『LAST DAYS/ラストデイズ』を観る。必ず観るよ。なんの映画かと言うと、"カート・コバーン(Kurt Cobain)最期の48時間"、だから観るのだ!
だから、日本でも公開してください(現在未定)。
【追記:渋谷公園通りパルコ3前の"シネマライズ"にて2006年3月18日衝撃のロードショー!】

監督が、さるおの天敵ガス・ヴァン・サント(Gus Van Sant)だけど、必死で観るよ。
ガス・ヴァン・サント記事3連発、天敵とか言いつつマイブームか、さるお。ガス・ヴァン・サント・プチ祭り、フィナーレですから。
さるおを含む、一部のニルヴァーナマニア(nirvanamania)発症患者にとって特別なこの題材が、催眠術師ヴァン・サントの手にかかっていいのか、甚だ疑問だけどね。勇気をふりしぼって観る。単館でけっこう、公開してくれ。
取り返しのつかないあの48時間を、97分で一気に観てしまってさるおの精神状態がもつかどうか知らんけど、眠くならない程度の緊張感で見せていただきたい。
出演
『THE VILLAGE/ヴィレッジ』『MURDER BY NUMBERS/完全犯罪クラブ』『HEDWIG AND THE ANGRY INCH/ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のマイケル・ピット(Michael Pitt)は、役名ブレイク(Blake)で、カート・コバーンに相当します。

これは本物のカート・コバーン。
『SCARLET DIVA/スカーレット・ディーバ』や『THE HEART IS DECEITFUL ABOVE ALL THINGS/サラ、いつわりの祈り』(原題:LE LIVRE DE JEREMIE) で監督・主演をつとめた『XXX/トリプルX』のアーシア・アルジェント(Asia Argento)は、役名アーシア(Asia)。これははたしてコートニー・ラブ(Courtney Love)なのかどうか・・・。
『MARS ATTACKS!/マーズ・アタック!』『EVERYONE SAYS I LOVE YOU/世界中がアイ・ラブ・ユー』のルーカス・ハース(Lukas Haas)は、役名ルーク(Luke)。
スコット・グリーン(Scott Green)はスコット(Scott)で、ニコール・ヴィシウス(Nicole Vicius)はニコール(Nicole)・・・いつものやりくちだ。さては役者も催眠術にかけたか。
ソニック・ユース(Sonic Youth)のキム・ゴードン(Kim Gordon)も出演しまーす。
http://www.lastdaysmovie.com/
必ずしも真実を語るものではないという。
おとなしく自殺説か?思いきって他殺説か?
泣く子も黙るコートニーに訴えられるのがおっかないヴァン・サント監督、「主人公の名前はブレイクで、カートじゃないかんね。確かに着想の段階でカートからインスパイアされた部分はあっけど、実在の人物を描いた伝記映画じゃないかんね。だって誰も真相は知らんしね。っちゅーか、ぶっちゃけ、コートニーこわいし」と鬼嫁を牽制。クレジットは"based on〜"ではなく"inspired by〜"となっている。
カンヌ国際映画祭でプレミア上映されたこの作品、NIRVANAのメンバーだったデイヴ・グロール(Dave Grohl)曰く、"辛すぎる"映画。同じくメンバーだったクリス・ノヴォゼリック(Krist Novoselic)のコメントは現在不明。
マイケル・ピットの丸顔カートがなんだかちょっと健康的(笑)な気がするが

・・・気にすんな。グウィネス・パルトロウばりに目の回りが黒かったヘドウィグの元カレ(トミー)のイメージなんだろうけど。
元気だった頃のカートの顔も丸かったもんな。

本当のカートは最期の48時間あたりはげっそりだったが、まぁいい、気にすんな。
そういえば、『VELVET GOLDMINE/ベルベット・ゴールドマイン』のユアン・マクレガー(Ewan McGregor)もカートそっくり。

地元アメリカでは2005年7月22日公開・・・夏休み映画っぽくないけどいいのかよ?
ところで、永遠のグランジ・アンセム『Nevermind』は、2005年4月に米議会図書館の重要保存録音物に指定されました〜。ってなんだそれ?
さるお君、カートには(というか、NIRVANAには)思い入れがある。
歌詞も、コード進行も、3人という編成も、まさに絶妙。ニルヴァーナの曲を聴いていると不安定で不思議な気持ちになるね。カートはいつでも感情を絞り出し、自分の体重を減らすことと引き替えに歌を唄っていたように思う。いつも今いる場所から落ちてしまいそうに危なっかしいカートが心配で、カートの怒りの理由を知りたくて、胸が焦げついていたような気がする。荒削りで、衝動的で、繊細で、絶望的で、スリージーな彼らのサウンドは、システマチックな音楽業界に波紋を投げかける一石だったはず。カート君、キミは遠くに行っちゃったけど、そっちで楽しくやってるか?さるおは今でもキミのことが心配なんだ。
パンク好き、ニルヴァーナ好きで、しかもヒマでヒマでしょーもない方は、さるおの音楽史をご覧ください。
【追記】
映画の感想文はこちらです。
心ゆくまでさるお、もんち!
ご紹介ありがとうございます。
m(__)m
しかも天敵の(笑)ガス・ヴァン・サントですか。
カート事件の映画化って昔から話しがあって、僕が前に読んだ雑誌では、カート役やるのはスティーブン・ドーフって書いてました。
だのにこの人ですか?
ヴィレッジ自体忘れたい過去なので、この兄ちゃんの事はおぼえてない。。。
でも観なきゃ。エレファントも観なきゃ。
Last days日本来ると良いですねー。
辛くて見れそうにありませんが・・日記も読まずに取っていますよ。
マイケル・ピットの下着姿はゴツすぎる(笑)
娘のフランシスちゃんの眼・・カートのまんまですよ・・
さるおも観たい!なにがなんでも!
気になって気になって、夜も眠れません(笑)。
ほんとにね、天敵なのにね、ガス・ヴァン・サント祭り。こいつにだけは降伏せんよ!って思ってたのにあっさり屈したね、さるお。
スティーブン・ドーフって美形だよね。ちょっと輪郭が違うんでやめたんでしょうか。
『エレファント』はいい作品でしたよ。眠くならない(笑)。ご覧になったらレビュー楽しみにしてるぞ。
心からカートが好きなファンには今でも辛い映画になりそうですよね。でも観たい!泣きそうだけど。
フランシス・ビーンは、カートの青すぎる目をそのまま受け継ぎましたね。不良ママにいじられないことを祈ります(笑)。
月日が経てば経つほど、カートの歴史は勝手に創られていく気がしますネ。
> カートの歴史は勝手に創られていく気がしますネ。
なるほど、そうですね。なんだかしみじみと、残された人々の身勝手さを思ってしまった。カートの歴史はカートの秘密なんだよね、本当は。
わお!おしえてくれてありがとう!
来春って待ち遠しいけど、シネマライズなら行けるぞ!よかった〜。
やっぱり単館だよね。地方の人は観られないね。しかたないかぁ・・・
まじですか!!!(←コーフン)
さるおもずっと待ってました、この映画。さるお、片時もカートのことを忘れたことはありません(←本当)!
来春、必ず観ようね。
実は今年サーストンムーアに会う
機会がありましてこのことについて
聞きたかったんだけど
ロックスターオーラでやられ聞けません
でした・・・
でもカンヌにはキムと二人で登場してたんで
悪くは思ってないのかなと
カートは本当に不思議で魅力的な人でしたよね
僕も今もカートについて考えることあります
てか忘れたことないです
今もニルバーナを聞くと
時々胸を締め付けられ感じになりますが
本当に出会えてよかったバンドでした
ながながとすみませんでした
> 実は今年サーストンムーアに会う機会がありまして
なにを〜!会ったんですか!いいなぁ。
> ロックスターオーラでやられ
やっぱりオーラが出てるもんなんですか!(さるお、素直にコーフン)
> カートは本当に不思議で魅力的な人でしたよね
カートの魅力っていうのは人それぞれ感じ方が違うもんなのかどうかわかりませんが、さるおはね、"心配"という感じに近かったです。別に、死にそうだと思ったわけではなくて、今いるところから転げ落ちそうというか、危なっかしいというか・・・不安定な感じがして、なんとかしてやらないとまずいんじゃないか、そんな感じ。
> 今もニルバーナを聞くと時々胸を締め付けられ感じになります
すごくよくわかります。さるおも同じような気持ちで今も聴いてます。衝動的で悲痛な美しさ(声もリフも)がね、今でも痛いです。
今でもカートが心配。あっちで元気にやってるかな?
ニヤニヤ(・∀・)
まさか、丸顔ピットが激ヤセとか?
試写会見てきました
めちゃくちゃ傑作です
ゴダールとかの映画が好きで
ソニックユースのSYRシリーズ(ノイズ)好きで感じる物がある方は多分絶対好きです
見方としては流れてる映像やストーリーに
映画に自分を流されずに詩を読んでる感じで鑑賞するとめちゃくちゃくると思います
一つ一つのせりふが意味がないようですげー意味があります
ある場面ではカートの霊が光臨してる錯覚さえ感じます
はやくみんなにみてほしいす
試写会、いいなぁ!しかも傑作だなんて、さるおもうそわそわです。早く観たい。
詩を読んでる感じで鑑賞するといいのか。了解です。そーゆー感覚で観ます。
> 一つ一つのせりふが意味がないようですげー意味があります
そっか、ぼーっとしてちゃダメなんだな、セリフは聞き逃さないようにがんばります。あー、早く観たい。楽しみでしょーがないよぅ。