スーパーポッタリアンなので、愛を込めて、登場人物を紹介します。
が、訳本を読んでいないので日本語訳がたまにヘンだYO!
基本的にはネタばれエントリーなのでご注意ください。ネタばれコメントも大歓迎なので、そっちも気をつけてね。
ハリポタ辞典のもくじはこちらです。
【人物紹介】
風変わりな個性が理由でいじめられっこのルナ・ラブグッド(Luna "Loony" Lovegood)はジニーと同学年のレイヴンクロウ生。仲がいいのはジニーだけで、"Loony"(バカな)なんて呼ばれて孤立しているようですが、本人は"どう思われているか"を気にしていない。信念のある強い子です。DAの極秘練習会を"like having friends"だというルナ、ちょっと切ないな。
ホグワーツ特急の中でパパさんの雑誌"Quibbler"を上下逆さまに読んでいるのが印象的。(そのときの記事は「ある魔法のルーン文字を逆さまにすると、耳を金柑に変える呪文が現れる」という内容です)
ルナの存在意義は"Anti-Hermione"です。論理と事実に基づくことを信念とするハー、その対極にいるのがルナで、彼女は"信頼"そのものを信念としている。強い子です。ハーもえらいがルナも同じくらいえらい。ハーから見ればルナはナンセンスでたよりなく、ルナから見ればハーは心が狭いなと、もう、あんたら、足して2で割ればいいのに(笑)。ハーがついにルナを認めるのは『OotP』の最後です。
人間性というものを生まれながらにして知覚しているようなルナ、人を励まし安心させるのが上手な優しく賢い子です。道徳的で感情的で鋭い洞察力の持ち主で、ハリーの話もきちんと信じます。
【名前の意味】
ルナ(Luna)はラテン語、意味は"月"。
ラブグッド(Lovegood)はもちろん愛"love"と善良さ(good)。
【特徴】
杖をポケットにいれず耳にかけ、バタービヤーのコルクで作ったオレンジラディッシュのイヤリングとネックレスをして、いつも夢見ているような、かなーり風変わりな女の子。ウェストまであるダーティブロンドの長髪にシルバーグレーの瞳で個性的。
【杖】
不明
【パトロナス(守護)】
こちらです。
【好きなもの/趣味】
不明
【こわいもの(ボガートが姿を変えるもの)】
不明
【持ち物】
バタービヤーのコルクで作ったオレンジラディッシュのイヤリングとネックレス
【功績】
Dumbledore's Armyのメンバーとして少なくとも2度にわたるデス・イーターとの死闘を生き延びた。魔法省の"The Space Chamber"ではロンとジニーをたすけ、ホグワーツでも、ネビルと並んでコインの呼びかけに応え、学校を守ろうと立ち上がる。
5年生のとき、ハリポタ最後のクイディッチで実況を務める。ただし、雲の形がどうとか、ジニーはいい子だとか、ザカライアス・スミスは素質がないとか、どんどん試合から離れていくわけですが(笑)。
【特殊技能】
不明
【家族/血筋】
おそらく、純血かハーフブラッド。
ルナのパパさんは、パパさん自身が"人々が知らなければならない重要なことだ"と考える話題をかたくなに掲載し続ける雑誌"Quibbler"の編集長。記事はたいていばかばかしい虚構、かと思いきや、ハーにも記事をバカにされたりするけれど、娘のルナはしっかりとパパを信じていて、その信念のために懸命に闘っている。パパさんの"Quibbler"を信じて守ろうとするルナの信念はすごく奇妙に思えるけれど、ほんとは彼女が正しいんじゃないかな。
家はフォーセット(Fawcett)家やディゴリー(Diggory)家と同じStoatshead Hillで、ウィーズリー家(The Burrow)ともまぁまぁ近いです。
【経歴/これまでの人生】
1981年生まれ。
ルナのママさんは、ルナ曰く、かなーりスゴ腕の魔女。なんでも"実験してみる"のが好きだったママさんは、ルナが9歳のとき、呪文が"rather badly wrong(かなりひどいことになって)"亡くなりました。ルナは目撃者でセストラル(thestrals)が見える。ママさんの死に様を"rather horrible(悲惨だった)"と冷静に振り返り、今もかなしい、でも私にはパパがいる、と乗り越えようとしています。
【その他】
"Anti-Hermione"なルナが読んでいるのもルーン文字、ハーが夢中になっているのもルーン文字。
なんだかこのふたり、ルーン文字の表裏(というか正と逆)のような存在です。
ルナのシルバーグレーの瞳、"silvery"で"misty"だと表現されてます。
!!!
オリバンダー(Mr. Ollivander)さんとまったく同じだぁ!
心ゆくまでさるお、もんち!
2回目のコメントです。ルナの人物辞典、ありがとうございます!私は実はルナ、大好きなんです。みんなに靴を隠されたりしているって書いてあるところを読んで、泣いちゃいました。なのに、ルナは強い、健気、そして優しい!実はハリーのことを一番分かってあげられる子なんじゃないのかなって思います。ぜひぜひ、7巻ではルナに活躍してほしいです!私はハーよりルナ派です!
lovegood、なんてステキな姓なんだろうと思いました。
私はどちらかといえばハーのような考えになりがちな頭固いタイプなので、彼女たちのような年齢の頃は、わかりあえないというか、なかなかルナタイプの子とお友達になることがなかったです。歳をとって大人になった今では彼女のような本当の意味での大きさ、優しさに憧れます。
>あんたら、足して2で割ればいいのに(笑)。
娘にはそんな2で割った女の子になって欲しいです(笑)
映画のルナはとっても評判がいいみたいですね。本を読んでる時はもっとエマ・トンプソンのトレローニー先生寄りな感じの不思議ちゃんかと想像してました。セストラルやベールの声などハリーと同じ経験ができるのでパートナーになっていくのかなあと思いましたが6巻で見事に外れました(笑)
さるおもルナが大好き!彼女はじつはものすごく感情豊かな情熱家で、そして、それゆえに、あったかい。すごく優しい子だよね。痛みがわかる、包容力のある子なんだよなぁ。
ルナ、いじめちゃ嫌っすね。
> 私はハーよりルナ派です!
さるおはハーもルナも同じくらい好きだなぁ。憧れるのはルナかなー。
> 彼女たちのような年齢の頃は、わかりあえないというか、
そうだね。視野を広げて初めてハーにもルナが理解できる。そーゆーもんす。
ルナの方は心が大きくて、来るもの拒まずだけど、そのわりにそっけなく見えたりもするし。
> 歳をとって大人になった今では彼女のような本当の意味での大きさ、優しさに憧れます。
そう言えるみかりんさんは素晴らしい。お嬢さんは足して2で割った感じになれるんじゃないかな。
映画のルナはすげー可愛いよね!誰かとつきあう感じじゃないんだけど。
ルナやネビルは、ハリーが共鳴する対象なんだと思います。特にルナはハリーの理解者であることは間違いないし、ハリーも"ルナによる癒し"は感じてるんだよね、シンパシーを感じるくらいに。ネビルについても似ていて、ハリーは最近ネビルのことをよく考えてますが、ここにもシンパシーがある。
トリオに求められない"理解"というものが、ルナやネビルによって満たされてるなぁと思います。
the Lovegoods have been there for a week already ...
とだけ書いてあるんだよね。会場に滞在してるということは、少なくとも試合は観たはずかな、他の用事(パパの取材とか)もあったかもしれないけど、"家族"で行ってる以上、夏休みの大イベントには参加したんじゃないか。
Dark Markを観たかどうかは・・・後日の"Quibbler"についてなんか記述はあったっけかな?
ハーはハリーに知恵を与えていて、ルナは癒し、納得!
それに、ルナ役の女の子もほんとにピッタリ!!ルートヴィッヒさんのいうように声が天使のようにかわいい!!です。あの声聞いてるだけで心が洗われていくような気がします。目をつぶって聞いたら…とろけます。
> 彼女の声がもう天使のようになんとも言えず甘くて素敵でした。
映画の中でもそうでした!とっても優しい、とっても甘い、とっても可愛らしい声っす。むははー、あの声なら癒されて安心できる。それにけっこう大事なことしゃべってるし。
"見えたり聞こえたり"という条件がハリーと同じなルナ、『DH』では戦いつつも、ハー的な解説役になるかも。
> 傷つきやすくて強くてやさしい女の子!
傷の痛みを知っているからこそ強いんだよね、ルナは。
それに、そうそう、周りの目を気にしない。これは本当にすごいことです。なかなかできない。ルナはかっこええな。
ルナは、自分の直感や、何が正しくて何が間違っているかという自分の判断に自信を持ってますね。だけど意地を張らずに、素直に流れに身をまかせる。さるおも彼女が大好きだYO!
> ハーはハリーに知恵を与えていて、ルナは癒し、納得!
まさしく同感。別々の安らぎを持ってるふたりです。
声も表情も、妖精みたいな子だね。