スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、ホグスミード村を紹介します。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。
【村の紹介】
ホグワーツ魔法学校(Hogwarts School of Witchcraft and Wizardry)の南に位置する小さな村ホグスミード(Hogsmeade)は、イギリスで唯一、魔法使いの、魔法使いによる、魔法使いのための村。魔法使いしか知らない村です。
ホグワーツの生徒は3年生以上になるとこの村に遠足に行きます。要・親か保護者の許可サイン。
この村に住人は、マダム・ロズメルタ(Madam Rosmerta)とアバフォース・ダンブルドア(Aberforth Dumbledore)、そしてハニーデュークス(Honeydukes)のAmbrosius Flumeほか。
ちなみに、ホグスミード(Hogsmeade)という名前。hogsはイノシシですが、これは"Hogwartsの短縮形"のようなものであって、学校を指すのではないかと思います。ホグワーツはお城だから、ホグスミードはいわば城下町なのではないか。meadeのほうは、最後の"e"を外して、ハチミツ酒を意味します。遠足のことを考えると、ホグワーツ生のハチミツ酒、つまり、お勉強の後の甘いお菓子、息抜きの場であり、ごほうびなんすね。そんな感じがします。
【The Three Broomsticks】
ホグワーツの先生にも生徒にも大人気の地元のパブ。オーナーは、ロンを含む数人のホグワーツ生が片思いしている、ブロンドに青い瞳の超美人マダム・ロズメルタ(Madam Rosmerta)。バタービアの美味さが評判の人気店で儲かってまんがな。階上はマダムの住居です。
ロズメルタはローマ・ケルト神話に登場する豊かさの司る女神の名で、 "good purveyor"(良い御用商人)の意もあります。
メンバーではないけれど、不死鳥の騎士団の存在を知っていてお手伝いは厭いません。
パブの2Fで、マクゴナガル先生とファッジとフリトウィック先生とハグリッドの会合があった以外これといって重要な役割のなかったマダムですが、『HBP』ではなんと(『HBP』のネタばれ→)ドラコに利用され(Imperius Curse)、呪わしーいネックレスをケイティー・ベル(Katie Bell)に渡してしまう!
【Zonko's Joke Shop】
Joke Shopをやりたい!そう切望するフレッド&ジョージ(Fred and George)が見本にしたお店。ハリーにプレゼントされたトライウィザード・トーナメントの賞金を使って、Zonkoを買っちゃおうと考えていた双子ですが、このキケンなご時世にホグワーツ生の遠足が禁止になったら商売できねーずら、と心配して計画変更。(ついに彼らが夢を叶えたジョークショップ"Weasleys' Wildfire Whizbangs"はなんと魔法界の銀座、ダイアゴン横丁(Diagon Alley)に!)
【Hogsmeade Station】
ホグワーツ魔法学校の最寄り駅。キングス・クロス(King's Cross)を出発したホグワーツ特急(Hogwarts Express)が直行でやってくる終着駅です。
【The Hog's Head】
"The Three Broomsticks"と比べ、"変わったお客さん"に愛される"変わったパブ"。吊り看板は、ちょんぎれた雄豚の頭から血が滴る絵!
床なんて汚れを塗ったようだし、汚れのせいで窓から光も入らない、こきたな〜い一杯飲み屋でしかもヤギ臭い(笑)。お客さんも鼻を覆うほどです。バーテンダーは言わずと知れた校長(Albus Dumbledore)の弟アバフォース・ダンブルドア(Aberforth Dumbledore)。
1階は間仕切りのない店内で、階上にはいくつか部屋がありインを兼ねている。
こんな場所なのに、重要な事件はなぜかここで起きています。エセ占い師シビル・トレローニー(Sybill Trelawney)がヴォルディとハリーについての予言をしたのもこの場所だし、ハグリッド(Hagrid)がクィリナス・クィレル(Quirinus Quirrell)から違法なドラゴンの卵を買ったのもここ。Dumbledore's Armyの会合もここで開かれます。
Hog's Headは"樽"の意ですが、よくよく見るとHogwartsの頭、あるいはHogwartsの校長。ダンブルドア・ブラザーズにより水面下で機能してますねぇ。
【Dervish and Banges】
さまざまな道具の修理と販売をするお店。目抜き通りの端にあります。
【Scrivenshaft's Quill Shop】
目抜き通りに面した文房具屋さん。
【Gladrags Wizardwear】
ロンドンとパリに支店を構える衣料品店。奇妙なものをたくさん売っているけれど、なかでも自慢は奇妙な靴下の品揃え!
靴下が豊富ということは・・・校長、お得意様ですね。
【Madam Puddifoot's】
わき道を入ったところの小さいカフェでホグワーツのカップルに大人気。バレンタインデーには、ピンクの紙吹雪をカップルに降らせるために金色の天使を雇います。
【Honeydukes Sweetshop】
魔法界一有名なお菓子屋さんのひとつ。Chocolate Frogs、Licorice Wands、Cockroach Clusters、ヌガー、ピンク色のサイコロみたいなココナツアイス、はちみつタフィー、そして特製ファッジ、ほかにもチョコレートとかがいっぱい・・・なんでも売っている!ホグワーツ特急(Hogwarts Express)内でワゴン販売されるのもハニーデュークスのお菓子です。
お店の上は住居でオーナーのFlume夫妻が住んでいる。
ホグワーツ3階の猫背の魔女の像からハニーデュークスの地下室まではヒミツの抜け道でつながっています。
【The Post Office】
フクロウ便のステーション。能力(速さ)によってランク分けされてカラーコードをつけられたフクロウを使っています。
【The Shrieking Shack】
ホグワーツのゴーストたちですら近づかない、ブリテンで最も呪われていると言われる"叫びの屋敷"。暴れ柳(Whomping Willow)に守られていて、フレッド&ジョージもですら入れなかった難攻不落のお化け屋敷です。本当の使用目的を知っていたのは、校長と、使用者と、使用者の友人3名と、セヴルス・スネイプ、そしてマダム・ポンフリー(Madam Pomfrey)のみ。
心ゆくまでさるお、もんち!
さるおさんは、どう思われましたか?
ロズメルタさんは、パブのオーナーであり、いろんな人とかかわるから、ある意味情報屋みたいな役割があるのかな?
HBPもう読まれてるんですねー。さすがにネタばれだから、我慢しようと思ったんだけど、この場合は読んだほうがいいかなぁ。
それから、The Hog's Headっていうパブは、ダンブルドア校長の弟の店だったのか!って今更ながらにわかりました。でも、こきたな〜い店で、ヤギ臭いような店ならば、一見、オーナーがダークウィザードと勘違いされそうですね。
もうそろそろまたハリポタの世界に戻り、じっくり読み直そうと思います。
Joの爆弾発言って、"ひとりは死を免れるけど、死ぬ予定じゃなかったふたりが死ぬ"ってやつですか?
死を免れるのは死ぬ予定だった人、つまりストーリー上は死にそうだった人だよね。ハリーとか、ロンとか、ハグリッドとか、ドラコとか、ペティグリューとか、アーサー・ウィーズリーとか、スネイプさんとか、オリバンダーさんとか・・・うーん、いっそのことヴォルディとか(笑)。
死ぬ予定じゃなかったふたりは、ハーとか、ルーピンとか、マクゴナガルとか、ヴィクター・クラムとか、フラーとか、うーん、いっそのことフレッド&ジョージとか(笑)。
まだわからないっす。でも考え甲斐はありますね。考えます。必死こいて考えますよ。
ニンフさんはどう思う?
マダム・ロズメルタはやっぱりあんまりビッグロールがないんだ。『HBP』はペーパーバッグが待てなくてでっかいので読んじゃった(笑)。この記事のネタばれは重要ではないです。でも、種明かしを知らないほうが、『HBP』を読む時に楽しい、とは言えると思います。
ちなみに、情報屋みたいな役割があるのは校長の弟のほうだな。で、本の中でも今のところちらっとしか紹介されないんです、この弟は。でも、とにかくただ者じゃない。彼は少なくとも大事な何かを記憶しているはずだし、それ以外にも役割がありそうな人です。
> ハリーは死なないと思うんですけど・・・。死んじゃったら、ありきたりな物語になってしまうし
ものすごい微妙っすよね。
7冊(今のところ6冊)を通して、Joは"コドモからオトナへ"という成長を描いていると思います。特に『HBP』の最後では、オトナになる瞬間を描いてる。ハリーは、自分を守ってくれるオトナがいなくなって、引きずり出されて人生と向き合うんじゃなく、自分の意志で顔を上げて自ら人生に挑まなきゃならない、ということをついに理解するわけです。だったら、顔を上げたらとたんに死んじゃった、ちゅーのはまずいっすよね。それに、ここで死んだら"ただのヒーロー"になっちゃう。
だけど、続編云々のことを考えると、(Jo自身もポアロを引き合いに出して言っているように)Joがハリーを死なせるとしても、それはそれで無理もないなぁ・・・。
ハリーには、ヒーローじゃなくて、これからも生きていく青年でいてほしいんだけど。
とにかく『HP7』大予想、必死で考え中っす。
私も今”賢者の石”から読み直してます(もちろん日本語版ですけど。)
> 死なせる以外の方法で誰も続きを描けないよう最後を締めくくる方法を見つけてほしいです。
これ大賛成!難しそうだけど。
例えばまったく逆に、死んじゃうけどハリーとしてはハッピーエンドっちゅーのはどうなんだろう?パパ・ママとも会えるし、DDが言うように、長い1日の終わりであって、次の冒険が待ってる。"次の冒険"とは言っても天国にいるわけで、もう誰も続編を書けないような気はします。
> 私も今”賢者の石”から読み直してます
ぐわぁー、さるおをも読もうかな。
でっかいってゆーと、ひょっとして分厚くて表紙が固いやつですか?
それも、もう読んじゃったの?すごいなぁ〜。
>種明かしを知らないほうが、『HBP』を読む時に楽しい、とは言えると思います。
そっか、重要ではないとすれば読もうかなぁと思ったけど、楽しみにしてたほうがいいからね、やっぱやめとく。
>でも、とにかくただ者じゃない。
強烈なキャラみたいだし、店の様子とかからも、なんか有りそうな気はしますよねー。
先がおもしろそう!
> 分厚くて表紙が固いやつですか?
うん。ほとんど手首が折れそうになりながら、必死で読んだYO!
> 強烈なキャラみたいだし、店の様子とかからも、なんか有りそうな気はしますよねー。
くせ者っすね。『HP7』ではアバ爺の動向に注目っす。