『BATTLE: LOS ANGELES/世界侵略:ロサンゼルス決戦』を劇場で観たよ。
監督はジョナサン・リーベスマン(Jonathan Liebesman)、ははーん、『THE KILLING ROOM/実験室KR-13』の監督さんですな!
出演は、アーロン・エッカート(Aaron Eckhart)、ミシェル・ロドリゲス(Michelle Rodriguez)。というか、そっかー、これがクレジットの順番なんすね。
海兵隊2-5小隊の大活躍のおはなしです。カメラはこの10人(減ってくわけだけど)に張り付いていて、戻ってみたら壊滅してた、というでかい話。絶望的でね、もうだめだもうだめだと思って観ているんですが、急にでっかく状況把握できた瞬間にはさすがに笑ってしまいました。おもしろい。
戦争モノというところでは王道っすね。隊の中に仲間外れがいて、だんだんと仲間になって、ヒーローになって、信頼関係を構築するという感動の展開。さらに、絶望的に追い込まれて、ある時点でふっ切れると突然強くなって猛反撃できる、そんで少人数なんだけれども決死の覚悟で立ち上がってついに敵の中枢を叩くわけです。
でもね、おもしろかったっす。
敵の中枢を叩いたと言っても、それもう遅いだろ、他の戦場ではきっと負けちゃってるよ、というタイミングなので、うーん、きっとだめだよね、なんて思う。
人類がしてきたことを他の誰かにやられてるだけというアイロニーも常套手段なわけですが、なんかね、おもしろかった。
わたくしが大好きなミシェル・ロドリゲスさんが、他の隊にたすけられて途中から合流するんだよね。で、彼女をたすけた人たちはすぐ死んじゃって、2-5小隊の生き残りと彼女だけになる。彼女はそもそもマリーンではないので、基地に戻ったら「じゃ、わたしはここで、みなさんごきげんよう」ということになるはずのころ、次のバトルに自らついてっちゃう。
となるとわたくしは、合流前に彼女に何があったのかが知りたいのでございます。どこで誰とどーゆー状況になって自分だけが生き残ったのか。そこを描いてくれーい。
しかしまぁ、なんだかおもしろかったっすね。
『THE KILLING ROOM/実験室KR-13』も感想書かなきゃ。
心ゆくまでさるお、もんち!