2012年03月03日

ラ・ヴェッキア・シニョーラ ゼブラ柄の牛が復活する

さるおです。
わたくしは、バルサバルサと騒いでいますが、ユベンティーノです。根っこのところだから、これは変わらない。
ユーヴェといえばイタリアの名門中の名門ですが、同時に、ユーヴェといえばカルチョ・スキャンダル(爆)でございます。カペッロの指揮下で獲った2連覇ははく奪され、06年にクラブ史上で初めてセリエBに降格したとき、デル・ピエロも、トレゼゲも、ネドヴェドも、ブッフォンも、みんなが残留して、さるおはえらく感動したもんです。デシャンの指揮でセリエBを獲り、わずか1年でド根性の返り咲き。しかも3位でシーズンを終えたんでした。
その後のチロ・フェラーラ時代とザッケローニ時代、そしてルイジ・デル・ネーリ時代を経て、シエナをセリエAに昇格させた闘将アントニオ・コンテの時代になりました。

カテナチオという言葉がイタリアで生きている言葉かどうかは知らない。けど、日本人は未だによく使うのでまぁ使ってみますが、カルチョってやっぱりイメージではカテナチオだよねと思うんすよね。ほんとのカテナチオだと守備の後ろにさらに1人置きそうなので今は消滅したとして、もちろんここでは広義の、イタリアサッカーは堅守ってくらいの感じですが。とにかく、獲るのは楯(スクデット)であって、やっぱり槍じゃない。で、もう10年くらいの間、それを変えるのはミランだろうと思って観ている。カルチョの世界で、時代のいちばん先を走っているチームがミランだろうって、ミランは攻撃的に行くぞってね。カルチョって、ゆっくり変わっているなぁと。
ところが今年、無敗で折り返して単独首位を走っていたのはわたくしのユーヴェだった。現在は暫定で首位をミランに譲っているけれども、こないだのミランとは引き分けに持ち込んだし、勝ち点差は1だし、ユーヴェには未消化試合がある以上、首位に限りなく近い。もちろんミランは怒濤の大量得点で対抗してきていますが。これはもう、コーフンするのです。もちろん順位は大事だけど(イタリアサッカーだもん)、それよりなにより、コーフンすることがあるのです。あのユーヴェが、お堅いユーヴェが、コンテ哲学の攻撃的4-2-4、あるいはさらに上を行く超攻撃的4-3-3で、カテナチオと無縁なフットボールをやっている。ノーガードで打ちまくるボクサーさながらに、カウンターを食らって追いつけないときは仕方ないという潔さとともに、高い守備ラインと前線から人数をかけるモーレツなプレスで、走りまくっているのです。コーフンするなというほうが無理。もちろん今季も"失点の少なさ"は強力な武器になっているんだけれども、それはコンテが叩き込んだ攻守の切り替えの速さによるもので、走り倒してやろうという気概ゆえっすね。今季のユーヴェの闘争心は凄まじいのでございます。しかーしピッチのど真ん中には、ド根性の対極にあるような美しさの中心には、ピルロさんがいるのですね。とてもおもしろいチームになりました。選手層は厚くない、けれどどこまで行けるか。立て役者になるのはピルロか、マルキージオか。

欧州の舞台に、彼らは戻ってくる。あるべき立ち位置に、戻ってくる。そのときは、めっぽう強くておもしろいショーを観せてくれるに違いないのです。
ユヴェントス・スタジアムもできたしな。サッカー専用で、純然たるクラブ所有のスタジアムっていうのはイタリアでは初めてじゃないのか。12-13のCLが楽しみでなりませぬ。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | フットボールあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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