2010年08月20日

最終章『SAW 3D』(SAW VII) 完全大予想8 ジル vs. ホフマン

さるおです。
ネタばれ記事です。ネタばれコメントも大歓迎です。これからご覧になる方は気をつけてねー。

予告編を観ると、ジル姐さんがウィトルウィウス的人体図っぽいことになって、大変なピンチです。逃げられそうもない。ホフマンが攻撃している以上、これはゲームでもテストでもなく、処刑っすよね。

ジョンのプランとホフマン自身の過失により、外堀は埋まってしまいました。
ジョンはジルに木箱を遺し、5通の封筒をホフマンに渡させ、6つめをジルに託した。5通の封筒を手に入れたホフマンは被験者を集めゲームを行い、自分もジルの手中に落ちた。
まだ生きているパメラは、自分をこんな目に遭わせ兄を殺したのがホフマンだとわかっている。そしてパメラが、これを仕組んだのはホフマンという刑事だ、とタラ&ブレント親子に話してしまえば、親子もまたホフマンと敵対するだろうと予想できる。
さらに、ジルは誰かに何かを届けた。この人物もまた、ホフマンを追うことになるかもしれない。
そして、ジェフの娘、コーベットちゃん。彼女にはすでにアマンダから情報が入っています。で、コーベットちゃんの証言が報告されれば、セスのゲームだけ違う刃物だと気づいたヘフナーさんもまた、ホフマンの敵になりうる。

ジルを殺したところで、ホフマン絶体絶命の状況は覆りそうもありません。たとえジルを殺しても終わりにはならないと、ホフマンはわかっているでしょーか。というより、ホフマンにはジルを殺すことができるんでしょーか。

I promise you, when all this is done, I will provide a way out for you.
すべてが終わったら、キミには出口を用意すると約束する。
ジョンはジルにそう言いました。逃げ道を用意する、という意味のはずです。ジルを殺すことができないという状況を作り上げた、そう思えます。で、おそらくは、ジルが誰かに届けたあの小包みが、その決定打になるはずっすよね。
でもね、ジルを殺そうが生かそうが自分はもうだめぽ、ということにホフマンが気づいていれば、結果として、どーせ逃げ切れないならせめてジルを殺してやろう、という決断になってしまいそう。

『SAW 6』のエンディングを思い出してみると、ホフマンのゲームの勝敗は、タラ&ブレント親子がもたらすものでした。
親子がウィリアムのLIVEかDIEを決断する前にジルは現場に到着し、ホフマンにヘッドギアをかぶせる。で、DIEの決断のときにヘッドギアのタイマーがカウントダウンをはじめる。ジルは、ブレントがDIEを選択するのを見届けてから「ゲームオーバー」と言っています。
ジョンは、親子がウィリアムを赦せないだろうことを予測していた。結果として、ホフマンをヘッドギアで仕留められるはずだった。ところが実際は、葬り損ねてしまいました。この時点でもう、ジルが殺される運命はほぼ決定したようなものかもしれません。
親子がウィリアムを赦した場合もまた、(これでホフマンが勝者になれるなら)ジルは無傷のホフマンに追われる立場になってしまう。
逃げ道を用意すると約束したのに、"いずれにしてもジルは死ぬ"という展開はジョンにとって、アクシデントなのか、それとも想定内なのか。

ジルにはもう出口がないのなら、こうあってほしいという願望があります。ジョンに誤算は似合わないので。
ジルの目線で彼女の人生を眺めてみる。
ジョンと一緒に都市開発の夢に向かっていた。その大きなプロジェクトの一翼を担い、クリニックを運営して人々を救おうとした。すべて順調。家庭を築こう。ところが、クリニックの患者のせいで我が子は死に、ジョンは人が変わってしまった。家庭は崩壊。もうジョンは戻ってこない。いったいどーすればいいのか。
できることをしよう。患者を救おう。医療で貢献し続けよう。
そしてあるとき、医療で人は救えないと思い知らされる。自分が見捨てた患者を救ったのは、医療ではなかった。
なんだったのさ、あたしの人生。がんばってきたのに、すべては無意味だったのか。
それなら、無意味な人生の出口から出よう。意味のあることをして、ジョンの恐ろしいリハビリの膿を清算して(ホフマンと刺し違えて)、ここから出よう。
こんな心理があるかもしれない。
それなら、最後にきっと笑うはず。あのときのジョンと同じ、恐ろしい、呪うような笑顔で。いや、死んでしまうのなら、お願い、笑ってー。

あるいは・・・
Darwin's Theory of Evolution, survival of the fittest, based on his little trip to the Galapagos. no longer applies on this planet. We have a human race that doesn't have the edge, or the will, to survive.
ダーウィンの進化論はもはや地球に適用できない。人は、生きる意志を忘れてしまった。
The jigsaw piece that I cut from my subjects was only ever meant to be a symbol that that subject was missing something. A vital piece of the human puzzle. The survival instinct.
ジグソウピースの皮膚片は、人間が失ってしまったものの象徴。生存本能だ。
The survival instinct.『SAW VI』でホフマンは、まさにこの"生存本能"を発揮したことになります。
今度はジルが、生存本能を発揮できるでしょーか。

心ゆくまでさるお、もんち!
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