2006年11月15日

さるおのハリポタ辞典[魔法生物] ハグリッドのペットたち

さるおです。
スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、ハグリッドのペットを紹介します。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。(究極の重要ネタばれ個所は反転色にしてあります。)ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。

● Fang
【紹介】
でっかいけれど、おそらく普通のボアハウンド、グレート・デーンで、オスです。(映画ではナポリタン・マスティフ)
【名前の意味】

【特徴】
強そうな外見だけど、本当は"a bloody coward"(笑)。自分を可愛がってくれる人が来ると喜んでわんわん吠えます。

● Aragog, the Acromantula (1942-1997)
【紹介】
巨大なアクロマンチュラ、オスです。肉食。
年とって、失明して、自然に衰弱死。
【名前の意味】
ラテン語のaranea(spider)とGog(伝説の巨人の名前)を合わせたぴったりの名前。
【特殊技能】
言葉を話す。
【過去】
ホグワーツ生のハグリッドに、タマゴのときから飼ってもらってます、食器棚の中でこっそり。ところがトム・リドルのせいでアラゴグは見つかって逃亡、ハグリッドは退学。その後の住み家はForbidden Forestです。
アラゴグをたすけてやりたいハグリッドが奥さんとなるMosagをみつけてきてくれて、子だくさん。もちろんアラゴグはハグリッドに感謝しているので、森に入ってきてもハグリッドだけは食べません。
【その他】
アラゴグの葬儀はハグリッドとホラス・スラグホーン(Sluggy)によって執り行われました。このお葬式はものすごい興味深いです。だって、"魔法使いの死を悼む歌"を歌うから。
♪And Odo the hero, they bore him back home,
To the place that he'd known as a lad,
They laid him to rest with his hat inside out
And his wand snapped in two, which was sad.♪

● Fluffy, the giant three-headed dog
【紹介】
激レアな巨大な3頭の犬。モデルはギリシャ神話のケルベロス(Cerberus)です。
【名前の意味】
綿毛ちゃん
【特徴】
音楽を聴くと寝てしまう。『PS』ではクィレル先生がハープを、トリオはハグリッドのフルートを演奏しています。
【功績】
Philosopher's Stone(Sorceror's Stone)を隠してある地下室へと通じる3階のトラップドアを警備した。
【その他】
ハグリッドがパブで、フードを被った見知らぬ人からもらった子。"見知らぬ人"は本ではギリシャ人、映画ではアイルランド人です。
警備の仕事が終わったフラッフィーはForbidden Forestに放たれたそうです。

● Norbert, the Norwegian Ridgeback
【紹介】
魔法省が"Class A Non-Tradeable Goods"に指定しているノルウェー・リッジバックのあかちゃん。ハグリッドが卵から孵すとすごい勢いででっかくなるわ凶暴になるわで、ルーマニアでドラゴンの研究をしているチャーリー・ウィーズリー(Charlie Weasley)にまかせよう、とトリオがハグリッドに進言。嫌々ながら手放すことになります。映画ではほとんどカットされてますが、トリオが一所懸命にノーバートを逃がしました。

● Buckbeak, the hippogriff
【紹介】
大好物はケナガイタチ(ferret)などの小さいほ乳類。気位高きヒッポグリフ。
【名前の意味】
Buckbeakは跳ねるくちばし。Witherwingsは枯れた翼。
【功績】
ウェアウルフになったルーピンからハリーとハーを救い、シリウスを背に乗せ力強い翼で大空に逃げました。
【その他】
授業中にドラコを襲った、というほぼ濡れ衣状態で、魔法省に死刑を宣告されたかわいそうなバックビーク。死刑直前にハリーとハーにたすけられ、その後飼い主はシリウスになります。(『OotP』のネタばれ→)シリウスの死後、シリウスの所有するすべてを相続したハリーは、もれなくバックビークも相続します。だから正確にはハリーのペット。ハリーはバックビークの世話をハグリッドにまかせ、アイデンティティを隠すためにウィザーウィングス(Witherwings)という名前になりました。

心ゆくまでさるお、もんち!
posted by さるお at 02:43| Comment(12) | TrackBack(0) | ハリー・ポッター大辞典 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 人間以外の動物が苦手な私は、(怖いもの知らずな)ハグリットを尊敬します。 ウンウン
Posted by sinobu at 2006年11月19日 21:28
sinobuさん

> 人間以外の動物が苦手

人間以外?みんなだめなの?
ハグリッドはほんと、なんでも来いっすよね。しかも本気で愛して可愛がっちゃうしなぁ。
Posted by さるお at 2006年11月21日 05:01
ハグリットってムツゴロウさんみたい。動物なんでもこいな人っていますよね。私もsinobuさんと一緒で動物はちょっと苦手です。人間の世話でいっぱいいっぱいです(笑)毎回色々な不思議生物が出てきて事件にからみますが、ハグリットがいなかったらなにげに解決できないこともあって(厄介ごとの方が多いけど)彼の存在はやっぱり重要なんですよね。
さるおさん、書き込みが午前5時ですが、もしや『OotP』の映画予告を見るために早起きしたんでしょうか?私はさっき見ました!本編早く見たいですね。
Posted by みかりん at 2006年11月21日 09:58
私も見ました〜ベラの人、綺麗な人なのに、映画だとあんな怖くなっちゃうんですね〜
ハグリッドの動物に優しいところは、HP7できっとなにかの救いになってくれるんでしょうか?
HP6では、ハリー達にも授業では見捨てられて可愛そうな役回りだったし。あんなに優しい人なんだし死んでほしくないです。
Posted by chii at 2006年11月21日 18:45
みかりんさん

> 人間の世話でいっぱいいっぱいです(笑)

ほんとっす。さるおなんて自分の世話がぎりぎり(泣)。

ハグリットっていなきゃいけないんだけど、彼自身はけっこう大変な目に遭いっぱなしだよなぁ。

ところで、『OotP』の予告、なんとまだ観てません(爆)。出遅れすぎて焦ってます。
どうどう?どんな感じ?
Posted by さるお at 2006年11月23日 20:33
chiiさん
ベラ、怖いっすか!うーん、ステキ。『チャリチョコ』(バートン版)のやさしいお母さんなのに、"怖い魔女顔"してると思います。『ビッグフィッシュ』の魔女やったときとどっちが怖いかな。

> ハグリッドの動物に優しいところは、HP7できっとなにかの救いになってくれるんでしょうか?

フォークスと絡んでほしいなぁ。とにかく、死んでほしくないね。それはかなしすぎる。
Posted by さるお at 2006年11月23日 20:36
さるおさん、おはようございます。映画の予告もうご覧になりましたか?ポッターマニアから見たのですが、あっというまに終わってしまうので何回も見ちゃいました(笑)ハリーとチョウのキスシーンは、本だとチョウからチュっとしたんじゃありませんでしたっけ?ハリーはしばらく事態をのみこめずにポーっとしていたような。予告だとそんな気がしません、なんかいい雰囲気が漂ってきます(笑)ベラは怖キレイ(エロかっこいいみたいな造語)でした。本だともっと不細工な感じで書かれているけど、ナルシッサと姉妹ならキレイということでしょうか?うーん、ペチュニアさんとリリーさんは違うか(泣)
Posted by みかりん at 2006年11月24日 10:06
TLCで例の「血文字」を見てきました。
おお、ほぼ想像通りの不気味さ&痛々しさ(想像では縦じゃなく横方向と思ってましたが)・・・あれ?でも書いてあることが違わん?本では
“I must not tell lies"
でもこっちは
“I will not break rules"
ハリーって、この時点でなんか校則破りしてましたっけ?どうして変えたんだろう?
HBPで、スクリムジョールに見せ付けなきゃならないのにこれで大丈夫か?
などと一人で騒いでしまいました(笑)
Posted by ニンフ at 2006年11月24日 11:36
みかりんさん
たった今、やっと映画の予告観たよぅ!さるお遅いね。

> ハリーとチョウのキスシーン

あれじゃハリーが向かって行っとる。ぜんぜんウブくねーじゃねーか(爆)。ね?ね?
本のハリーはまったくの受け身なのに。

> ベラは怖キレイ(エロかっこいいみたいな造語)

うんうん!キレイだね。怖いし強そうだけど、なんだかやっと"紅一点"な人登場、と思いました。(すでに出演している女子のみなさんには申し訳ねーずら)

> 本だともっと不細工な感じで書かれているけど、

これね、さるお思ったんだけど、ハリーには美人に見えないってことなのかなーって。ベラの行いを知って、シリウス殺害を目撃して、憎しみのあまり醜く見えてる(ある意味ベラの内面を見てるんだろうけど)んじゃないかなぁ。
Posted by さるお at 2006年11月27日 00:10
ニンフさん
「血文字」?
さるおが観た予告には出てきてないーっ!
ちなみにさるおが観たのはこれです。
http://comingsoon.net/films.php?id=4661

不気味で痛々しいのか。観なきゃ。これから観に行ってきます。

> “I will not break rules"

え。文面が変わっちゃってるの?
“I must not tell lies"の方がよさそうだけどなぁ。
ロン家の庭でね、スクリムジョールに見せんのにね。
(スクリンジャーじゃなくて、スクリムジョールって読むの?『Quidditch Through the Ages(クィディッチ今昔』に同じ名前の人(Scrimgeour)が出てくるんだけどね、んでさるおは原書しか持ってないのでまた確かめようがないのですが、スクリンジャーって読むらしいのになぁ)
Posted by さるお at 2006年11月27日 00:19
あ、ビデオじゃないんですよ、血文字は写真でした。
“New Set Photos From Ootp Including The Writing on Harry's Hand"
っていう記事の所にでてます。(すみません、リンクの貼り方がわかんないので(笑))
他にもootpのビデオいっぱいあったので楽しまれてくださりませ(まるで映画公開直前のような賑わい方ですよね(爆))

そおなんですよ、訳本には「スクリムジョール」となってますが・・・一瞬フランス人かと思いました(笑)
Posted by ニンフ at 2006年11月27日 12:29
ニンフさん
血文字写真、観たよー。本だともっと、傷が深い感じで、血ぃ流れてて怖かったなー。いや、でもあの写真でも充分に不気味っす。
方向がね、さるおも想像では縦じゃなく横です。しかももっとデカイ文字で。なんだか違和感が・・・

> (まるで映画公開直前のような賑わい方ですよね(爆))

だいたいが、予告とか早すぎる(爆)!

> 「スクリムジョール」となってますが・・・一瞬フランス人かと思いました(笑)

そうそう!フランス語読みっぽいよね!
CDとか持ってる人いないかなぁ、そしたら発音聞けるのにぃ。
Posted by さるお at 2006年11月28日 01:47
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