あろうことか英語の字幕がまさかの"John Kramer"!ぐわー、まいった。たしかにCだったのに(涙)。前の記事に書いた"Erik Mason"さんの存在を思うに、CとKを入れ替えましたね。

【マイケルの死体】
す、すごい、まさかの衝撃タトゥー(笑)。右足首の内側に"運"!
運かぁ〜、運が悪くて死んだかぁ〜、と切なくなるタトゥーです。
しかも、すごいピチピチの青ぱんつ!ほんと、切ない(泣)。
そして、この部位のタトゥーが目印で、エリックにはこの死体がマイケルに違いないと確認できる。ということは、ぐわぁー、イヤらしい関係っすね(笑)。いや、ほんと人生は切ない(大泣)。

【警察署内】
ケリー(『SAW』では検死官だったはずの女性警官さん)がビデオをチェックしてるところにエリックが入ってきて、ふたりで立ち話をしているシーン。ケリーの背後の北米地図のとなりに貼ってあるのはアフロヘアーのダーレン・リン・バウズマンらしいですね。切ないってば。
ケリーのセリフ"When did you stop being a cop?"でまたしてもエリックが何者であるかが強調されている。職場では警官じゃないと言われ、家庭では父親じゃないと言われ、しつこいようですが切ないっす(涙)。

【WILSON STEEL】
SWATさん、痛そうでしたね。階段が1段落っこちて、代わりに鉄板飛び出たーーーっ!ジョンの得意のトラップだぜ!
ビリーちゃん高笑いっすよ。かわいいね。でも帰っていくところはさらに可愛かった(というか笑えた)YO!

【ジグソウ秘密基地】
とりあえず、ジグソウ食事中です。飯の時間だYO!食ってんのはシリアルらしい。
充実してます、医療設備が。点滴とか、薬の瓶はともかく、棚に不思議なモンがあるぞ。目玉の入った瓶(笑)。いや、目玉かどうかはっきりわかりませんが、目玉に見えるものがたくさん入った瓶がある。公式サイトでも観られたよね、たしか。
これはきっと、"マイケルの目を手術した人物"が誰なのかということと関係あるんだ。あの人、足引きずってたよね。だからローレンス・ゴードンに思える。しかもこの医療の充実ぶり。ローレンスは生きていて、ジョンのお世話をしていて、今でも医療現場にいる。そう思う。ただ、コメンタリーを聞くと、「あれはゴードンじゃない」って言ってます。コメンタリーが真実なら、手術したのはジョンということになり、ジョンは医者じゃないから、マイケルの目に鍵を埋め込むにあたって、練習しまくったかもしれんですよ!その残骸かもしれんですよ!
ということで、"マイケルの目を手術した人物"は、ローレンスかジョン、どちらともとれるようにしておいた。明らかに、『SAW III』の準備だYO!

【おらちの息子が!】
Well, I haven't looked at the monitors for some time, so it would be hard for me to say. But I would imagine that he's cowering in a corner with a look on his face.(モニターはここんとこ見てねーけんど、ダニエル坊やは隅っこでうずくまってるんじゃねーべか?)
気づけさるお!劇場でね、ここだけが悔しかったっす。単純すぎるトリックにひっかかってしまいました(泣)。
しかもこのヒミツ基地には、後々出てくる"X marks the spot"の額縁と、アマンダが手に取ったスコップ(櫂かな)が置いてある(爆)。額縁はジョンの、向かって右の棚の上、スコップはそれより手前の壁に立て掛けてある。ってことは露骨に時間差なのでした(笑)。
ジョンのセリフは決めゼリフだなー、静かで冷たいたたずまいがド迫力だYO!
I give us about two hours before the gas creeping into his nervous system begins to break down his body tissue, and he begins to bleed from every orifice he has.
ここで笑うんです。ド迫力っす。かっこええですよ。
Oh, yes. There will be blood.
エリックが「うちの子どこだんべ!」とつめよると、"He's in a safe place."、そうっすよね、金庫は英語でsafeっすよね。
さて、ただいま7:29です。

【留守電】
ジョンの声です。
描かれていないけど、第1の事件が完了してアマンダがダニエルを連れ帰って来た時点でダニエルのケータイをアマンダから受け取って、ジョンがメッセージを吹き込んだはずだよね。

【The House of JIGSAW】
アマンダはいちばん起きるのが遅い。まだ寝てる"フリ"かどうかはわからんけど、これは計画通り。最後に起きて大騒ぎして全員に"PLAY ME"を聞かせるためです。ジョナスはしきりに首の後ろを気にしています。ザビエルはしきりに右腕を掻いている。前者はマジックペンの溶剤のせいで、後者は毒物の経皮吸収のせいかな。
ところで第1の"まさか"発見。ザビエルはこちらに背中を向けて立ってて振り向こうとするシーン、首の後ろに数字が無いーーーっ!
アマンダが起きるとすぐに、ジョナスに名前を聞かれるね。で、「アマンダ」って答える。この直後のダニエルのアップは、その後のダニエルの行動をすべて説明することになると思います。ダニエルは、静止して、何か考えているようです。何を考えているか?たぶん、「あぁ、この人のことか」じゃないかな。
ダニエルは共犯者ではありません。でも、知っていることがあると思う。
「ダニエル君、アマンダという名の女性が周りの人たちからキミを守ってくれます。ただし、キミはその女性を守らないとそこから出ることはできない。死ぬことになります。」そう言われているとしたらどうっすかね?
「あぁ、この人がアマンダさんか」と思って、なんとか親しくなろうと話しかける。自分が、恨んでいる警官の息子だとバレたあとも、アマンダに一緒にいてくれるように頼む。アマンダが注射器だらけんなったときは、抜いてたすけようとする。最後、ザビエルに追いつめられたとき、飛び起きて反撃する。
すべて説明がつく。
というわけで、ダニエルのゲームはある意味、すでに始まっていたことになります。ルールは簡単。「アマンダを守れ。でないとおっ死ぬ」
あー、このテレコ探してるシーンではアマンダの首の後ろに黒っぽい色で"7"の数字がどうにか見えます。第2の"まさか"発見(涙)。

【みんなへの"PLAY ME"】
Greetings, and welcome. I trust that you are all wondering where you are. I can assure you that while your location is not important, what these walls offer for your is important. Salvation. If you earn it. Three hours from now the door to this house will open. Unfortunately, you only have two hours to live. Right now, you are breathing in a deadly nerve agent. You've been breathing it since you've arrived here. Those of you familiar with the Tokyo subway attacks will know its devastating effects on the human body. The only way to overcome it and walk out that door is to find an antidote. Several are hidden around this house. One is inside the safe in front of you. You all posess the combination to the safe. Think hard... the numbers are in the back of your mind. The clue to their order can be found "over the rainbow". Once you realize what you all have in common, you will gain a better understanding of why you're here. X marks the spot for that clue, so look carefully. Let the game begin.
あー、金庫の中の解毒剤は1本ですね。

【アマンダはジョンの味方です】
ガスが死んだ後、アディソンがジグソウを指して"He's a serial killer."(ヤツは連続殺人犯よ)って言うとね、アマンダがモーレツに反撃します(笑)。
"No, he's not!"(違うわよーっ!)って。で、"He's testing us. He wants us to survive this."(彼は私たちを試してるの。(私たちを殺したいんじゃなくて)私たちに生き延びてほしがってるのよ)ときた(笑)。
ビデオメッセージしか経験がないはずのアマンダがテレコ見つけた時点ですでにネタばれてますが、ここでも露骨なネタばれだYO!

【The House of JIGSAW】
これ以上の痛みは嫌だよぅ、とジョンが言っている。ガンだというのを説明してます。

【アマンダの数字が消えた!】
ジグソウの館で、みんなが解毒剤を探しているシーン。
ここではみんな宛の"PLAY ME"が繰り返されている。"in the back of your mind."の直後に映るのは、背中を向けてかがみ込んでいるアマンダです。で、アマンダの首の後ろの数字、消えたーーーっ!第3の"まさか"だYO!
この後は、お気に入りの釘バットを振り回したザビエルが名ゼリフ(笑)"Look who's talking, the only door you know how to open is between ya' legs!"を言います。いいね、好きっす。ザビエル好き。

【ジグソウピースとは】
The jigsaw piece that I cut from my subjects was only ever meant to be a symbol that that subject was missing something. A vital piece of the human puzzle. The survival instinct.
人間が失ってしまった、足りないものだと、それは生きようとする心だと、素晴らしい説教でございます。
で、"Would you... kindly get me a glass of water? I would very much appreciate that."(水くれ)とおっしゃる。あたりまえです、食事中ですから(笑)。

【共通点】
ザビエルとアディソンは喧嘩です。ふたりとも気が強いな。
で、ザビエルとアディソンとジョナスが刑務所にいたという共通点が発覚するのを、アマンダが見ている。これ以上のことが発覚するには時間的に早いなーと思っているとタイミングよくローラに呼ばれます。

【ボイラー室】
セラミックのお面をかぶったような死体です。髪が長くて、女子っぽい。でも、お面には血がついているのに、ナイフが刺さった胸は血も出てない。ザビエルがナイフを引き抜いても、まるで刃が汚れてない。じゃぁ、人形かな?人形だったら首輪つける必要ないから、やっぱホンモノの人間だー。でも首にはつながれていた痕(生体反応って意味です)がありません。うーん、ここは謎です。
きっとホンモノの死体かな、オビの知人かもしれんですね。なぜなら、オビ宛の封筒まであるのに、オビったらぜんぜん見ようとしない。オーブンの周りを回ってみたりして、近寄ろうとしない。ということは、すでに知っているんじゃないかな、そこに死体とテープがあることを。これは、オビのゲームがすでに1つ終了していることを示唆していると思う。つまり、ローラや他の人を誘拐したのはゲームだったということです。
役回りとしては『SAW』のゼップ・ヒンドルと似てるね。

【オビへの"PLAY ME"】
Hello Obi, I want to play a game. For years you have burned those around you with your lies, cons, and deceits. Now you will have a chance to redeem yourself for the games you've played with others by playing one of mine. Inside the device in front of you are two antidotes for the poison coursing through your veins. One is my gift to you for helping me kidnap the others, the second is for you to donate. However, one will come with a price. Remeber Obi, once you're in hell, only the devil can help you out.
解毒剤は2本。1本はオビへの、誘拐の報酬ね。もう1本は、『完全解読マニュアル 3つめの記事だけど まえがき』に書いたドロシーへのものです。つまり、誰かと協力しあえとおしえてくれている。

【オビのゲーム】
アマンダは一部始終を冷静な目で見ているが、限界なのはローラ。顔が白いよ、足切ったローレンスぐらい白い(笑)。
ザビエルは、ほんなこたぁおかまいなしにナイフでオビを脅している。が、脅しが効かないな。オビ、首切れんの怖くないみたい。このへんも、オビがすでに修羅場をくぐり抜けた(すでにゲームをやっていて、その結果としてお面かぶった女子が死んでいる)ということの説明かもしれません。
ま、とにかくオーブンに入る。で、2本目をひっぱったら扉が閉じて火がついた!逃げようとして窓側に来たオビが、炉の中で座ってる。
ここで注射器が観察できる。白色半透明に見えるシリンジ、くすんだ黄色の液体、シリンジとニードルの接合部分は水色のプラスティックです。
しかしまぁ、中で膝抱えて座れるってことは、高さがあるな。体の向きを変えられないほど狭くない。物理的には、扉側の悪魔くん(TWISTってバルブを指さしてる子)の方を向けます。
が、熱いから悪魔くんのとこに行けなくて、ついに熱気を吸い込んで死亡。
ほんでここで第4の"まさか"、いったいどれだけあるんだ(涙)。アマンダの首に数字出たーーーっ!黒っぽい色で"7"って書いてあるぅーーーっ!
拾い癖があると思われるアマンダはスコップ(櫂かも)を手にボイラー室を出る。このスコップらしき物体が、ジョンがエリックと対峙するジグソウ秘密基地に置いてある。

【ダーウィンの進化論はもはや地球に適用できない】
You see, Detective, Darwin's Theory of Evolution, survival of the fittest, based on his little trip to the Galapagos. no longer applies on this planet. We have a human race that doesn't have the edge, or the will, to survive. What do you think the cure for canser is, Eric?
ジョンの語る物語は、ほとんどロマンチックですらありますね。ダーウィンの進化論はもはや地球に適用できない。人々は生存への情熱を忘れてしまった。そう語る。美しいね。感動するよー。
What was the last thing you said to him before you left him? Seem to me that the knowledge of your son's impending death is causing you to act. Why is that we're only willing to do that, when a life is at stake?
あー、さるおも怒られてるみたい。ひどいこと言っちゃう時ってあるんだ。明日もあさっても、どうせ相手は死なないと思ってる。わかってるのに、最後にひどいこと言っちゃった相手が死んじゃったら、謝っても謝っても自分が許せなくなるって。人はどうして理解しないのか、終わりの時が来るまで。
エリックは"I've always loved my son. That's never changed."と言うけど、ジョンは"No, no, it's changed now."
You see, the knowledge of death changes everything. In a split second your world is cracked open.
死ぬってわかったら世界が一変するんだよね。
You look at things differently, you smell things differently. You saver everything, be it a glass of water or a walk in the park.
景色も匂いも何もかもが変わるんだ。
But most people have the luxury of not knowing when that clock's going to go off. And the irony of it is that that keeps them from really living their life. It keeps them drinking that glass of water but never really tasting it.
なのにみんな、命を無駄に消費して、結局は1杯の水の味を知らずにいるんだよね。罪深いっす。
っちゅーことでなんとも感動的なスピーチですが、エリックは聞いてないYO!「改心しろ」とか言っとる。で、「おめーだよ」ってジョンに怒られたぁー。

【自殺未遂】
傷心のジョン、崖からぶっとんだ。内蔵飛び出たらしいけど、よく見えないなぁ。で、このときに思いました。「ガンでおっ死ぬのに崖からぶっとんで死ねないなんて、どうなってんだちくしょーめ、こうなったら残りの人生、ミッションに賭けるぜ!だらしないやつを懲らしめるぜ!」と。
ジグソウ誕生。

【ダニエルとアマンダ】
ぐったりと元気のない真っ白なローラが、「あたい、やり残したこといっぱいあるわぁ。話したかった人もいたのにぃー」とついに愚痴り出す。アマンダはそれを怖い顔で観察してます。
ここでダニエルがアマンダに話しかける。アマンダは彼女の最初のゲームについて、被験者になった理由を"Because I was a fucking junkie."と言っていて、これは正しいです。そして今回再び被験者になった理由は"I wasn't being very good to myself."(リストカットの回想シーン挿入)と言っているが、じつはこれが嘘です。嘘だとうことは映画の最後にわかるね。この嘘がバレないようにと、アマンダは検査着を着て、手首には包帯を巻き、首からIDカードのようなモノをぶらさげている。アマンダの肘の内側は今はもうキレイです。
アマンダは刑務所でヘロインと出会った。なのに麻薬所持でタイーホされている。順序がおかしいわけは、エリックの証拠でっちあげによるもの。
ダニエルも、とうちゃんデカだって言わねーほーがいいべ、と気づきました。アマンダもものすごい怖い目で牽制しとる。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 17:49| Comment(2) | TrackBack(0) | さるお発『SAW II』予想/解読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
obiが手をそとに出す直前で、アマンダが自分のお腹になにかぶっ刺してます。
Posted by gの人 at 2010年03月31日 23:12
gの人さん

> obiが手をそとに出す直前で、アマンダが自分のお腹になにかぶっ刺してます。

そっかー。さるお、とてもうっかりしてますね。
この時点でアマンダは注射済み。
でもね、だとしたらアマンダには脱落する可能性もあったわけで、それなりに本気でゲームに参加してたってことだよね。オブザーバーではなく、やっぱりプレイヤーだった。そーゆーことなんだよね。
Posted by さるお at 2010年05月04日 23:12
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