『CALENDAR GIRLS/カレンダー・ガールズ』を観たよ。白血病研究基金の資金集めのためになんと脱いでしまった50代、60代の普通の主婦たちの青春ムービー、実話そのまんまです。
監督、ナイジェル・コール(Nigel Cole)。
出演は『THE COOK, THE THIEF, HIS WIFE & HER LOVER/コックと泥棒、その妻と愛人』『GOSFORD PARK/ゴスフォード・パーク』のヘレン・ミレン(Helen Mirren)。最近はハリー・ポッター・シリーズに登場するウィーズリー家のママ"モリー"でお馴染、『BILLY ELLIOT/リトル・ダンサー』のジュリー・ウォルターズ(Julie Walters)。『IRIS/アイリス』のペネロープ・ウィルトン(Penelope Wilton)、『BEAUTIFUL PEOPLE/ビューティフル・ピープル』のリンダ・バセット(Linda Bassett)、ほか。
イギリス北部のヨークシャーで暮らす仲良し主婦のクリス(ヘレン・ミレン)とアニー(ジュリー・ウォルターズ)が、白血病で亡くなったアニーの夫ジョンを偲ぶため、自分たちのヌードカレンダーを作ることを提案したのは、婦人会に参加する仲間たち。ヌード大反対の婦人会大組織に潰されそうになりながらもついに完成したカレンダーは、イギリス中で大反響を巻き起こし、ついに中年のヌードスターはハリウッド進出!
巨大な組織が立ちはだかっても決して諦めずに目的に向かっていくひたむきな姿を描く奮闘記であると同時に、巻き込まれる家族の葛藤、家族の理解や見守るということ、成功が引き起こすクリスとアニーの感情のすれ違い、そしてまた友情が亀裂を乗り越えていく様を、じつに爽やかに瑞々しく綴った珠玉の傑作コメディ。
「私は今55歳よ。今脱がなかったら、いつ脱ぐの?」
大胆な行動の背景にあるのは、大切な友人への大切な思いでした。
彼女たちを支え続けることになる、決して本人に読まれることのなかったジョンのスピーチ原稿。「ヨークシャーの花は女性に似ている。成長するごとに美しさが増す。盛りを過ぎても咲き誇る。」名スピーチだね。
この映画は心に残る台詞がたくさん出てくるな。さるおはクリスのだんなが息子に言う「ママの性格はわかっているだろ?思う存分やらせてあげよう。」とかいうのが好きだ。
そうそう、カメオ出演している本物の"カレンダー・ガールズ"もお見逃しなく。婦人会のイベントの対抗チームです。
心ゆくまでさるお、もんち!
さわやかで楽しい映画でしたよね。
さわやかで楽しくて、じーんと感動もありましたね!
子供を持つ身としては、思春期の息子が心配で心配で、ハラハラしてしまいましたが、メディアに踊らされていることに気づき我に返るシーン、夫の深い理解など、最後にはホっとしました。
カメオ出演については気付きませんでした。参考になりました。
ヘレン・ミレンは素敵な女優さんですよね。少し癖のあるところが好きです。
カメオ出演に気づいたり探したり、それも楽しいよね。
この映画は登場人物の心の動きがよく描き出されてると思います。
「ヨークシャーの花は女性に似ている。成長するごとに美しさが増す。盛りを過ぎても咲き誇る。」
こんな言葉をスマートに言える英国の男性って、
すごく格好良いですね。
胸にジーンときました。
そしてそんな女性になりたいと思いました。
この名スピーチ、意味があるのは"盛りを過ぎても咲き誇る"の部分ですよね。なんて美しい表現!感動しました。
スマートに言うのは難しいけれど、そう感じたら、まずは自分で素直にその言葉を受け止めて、褒めたたえることを惜しまない、そんなふうになりたいです。
ほんと、感動でした〜。
英国らしい、いい映画でしたね。
おばさまたちのお茶目加減と見守る家族の温かさがとっても良い感じでした♪
そうですね、英国らしい作品ですね。
おばさまたち、元気いっぱいで反抗精神があって、まさに青春!見守る家族もまるで"思春期の子がいる家庭"のようで、ほほ笑ましかったなぁ。