2010年08月25日

映画『SAW』完全解読マニュアル 6 ジェフについての小さな願望

さるおです。
ネタばれ記事です。ネタばれコメントも大歓迎です。これからご覧になる方は気をつけてねー。

1作目からずいぶん経ちました。今、最終章『SAW 3D』(SAW VII) を待ちながら1作目について思ったことを書きます。
このシリーズ作品に、無意味なセリフなんてあるだろうか。無意味に思えるちょっとしたセリフを、聞き流していいのか。

You know, we arrested a dentist last week who liked to play with kids a bit too much. He lived two blocks from here. The sewer lines run under this neighborhood too, doctor.
(先週、コドモにイタズラしすぎた歯科医をタイーホした。ここから2ブロックしか離れてないところに住んでた歯医者だ。この近所は、地下の下水でつながってるんだよな、せんせ)
さるおが密かにお元気だと思っている、タップさんのお言葉です。

べつにね、こんなこと言わなくたっていいだろ。「ゴードンせんせ、わたしはあんたから目を離さんよ」という意味なら、そのまんま言ってもいいし、「近いうちにまた会いましょう、せんせ」とかでも足りるわけだし。
もちろんこれは、単に"人の本質"というものをタップ流に表現したセリフかもしれない。善良に見える人も、心の底には悪の部分を抱えている。それはあんた(せんせ)も同じだよ。そー言っただけかもしれない。

でもまぁ、歯医者、歯医者・・・と考えていたら、可能性に思い当たりました。
シリーズ通して、劇中に歯科医は出てきません。が、このシリーズはとても因果応報的なゲームばかりなんすよね、特に1作目は。外科医は足を切らされ、狂言自殺で手首なんかを切っていると"もっと切ってみろ"と言われる。
となると、"歯医者さんが患者にやっていること"をやらされている人が歯医者だということになる。
椅子に座らされ、麻酔の注射なんかされて、ドリルで歯に穴を開けられる。
いました、そんな人が。ドリル男ジェフ(Jeff Ridenhour)
I'll need more powerful tranquilizers next time.
もっと強い鎮静剤が必要だなーなんて言われて。

このおじさんほど正体不明のプレイヤー(というか、プレイヤーじゃないっすよね)はいません。
アート・ブランクと一緒にゲームをやったトレバー(瞼を縫われた大柄のおにいさん)も、オーレン・クールズ(Oren Koules)が演じたドニー・グレコ(アマンダのデッドセルメイト)も、ジルのクリニックの患者だったという程度にはバックグラウンドが描かれた。全身ピアスのトロイだって、どーゆー人か説明された。でもジェフについては、まったく背景がわからん。ある意味、異質です。

ジョンはホフマンにこう言いました。
It may not be entirely clear, to you right now. But I assure you that the people being tested are a part of something much larger. They're connected. So in the end, all the pieces will fit together and it'll be clear.
今はまだわからないだろうけど、被験者たちははるかに大きい全体の一部分。彼らはつながっている。最後にはすべての断片がつなぎあわされ、全貌がわかる。


全員がつながっているなら、タップのセリフは何を意味するのか。
『SAW 3D』にネッド・ベラミー(Ned Bellamy)がクレジットされる様子はねーし、このままスルーされる可能性のほうが大ですが、彼だって超貴重な生還者のひとりです。さるおとしては、意味のある登場人物であってほしいっすね。

心ゆくまでさるお、もんち!
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