ウルグアイのハートが強い。とてもとても強いです。チームをぐんぐんとフォルランが引っぱっている。
同僚から袋だたきにされそうなバレーボール級のブロック(笑)の"おかげ"です。幸運までも呼び込んで、赤札スアレスがウルグアイを準決勝に連れて行く。こーゆーチームが優勝しなきゃだめだ。へろへろに疲れましたが、もうウルグアイが優勝だと思います。
さようならカナリア。ルイス・ファビアーノは"華が無い"なんて失礼なことを、言われれば言われるほど、わたくしは好き。心はだにべすに寄り添って、少し泣きましたよ。泣いているときのだにべすはとても小さくて、さるおも泣きました。
オランダは豪華でかっこいいチームですが、もっと入れ替わったり動いてほしいような気もした前半、やっぱブラジルかなと思ってました。が、後半はスナイデルさんもボメル兄さんも前へ前へと押し込んで怒濤の大逆転。オランダの方がハートが強かった。負け慣れてないのはどっちも同じですが、ブラジルのほうが打たれ弱かったっすね、采配も含めて。
さようならアルビセレステ。1発も決めずに去ってしまいますが、アルゼンチン国民のみなさんはレオをいじめないように。かなりがんばってたのは伝わってるだろ。
しかしまぁ、ショックです。テベス〜。レオ〜。かなり泣きましたよ。
ドイツは強いっすねぇ、ほんとに。0-4て。他の国は、たとえばスペインとかね、今すごいスペクタクルだと思うんすね。でも、ドイツはあいかわらず下手(笑)。ラームとか巧い選手もいて、少しは洗練されてきたのかもしんないけど、それでもまだ異様にのけぞりながらパスを出したりしている。身体が大きくてぎくしゃくしながら、(身体のわりに)小さいボールを一所懸命扱っている、という感じがなかなか抜けない。それでも押し切るパワーがある。それでも攻め続けるハートがある。ドイツがここまで強いとやっぱ、これはこれでいいじゃん、かっこいいじゃん、ととても思うわけです。もういいや、ドイツが優勝でも。行ったれ。
パラグアイのハートも強い。スペインとやって、どっちが勝ってもおかしくなかった。気迫のプレスでボールを持った相手を追い回すパラグアイがすごかった。あんたら最高。
ほんのわずかな運の傾きでスペインは勝ち抜け、やっぱカシージャスはすげぇな、という感じになってますが、でもまぁ、攻め切れてなかったし。
スペインはボランチ2枚のままですが、実際はブスケ。横に並ばずアロンソとは縦につなぐ。それならいいやね。
スペインの勝因はもう、ボールに対する執着心しかないだろう。欧州王者で満足しない。欧州王者になったからこそ、世界を獲らねば満たされない。なにがなんでも。そのハートの力がすげぇ。
スペインには優勝してもらわねば。(あちこちが優勝してますが)
EUROを獲ったからこそ、今世界を獲らなきゃ。(ドイツこわいけど)
心ゆくまでさるお、もんち!