2010年10月27日

最終章『SAW 3D』(SAW VII) 完全大予想17 ネタばれしまくりなのには理由があるはず(公開前の最後のエントリーっす、たぶん)

さるおです。
『SAW 7』は公開直前になってネタばれしまくりっすね。静止画も動画も溢れかえってんなー。これまでの6作品と比べると大サービスな気がしますが、・・・こんなもんだっけ?
さるおとしてはですね、制作者側は当然、いちばんオイシイ部分を隠してると思うわけです。現在流出しているすべては、ミスリードとは言わないけれど、とっておきのサプライズから目をそらさせるものだろうと思うわけね。おどろきは、もっと他にあると。そしてそれはアダムかタップだと。(まだ言ってる)

なので、このエントリーを書いてしまう。ということは、ネタばれ記事ですよ。究極のネタばれ個所かもしれない部分は反転文字にします。さらに、リンク先の情報(英語で書かれたとこばかりです)にもお気をつけください。ネタばれコメントは大歓迎ですので、そちらも気をつけてねー。
さて、3つのことを書きます。

1 the SELF-HELP GURU vs. the SELF-MUTILATION GURU
本日公開されたこちらの映像をご覧ください。
ほほう、やはりサイン会っすね。10月3日のエントリーで想像したとおりです。
で、このサイン会映像の出てくるタイミング(10月27日)が、ボビーのサイトやTwitterなんかと連動しているなら、サイン会は2010年10月28日(Big meeting this Thursday, hope to see everyone!)だということかもしれません(未来だけど)。木曜日に何つぶやくのか、楽しみっすねぇ!

"Your name, Sir?"
お名前は?
"John... Quite an army working for you here, don't you ? Must be spreading a pretty good word."
ジョン。人をずいぶん使っているね。よほど広めなくちゃな(いいこと書いてあるんだろうな)。
"Well we try to reach as many people as possible."
できるだけ多くの人に届けようと努力しているところですよ。
"You don't see anything wrong with that?"
何か、まずいと思わんかね?
"No, Sir, I don't."
いいえ、べつに。
"You know , history is a passion for me and in Ancient Egypt if you're speaking under oath, you will require to say 'If I'm lying, take me to the quarries'. That mean anything to you?"
歴史は大好きだ。古代エジプトでは「もし私が嘘をついているなら、私を石切り場に連れて行け」と宣誓させられた。心当たりはないか?
"No, Sir, it doesn't."
いいえ、わかりませんが。
"Well I'll tell you what it means : If you lie on the public record you subject to a period of enslavement."
なら私が教えてやろう。公の場で嘘をつけば奴隷になるというわけだ。
"What are you implying here Sir?"
何をほのめかせているのです?
"I'm not implying anything."
何もほのめかせてなどいない。
"Move along, buddy. He signed your book."
次の方がお待ちですから。(ケイルのセリフ)
"Thanks for the signature. Nice picture ... but I don't need it. We've met."
サインをどうも。よく撮れてる、私は要らんが。すでに会ってるからな。

うぉー。まさに、SELF-HELP GURU(自己救済のグル)vs. SELF-MUTILATION GURU(自己切断のグル)!
SELF-HELPは思想というか哲学というか、つまり言葉だけの感じで、SELF-MUTILATIONは実際の痛みを伴う"ホンモノ"だっちゅー、素晴らしい対比です。大コーフンっすね。火花が散ってますな、正確には火花は一方的にジョンから出てるわけですが(爆)。
ドヤ顔のポスターを背負って、ニヤケ顔のグル様が、ウキウキとサイン会なんかしてるわけです。商売にしてんのか、ふざけやがってよ。
やはりこんな感じかな。フラナリーさんの表情が、なんともバカっぽいし(笑)。

この映像で問題なのは、最後の"We've met."です。これがさらに過去を指すなら、ジョンとボビーはすでに接点があった、つまり、ボビーはゲームの生存者で、胸の傷はホンモノで、正真正銘のサバイバーだということになりそうです。
ところが、それにしちゃぁバカ面なわけですよ。言ってることも、バカっぽい。ということは、"We've met."はこのサイン会を指すんだろうと思う。ジョンは、「今ここでおまえの顔を見て、しっかりおぼえたよ」と言ったんだろうと思うのです。つまりこれは、未来の再会を指した言葉だろうと。

2 Hello, Bobby. I want to play a game.
ということで、これにつながるのでしょーか。
Hello, Bobby. I want to play a game. You once left me your signature. Today, I leave you with mine. Within the next 60 minutes, you must traverse a series of obstacles to obtain access to your wife. If you fail to reach her before the clock runs out, she will die."
(ハロー、ボビー。ゲームをしよう。おまえはかつて私にサインをくれた。今日は私がおまえにサインを残した。奥さんに会うためには、60分以内にいくつかの障害を突破しなければならない。間に合わなければ、彼女は死ぬ。)
で、ニーナ・スーザン・ケイルという一連のゲームを通過して、ジョイスを救えるかどうか、みたいなことっすね。

3 Jill's Demise(ジルの最後)
これは観てはいけない。グロいのとか、ショッキングなのを楽しみにしているのなら、これは観てはいけません。もったいないから、劇場で観たほうがいい。だから反転文字で書きますよ。
けど、さるおのように、見どころはそこだけでもないんだよなぁ、と思っているなら、後悔しないと覚悟を決めて観てください。YouTubeさんで『Saw 3D Red Band Clip 'Jill's Demise'』を。
これの最後の瞬間をね、これをとにかく観せたかったんだろ、3Dで(笑)。

あっはっはー。すげぇ。さようなら。

心ゆくまでさるお、もんち!
この記事へのコメント
どーも、こんにちわ。

くそー! 笑

このサイン会の動画でジョンとボビーが組んでいる説はなくなりましたね;;

じゃあ1回目のゲームっていつ行われたんでしょう?
こんなバカ面できるってことは、傷も癒えていて、ゲームの恐怖も薄れつつあるってことですよね。
ってことは1回目のゲームからけっこうな時間が経っているように思えます。
それに本を出版なんてそんな短期間でできることではないですから。

そうするとジョンがバリバリ元気なときにゲームをうけたってことですよね?
sawのバスルームゲームより前っぽいよな〜

ん〜謎です。



反転文字動画見ましたよー
あんな簡単に殺しちゃうなんて;;
もはやゲームでもなんでもないです。

いっそのことあんな装置造らずに直接殺っちゃえばよかったのに 笑









ニーナのPasting trapは詳しくはわかりませんxx
ただ、予告編で台?に固定されているのが一瞬だけ映ります。

> 過去に死んだ被験者がいるようにも思えるんですがどうでしょう?

確認したんですが、私の勘違いでした;
全員saw7被験者及び過去生存者でした。



Posted by 七色 at 2010年10月27日 20:29
連コメです。

他サイトでもコメントさしてもらったのですが、へフナー医師も怪しいなぁと思うんです。
(他サイトでは五月色というネームで投稿しています。)


saw6での茶封筒の行方について考えてみる。
ジルが、投函する部屋へ向かう時、掃除員に場所を聞いている。
まず病室だとすれば○○○号室というように番号が割り当てられているはずだから、わざわざ聞く必要性は薄い。だとすると医師の部屋だと考えるのがしっくりくるような気がする。
また扉の横には待合用の椅子が6脚あることから、医師室兼診察室と仮定する。
※日本でも医師ごとに個室が割り当てられていて、そこで診察するという形式はあります。

じゃあその医師とは誰か?
となるとやはりゴードン医師、へフナー医師が有力となってくるわけで、気になる1シーンがある。

saw6にてジグソーピースを切り取るときに使用されているメスが、エディ、セスの2件においては別物だというシーンがある。

そこでの会話。
ホフマン:「そんなもの写真を見ただけでわかるのか?」
エリクソン:「普通はわからないが、彼(へフナー)はこの事件の全ての解剖を担当している」

この会話でへフナー医師がジグソウ事件初期から関わっていたことが判明するのである。

この会話から3つの疑問がある。
1つ目はジグソーピースの切り取りをしていたのは誰か?
会話からホフマンはエディ、セスの2件のみ。ジョンはsaw2の時点で弱りきっていたし、アマンダはジェフゲームで絶命している。
そう考えると、ジグソーピースを切り取れる人物は、ジェフゲーム(saw3)終了時点でいなくなっていたことになる。
どう考えたっておかしい。
この3人以外に絶対誰かいる。
ゴードン医師?ゴードン医師はsaw7予告にて杖生活で歩くのがやっとという感じだったので、偏見ではあるがゴードン医師は除外。
となるとへフナー医師が怪しい

2つ目はなぜ今になってメスの違いを言い出したのか?
解剖+写真でわかるのならセスの解剖を担当した時点で、すでに気付いていたんじゃないか?
となるとへフナー医師はあえてそのことを隠していたことになる。
ん〜やっぱり怪しい

3つ目は「最前列で見ているのは誰か?」ということ。
sawの名言の一つに『ジグソウは最前列で見ている』というのがある。
最前列とは何か? 壁の穴から覗き見ること?ビデオで監視すること?
まぁこれも最前線といえば最前線である。
じゃあゲームに失敗した場合はどうだろう
解剖を担当する者こそ一番最前列で見ているのではないか?
被験者の行く末を実際にみているのだから…。

もうこうなってくるとへフナー医師が怪しくてしょうがない。
ジグソウの一人であると考えるなら、メスの違いを今になって言い出したのもホフマンをはめるために黙っていたと説明がつくような…






ざっくりであいまいですが、怪しく感じちゃうんですよね。
でもへフナー医師は解剖医なので個室(診察室)をもっているかどうかは微妙ですけどねw





Posted by 七色 at 2010年10月27日 20:37
七色さん

> じゃあ1回目のゲームっていつ行われたんでしょう?

こんなバカ面できるってことはですね、それ、0回目なんじゃないかと思うんです。つまりボビーの狂言。
でも、バスルーム以前だったら、それはそれでおもしろいよねぇ。

> それに本を出版なんてそんな短期間でできることではないですから。

けっこうあっという間に本って世に出るのかもよ。
http://kooks.seesaa.net/article/159455301.html

> いっそのことあんな装置造らずに直接殺っちゃえばよかったのに 笑

いやん、だってそれじゃ、飛んで来ないじゃん。(異常)

> 予告編で台?に固定されている

あ、そーいえばそーだ。ニーナさん、なんかの上に仰向けになってたな。あれはどんな仕組みだろうね。

> へフナー医師も怪しいなぁと思うんです。

うん。あのお方は怪しすぎる。http://kooks.seesaa.net/article/134540507.html

そして"saw6での茶封筒の行方"が医者さんなのも賛成です。
http://kooks.seesaa.net/article/150702919.html
さるおはゴードンせんせだと思っていてね、根拠(ほぼ妄想)はこれ↑っす。

> 1つ目はジグソーピースの切り取りをしていたのは誰か?

これね、明らかにトロイのケースは変なんだよね。
http://kooks.seesaa.net/article/36681477.html
爆発後のはずなんだよなぁ。

> なぜ今になってメスの違いを言い出したのか?

重要証拠なのは確実なわけで、セスんときに言い出してもいいよなぁ、と思うけど、今言い出すのも何でだろう。

> 「最前列で見ているのは誰か?」ということ。
> 解剖を担当する者こそ一番最前列で見ているのではないか?

うーん、これはちょっと疑問っす。ジョンがこの惑星における進化論の適用性まで持ち出して気にかけているのは"生存本能(the survival instinct)"なわけで、生きる意志の有無(あるいは量)を観察するというのが趣旨じゃないかなぁ。
Posted by さるお at 2010年10月27日 22:28
気になったので、一応和訳の訂正です。

"You know , history is a passion for me and in Ancient Egypt if you're speaking under oath, you will require to say 'If I'm lying, take me to the quarries'. That mean anything to you?"

歴史は大好きだ。古代エジプトでは真実を話す証として「もし私が嘘をついているなら私を石切り場に連れて行くがよい」と宣誓させられた。心当たりはないか?

〜中略〜

"Well I'll tell you what it means : If you lie on the public record you subject to a period of enslavement."

なら私が教えてやろう。公記録で嘘をついた者は、その嘘に支配されるということだ。
(ちょっと意訳)

"lying""lie"は「嘘をつく」の意味の方ですね。要は「公然と嘘をつくとその嘘がいつまでもついてまわる」ということだと思います。

因みに"We've met."は2人が既に会っているという意味と思います。ただし、ジョンは認識しているがボビーは認識していない。つまりアマンダのテープで言っていたように"You don't know me, but I know you"ということ。

ご指摘の通り、ボビーは本当にゲームの生存者で正真正銘のサバイバーということだと思います。
Posted by radish950202 at 2010年10月28日 10:24
Zの予想お疲れ様です。
公開まであとわずかですね!
今から前売り券を交換しにいってきます(笑)

最後にさるおさんの記事を全部読み返しました(ひ、暇人

読めば読むほど妄想が(笑)

ゴードンせんせがでてくるなら
Tの最後でアダムに「かならず助けをよぶ」といったのは
実行したのか(だったらバスルームも発見されてる…)
とか
時系列に穴はないの?とか
(解剖シーンのジョンのタグの日付って
解剖日でいいんですかね?死亡日付とかではないんですか?)
放火事件の全貌とか
まだまだ妄想したりませんが、
時間がありません!(笑)
土曜はあたますっからかんにして楽しんでこようと思います♪

Posted by むちゃこ at 2010年10月28日 17:36
radish950202さん
ありがとうございます。慌てるといいかげんに読んでるものですねぇ。

> 因みに"We've met."は2人が既に会っているという意味と思います。

これはどーなんだろうね。"I know you."ではなく"We've met."だと、まだ会ってない気もしませんか?
っちゅーか、正真正銘のサバイバーであのバカ面て、あり得るんかな(笑)。
Posted by さるお at 2010年10月28日 17:41
むちゃこさん
ほんともうすぐっすねー。楽しみだけどさみしいなぁ、いつまでも続いたって困るけどさ(笑)。

> Tの最後でアダムに「かならず助けをよぶ」といったのは実行したのか(だったらバスルームも発見されてる…)

男ゴードン、やるときゃやると思うんです。ここぞというときは有言実行の男であってほしいなと。
そんでもバスルームを隠しておこうと思えば(バスルームの被験者であり同時に仕掛け人でもあり)、それはそれでいいわけだしさ。

> (解剖シーンのジョンのタグの日付って解剖日でいいんですかね?死亡日付とかではないんですか?)

いや、これはご指摘のとおりなんです。ただ、解剖はフレッシュなうちにやるでしょ、死亡日と解剖日はニアリーイコールでしょ、と思うだけなのです。

劇場に入ったら、妄想はすべて忘れようと思います。ほんで、いろんなことに驚きたいと思います。楽しもうねー。
Posted by さるお at 2010年10月28日 18:11
もうすぐでさるをさんのSAW解読も終わりですね…寂しいです。来年のDVDが出る時の解読はまだされるんでしょうか?
すべてが紐解かれたら、解読しようがなくなっちゃいますよね。でも楽しみにしてます!まだこれからが本番ですが、ひとまずさるをさん、7年間お疲れ様でした☆明後日の公開、お互い楽しんできましょう〜!
Posted by taka at 2010年10月28日 21:54
takaさん

> 来年のDVDが出る時の解読はまだされるんでしょうか?
> すべてが紐解かれたら、解読しようがなくなっちゃいますよね。

もうご承知のように、なーんも紐解かれなかったので、解読しまくるつもりではいます。が、新ネタはないみたいだし、旧ネタも手のつけようがなさそうだしなぁ。
とりかくまずは、7について語り合おうねー。
Posted by さるお at 2010年10月31日 22:56
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