コパ・デル・レイのサラゴサ戦は観たかったです。1-2で勝って、アウェイゴールで準決勝進出もドラマチックですが、なにしろ、大胆な3-4-3でふんばったあたりが興味深い。3-4-3は懐かしのフォーメーションです。
GKジョルケラ、3バックの左にプジョル、センターにテュラム、右にオレゲール。中盤はマルケス、イニ坊、デコ、シャビががっつり固めて、前線は左にメッシ、中央にロニー、右にジュリ。
ヨハン・クライフの90年代ドリームチーム、出たぁーっ!と思ってぞくぞくしましたね。
なぜこの時代のバルサは3-4-3で戦ったのか、なぜバルサのシステムは4-3-3に変わったのか、これらについては"ボールポゼッションサッカーがカウンターサッカーに勝つ日"を読んでいただければわかるんですが、とにかく、守備に関して言えば、3バックより4バックのほうが"攻撃的な布陣"です。だけど、4-3-3バルサの攻撃の主軸は中盤の支配。それを強化したという意味では、中盤を増やしプレスとパスコントロールでピッチを制圧した上で2列目が攻撃参加というスタイルは攻撃力アップなわけで、するとこれはもう、4-3-3と3-4-3だとどっちが強いんだっちゅー話になるわけです(笑)。
このサラゴサ戦のことを考えると、3-4-3で"強くなった感じ"はします、たしかに。中盤低い位置でボールを奪ってシャビとラファの見事なワンツー、そのままシャビがドリブルでぐわぁーっと中央を駆け抜けエリアまで持ち込んで鮮やかにゴールを決めてしまったシャビのあの先制点なんてもう、たまらん美技です。デコのスルーパスにレオが飛び込んでいって、詰めていたイニ坊がダイレクトボレーでどっかーんと、あの追加点ももう、たまらんのです。
攻撃は最大の防御。ボールを支配している限りは相手にチャンスはない。
そうだよ、それがバルサだよ。バルサの哲学、バルサの美学、それなんだよ!と思います。
で、まぁ、この3-4-3をリバポ戦で使うのかどうかわかんないけど、そんで勝てるんならええんじゃー(必死)と思って、3-4-3の是非を問うてみたいと思ったのが、頂上決戦セビージャ対バルサっすよね。
GKは早く本当にビクトリーになってほしい守護神バルデス、3バックの左にプジョル、センターにマルケス、右にオレゲール。中盤は低めの中央(つまり2ボランチ)にシャビとイニ坊、サイドハーフの左がジオ、右がザンブロッタ。前線は左にメッシ、中央にロニー、右にジュリ。
ところが、バスケスのクソ野郎のせいで、アイトール・オシオ(セビージャ)の厳しすぎる赤札以降、バルサの3-4-3は崩壊しましたね。ジュリもザンビーもクラシコに出られない。ジュリの赤札、ありゃ何なんだ、くっそたれ。"厳しい"どころか、うちの小さいのは何もしてねーよ(怒)。バスケスにいつかどこかで会ったら首絞めてやります。
(審判の顔はここでチェック。見たくない顔もおるけどな。)
そして、バルサが9人になった緊急事態に輪をかけるような選手交代。だめだよ、90分間に何度も何度も迷って戦い方を変えるなんて、そんなのだめだ。混乱以外生みださないベンチワークはもうやめようぜ。
ということで、3-4-3がいいのか悪いのか、正直わからないよNE(爆)!
ただ、4バックでサイドの2人がみんなを追い越していき事実上の2バックになりラインを上げるという戦い方と違って、3バックというのは動けないはずです。観たら実際そうでした。DFラインはとても低い。DFがチームを押し上げていくという状況にはならないです。3人並んでずっと自陣にいる。
チームを押し上げるの役目は中盤からです。押し込まれれば中盤がDFラインまで下がってくるし、攻撃するなら上がっていってFWと絡む。中盤と前線合わせた人数が増えているので当然パスはよく回り、バルサのパスサッカーが生きてます。が、別の見方をすれば、コンパクトなサッカーではなくなった。そう感じました。
それから、4-3-3バルサの攻撃の鍵になるのはサイドだったと思います。で、実際、3-4-3というのはサイドに人をさいている。ジオもだけど、今日のザンブロッタはすごかったっす!背番号の11がまるで自然に見えるほどに(笑)、前の方におりました。そして、両サイドハーフが上がるために、レオとジュリは中に切れ込んでDFを引きつけたりしてます。本当に、ジュリとザンビーは行動範囲をそのまんま入れ替えたみたいだ(笑)。前半13分のバルサ先制点がまさにそれです。右前方、はじっこのはじっこまでボールを追っていくザンビーがクロスを放り込む。その頃ジュリはピッチ中央で囮になってます。そして上がったクロスには、今日はCFWのロニ子がヘッド!同時に詰めているのがレオです。あるいは、サイド強化したバルサを見て警戒している相手の意表を突いて中央突破なら、サラゴサ戦のシャビのゴールが好例だと思います。
攻撃の幅はたしかに広がったと思う。サイドも中央も使い、パスサッカーとカウンターを使い分けている。だけど、フィールドプレイヤー10人全員で押し上げてコンパクトなスペースを作りワンタッチパスを素早く回すかわりに、ピッチの隅々まで使うようになったのも事実で、いきなりロングボールは使わないまでも、まずは運動量でカバーしていたように見えます。そして、得点シーンではカウンターが生きている。
本当は4-3-3で、たくさんたくさん努力して、ポゼッションサッカーを"早送りしたみたいな"速攻、つまりもっと攻守を切り替えて一瞬で加速を爆発させろと期待しているさるおとしては、うーん、いいのか悪いのか、判断できねぇ。
"奇跡"ではなく、"勝利"をこの手に。そう思います。
前半13分にザンビーのクロスでロニ子先制。
27分にさようならアイトール・オシオ。
39分ケルジャコフが中央で振り向きざまのゴール。ラファはケルジャコフの背中に背負われ、オレゲールの足届かず、バルデスの手届かず(泣)。
後半15分にダニ・アウベスがFKをどっかーんとゴール。
17分、何もしてない小さいおっさん、さようなら。
ラファとエトー、レオとサビオラが交代。
30分、さようなら、今日はFWかと思ったザンブロッタ。エトーなんてピッチに入ったとたんになぜか黄札。
ロニ子とエジやんが交代。
ロスタイム、3-1はやめてー。ロスタイム、4-1はやめてー。ロスタイム、5-1はやめてー。と泣きそうになってゲーム終了。結果2-1。
ケルジャコフはすごかったです。バスケスの大バカ野郎もすごかったです。
心ゆくまでさるお、もんち!
5:50に起きました。今日は、久しぶりに期待してたんですよ。本当に「強いバルサ」が戻って来たんじゃないか、って…。
しかし、ひどい試合でした。岡ちゃんが言う様に、ある意味では「面白い試合」でもあったかも知れませんが、頂上対決としては…。がっかりです。
3-4-3は懐かしかったー(涙)。小さいオッサンとセルジが重なりました、なんて(ポジションはまるっきり逆だけど)。
とにかく、リバプール戦は捨て身で頑張って欲しいですねー(懇願)。
思ってたんですが、なんだかんだで寝るタイミング逃してしまって
試合中はもう眠気MAXでした。。。^^;;
しかしなんというかもう言葉が・・・
いい形で6日を迎えたかったんですが、
なかなか望みどおりに行かないですね。
にしても世界最高レベルであるリーガの天王山に
何故あのレフリーが・・・orz
まぁ、大事なゲームを落としたのはリバポも一緒ですし、
兎に角納得行くゲームを見せて欲しいです。
お気軽に赤札だしてんじゃねぇぞー!って感じですね。
同点にされる前に2点目をとれなかったことが敗因なんでしょうけどね…。
一時首位をセビージャさんに譲ったけど、まだまだまだバルサの底力はこんなもんじゃない!はず…。これから勝ちまくり!のはず…。
リバポ戦は、もう点を取るしかないわけで、迷いと弱気は禁物で、
ガッツを見せてほしいですね。たくましく戦ってくれー!
>ジュリとザンブロッタは行動範囲をそのまんま入れ替えたみたいだ(笑)。
まさに笑! 外見もやや似てるので大小コンビですね(^^)♪
でコンビそろって赤もらって…涙。 ジュリは無罪だ。許してやってください。
心機一転、CLもクラシコも頑張ってほしいですね!
> 5:50に起きました。
す、すごい。さるおが苦手な"5分前行動"の使い手か。
> 今日は、久しぶりに期待してたんですよ。
さるおもそうだった。国王杯3-4-3だったって知って、なんだかすごくコーフンして、"本当に強いバルサ"になったんだ!って、期待したんだ。懐かしいあのドリームチームに、本当になるんだよ、また!そう思って期待したんだよぅ。
> リバプール戦は捨て身
ほんとにほんとの捨て身。藁にもすがる思いっす。
ところで岡ちゃんさ、いつも全身灰色だよね。
> なんというかもう言葉が・・・
出ません。
涙は出ますが。
> リーガの天王山に何故あのレフリーが・・・orz
あいつの首を絞めようと思います。
わぁー、ドキドキしてきたぁーっ。
セビージャにとっても“セビージャvsバスケス”だったろうな。オシオ、早い時間におうち帰っちゃったし。
ほんとお気軽なクソ野郎だよね。
> これから勝ちまくり!のはず…。
リーガの首位にはまた返り咲けると思うな、なんとなく、すごくなんとなく。(目を泳がせながら)
で、国王杯もまぁ土俵際で根性見せたっちゅーことで、やっぱもう大問題はCLですわー。無心で点を獲りまくるしかない。迷ってる余裕はないし、弱気や混乱は禁物っすよね。90分後にヨボヨボ疲れててもいいから、休みなくガツガツ行くしかねーずら。
> コンビそろって赤もらって…涙。
大小(凸凹)コンビで、25節はボケとツッコミを入れ替わってみたら、そろって赤。なんだかすごいコンビっす(笑)。
> ジュリは無罪だ。
ほんとに無罪だよ。ほんとに。何もしてない。
あとから判定変わるかな。そしたらクラシコ出られるのにー。
僕は生卵攻撃にしときます。
腐ったやつ(爆)
ちいさいおっさんは多分判定変わるんじゃないですかね。
てかアレをレッドと認めちゃったら色々と問題ある気が・・・
おっさんの判定、変わるといいな。
あのまま放置じゃまずいよね。
> バルサはリーガでもどこでも本来の姿を取り戻せてないですが(泣
なんか今季のミランみたいになってきましたね…
ミランは相変わらずなんかダメっすね(泣
DFが8人も試合に出れないとか、もう笑うしかないね(泣
ロナウドがわりと良いのが、けっこう救いだったりします…
> 冷静に考えると、バルサはもう無理っちゅー大方の見方は正しいと思います(涙
普通ならあのアンフィールドでの逆転は難しいと思うんですが、
バルサなら…って感じもしないでもないです。
ただ…3-4-3なんですか?ここにきての奇策は…ウーム。
しかもマルケスはボランチなんですね…
マルケスが唯一代表でも3バックやってる人だと思うのに…ウーム。
> ブッフォンならさるおも欲しいYO(爆
なんか、うち(ミラン)の背番号1番君がバルサ行きという噂が…
> ちなみにバルサはアルゼンチン人を裏門から追いだすクラブですが
ミランも密かにアルゼンチン人に厳しいのは内緒です…
色々悔しいのですが・・・、
唯一の嬉しかったことは、
サビオラが交代で入った時に
セビージャのファンから盛大な拍手があった事でした。
サッカーファンはちゃんと見てるんだよ。
でも納得できない試合でした。
やっぱミランは、っちゅーか、カカーは、すげーっす。
> 普通ならあのアンフィールドでの逆転は難しいと思うんですが、
バルサはあそこでは勝てるんだ。たしかに、勝てる。(カンプノウではなぜか勝てたことないです(笑)。それどころかこないだまで1点もとったことなかったよ)
でも"逆転"となると、今のバルサには無理っすねぇ(泣)。
> ただ…3-4-3なんですか?ここにきての奇策は…ウーム。
なんかね。間違ってるよね。たぶん。奇襲にもなってないし。
> うち(ミラン)の背番号1番君がバルサ行きという噂が…
ジダさん欲しいけど(爆)、うちにはおっちょこちょいだけどバルデスがおるし、心情的にあの子捨てるわけにもいかんしなぁ。
それにジダさん、今のバルサはダメだよ、いいとこじゃない。そうお伝えください。
> 審判にこそ赤カード出したかった試合ですが・・・、
ひどかったよねーっ。ゲームそのものも、まぁ、問題ありすぎだったけど(泣)。
コネホにセビリスタから盛大な拍手があったのはほんと嬉しかったっす。そうだな、これだけ記憶しておくことにしよう(笑)。