スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、登場人物を紹介します。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。
【人物紹介】
リュドヴィク・バグマン(Ludovic "Ludo" Bagman)は、名門the Wimbourne Waspsの名ビーターで超有名人。少年がそのままでっかくなったような魅力的なルド、bludgerがぶつかって鼻が潰れちゃってるし現役時代よりややぽっちゃりしてます。明るい人ですね、まるでブラッジャー・ドランカー的に(笑)。
今は魔法省(the Department of Magical Games and Sports)のお役人です。
"Bagman and Crouch"のタイトル通り、クラウチ・パパとは対照的ですね。
【名前の意味】
ルド(Ludovic)はラテン語で、"I play games"という意味。うーん、ぴったり!
バグマン(Bagman)はもちろん"bag"を持った"man"だから外回りセールスマン!"強要"とか"ゆすり"とか、まさかの意味です(笑)。
【特徴】
ブロンドの髪、青い瞳、童顔のままオトナになって、少年のような人ですね。
【杖】
不明
【パトロナス(守護)】
不明
【好きなもの/趣味】
ギャンブル、かな。
【こわいもの(ボガートが姿を変えるもの)】
不明
【持ち物】
不明
【功績】
名門the Wimbourne Waspsで大活躍の国民的ヒーロー。
【特殊技能】
クイディッチ以外は不明。
【家族/血筋】
兄弟がいます。オットー(Otto Bagman)です。草刈り機を違法改良しちゃった人です(笑)。
【経歴/これまでの人生】
名門the Wimbourne Waspsで名を上げたルドですが、『GoF』の13年前、Death EaterでUnspeakableのAugustus Rookwoodに情報提供なんかして、おめぇもDeath Eaterじゃねーのかっちゅーことで起訴されました。ルドの弁明は、「オーガスタスはパパの友達だし、魔法省の就職を勧めてくれたのも彼だし、ほんとは悪い人じゃないと思ってたから、彼にいろいろ話せば魔法省の役に立ててると思ったんだもん」というもので、The wizengamotはルドを信じて起訴を取り下げます。
QWCではギャンブルの結果フレッド&ジョージやリ・ジョーダンのパパさんに偽金貨を支払わなければならなくなるほどに経済観念が欠如してますが、ゴブリンたちに追いつめられつつも、やっぱりギャンブルが好き(笑)。フレッド&ジョージは当然怒り、かつてのヒーロー・ルドを"turned pretty nasty"(むかつくやつ)呼ばわりしてますが、返せないものは返せない(爆)。
ゴブリンからは逃げられないので、しょーがないから大好きなギャンブルで返そうっちゅーことで、TWTでハリー優勝に賭け、ハリーを勝たせようと必死でしたが、ゴブリンの言い分では「ハリーはセドリックとタイなので、あんた負け」ちゅーことで救いのないルド、TWT直後から逃亡生活っす。今はどこにいるのやら。
【その他】
ルドについては、とてもとても気になっていることがあります。
TWTでゴブレットにハリーの名前を入れた容疑者のひとり、としてJoにまんまと誘導されたせいかもしれませんが、それにしても、確信に満ち満ちたウィンキーの言葉です。
Mr. Bagman is a bad wizard! A very bad wizard! My master isn't liking him, oh no, not at all!
さるお訳:バグマンさんは悪い人!とっても悪い人!私の主人(Crouch Sr.)はバグマンさんがぜんぜん好きじゃない!
もちろん"ご主人様が嫌っているから"悪人だという意味のはずですが、ほんとにそれだけかな。
映画では省略されて、まるで軽い扱いだったルド。原作を読んでいるときは重要人物に思えたルド。QWCでハリーと出会ったとき、懐かしむように、親しみ深い目で、額の傷跡を眺めたルドさんです。
心ゆくまでさるお、もんち!
>バグマンさんは悪い人!とっても悪い人!私の主人(Crouch Sr.)はバグマンさんがぜんぜん好きじゃない!
あの台詞はもしかしてもっと深い意味もあるのかなぁ〜と、思いました
やっぱり闇を裏切っているのでしょうか・・・
いや、さるおさんて本当にすごいです。「何でこんな説が出てくるの!?」っていつも思いながら読んでいます。私なんか良く考えもせずに読んでいたので、きっと半分も分かっていないんだろうなぁ…。
ところで、ハリポタには「アーサー王伝説」が絡んでいるんですよね。っていうことは「北欧神話も絡んでいるんだろうなー」と思って、ちょっと春休みの間に調べてみたんですが、北欧神話のオーディンとロキが兄弟(親子)の契りを交わす時、お互いの血を混ぜたと言います。北欧神話の中では「血の契りは絶対、裏切ったら復讐、報復を許します」だそうです(笑)これがなんだかヴォルデモートとハリーの関係のような気がします。だから、4巻でダンブルドアの目が勝ち誇ったように光ったのかなぁと思って。
どう思いますか?
ウィンキーのこの言葉、すんごい気になるよね。それにね、さるお、ルドってハリーの額の傷をよく知ってるんじゃないかと、そーゆー印象を持ったのね、初めて読んだとき。それが忘れられないんだよなぁ。
はじめましてー。ずっと来てくれてたんだね、どうもありがとーう。
> ハリポタには「アーサー王伝説」が絡んでいるんですよね。
本当は"わからない"が答えです。ただ、符合する事柄があまりにも多い。だから意識しているはずだと、そう思えるよね。
> 「北欧神話も絡んでいるんだろうなー」
さるおもそう思う!ベオウルフもあるし。
> 北欧神話のオーディンとロキが兄弟(親子)の契りを交わす時、お互いの血を混ぜたと言います。
これをハリポタに置き換えると、ヴォルディはオーディンにぴったり符合します。オーディンは戦争と死の神で魔術の達人。泉の水を飲んで知恵を得る代償に片目は失い、ルーンを知るために首を吊って自分の槍で自分を突き刺し丸九日も"自らに"自らを捧げるほどに、知識のためならばどんな犠牲も厭わない。そして最後は義兄弟ロキの息子の狼フェンリルに飲み込まれてしまう。
一方の"トリックスター"ロキはDDを味方につけているハリーです。ハーフブラッド(ハーフジャイアント)という意味ではハグリッドを味方につけていることにも意味があるかもしれないし。
> 「血の契りは絶対、裏切ったら復讐、報復を許します」
なるほどー。そうなると、ハリーの血が流れている今のヴォルディに、ハリーを仕留めるのは無理なのかな。それでDDの目が勝ち誇ったように光ったのかな。
ヴォルディの最期には、狼フェンリルが一役買いそうだしなぁ。こりゃおもしろいっすね!