がっつり観ております。グループリーグ1周したところでいろいろ思ったことを書こうかと思っていましたが、1.5周してしまいましたよ。
さるおとしては今年のWCは気合いが入っております。デコの最後のWCっすから。ウォータークロゼットじゃありません、世界杯です。見届けてやろうと。
できれば、ポルトガルとオランダにはこの先しばらくがんばっていただき、準決勝であたってほしい。同じく最後のWCになるジオとの、仁義なき戦いをした2人がピッチを追われて仲良く話し込んでいるという、こーゆー場面がまた観たい。
なんつーのが夢です。
ま、そのためにはポルトガルがふんばらねーと。
で、おフランスがもうダメだなとか、イングランドもあぶないなとか、他にもあちこちの大御所が大ピンチっすね。順当と言えるのはアルヘンくらいで、軒並み番狂わせ。すばらしい。大会直前に怪我とかも多くて、波乱の多いWCです。
強いと思ったところが強い、というのももちろんコーフンするわけですが、強いところが自力でずっこけていく(笑)、というのはさらにコーフンするわけで、じつにすばらしい。
それでも結局は常連さんがトーナメントを勝ち進み、"いつもの"準決勝や決勝になっているのかもしれませんが、さるおの希望としては、大番狂わせが出来るだけ長く続いてほしい。
スペインが1戦目でスイスに負けました。まさにバルサ的プレーで、まさにバルサ的負け方のラ・ロハ。磨きに磨いて、極め尽くしたそのレベルで、結局んとこ、究極の話、ボールポゼッション・サッカーでは勝てないのか、これは終焉なのかよ、という、例によって例の状況でございますね。また無敵艦隊が潜水してしまうかもしれないという(笑)。
(で、バルサにはグアヘが来たので、もうほとんどバルサとラ・ロハは区別がつかない感じで、ということはバルサも潜水してしまうかもしれないという別の恐怖を胸にモウリーニョの顔を思い浮かべつつ、トーレスも来て2トップというオプションを持たないと"対バルサ"に対抗できない、けれどトーレスを連れてくるならズラヒモさんが要らなくなるわけで、それは嫌だな、2年目のズラヒモさんが観たい、兄さんの意地が見たいんだよわたくしは、などなど余計なことまで考えておりますよ)
さて、1.5周して思っていることは、エストレーモが本当にいなくなったな、ということです。少しさみしいっす。いろんなことするけどポジションはウィングとか、サイドから切れ込んでエリア内に突っ込んでくるとかいうのではなくて、もっともっとサイドの専門家。大きく開いてゴールライン際までドリブルで上がって勝負して、ほんでセンタリングを上げる、そーゆータイプ。そーゆー選手が、絶滅危惧種だなと。最後の大物は男フィーゴだったんかなと。
心ゆくまでさるお、もんち!